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約百坪の広さをもつビオトープをめざして、まず井戸を掘ることにする。 曽我部式井戸掘り器 水を流し込みながら、トントンと数回突くと50ミリ塩ビ管の中に、弁の作用で泥水と一緒に砂がたまる。 |
はじめに1メートル四方の穴を、1メートル掘り、水道水をながしこみながら、井戸掘り器を使って掘り進む。 |
この泥水混じりの砂を、5,6回突く毎に掻い出し掘り進む。 *前に述べたように、この九十九里平野は約5000年前までは海底だった。その後繰り返す地殻変動のたびに海底は隆起し、砂丘と低湿地がおよそ5〜10キロメートルの彎曲した地形に、九条の帯をなして海岸に沿って並ぶ地形を形成する。 第一日めは2.5メートル堀進んだところでおわる。
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二日めは、4メートルの長さの75ミリ塩ビ管に、 下から3メートルまで直径5ミリの穴を無数に開けたものを用意し、それを打ち込みながら掘り進む。この場合、管の入り口が高くなるので踏み台に載って作業をする。 75ミリ塩ビ管は、特に打ち込まなくても、掘り進む分だけ下に沈むように入っていった。 この当たりからは、水道の水圧を利用する目的で、ホースを底の部分まで下し水を吹き付けるように出しながら掘り進む。4メートルの塩ビ管いっぱいまで掘り進んで、2メートルの管を継ぎ足す。 |
数回とんとんと上下に突いた後引き上げて筒に入った砂をすてる 。 |
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3メートル掘り進んだ当たりから、酸欠地下水特有の青みがかった細かな砂にかわった。白い貝殻のつぶがまじる 4メートル当たりからは、手を休めると、2,3分で3メートル位に埋まってしまう。底から押し上げてくるのか、横に開けた5ミリの穴が大きすぎたのか、掘っても掘っても埋まってしまう。 目標が5〜6メートルであったから、上総堀の体験をもつ高坂さんの助言と協力をえて、ここからは「井戸掘り器」を使わず水道の水圧で砂を浮かせて、素早く井戸さらい作業をして掘り進む。 |
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井戸さらいは、写真のように、6メートルの20ミリ塩ビ管にエルボを付け、素早く管を上下させながら、引き上げるときに手のひらで管の穴を塞ぎ、下ろすとき管の口を開ける、5〜6回繰り返していると、しだいに水が上がって来て、打ち下ろすたびに泥水がふきだす。1メートルくらいならいっきに掘り進むことが出来る。 6メートルの75ミリ塩ビ管を地上すれすれまで掘り下ろすことが出来た。 |
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6メートルの50ミリ塩ビ管に、下から3,5メートルまで、直径5ミリの穴を無数に開け、メッシュのサラン布を巻いてステンレス針金で固定させたものをあらかじめ用意しておき、例の「井戸さらい」の方法で6メートル以上の深さまで、砂を掻い出して、すばやく、準備しておいた50ミリ塩ビ管と差し換えて、5,5メートルの位置まで差し込む、「山」がきて75ミリ塩ビ管はある程度埋まっても、サランを巻いた50ミリ管は押さえていれば5,5メートルの深さを保つ。 浅井戸ポンプは揚水量8メートル300ワットのものを用意する。 4月15日井戸掘り完了。毎分4リットル。水量は充分だが口に含むと強い「かなけ」を感じる。数時間で水の色が赤くなり表面にぎらぎらした「かなそぶ」が浮く。生き物にとっては最悪の水らしい。しかしとにかく水は出た。今後は水の浄化を考えることにする。 |
50ミリ塩ビ管に5ミリの穴を無数に開け、3,5メートルまでサランメッシュの布を巻いたものを準備し,6メートル掘り進んだところですばやく挿入する。 |
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浄水槽は不要になったステンレス製の風呂桶を利用する。 木炭はご近所から、屋敷林の手入れの際切り出された雑木を焼いた消し炭を沢山作り利用した。 4月20日、浄水槽から出る水は匂いもなく、口に含んでも「かなけ」を感じない。とにかくここまでで使える水を確保出来た。 |
<二つめの井戸掘り> (2003年9月10日) |
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9月10日、今ある井戸の1,2メートル横に第2の井戸を掘る。1日で3,5メートル堀り3,2メートルの位置から汲み上げることにする。 前の井戸とポンプは緊急用に残すことにした。 |