今回は、「ちゃのこ」を紹介します。
2月8日をことはじめ、12月8日をことじまいといい、この日にはこと日の楽しみとして、「ちゃのこ」を作ったそうです。
うるち米粉のおだんごをつくり、小豆あんをまぶしたり、茄子といんげんのごまよごしをまぶしたりします。
あんにゆでた里芋を入れてまぶしたものを「芋ちゃのこ」、胡麻にまぶしたものを「ごまちゃのこ」といいます。(
参考文献:日本食生活全集)

 
だんご
●材料(4人分)
 上新粉 200g
  湯   200cc

●作り方
  1 上新粉は熱湯で耳たぶくらいの柔らかさにこねる。
  2 食べやすい大きさに丸めたものを指でつぶしあとをつけておく。
  3 沸騰した湯の中でゆで、浮き上がったら取り出す。
<芋ちゃのこ、胡麻ちゃのこ>

芋ちゃのこ

●材料(4人分)
  里芋 100g
   あん 60g

●作り方
 1 里芋は皮をむき、一口大の大きさにきり、柔らかく煮る。
 2 ゆであげただんごと里芋をあんでまぶす。

胡麻ちゃのこ

●材料(4人分)
  なす 80g  いんげん 20g
  ごま 25g  砂糖 25g  しょうゆ 15g

●作り方
 1 なすといんげんはゆでておく。
 2 ごまをすり鉢ですり、砂糖と醤油で味付けをする
 3 なす・いんげんをごまでまぶし、ごまよごしを作る。
 4 ゆでただんごをごいまでよごしてまぶす。

 
資料提供 : 宇都宮栄養専門学校 郷土料理研究倶楽部顧問 田村桂子
お問合せ syouei@sanyu.ac.jp