ヨーロッパ旅行の写真です

ドイツへの機内にて
ヨーロッパ便は昼間の時間に飛ぶため殆ど眠れない。2〜3時間うつらうつらしただけだった。ロシアの上空では 赤茶けた山々が雲の切れ間から時々のぞき、殆どが雲海の上であった。パリまで12時間とても長く感じられる。 パリのドゴール空港に16:15到着し、 フランスへの入国手続き後、ドイツへ出国手続きをして、フランクフルト 行きのルフトハンザ航空191便へ乗り継ぎ一路ドイツへ向かった。19;45フランクフルトに到着し、荷物の受け取り をするが、仲間の3人の荷物出てこない。パリで荷物の積み替えの時に積んで来なかったものと思われ、空港に 探索をお願いして、一先ずホテルへ到着した。
3人の荷物はどうなったかと言うと、2人の分は次の日の夕方にホテルまで届けられたが、1人の荷物は結局帰国後 に自宅まで宅急便で届いたそうである。ヨーロッパの旅行では日常茶飯事だそうだが、それに当たった人は本当に 迷惑な事である。
ホテルにて
 ホテルでは早速、インターネット接続を試みる。用意してきたモジュラーの変換アダプタを使って電話機から 取ろうと思うがコンセントが無い。探しているとデスクの上にISDNとアナログの端子があり、米国とドイツ仕様 のモジュラーが設置されていた。さすが・・ それに繋いでNTT-PCのアクセスポイントにアクセスすると直ぐOKとなるが、メールを送ろうとすると、relay operation rejectedとなり、接続出来ない。色々試みるが駄目であった。後にフランスでもチャレンジしたが、 同様に駄目であった。帰国後調べてみたら、大量のメールを送りつけサーバをダウンする事を目的としたスパム メール防止を目的として、最初にメールを受信して認証をとらねば送れないそうである。残念!
ハノーバー博覧会
 フランクフルトでは、中央駅(右写真)までバスでそれからドイツの新幹線と言われているICF特急(右写真)で ハノーバーへ、座席は指定で1等車だそうだ。車窓からは広大に広がる牧草地帯で時々乳牛の姿が見える。山が まったく見えず、広々とした平野の中に点在するヨーロッパ風の家々が見えすばらしい眺めである。  途中から雨が降り始め、ハノーバーでは霧雨であった。列車を降りると博覧会へ向かう人が大勢いて、当初 聞いていた閑散としていると言う噂は間違いだと思った。現地のガイドさんの話では、8月 まではとても閑散としていて、当初1日20万人の入場者を見込んでいたが、6万人位しか入らず、散々であったが、 9月中旬から多くの人々が訪れ、毎日20万人の入場者を確保出来ているとのことであった。 各国のパビリオンでは、長い列が出来ていて、1〜2時間待ちの状態であった。結局3つのパビリオンしか見れ なかったが、その内特にドイツ館が興味をひいた ドイツ館には50分程待って入場した。まず超大型のスクリーンで映像の内容は日常の生活から未来をイメージ した象徴的な映像で、素晴らしい内容であった。次にドイツの文化を表すため各州の産業や文化の展示であった。 グーテンベルグの最初の印刷機、バッハの使っていたピアノ、グリムの書見台、フォルクスワーゲンの初期の車、 自転車の様なベンツの最初の車(右写真)、ベルリンの壁の一部等大変興味を引く内容であった。
ライン川下り
 朝ホテルを9時に出発し、バスで1時間かかってライン川下りの始発点のユーデスハイムに到着。ユーデスハイ ムの町の中を狭い石造りの路地を通って船着場まで歩いたが、古いドイツの町並みで素晴らしい眺めで(写真左下)あった。 写真を撮りながら、歩いたが船の出発まで時間が無いため、ゆっくり出来なかったのは残念であった。  川下りの船(写真右下)は2階建てで、1階は無料の船室、2階はカフェになっており、いずれも船窓から町 並みが良く見える。船はあちこちの船着場に止まりつつ、ゆっくりと2時間かけて下っていった。川の流れ は結構速く、上流に上る船は流れに逆らうため相当ゆっくりと進んでいる。とにかく広い川幅に川岸に見え る綺麗な町並みと点在している古い中世の古城(写真下中2枚)をゆっくりと眺めつつ2時間があっという間に過ぎ去ってし まった。途中、ドイツワインの試飲と販売があり、その時買ったワインを我が家で味わったが、格別に美味しい ワインであった。  最後に魔女が航海する船乗りの目を誘い多くの船が沈んだといういわれのあるローレライを過ぎたところで 川くだりは終了し、船着場のそばにある綺麗なレストランで食事をした。ライン川と風に散る枯れ葉を見な がらのドイツ白ワインの味はまた格別であった。


 その後、フランクフルトに戻り、レーマー広場で町並み(写真右)を見た。よく見かける建物であった。









ストックホルム(スウェーデン)
 ストックホルムは町全体がレトロで戦災を経験していないため、古い町並みがそのまま残っている。世界一 狭い路地や支庁舎等とても古い建物が昔のままに残っている。特に宮殿は大変立派で目を見張るものがあった。 バスで少し高台に上り、眼下の水辺に広がる綺麗な町並みとスウェーデンで最も広い湖とバルト海が映え素晴 らしい眺めを満喫した。市庁舎には紅葉した蔦が絡まり綺麗な中庭を醸し出していた。午後になって流石に 随分冷えてきて、ホテルに戻り身作りをして街中を散策した。


枯れ葉の舞い散るパリ
 ホテルを9時に出発してまず凱旋門へ向かった。ルイビトンの本店の前に日本人の行列が出来ていた。凱旋門(写真下)は バスから眺めるだけであったが、さすが立派なものであった。凱旋門の周りのロータリーが信号がなく、左回り で何回廻っても良く、常に右側からロータリーに入って来る車が優先で左の車は止まることとなっていた。でも ぶつかりそうで初めての人は大変怖い思いをするであろうと思った。凱旋門を眺めた後、陸軍士官学校からエッ フェル塔(写真下)を眺めた。2000年ミレニアムの電飾があり、暫らく眺めて写真を撮った。  バスでシャンゼリゼ通りを通ってコンコルド広場へ行った。ルイ16世とマリーアントワーネットがギロチン で絞首刑になった話を聞いた。今年はミレニアム記念で電飾のある観覧車が設置されていた。  ルーブル美術館では、バスを降りて、ガイドさんの案内で見学をした。ミロのヴィーナス(写真下)、モナリザ、その他 学生時代に社会の教科書で見かけた絵画が沢山あり、ガイドさんの説明を聞いて、時代の背景やヨーロッパの文化 を感じた。  美術館の次は、すぐ近くのノートルダム寺院(写真下)に行った。寺院の入り口は大変高い建物で、その周りには、 キリストや人間の彫り物が沢山彫ってあった。中は綺麗なステンドグラスや大きなパイプオルガン、とても高い 天井と素晴らしい建物であった。外は回りの壁から獣が沢山外に向かって彫られており、何かと聞くと樋の 出口だそうだ。とても異様な光景であった。近くのみやげ物店に案内されて、そこは安いのでどうぞとのことで あったが、中で小さなコーヒーカップを見つけ、2客購入した。1客180フラン(2700円)であった。その後、 バスに乗ってシャンゼリゼ通りを通って、ムーランルージュを見ながら、如何わしい店の数々を横目にモンマル トルの丘にあるサクレ・クール寺院(写真下)へ向った。寺院は階段を歩いて登り、上からはパリを一望のもとに見渡せる。 今日は曇り空だったので見通しはあまり良くなかった。寺院の中は静かで、写真撮影は固く禁じられていた。 寺院の改修のために寄付を募っていたので、1フランであるが寄付をし、マリア様のキーホルダーを購入した。 寺院の裏は、画家たちが絵を書いて即売していたので、サクレ・クール寺院の絵を1枚(300フラン)買った。 似顔絵描きが沢山いたが、値段が高いそうである。  時間が少しあったので、ぶらぶらとコンコルド広場からシャンゼリゼ通りまで歩いて行った。枯れ葉並木道(写真下) がパリの雰囲気を醸し出したっぷりと情緒を味わった。次にヴェルサイユ宮殿に行った。その頃は雨が降って おり、宮殿は見たが、中庭は見ることが出来なかった。宮殿は素晴らしい作りで、特に鏡の間(写真下)がすばらしく、 バラの装飾も大変多かったのは、ベルサイユのバラはここから来ているようだ。


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