■ 日常会話辞書として TTextReader を使う


TTextReader は階層つきテキスト形式、mbox形式、等のテキストファイルを、見出しリストから選択して表示できるテキストリーダーです。電子辞書では、よく日常会話等を場面ごとに分けて会話文を表示する辞典を載せているものがありますが、そうした日常会話辞書としての利用を考えてみました。幸いなことに、TTextReader はフォントさえ入っていれば簡体字・繁体字とも表示できる。

ただ、ここで使えるような日常会話辞書は既成のものではないので、自分の勉強あるいは備忘録を兼ねて外国語の初級入門書等から自分で作ることにした。その他、慣用句のリストとか、接続詞あるいは副詞等のリスト、等、工夫次第で自分にあった辞書・備忘録がいくらでも考えられる。

ここでも、自作辞書を作るのに xyzzy が役に立ちます
。Windows 2000 以降であったら、各種外国語?(私は中国語と韓国語しか試してありあませんが)に対応したIMEが標準で入っています。

TTextReader ではテキストの階層は「.」または任意の文字を指定してそれで表します。

   ...日常会話
   ..初対面
   你好
   ..自己紹介
   我姓○○。

以下は、中国語(簡体字)の日常会話辞書と接続詞の備忘録を作って表示させたもので
す。なお、通常のテキストファイルの場合 TTReader は行頭の一行を見出し行として階
層化表示を行うことができるので、段落ごとに区切ってテキストを表示して読んでいく
ことができ、読書もし易くなります(下)。

 スクリーンショット

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