昨年、私たち通信労組はNTT企業年金の減額阻止をはじめ、奥村過労死裁判の札幌高裁での全面勝利、札幌地裁で、50歳退職に応じない者への配転無効の、勝利判決を勝ち取る等、運動を大きく発展することができました。 このことは、NTTの横暴とたたかう多くの職場労働者やOBに勇気を与え、その生活を守ることができたと思います。
07年春闘では7年連続の賃上げゼロを打破し、大幅賃上げ獲得の道を切り開くことがどうしても必要です。そして遠隔地配転者全員の地元への復帰、6年目となる、「50歳・退職再雇用」制度の廃止、地域会社の切り下げられた労働条件のNTT準拠、「成果・業績主義」賃金制度の廃止など、なお一層の取り組みの強化が求められます。
リストラ東京裁判も、3月29日に判決が下されます。何としても、勝利判決を迎えるために全力をあげて取り組む決意です。
安倍・自公政権は、昨年末、改悪教育基本法を強行採決しました。次に改憲手続き法案を次期通常国会での成立を狙っています。
憲法改悪反対、労働法制改悪反対、東京都知事選等、年明け早々重要なたたかいが目白押しです。 私たち東京支部も全力をつくしてこれらのたたかいをがんばりぬく決意です。
よろしくお願い致します。
2007年1月