BL全年齢・R15フリーゲーム感想

王子様はお年頃/カミサマモウデ/桜色の恋(15推)/SALAMANDER/ちー兄はちっさい!!!!/蝶葬

■王子様はお年頃2010/12/30
側仕えのコットンに、熱烈片思い中のコットン王子。
そんなある日、教育係のキュプラに『ばれんたいんでー』なるものを教えてもらいます。
何やらその日は、巷では好きな人にチョコをあげる日のようで……
ばれんたいんでーまで、あと7日。
コットン王子は、誰からチョコをもらえるのでしょうか?


15禁(とはいえ、危険なシーンは特にないのでご安心を)のBLシミュレーションゲーム。
LiveMaker製です。フリーでDL出来ます。
午前と午後のパートに分かれ、お勉強や城内をうろついたり等の行動を選択して、お目当てのエンドを目指します。
エンドは全部で13個。
落とせるキャラは、本命のコットンの他、護衛のレザー、紅一点の教育係のキュプラの3人です。
最初の1周目は、10〜15分程度かな?
2周目以降は既読スキップ使えるので、もっと短くなると思います。
難易度は、私にとっては結構高かったです……というか、攻略に詰まって2回もメールを出しました(^_^;)
そのたびに、攻略ページを更新して下さった、制作者様。
その節は、本当にありがとうございました!おかげさまでフルコンプ出来ました!
私のコットン攻略を阻んでいたのはアレですね、ドレス
だって、コットンってばあんなに可愛いんだもんっ、ドレスがあったら着せたくなるのはもう、しょうがないってものですよね、ねっ!?
それにしても、あのイベント見た時は、いやーシルク王子、私と趣味合うわあ……!と思いました(笑)
シルク王子と、側仕えコットン。
ビジュアルを見るに、シルク王子の方が可愛くキャラデザされおります。
なのでぱっと見だと、受けは王子、って感じなのですが……。
実際プレイして見ると、シルク王子は攻める気満々!ってオーラを出していたのが好印象でした!
その割には、コットンが鈍いのも相まって、熱烈片思いなわけですが。
コットンとラブラブなエンドは、ようやくたどり着いただけに感無量、よかったね王子〜!!と、わが事のように嬉しかったです。
主従モノはやっぱり鉄板ですね!!
その後見た、エンドリストのおまけの会話も面白かったです。(キュプラが相変わらずイイw)
バッドエンド系では、そんな設定があったのか……!
と言う、意外だけど王道な(どっちだ)設定が明らかになったりして、面白かったです〜。
本命のコットンとラブラブなエンド以外のエンドは、お笑い、ほのぼの、ダーク……など、内容がバラエティーに富んでいて、短いながらも楽しめました。
コットン以外のキャラエンドは、王子とのラブラブエンドではないですが、それぞれにキャラが立っていて良かったです。
スチルが可愛かったので、おまけにスチル回想がなかったのが、ちょっと残念でした。
エンドリストでは、キュプラメインのちょっとしたおまけシナリオ(?)が見られて、お得でした。
お気楽で、ちょっとお馬鹿なコットン王子も、憎めなくて可愛かったです。
自力コンプは、結構大変かと思いますが、一途な王子様の空回り奮闘記、お薦めですv

戻る

■カミサマモウデ2011/11/16
夏休みのある日、高校2年生の里多中優人(さたなか ゆうと)は、後輩の御柳真生(みやなぎ まお)から肝試しに誘われる。
そしてその肝試しに、真生の幼なじみの曜子も誘って欲しいと頼まれる。
真生は、優人の幼なじみの曜子に憧れているが、彼女は幼なじみの優人と尾崎をを除くとあまり男子と交流しようとしないため、口実にしたいようだ。
苦笑しつつも曜子を誘い、OKの返事をもらい、当日の夜に集まったメンバーは、予定より1人多い、8人。
優人と真生、真生の部活の先輩で優人の友人でもある良治とその恋人である田辺、真生の同級生で同じ部員でもある大祐、真生の幼なじみの小春、そして曜子。
予期せぬもう1人は、優人と曜子の幼なじみである、尾崎だった。
尾崎は何故か、優斗や曜子以外の者には普段から遠巻きにされており、他のメンバーは彼の参加に戸惑うが、そのまま肝試しの場所へと向かう。
道々、怪談話をしながら、たどりついたのは、さびれた神社。
そこで一行は『カミサマモウデ』と呼ばれる願掛けをする。
特に変わった事も起こらずに済んで、一行は解散しそれぞれ家に帰ったが、優人はそれから、誰もいないのに気配や声を感じたり、真夜中に家の周囲を誰かが歩いているような音が聞こえ出して……。


BL風味の、ホラーノベルゲームです。フリーでDL出来ます。
サイトに注記は見当たらなかったのですが、全年齢向けのようです。
一部エンドにはちょっとだけアダルトな描写があったのと、グロ系の残酷描写があったので、個人的な印象では15歳以上推奨くらいかな?
いわくありげな神社で『カミサマモウデ』という独特の願掛けをする……という、自分なら絶対に参加したくない(…けど、終わった後の話は聞いてみたい!)肝試しをメインに展開する、ホラーものなBLです。
神社に行く前に5つの怪談話も読めるのですが、それも結構コワイ。私ならこの段階で帰ってるな……!と思いました(^_^;)
システムは吉里吉里で、全画面に文字が表示されるタイプのノベルゲームです。
攻略キャラは、幼なじみの尾崎と後輩の真生の2人。立ち絵やスチルはありません。
BGMは、OPとEDでしか流れませんでした。効果音もありません。なのでホント、『ノベル』って感じでした。
せっかくの怖い話だったので、BGMや効果音で盛り上げた方が、よりホラー度が増しただろうと思うと、ちょっぴり惜しい……!
でもこのゲームで、効果音が、ここぞ!ってとこで鳴っていたら、さぞ心臓に悪かったに違いないと思うので、私にとっては音がなくてよかったのかも。
公式サイトに攻略ページがあったので、ガッツリ見ながらプレイしました。
選択肢による分岐ではなく(それで見られるエンドもありますが)、好感度ポイントの合計でエンドが分岐するタイプのゲームなので、自力で攻略するのはちょっと難しいかもしれません。
だけど、セーブポイントは10個しかないと言う……。攻略見てプレイしたので足りましたが、自力プレイ派の人にはちょっと厳しいセーブ数だと思います。
プレイ時間は、直行できるバッドエンドまでにかかった時間が1時間くらい。
その後、後輩の真生ルートと、幼なじみの尾崎ルートに分岐します。
ロードし直して、尾崎ルートで最初に見られるバッドエンドまでに30分ほどかかったので、ルート分岐後のエンドを1周目に見るとするなら、1周のプレイ時間は約1時間半くらいでしょうか。
エンドは全部で11個あって、フルコンプまでには2時間40分ほどかかりました。
思ってたよりボリュームありました!自力プレイ派だと更にプレイし甲斐があると思います。
どれか1つエンドを見ると『鳥居』というおまけページがタイトル画面から見られるようになります。
エンド数の確認と、キャラクター設定(イメージイラスト付き)が見られます。

内容ですが、カミサマモウデするシーンまでは、高校生グループがワイワイしてる、って雰囲気で、ホラーではあっても特にBLではありません。
が、後輩or幼なじみのキャラルート分岐した後は、ちゃんと、ホラーかつBLな展開が待ってました……!
カミサマモウデの呪いを解くために主人公の優人がする事は、どっちのルートでも相手が変わるだけで同じですが、ルートによって展開が大きく異なるので、どっちのルートも楽しめました。
楽しめましたって言うか、怖がれました!って感じですね。
そして大事なBL展開ですが、こちらも、それぞれのグッドエンドで甘酸っぱいシチュエーションが満喫しました!
幼なじみも後輩君も、途中でちゃんと、「あ〜、優人のことが好きなんだなー」とうかがわせるような雰囲気を見せているんですが、主人公のお約束(笑)で、さっぱり気付いていないのも個人的に萌えでした。
BLカップリング成立するグッドエンドでも、ホラー部分はちゃんと怖いのが、上手いなあ…!と思いました。
グッドエンド(カップル成立)とノーマルエンド(非成立)が各1つずつ、それ以外はバッドエンドになるのですが、どれもそれぞれに怖かったです……!ホントに!!
キャラルートに深く食い込んでいるバッドエンドは、エロスだったりグロだったり陰惨だったりして、一口に『怖いエンド』と言ってもテイストが違っていたのが良かったです。
後輩君の監禁エンドはエロい上にいい感じに病んでいて萌えでした……!
幼なじみのバッドエンドはどれも、旧家の忌わしい因習……というオドロオドロシイ感じが一貫していて見応えがありました。
BLなグッドエンドで、優人が、攻めの想いを戸惑いながらも受け入れる所が、すごく可愛くて萌えでした!
どっちの攻めも、(気持ちを受け入れてもらえるなんて)『信じられない……!』という態度だったのも、何だか微笑ましかったです。
君たち仲悪いのに、告白成功後の反応は似てるんだねww
そして、想い通じ合って、ここから本格的なラブシーンが……!
……始まるかと期待した所で終わってしまったので、結構本気で「こ、ここで終わりなんてっ……!!」と、思ってしまいました(笑)
もうちょっと、ラブラブな後日談が……!エピローグが読みたかったです……!!
リメイク版を制作中とのことで、そちらもとっても楽しみです。
出来れば、グッドエンドの後日談を!ちょっとでもいいから追加してもらえると嬉しいです〜〜!!

戻る

■桜色の恋(15推)2007/11/23
※サイトが閉鎖されているようなので、VectorのDLページにリンクしています。( 2013年10月現在)

15歳以上推奨(個人的には12歳以上推奨くらいかなーと)の、BLゲームです。
フリーでDL出来ます。
1プレイは30分くらい。
フルコンプには1時間ちょいくらいかな。
さくっとプレイできる可愛いBLゲームです。
絵柄もくりんとした目が特徴の可愛らしい雰囲気。
OPムービーのアニメもあります。
卒業までに、大好きな担任の先生に告白したい!という、ちょっと内気な小学生、まろんの奮闘記です。
担任の先生の他は、幼馴染の恭哉が攻略可能できます。
ショタ系なBLゲームなので無理ですが、ライバルキャラの咲花ちゃん落としたかったですね!
ああいう、高笑いが似合うお嬢様キャラ大好きです。
ドッジボール対決が面白かったです〜v
まろんの双子の姉、すももちゃんも可愛かったですよ。
姉弟のやり取りにもほのぼのしました。
ラストで告白するまでに、学校行事がいくつかあったのが、楽しめました。
おっとりした先生とのシナリオもよかったのですが、幼馴染とのシナリオで通る、演劇のイベントが好きでした〜!
恭哉が王子様、まろんがお姫様と言う、お約束イベントです!
それ以外でも、幼馴染ルートの方が女装が多かったので個人的にポイントが高いですv(やっぱりそこか!)
OPムービーで流れる歌も可愛いですよ〜。
さくらいろ〜こいしてる〜♪
というキュートな、思わず口ずさみたくなる歌は、サイトでも視聴可能です。
ところで、先生エンドの、ラストのスチルがおまけのスチル回想に収録されないのは何故……?

戻る

■SALAMANDER2009/7/17
兄と二人きりで新天地に引っ越してきた主人公・久藤仁介(くどうじんすけ)は、十年ぶりに幼なじみの五百旗頭 七里(いおきべ ななり)と再会する。
だが、幼なじみはまったく違う名を名乗り、仁介ことを知らないという。
納得のいかない仁介は、七里の家を訪れるが、そこで見たものは人ならざる者と幼なじみの壮絶な戦いだった。
七里を助けようとした仁介は、自分の中に眠っていた力を目覚めさせ……。


人外バトルBLノベルです。フリーでDLできます。
テキストウインドウ枠にシナリオが表示されるのではなく、全画面に文字が表示されるタイプのノベルゲームで、主人公以外は全て立ち絵があります。
スチルも結構あったのですが、スチル回想がなくて残念〜。
システムはNSCripterで、Vistaでもさくさく動きました。
全年齢向けですが、流血・暴力シーンが結構派手に出てくるのでその辺苦手な方は要注意。
攻略キャラは幼なじみの七里、兄(義兄)の鴇也(ときや)、銀色長髪の鬼・バルドゥインの3人。
エンド数は全部で7つ(グッドエンド3つ、バッドエンド3つ、共通バッドエンド1つ)。
1周にかかった時間は6〜7時間、総プレイ時間は12〜13時間くらいでしょうか。
軽い気持ちでプレイしてみたら、思ったよりボリュームがあって驚きました。
基本、主人公の一人称で、時折第三者視点が入ります。
主人公は熱血でもへたれでもクールでもない、至ってニュートラルな性格(公式サイト登場人物紹介ページ参照)ですが、ツッコミの切れ味はなかなか鋭く、
超ブラコンで俺様な兄とも、クールに変貌した幼なじみとも、マイペースな人外美形にも、臆せず素早く切り返していて好印象でした。
会話のテンポが良かったので、全体的にシリアスで長め話の割には、重くなりすぎず読みやすかったです。
人外バトルBLと銘打たれてるだけあって、バトルにつぐバトルで、ジャンプ並みに戦闘シーンが続きます。
どっちかというと戦闘シーンが続くと飽きてしまうタイプの人なのですが(汗)、
(逆にバトル燃え!な方にはお薦めです。受け主人公がガンガン闘うBLノベルゲームってあんまり見ない気がするので)
バトルの合間に主人公サイドの事情だけでなく、敵サイドの背景も挟んであるのが興味深く、挫折せずフルコンプまでたどり着けました。
敵キャラの一人一人に制作者様の愛を感じました。(特にバルドウィンの側近2人のエピソードがよかったです〜)
BLな展開は、人外との戦いに身を投じていくことで、攻略キャラとの関係が変わっていく……という王道展開で萌えました〜v
ラスト付近では、この辺でたぶんきっとエロが!
と、いうシーンもほんのりありますが、全年齢なので具体的な描写はありません。
脳内で補完しましょう(笑)
お気に入りルートは、銀髪美形鬼のバルドゥインでしょうか。
敵キャラ攻略は、女性向けゲームの醍醐味だと思ってるので(笑)
とはいえ、幼なじみも兄もそれぞれテイストが違ってよかったですよ〜。
あと、どのルートでも漏れなく三角関係が楽しめるのもポイント高いです。
特に幼なじみルートでの、兄→主人公←幼なじみの三角関係はバッドエンドこみで必見!

戻る

■ちー兄はちっさい!!!!2017/4/23
高校一年生の春真(はるま)には、近所に住む二学年年上の幼馴染・千歳(ちとせ)がいる。
大人しい春真は幼いころは千歳にべったりで、いつも守ってもらっていたが、身長が急激に伸びて、すっかり千歳の背を追い越してしまった今、その関係を変えたいと思っているのだけど……?


1周5〜10分、20分ほどでさくっとクリアできる、年の差&身長差ほのぼの幼馴染BLゲームです。
千歳こと「ちー兄」を意識して、脱・弟したい春真ですが、そんな春真の心境など知る由もないちー兄が、前みたいに弟としてなついてくれないのを寂しく思って、一生懸命春真にお兄ちゃんらしく振舞おうとする様子が、すごく可愛かったです!
エンドは4つあって、1つがらぶらぶ(ベストエンド)で、他の3つがほのぼのエンド(グッド、またはノーマルエンド?)です。
バッドエンドはありませんので、安心して年の差&身長差な幼馴染に萌えることができますよ〜!
スチルは差分抜きで8枚。ギャグっぽいのや、意表をついたスチル(このゲームじゃなかったら18禁スチルになったであろう……)もありますが、総じてゲームの雰囲気にあったほのぼのした可愛らしいスチルでした。
立ち絵も可愛らしく、特にちー兄がぴょんぴょん跳ねるような動きをしてるのが面白かったです。
らぶらぶエンドは、幼馴染ものの王道! って感じで、プレイしながら終始にまにまして頬が緩みっぱなしでした!
ちー兄の可愛さと、春真の純情っぷりに萌え癒されました……。
欲を言えば、キスのスチルもほしかったです!!
がんばって脳内でスチル再現しましたが、やっぱちゃんとキスなスチルを見たかったなあ。
ほのぼのエンド3種は、春真がちょっと切ないものや、予想外なコメディエンドがあって面白かったです。
18禁になりそうでならないスチルがありますので、ぜひプレイして確かめてほしいところです(笑)
らぶらぶエンドが、いい雰囲気のところで終わったので、続編で初デート編とかプレイしてみたいです!
可愛い幼馴染スキーにお薦めの作品です。
戻る

■蝶葬2007/12/9
配布サイト:蘆屋(閉鎖されました)
一本道のサウンドノベル全年齢BLゲームです。
フリーでDL出来ます。
選択肢がなく、文字が全面表示されます。
プレイ時間、というか読み終わるのには1時間くらいかな?
(すみません、はっきり時間計ってないのですが、たぶんこのくらいだったかなと)
背景やスチルはモノクロで、水墨画のような感じでしょうか。
中々味わい深いです。
立ち絵は、立ち絵と言うよりも表情絵という雰囲気です。
上手くいえませんが、台詞ウインドウ枠があるゲームだと、枠の横に表示される表情差分スチルが、背景の任意の場所に表示されている感じです。
そしてお話のほうはと言うと、一言で言うのなら……、

坊主愛憎劇

です。
め、めずらしい……!!
BLで坊主、って確かにアリだと思うんですが、商業モノでも中々見たことがないので、新鮮でした。
時代設定ははっきりと文中に出てこなかった(と、思う)のでわかりませんが、現代ではないようですね。
都から誰それが〜、みたいな記述があったと思うので。
少なくとも江戸時代以前な雰囲気でしょうか。
とある寺が舞台で、登場人物は皆、僧侶と寺社関係者です。
お話の内容をもう少し詳しく紹介すると……、

真面目な修行僧の英信(えいしん)は何かとつっかかってくる同い年の修行僧、連生(れんしょう・ツンデレ)と他愛もない喧嘩をしながら、日々の勤めに励んでた。
そんなある日、心から慕い尊敬していた大僧正が、突然、亡くなったと告げられ、英信は悲嘆にくれるが……。

と、言うようなお話です。
見所は、悲しみにくれる英信の周囲の人間(僧侶)模様、大僧正の死因の謎……、と言ったところでしょうか。
何というか、英信がモテ過ぎなのがこの坊主愛憎劇の悲しい原因なんだろうなあ。
でも、英信本人には、そういう自覚は全然ないんですよね。(その辺は坊主といえどもBLの主役っぽい?)
英信を一途に慕っている小姓の聖(ひじり)も切ないんですが、先輩修行僧の玄親(げんしん)がホント切ないなあ……。
笑顔を出し惜しみするなよ英信!と、思わず突っ込みを入れたくなりました……が、英信はあくまで天然なんだよなあ。憎いぜ。
読後感は思わずしんみりしてしまう、僧侶BL(全年齢)でした。
途中から先が気になって一気に読めて、面白かったです。
大僧正の亡骸を見に行ったりと後半の展開は、ちょっとミステリーっぽい雰囲気だったのもよかったです。
英信と、ツンデレ修行僧・連生とのやり取りも微笑ましかったです。
この二人のその後が気になりました。
やっぱ、同じ寺に行ったんでしょうかね……?

戻る


戻る