第三回「メバル」編 (所要時間15分〜20分)
メバルと言えば、「煮付け」が美味ですが、今回、比較的大きなメバル(23cm)が釣れたので、初めて刺身に挑戦してみました。
最初の状態。

腹を開き、ワタを取り除いた後、流水で腹腔を洗い、水けを拭き取ります。

一般的な捌きの場合、この段階でウロコをひきますがこの捌き方の場合、最後までウロコはひきません。
胸ビレを持ち上げ、切り込みを入れた後、背ビレの際から切り込んで行きます。
包丁の切っ先に中骨を感じながら、徐々に切り込むのがコツ。

身の真ん中まで切り込んだら、腹側からも同様に切り込みます。(写真の状態)

腹側が終わったら、腹から背にかけて包丁を渡し、身を外します。

三枚におろした状態。頭を切り落とさずに残しておくと残骸の片づけが楽です。

水っぽくなるのを極力避けるために、最後まで身は洗いません。
包丁を寝かせるようにして腹骨をそぎ取ります。

尾鰭の側に浅く包丁を入れて、頭側に向かって皮をひきます。

ちょっと難しいかも知れませんが、慣れると簡単。
魚が小さいので、指で探りながら「骨抜き」で血合い骨を抜き取ります。
(サク取りはしません)
包丁を立てて細切りにします。
大葉を敷いた平皿に盛りつけて出来上がり。

一匹のメバルから取れる刺身は、たったのこれだけ。(T_T)
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