実写涼中
走り屋をしている涼介と中里さんが映画に出ているという設定ですv


小説

ARIKA様



Rainy day




走りのシーンの撮影のため、道路を借り切ることができた新潟に、映画イニシャルDの撮影部隊は移動していた。
新潟に来て1週間ほど経っていたが、時期が時期だったため雨ばかりで、コマの撮影は遅々として進まない状態が続いていた。

映画で必要なシーンのほとんどは、ドライ路面だったから、雨の日の合間を縫って、道路が乾いた隙に撮影をするのだが、まだ大切な走りのシーンのほとんどは撮影できていなかった。撮影地の新潟は周りに繁華街もなく、流石に1週間も同じ所にいれば、目ぼしい観光スポットも回りきってしまう。
夜の帳が降りはじめた窓の外を退屈そうに中里は眺めた。



昨日も雨、今日も雨――。
撮影予定時間の夜が迫ってきたが、一向に雨の上がる様子はなかった。
今日の撮影に備えてセリフや演技を復習していた中里だったが、今日もお流れになりそうな気配に集中力を失って、読んでいた台本をぽいっとベッドの上に放りやった。


走り屋の世界を舞台にした映画に、エキストラやスタントではなく、実際俳優として出演する事になった時はどうなることかと思ったのだが、NGを出しつつも、意外にどうにかここまでやってこれていた。

演じる事には慣れてなくても、物語の内容が自分が親しんできた走り屋のことであり、自然体で通じることが多かったからに違いない。

今までの生活に映画撮影というものが加わり、忙しさは格段に増したが、自分の知らなかった世界を知り、新たな交流が生まれたのはとても有意義なことだったと中里は思っていた。
一緒に映画を撮るということになるまで、中里と高橋涼介の間には大した接点はなかった。
妙義でのバトルの打ち合わせなどで、何度か会話を交わしたくらいで、走りを日常的に目にすることや、もちろん人となりについてもほとんど知らなかった。
ホームコースとする山が違うのだから、それは当然のことだったが、撮影が始まってからは毎日のように顔を合わせるようになり、一緒にいる時間が増えてきて、中里の中の涼介の占める割合も増えていった。

素で自信過剰なところは時々気に障ったが、走り屋としての彼にはやはり惹かれるものがあった。

そんなとき、涼介に『俺と付き合ってくれないか?』と言われたのである。
正直、ビックリした。男同士の恋愛に偏見があるわけではなかったが、まさか自分が男から告白される日が来るとは思いもしなかったのだ。

涼介は本当に俳優もかくやと言うほどの端麗な容姿の持ち主だったが、女っぽいとかそういうことはなく、どちらかといえば男らしい人間であり、そんな涼介がさらにどう見ても男にしか見えない自分に何を求めているのかはさっぱりわからなかった。

『親友になろうぜ』ならわかるし、それなら中里も一も二もなく嬉しく思ったのだが、『付き合ってくれ』というのはどう反応していいかわからなかった。
戸惑って返事に窮した中里に涼介は更に言葉を続けた。
『別に深く考えなくていいんだ。ちょっとだけ他のヤツより俺を特別と思ってくれるだけでいい』

そう言われて、それならばと中里は頷いたのだった。ちょっとだけ特別と言うのなら、確かに自分の中で高橋涼介の存在は大きくなって来ており、特別と言えないこともなかったから、あまり違和感はなかった。

そんなわけで、今中里と涼介は付き合っていたのだが、それなりに清く正しいお付き合いと言えた。

キスは付き合って一週間でしたが、それから一ヶ月経つがそれ以上は何もなかった。最近は中里もキスには慣れてきていた。
最初はもちろん男同士でキスするのは抵抗があったのだが、涼介に『付き合ってるんだからキスぐらいいいだろ?』と言われ、まあキスぐらいならと許したのだった。

今のところ涼介はそれ以上を望んでいる風はなく、中里も万が一そのような雰囲気になることのないよう用心していた。


暇を持て余した中里は、ちょっと涼介の部屋を尋ねてみようと思い立った。
医学部の学生である涼介は、撮影の合間合間にも時間をみて真面目に勉強をしていて、普段は中里も邪魔しないようにと部屋にこもった涼介を訪ねることなどしないのだが、流石に撮影時間も間近になれば、彼だって今日の予定を気にして気もそぞろになっているだろう。
そう思った中里は、腰掛けていたベッドから勢いよく立ち上がった。





ルームナンバーを確認してチャイムをピンポンと鳴らす。待つことなくガチャリとオートロックのドアが開き涼介が顔を出した。
優雅にニッコリと涼介は中里に微笑みかけた。

「中里がオレの部屋に来てくれるなんて初めてじゃないか? まあ、入れよ」

涼介は中里を促すと横にずれて入り口を作ってやる。

女だったら涼介にこんな風に微笑まれたらイチコロだろうなーと、涼介のタラシぽい表情に中里は同じ男として感心する。付き合っているとは言うものの、中里の涼介に対する認識はその程度で、涼介のことをカッコイイとは思っても、それ以上なにかを思うことはなかった。

「おう、サンキュ」

遠慮せず涼介の部屋に入った中里は、机の上に広げられた参考書類とノートに気付き、ちょっとすまなそうに後ろを振り返った。

「お前、やっぱり勉強中だったか?」
「いや、もうそろそろやめにするところだったさ」

涼介はゆっくりと中里の後から歩いてきて、そしてその申し訳なさそうな視線を受け止め、微笑んで否定する。

「そうか、ならいいんだけど」
「どうした中里、俺の所に来るとは、暇してたのか?」

涼介はわかったようにクスリと笑って尋ねる。中里は頷いた。

「うん、まあな」

中里は窓際に近寄り、カーテンを開けると雨の降り続く外を眺めやった。

「くっそー、雨ばっかでもう飽き飽きしたぜ」
「退屈そうだな」

中里の背後に近寄った涼介は、窓に片手をついて身体を寄せるようにして、その肩越しから一緒になって窓の外を覗く。
横からの声に振り向いて、あまりに至近距離にあった涼介の顔に思わず中里は顔を仰け反らせ、少し動揺したことを隠すように慌てて話を振った。

「そ、そういや、今日の撮影どうなったか知ってるか?」
「い、や――」

涼介が否定しかけた時、部屋に備え付けられた電話が鳴り、涼介は受話器を取るために部屋の奥に戻って行く。ほっと知らず強張っていた肩の力を抜いて中里は涼介の様子を眺めた。
電話の相手と一言二言話した涼介は中里に目配せをし、すぐに受話器を下ろした。

「なんだ?」
「監督からだったよ。今日も撮影は中止だそうだ」
「そうか、やっぱりな……。――それにしても、なかなか撮影進まねえよなー」

もう一度外に視線を向けた中里は溜息混じりに言った。

「どうした、残してきた仕事が心配か?」
「あ、ああ、まあそれもあるけどよ、今日だって俺がS13を追うシーンの撮影だっただろ? 俺、せっかく演技とかセリフのおさらいとかしてたけど、また延びちまったし、なんつーか、いつまで経っても課題減らねえ試験勉強みたいでよ」

中里はちょっと口を尖らせて不満そうな顔になる。

「俺さ、試験前一夜漬けして、テスト用紙の前で覚えたことドバッとぶちまけて、そんで全て忘れちまう勉強しかしてこなかったからさ、飽きるんだよな、毎日こつこつ台本と睨めっこして覚えるのって。いまいち記憶に残りにくいしつまんねーし」
「ふうん」

同意するように何気ない調子で答えた涼介の目が、獲物を狙うように光ったのに気付かず中里は続けた。

「まあお前は、セリフ覚えんのに苦労とかしねえだろうけど」
「そうだな。でもお前がそう言うなら中里、お前の練習に付き合ってやるぜ? 今日も予定なくなっちまったし、ちょっと峠に走りに行くか?」
「いいのか?」

涼介の提案に、暇を持て余していた中里は目を輝かせた。
涼介は頷いて微笑みかえす。

「ああ、行こうぜ。そうだ、お前監督の所に、山に演技の練習しに行ってくるから、遅くなっても心配しないよう伝えて来いよ。俺は先に車のところに行ってるからな」
「おう!」

自分のために練習に付き合ってくれる涼介に感謝して、中里は言われた通りに監督を探しに部屋を出て行った。
涼介は中里がドアの向こうに消えたのを確認して、何やらカバンから取り出すとポケットに突っ込み、彼もまたすぐに部屋から出て行ったのだった。





GT-Rの助手席に涼介を乗せ、中里は雨に濡れたウェットコンディションの峠道を快調に飛ばした。
「ここのコーナーを、ふらふらして走る前の車につられるように、車を左右に振るんだったよな」
「そうだ」

求められる車の挙動を再現しながら中里は走っていく。

「『前に出てやれ』」
という涼介の指摘に、
「『いいんじゃねえか?』」
とふっと子供みたいな楽しんでいる表情を演じる中里。
セリフのパターンはいくつかあって、どれが実際採用されるかわからないから、何パターンかを車の動きと一緒に再現していく。

「そういえば、今のコーナー、GT-Rの動きをもっと派手にしろと監督言ってたぜ」
「そうだったか?」

タイムを出す走りではなく、映像的に魅せる走りが求められる。中里は派手にコーナーを流した。

「さすが中里、どんな走りも上手く演じられてるな」
「パフォーマンス系の走りは、俺の趣味じゃねえよ」

涼介の賞賛に中里は少し面白くなさそうに鼻を鳴らす。
「だが、映画じゃそういうところが大事だからな」
「まあな」


他愛のない会話をしながら何度か峠を往復して、中里がそろそろホテルに戻ろうかと思い始めた、その時だった。
いきなりエンジンの吹けが悪くなった。
「え!?」
中里は驚いて計器類に視線を走らせる。そして目を見開いた。

――エンプティ――……!?!?

残酷な事実がそこにはあった。ガソリン残量を示す針はゼロを指し、ガス欠を知らせるランプが点灯していた。
つい最近確認した時は、まだ針は半分より上を指していたはずで、燃料タンクを擦った覚えもないしそんなに走ったわけでもないのに――……

中里の頭にはそんな疑問が一瞬浮かんだものの、応答が悪くなった車をどうにかしなければいけないという思いの前に、すぐにそんなことは忘れてしまった。

がくんとスピードの落ちた車をどうにか退避場所にまで持って行き、中里はGT-Rを停止させた。

「どうした?」
隣から涼介が落ち着いた声で尋ねてきて、中里は申し分けなさでいっぱいだった。
「す、すまねえ、涼介。ガスが無くなりかかってたの気付かなくて――」
「ガス欠か?」

非難する様子もなく淡々と聞いてくる涼介に、中里はがばっと頭を下げる。車の管理がなってなかったなど恥ずかしくてしょうがなく、そして涼介を巻き込んでしまったことが心の底から悔やまれた。
涼介は中里の負い目を気にする様子もなく、穏やかな声で話しかける。
「いいさ、しょうがない、止まっちまったものは止まっちまったで。そのうち誰かが見つけてくれるさ」
「で、でも、今この峠、撮影のため閉鎖されてるし、誰も通らねえぜ……?」
「そうか? この時期だし、一晩ここで過ごしたからって凍え死んだりしないし、朝になったら監督達が見つけてくれるさ」

非難されてもしょうがないのに、まったく咎めることなく、むしろ励まそうとしてくれる涼介に、中里は更に体を縮こませる。
「ご、ごめん――」
「気にすんなよ中里」

涼介はもう一度気にしてないという風に笑いかけ、中里はその優しさを受け止められなくて、視線を合わせないまま俯いてしまった。
そのまま沈黙が降りた。

ルーフにはぽつぽつと雨のあたる音がし、少し離れた所にある電灯が僅かに車内の様子を浮かび上がらせるほかは、真っ暗で静かな夜の峠だった。
どれだけ時間が経ったのか、静かに涼介が口を開いた。

「中里」
「……な、なんだ?」

いきなり話しかけられたので、ビクリとして中里は涼介の方を向く。
中里の強張った表情を見て、涼介は安心させるようにもう一度優しくその名を呼ぶ。

「中里、こうやって二人きりになるの、実は初めてだって知ってるか?」
「え……?」

非難ではなく、思いもよらない言葉に、中里は目を瞬かせる。
「俺たち、撮影で一緒のシーンは多いけど、いつも誰かスタッフとかが側にいて、二人きりになる事なんてなかった」
「え、あ、そうだったか?」
中里は少しどもりながら誤魔化すように疑問系で答えた。

涼介に指摘されて初めて、中里はどこにも行けない車内の中で、涼介と二人きりであることに気付いた。気付いたらカッと体が熱くなってくる。

そう、涼介とは周りに誰もいないところで、二人きりになる事のないように気を配ってきた。涼介が自分のことをどう思ってどうしたいのか分からなかったし、『付き合ってくれ』という言葉の意図も本当はよくわからなくて、ただもし万が一、涼介が自分になにかを求めているとしたら、自分がどうしていいかわからなかったから、そのような状況になる事を避けていたのだ。

だが――今この瞬間、この山にいるのは自分達二人だけなのは紛れもない真実だった。

中里は別の緊張にどぎまぎして、涼介の顔から目を逸らす。
「なぁ中里、こっちを見ろよ」
「…………」
そう言われては見ないわけにはいかず、中里はおずおずと涼介に視線を戻す。
涼介はその視線を受け止めて、甘やかな微笑みを浮かべた。
「中里、俺と二人きりになるの、避けてただろ」
気付かれてた? 
中里は応えられず、肯定も否定もできないまま涼介を見つめる。

「俺はお前のことが好きなんだぜ。付き合ってくれと言ったのは、もちろん気紛れでも冗談でもないし、キス以上を求めなかったのは、お前に猶予をやりたかったからだ。俺の気持ちを考える時間をやって、答えてほしかったんだよ」
「…………」

涼介から真摯に好きだと言われたことは初めてで、中里は硬直したまま涼介を見返した。
最初に『俺と付き合ってくれないか』と言われた時は、軽い調子だったしどこか冗談めいていて、答えを求められなかったことをいい事に、中里は深く考えなかった。
だが、今の涼介は本気だった。
そして中里は、今まで考えないようにしていたから、返す言葉は何も浮かばなかった。

「俺のこと、考えてくれた?」
涼介は尋ねる。
「い、や……」
絞り出すようにして中里は答えた。

中里が何も考えていないだろうということは涼介も分かっていたが、途端に悲しそうな顔を作る。

「俺達、キスもしたよな? 中里」
「あ、ああ……」

とうとう涼介を見ていられなくなって、俯いてしまった中里の顎を捕らえて涼介は上向かせる。

「俺はお前にキスをしながら、それ以上もしたいと思っていた。でも我慢してたんだ」
「え、あ……、でもっ、俺達、男同士だし――……」
どうにか考えを纏めようとしながら中里は言葉を紡ぐ。
「それがどうしたというんだ? 俺はお前が好きだからお前を抱きたい」
「…………」

涼介の直接的な求めを聞いて、半分はわかっていたけれど、半分は考えないようにしていた中里は、その瞬間真っ赤になった。
「答えを聞かせて――」

言いながら、狭い車内で覆いかぶさるように涼介はぐいと中里に顔を近づけ、動けずにいる中里の唇に己の唇を押し当てた。
戸惑いに僅かに開かれた隙をついて、涼介の舌が中里の中に侵入してくる。

「……ん、涼……すけ、やっ――……」
キスは何度かしたけれど、これほど濃厚ではっきりとした意図がこもったものは初めてで、中里はどうしていいか分からなくて、顔を逸らして逃れようとした。
中里自身、自分で不思議だったが、付き合ってキスまでもしたにも拘らず、その先のことは考えたことなどなかった。でも今はそれ以上が求められていて、本能的に恐くなった。

たぶん涼介のことは嫌いじゃない。むしろ気になって、同性に対して抱く以上の感情は持っている。
でも、怖い――――……
弱々しく逃れようとする中里を、しかし涼介は許さなかった。
「好きだ、中里」
低く耳元で囁き、首筋に顔をうずめ、耳朶を優しく舐めあげる。
「ま、待て……りょう、すけっ」
「待てないよ、もう十分待っただろ?」

涼介は優しく、しかし有無を言わせず中里の抵抗しようとした手を押さえ込むと、中里の唇を啄ばみ、もう一度唇を重ね、己の舌を中里のものに絡めて吸い上げ、同時に空いている手で中里の胸の突起を弄り始めた。
そんなところを刺激されたことなど当然のことながらなくて、でも男なのにそこが硬くなって気持ちいいと感じる事に、中里はもうどうしていいかわからなかった。
全身から力が抜けていって、自分の欲望を示すものが次第に勃ち上がって行くのが分かった。
「ん、んん、やぁっ……りょうすけ……あぁ、やっ……」
頭の中が真っ白になって、喘ぎ声しか上げられなかった。
いつの間にか中里は涼介の腕の中に引き込まれていて、倒されたナビシートの上で涼介に覆い被さられていた。
涼介の手は確実に中里のモノを的確に扱いて追い上げていく。
「い……、やぁっ――……!」
こんなところで出してはダメだという意思の力も及ばず、とうとう放ってしまった中里の白濁を、車内を汚すことなく涼介は全てティッシュに吸収させる。
そして力の抜けてトロンとした目で自分を見上げる中里に、蕩けるような甘い笑みを向けた。

「愛してるよ……」

涼介の手が中里の後口に及び、そしてゼリーの塗りつけられた指が丹念にそこを解し始めても、中里にはもう、なんで涼介がそんなものを持っていたのかと思考する能力も残っていなかった。
そうして涼介の指にただ翻弄されるがままに喘ぎ、とうとう中里は涼介を受け入れたのだった―――。













撮影の打ち合わせのための、朝のミーティングの時間になっても涼介と中里が現れず、心配した監督は、どちらの部屋にも本人がいないことを確認させて、そう言えば昨日中里が峠を走りに行くと言っていたことを思い出した。
まさかあの二人に限って事故ということはあり得まいとは思ったものの、急いでスタッフを峠に向かわせる。
撮影用のバンを走らせたスタッフは、山の中腹の退避場所にGT-Rがひっそりと止まっているのを見つけ、慌ててブレーキを踏んで車を止めた。ドアが開き次々とスタッフは降り立つと車に駆け寄る。

「涼介、中里、平気だったか!?」
急いで車に近寄りスタッフが問いかけると、一晩中車の中に閉じ込められた疲労など微塵も見せずに、涼介は車から降りたって笑った。

「ああ、動かない車の夜の峠も乙なものだったぜ」
「中里は?」
スタッフは窓から中を覗きこんで、目を瞑って動かない中里を心配そうに見やる。
「うん、流石に狭い車内で閉じ込められて疲れたみたいだ。さっき眠ったばかりなんだ、しばらく寝かせてやってくれ」
愛しそうに中里を見つめ、涼介はスタッフに頼んだ。
涼介の気遣いにスタッフはホロリとする。
一晩中、狭い車内で中里が涼介の腕の中で喘がされたことなど、誰も気付くよしもなかった――



ガス欠の車に閉じ込められた日以降、涼介と中里のシーンはなんだか妙な艶があるなと観察眼の鋭い者は感じたが、一晩中苦労を供にしたからだろうと、そう理解したのだった。

                                




        おわり








うおおお(≧∇≦)//涼介おめでとうなのです〜vvvvvv
頑張って我慢する日々から、中里さんを本格ゲット!
おめでとう(涙)おめでとう(涙)これは雨なのか感動の涙なのか〜(≧∇≦)//
新潟での撮影は実際雨ばかりで、繁華街も無いし、大変だったみたいですけど
むしろそれを機会に親睦を深めてほしかったりだったりだったりvvv
ARIKAさんから以前いただいた妄想があまりにも素晴らしくて、
シ●ー●とか、エ●●の名前の部分を中里さんと涼介さんに変えて載せさせて
いただいても良いですか?とおねだりしましたら、
こんな素敵な小説に仕上げてくださいました!!
本当にありがとうございます〜vvv(≧∇≦)
走り屋をしている涼介さんと中里さんが実写映画に出ているという設定は
杵島様が考えてくださったすごいナイスな設定で!!自由度が広がります〜v
こちらの設定もご自由にお使いいただける許可をいただいてますので
また使っていただきたいです!!


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