四国 愛媛の温泉



日本最古の温泉 道後温泉


道後温泉の今昔

1994年に建築100周年を迎えた道後温泉本館.
1世紀という歳月の中,温泉でくつろぐ人々の笑顔と
本館の姿は今も変わらない.その風格と温泉風情は
道後を訪れる人を魅了し続けている.

白鷺伝説から始まった 日本最古の歴史を持つ道後温泉

足に怪我をした白鷺が岩の間から湧き出る湯で傷を癒し,飛び立っていた. それから始まったとされる道後温泉は日本最古の温泉として広く知られている.
また,永い歴史を誇る温泉ならではの神話も残っている.大国主命と少彦命名が
道後を訪れた際,小彦命名が病気にかかり重体となった.大国主命が小彦命名を 手の平に乗せて湧き出る湯で温めると,元気になり石の上に立って「しばらく 昼寝でもしたようだ」と踊ったという.
少彦命名が立った石は「玉の石」と呼ばれ,今も本館の北側に置かれている.

伊佐庭如矢の熱い思いが100年たった今もいきている.


寛永3年になって始めて温泉周囲に垣を設けうなどの浴槽の整備が行われた. その後,建物はたびたび修繕され,現在の形になるまえの本館(神の湯)は
明治5年に,養生湯は天保5年に建てられたものだった.
老朽化している上に狭い本館を改築しようと,明治24年に道後湯之町
初代町長_伊佐庭如矢が立ちあがった.
一部の町民は神罰があたって湯が出なくなると反対したが,如矢の熱意に
動かされ了解を得ることができ,同27年に現在の本館が完成した.
朝,6時30分になると,本館の一番上にある振鷺閣で太鼓がうたれ, 道後の一日が始まる.一番湯に入ろうと集まる人で道後は活気付く. 一階の神の湯で入浴をすませた後,2階にある大広間で浴衣を借りて
お茶を飲むのが道後流温泉の楽しみ方.3階にある夏目漱石ゆかりの部屋 「坊ちゃんの間」や,本館の東にある皇室専用のお風呂「又新殿」も 見学できるようになっている.
また,本館から少し離れた所にある
昭和60年に再建された道後温泉別館「椿の湯」白壁の蔵づくり. 広々とした浴室で,本館の引き湯を利用していることもあって, 地元の人の人気も高い.本館とは違った趣を味わえる.


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