《 龍門好五郎手形碑 》

龍門好五郎は、この地家房の里で半十の三男として文化4年(1807年)に生まれ、天保4年(1833年)27歳で没しました。幼少より、体格が優れ成人して身長7尺5寸(約2m27cm)体重45貫目(約169kg)の堂々たるものでした。子供の頃から怪童とさわがれた好五郎の伝説はいまでも数多く残っています。土地の人は、今でも十文由といっております。十文由とは、手のひらに1文銭が10枚並べて乗せられたことから付いた「あだ名」だったようです。
巨漢で怪力のため、相撲の修行に励み、若狭川門人となり、陣幕部屋に所属し、シコ名を龍門と名乗り、文政11年(1828年・22歳)から江戸、京都、大阪の各場所で前頭別格として登場し、相撲はとらず巨体の土俵入りだけを見せ、その後姿を消したという幻の巨漢力士として騒がれました。
橋を右、車で25分
家房

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