実  釣  デ  ー  タ
魚   種 コロダイ サ イ ズ 70cm
潮 回 り 『長潮』 満潮16:06/干潮10:11  月輝面・74%  月齢・8.9
釣行場所 愛媛県南予某所
釣行日時 2009年5月4日 05:30頃〜
仕 掛 け 竿:船竿50号 3.2m(ガイド竿)   リール:両軸リール2500番
道糸:PE4号   ハリス:フロロカーボン7号・5ヒロ 
鈎:真鯛鈎12号(銀色)   他:ステンレス天秤・撒餌カゴ・クッションゴム使用
刺 し 餌 オキアミ生(LL) 撒 き 餌 オキアミ生(LL)
タ    ナ 水深約43m 現 認 者 RYO氏
状況など

今回は、4月28、29日に開催された、「SMBC・春のOLM」に参加できなかったオイラを哀れんで(?)、中学校の同級生RYOさんが真鯛釣りに誘ってくれました。
場所は愛媛県南予某所。RYOさん始めSMBCのメンバーさんが、2008年10月や12月に良型をゲットされているポイントです。
丁度、真鯛のハイシーズンと言うコトもあり、期待に胸が膨らみます。

02:00。近所のスーパーでRYOさんと待ち合わせ、軽トラに同乗させて頂き出発。
(ボートもタンデムやし、同乗ばっかりやの・・・ーー;)

雨がポツポツと降るなか高速をひた走り、途中で魚の餌&人間の餌を買い込み05:00頃に現着。なかなか良いロケーション。こりゃ釣れそうじゃわい。

RYOさんが出船準備に取り掛かかられますが、勝手が解らないオイラはオロオロするばかり。全く持って
役立たず。(T_T)
他のSMBCのメンバー皆さんそうですが、出船・撤収の手並みが実に鮮やか。オマケに皆さん一家言持っていらっしゃるため、それぞれに手順が異なり、タンデム専門のオイラは、いつも眺めているのが精一杯。皆さん
ゴメンナサイ

そうこうするうちに準備が整い、05:30頃出船。沖合の実績の有るポイントへ。このポイントは皆さん狙っているらしく、入れたのは幸運なのだそう。こりゃあ幸先良いわい。(^0^)/
(実際に我々の後に何隻もやって来ましたが残念そうに他のポイントへ移動してておりました。ザマミロ

曇り空からポツポツと雨が降り始め、やがて本降りに。RYOさん艇にはビーチパラソルが装備されており、レインウェアも着込んでいたため当初はさほど気にならなかったものの、パラソルからはみ出ている右半身がびしょ濡れ状態で、徐々にイヤな状況に。

ちょっと気分が滅入りそうになった07:30頃、ググッと前アタリが2回。「来たよ来たよ〜!」と言った途端に竿先が
ドンッと海面に突き刺さります。鈎掛かりを確実にするために大アワセを入れた途端にもの凄い勢いで突っ走り始めます。想定外のパワーに泡を食ってしまい、なかなか走りを止められません。なんとかドラグを締めあげ、竿の反発で矯めること暫し。ようやく走りが一段落したトコロで反撃開始、一気にゴリ巻きです。が、敵も然る者で、再び猛烈な勢いで突進。ダンプカーかいな・・・
ドラグを目一杯締め上げたにも関わらず、ラインが引き出され、50号3.2mの船竿がバット部分からひん曲がって満月状態に。まさに
『キン○マクラッシャー』の異名に相応しいパワー。
「竿が折れるかも知れんっ。T_T」などと泣き言を言うオイラに「頑張れよ〜」ってなノンビリした声援をくれるRYOさん。そりゃあ、他に言いようがないのは解るが、
もそっと気合いを入れておくんなさい。

押しては引き、引いては押しの攻防を繰り返すこと数回、ようやく相手が疲れ始めたようで、徐々に突進力が弱まります。一気に浮かせに掛かったトコロで問題発生。
磯・波止なら取り込みなんて雑作もないことながら、5ヒロもある仕掛けを回収した経験がないため、天秤が出てから後の対処が解らず大慌て。RYOさんから「ハリス掴んで手繰り寄せるんよ」とアドバイスを頂く。
考えてみれば至極当たり前のコトなのに、すっかりテンパっているため考えが及ばず。
ハズカシィ〜

いよいよ大詰め。ハリスを掴んで取り込みに掛かります。が、どうしたコトか
全く手応えがないっ!
オイオイ、あれだけバトルしたのにバラシかいな〜(T_T) などと半ば諦めつつ視線を前方へ転ずると、5m程前方に魚の白い腹が
ポッカリと。ようやく力尽きて浮き上がって来たようで、先ずは一安心。
んが、油断は大敵。玉網に収まるまでは気が抜けません。時折反転するそぶりを見せながらも無事に寄せることに成功。RYOさんに玉すけをして頂いたものの、半分しか入りそうにないので、頭から玉網に入れ尾鰭を手で掴んでの取り込みになりました。

肩で息をしながら獲物を確認すると、良型のコロダイ。70cm近くあり、本命の真鯛ではなかったものの大満足の一匹でした。

「雨なんか気にせんと、ガンガン行くぞ〜」ってな勝手なコトをほざきつつ、次こそは真鯛をと気合いMAX。

・・・・・・・・・・トコロが、この後全くアタリが無く、時間ばかりが無情に過ぎて行きます。流石のRYOさんにも焦りの色が。
雨も上がり、風もなく絶好のコンディションにも関わらず、魚だけが釣れない。こりゃあマジでヤバイぞ・・・ と思い始めた頃、RYOさんの動きに変化が。
きき合わせを入れた後、大合わせ。竿が大きくしなっています。いよいよ大物到来!
来る時の車中で聞いたバケモノかも。オイラも玉網を構えて備えます。
んが、ちょっと様子がおかしい。RYOさんも不思議そう。魚が全然動かないらしい。ラインを緩めて様子を窺ったりするものの変化なし。何度か遣り取りするうちに、突然穂先が跳ね上がり、「バレたかも知れん」と言う悔しそうなRYOさんの声。が、直後に「あれっ?何かついとる」
良型のホゴが釣れていました。 どうやらこのホゴ君がロープを巻いていたために妙な動きになったようです。残念無念。

その後、アタリが全くなくなり、17:00をもってタイムリミットで納竿となりました。

RYOさん、オイラだけ釣ってしまって申し訳ないです。
オイラに大物が釣れた時は同行者が貧果になるってなジンクスがあるんですが、今回も当たってしまいました。ゴメンね〜(T_T)

次回、真鯛リベンジに行かれるなら、オイラも誘ってください。次はオイラが坊主になりますから。

今回もとっても楽しかったです。RYOさん有り難う〜!!

追記:コロダイは実家と分けて食しました。刺身だけでは喰いきれないので、半分は醤油漬けにしました。RYOさんが仰ったとおり、モチモチとした食感で、脂の乗りも良く目茶ウマでした。外道なんて言ったら失礼ですな。

 
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