セロトニン
作詞:竹内 信太郎
どうして僕は僕に生まれてきたんだろう?
何を試したって人並み以下なのに
歌も 運動も 仕事も 勉強も
礼儀も 気遣いも 料理も 洗濯も
僕がいなくたって誰も困らないの?
なあ 誰か困ってよ
悲しみに寄り添いながら孤独と嘆いても
何にも前に進まないって知ってたのに
テレビから垂れ流した不条理や不幸にも
心が動かなくなったのはいつだろう?忘れた
死にたがりはこんなに大きく育ちました
落ち込んでいないと落ち着かないようで
家にも街にも居場所がないようで
「どこで息したって、僕の勝手でしょう」
もういつ死んだって別に悔いはないよ
「死ぬのが怖くて今日まで生きたんだ」
理解しあえないよ
「でも繋がりたいよ」
独りでいいよ もう
「誰かに会いたいよ」
自分が嫌いだ
「でも好きでいたいよ」
ああ 本当は生きたいと知ってたよ
虚しさを装いながら死にたがる時だけ
むしろ生きているって気がしたんだ
もし僕が誰かにとって途方も無い駄作でも
物好きがどっかにいりゃ自分の声も愛せるか?
君じゃないと駄目だって、言いちぎってよ
誰か。
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