2000/04/09 Endless Talk Session〜10番勝負〜第7回戦 ゲスト:木村 佳乃

(福)・・・この時間はですね、福山雅治 10th Aniversary Special 〜Endless Talk Session 10番勝負〜第7回戦をやっています。長いんだよね、これね。今日のお相手はわたくしの忘れ路の、思い出の夏のマドンナ木村佳乃さんですけど、引き続きデビュー10周年の福山&明日24歳の誕生日を迎える木村佳乃のダブルアニバーサリートークをお届けしたいと思います。 はい、木村佳乃さんがこれから、福山雅治へ望む事は何ですか?(笑)って、これなんだよ?
(木)ねぇ、私さっき福山さんに「なんか一言、言う事ないですか」って言われて。うーん、ねぇ。
(福)「結婚して下さい」しか思いつかないの分かるけど。(笑)結婚とかって考えますか?
(木)私ね、これ、まだね正直なところ結婚願望っていうのはないですね。あのー、まぁ家庭とかすごい好きだし、別に家事が嫌いとかそういうんじゃなくて。その籍を入れるとか・・・なんだろう?単純な、やっぱ家と家のものだと思うんですよね。結構、真面目に考えて自分達だけの問題じゃないような気がするんですよね。
(福)家と家ね。
(木)なんかちょっと古風な。
(福)今どき言わないよ。(笑)
(木)言わないかもしれないんですけど。
(福)鉄矢さんのセリフであったような気がするけどなぁ。
(木)でもやっぱりね、自分の両親とも相手の両親とも仲良くして欲しいし、やっぱ家と家とのご縁ですから。
(福)そういうの大変みたいよ。
(木)ねぇ、だからまだ今の私だとそれを全部抱え、このお仕事やりながらその、結婚っていうの両立できないような気がして。
(福)しっかりしてはる。うーん・・・。
(木)福山さんって、恥ずかしがり屋さんで、照れ屋さんって聞いたんですけど本当ですか?
(福)なんで?確認するの?
(木)いやー、これ誰から聞いたんだっけな。誰か忘れちゃったんですけど。まぁ、共演した後に「福山くんって恥ずかしがり屋であの、人見知りでしょ?」って言われて「えっ??」と思って。あっそうなのかなぁ?って・・・。そうなんですか?
(福)そうですよ。
(木)あっ、そうなんだ。それに気付けない私は未熟ですね。「なんて堂々とした人なんだろう」って思ってましたから。
(福)全然。(笑)おかしいな。俺全然、恥ずかしがり屋の照れ屋さんなんだけどな。
(木)全然私が恥ずかしがってばっかりで。もう。
(福)いや。僕も恥ずかしがってばっかりで。
(木)そうなんですか?
(福)お互い、恥ずかしがってたんだよ。
(木)(笑)そうなんですか?照れ屋さんなんですか?
(福)照れ屋さんですね。
(木)人見知りなんですか?
(福)人見知りしますね。
(木)ふーん、そうなんですか・・・。
(福)汗かいてきちゃった。また、佳乃の熱い眼差しに・・・。すごい興味深気に見るんだよね。
(木)だって興味深いもん!すっごくっ!!
(福)えーと、じゃあね、音楽活動に専念するかと思いきやドラマにも出る、と。
(木)そうですね。でもこれは単発で、4月13日に夜8時からミニスカート・・・。
(福)そう、ミニスカート見てぇー。俺も。
(木)手塚治さんの原作で、すごくファンタスティックなお話で。すごく面白いから、ぜひぜひやりたいなぁと思って、演技が楽しい。
(福)そうですか。
(木)でも、あとは連続ドラマ終わって、何気にあの、のんびりしてるんですけど。
(福)あっ、そうなんですか。ふーん。じゃですね、ここでいつも恒例になってるやつがあるんですけど、ゲストの皆さんから福山10周年という事で、捧げる曲。福山に。・・・というのを1曲選曲してもらう事になってるんですけど。
(木)そうなんですよ。この曲は御存じですよね?
(福)あっ、あのー多分知ってると思います。当然、このシンガーは知ってますから。
(木)これは、映画のタイトルにもなってるんですけど。ベット・ミトラーがジャニス・ジョップリンの生涯を演じた映画で。この歌は、私が洋楽の中で一番好きでよく、辛い事とか悩み事があると、これを聴いて泣くんですよ。
(福)泣く!
(木)泣くんですよ。
(福)かわいーっねー!
(木)人前では全然泣かないんですけど。全然。
(福)あーあーあー。
(木)うんうんうん。人前で泣くと恥ずかしいんです。
(福)俺、でも飛行機の中で映画見ると、必ず泣いちゃうんだけどなぁ。
(木)(笑)
(福)泣くつもりないのに。
(木)あっ、何見たんですか?
(福)えっ、あのね「遠い空の行方へ」。向こうへ・・・だっけな?最近見たやつはね。
(木)でも飛行機の中って結構、なんかね・・・。気圧の違いっていうか・・・。
(福)泣いちゃうんですよ。そうそう、気圧で押し出されちゃうように、涙が出て来るんですよ。
(木)あそこで映画見るっていうのは、誰が考えたのか。結構楽しいですよね。
(福)そう。
(木)私、必ず寝ちゃうんですけど。
(福)あっ、寝ちゃうんですか?
(木)結構・・・。
(福)でもそんな佳乃ちゃんにも、泣く時がありまして。
(木)そうそうそう。これは、本当に大好きな曲で、これをぜひぜひ福山さんにプレゼントしたいなっと。
(福)あら、うれしいわ。
(木)思って選ばさして頂きました。
(福)ありがとうございます。じゃあその曲をかけてる間に、今後の福山雅治に糧とする為の「アニバーサリー・ワード」、これ言葉をですね、したためて頂きたいという色紙も用意してますんで。
(木)はい。
(福)それでは、曲の紹介の方よろしくお願いします。
(木)それでは聴いて下さい。ベット・ミトラーで「The Rose」です。

♪♪ベット・ミトラー「The Rose」♪♪

(福)俺もこれで泣こう。
(木)結構ね、詩が辛辣で結構いいんです。
(福)あっ、そう。英語の歌聴いて、すぐに詩が分かる?
(木)分かんないです。
(福)(笑)はいっ。
(木)歌詞カードバッチリ読みます。(笑)
(福)じゃあですね、言葉書いて頂いたみたいなんで、ちょっと佳乃ちゃん紹介して下さい。
(木)すいません。あのー。(笑)今の気持ち!「コンサート楽しみです。」
(福)(大笑)
(木)(笑)いやっ、本当に楽しみなんですよ。
(福)すげぇな。すげぇ、普通でいいっ。
(木)そうですか?すいません。
(福)いや、バッチリ!!
(木)こんな感じなんですけど。
(福)これ頂いていきますね。これ、ちゃんと似顔絵描いて。これ佳乃ちゃんですか?
(木)はい。
(福)ねぇー。朗らかにねぇー・・で、トークセッションお送りしてますが、佳乃ちゃんとね番組内でのトークはここまでという事で。
(木)早かったですね。
(福)そうですね。
(木)あっという間ですね。
(福)あっという間ですよ。まぁ、この続きは佳乃ちゃんちでやる事にするとしてですね。
(木)そうなんですか?
(福)ええ。
(木)言い切りましたね。(笑)
(福)ええ。御家族に交えて・・・。
(木)あっ、そうですか。じゃあ楽しみ。
(福)家と家の問題だからね。
(木)(大笑)そうですね。いろいろね。ありますからね。
(福)そうそう。じゃあ、木村佳乃、最新情報をおさらいしましょう。これね、すごい興味ある事があるんですよ。僕、また・・。
(木)何ですか?
(福)まぁ、シングルね。「恋する日曜日」絶賛発売中と、そしてセカンドアルバム「GIRL」ね。4月20日にリリース!そして、いやぁね、この「GIRL」がね発売になるのが楽しみなんですよ。その次ですよ、これっ!!そのアルバムを引っさげて、なっなっなっなんとっ!!ライブ!!
(木)そう。初ライブなんですよ。
(福)ほらぁー!
(木)すっごい嬉しい。
(福)緊張するって言ってたじゃん。だって・・・。
(木)うん、でもね。
(福)1回なんだっけ?コンベンションかなんかの時にあのー、ステージ出て行ってすぐ帰ったんでしょ?ステージから・・・。
(木)そう、間違えました。歌ってすごい緊張してて思いっきり詩が真っ白になっちゃって・・・。2回続けて歌いなおしたんですけどね。
(福)歌い直しやったのね。
(木)3回目に袖に引っ込んだんですよ。走って。(笑)
(福)(笑)
(木)「ちょっと待ってね」って。笑いとりましたね。笑いとるつもりじゃなかったんですけどね。
(福)いや、でもねそれはすごい事だよ。それは・・・。なかなかできないね。
(木)恥ずかしいです。
(福)いやぁー、ステージからね。ステージから逃げ出すっていうのはね・・・。
(木)ねっ。
(福)荒技だね。それは。
(木)でもでも、チェックしたくて。詩を、どうしても・・・。
(福)あー、1回見てね。
(木)見て。(笑)
(福)そのライブが6月の17日名古屋のクアトロ、6月18日大阪のクアトロ、6月25日東京渋谷クアトロ。これ、全部やった事ある。俺ね。
(木)どうですか?クアトロって?
(福)懐かしー!えっとね、恥ずかしかった。
(木)えーっ!何か注意事項とかありませんか?
(福)注意事項ですか。立ってやるんだよね?座ってやるんじゃないんだよね?
(木)立ちます。
(福)水をいっぱい飲んだ方がいいんじゃない?
(木)あっ、そうですか。
(福)本番中にも、ちょこちょこ。結構、緊張するんじゃない?やっぱりさ・・・。
(木)します。緊張とかするんですか?
(福)いや、しますよ。ライブ緊張する。で、緊張すると、口が乾くでしょ?で、乾いた唇が歯の裏に乗っかって下りなくなるの。
(木)知ってる!それ「歯唇」って言うんですよね。
(福)あっ、そうなの?
(木)(笑)
(福)その「歯唇」になっちゃう。
(木)あー、それ困りますね。
(福)なるべく潤した方が。飲み過ぎると、また「ゲップ」とか出ちゃうから。
(木)(笑)
(福)潤す感じで・・・。
(木)あっ、そうですか。
(福)あと、勢い余ってマイクにねガァーっと歌いに行くと、歯が欠けるんで。俺、欠けてんだよね、ちょっと。
(木)そうですか。あらあら。
(福)だいたいワンツアーやると、ちょっと欠けるの。
(木)そういえば、歯医者さんでしたね。
(福)おいおいっ。
(木)突然思い出しましたけど。
(福)お客さんでしたね。
(木)はい。歯ね。
(福)これ、ライブ楽しみ。
(木)私、ギターも弾こうと思ってたりするんですけど。
(福)出たぁ!マーチン持ってるんだよね?
(木)持ってますよ。
(福)どう?
(木)歌が疎かになります。あからさまに。(笑)どうしようかと思って・・・。こういうマイクつけようかな?
(福)ヘッドセットね。
(木)はい。しかも、こんぐらいになっちゃうし。
(福)こうやってね。
(木)位置が高い。なんかビートルズみたいになって格好悪いですよね。異常に。
(福)いいじゃないですか。高いの・・。だったら座ってやればいいのに。何曲か。
(木)そう思います?スタンディングだし、座ったら後ろの人見えないかなぁーなんて・・・。
(福)いや、そんな事ない。ステージっていうのは、ちゃんと上がってるから。
(木)あっ、そうだね。(笑)
(福)だから、座る場所もあってもいいんじゃない?そしたら落ち着いてギターもひけるしさ。歌詞も忘れない。譜面台置けるもん!バーンと・・・。
(木)あっ、そっか。
(福)そうそうそう。
(木)そっか。でも、基本的には歌をきっちり歌いたいかなぁーと思って。やっぱり。
(福)あっ、そうですか。
(木)はい。
(福)楽しみですね。
(木)ねぇ。緊張しますね。
(福)楽しみですよ、ほんと。
(木)頑張ります。
(福)頑張って下さい!・・・と言う訳でね、福山雅治10th Aniversary Speial 〜Endless Talk Session 10番勝負〜 第7回戦。
(木)はい。これ勝敗とかあるんですか?
(福)ないっすよ、別に。
(木)「勝負」というだけで、勝敗はないんですか?
(福)ええ。勝敗はないです。
(木)あっ、そうですか。
(福)大丈夫です、全然。今日は、木村佳乃さんをお迎えしました。
(木)はい。楽しかったです。お久し振りにお会いして、なんかすごくお元気そうで良かったです。
(福)じゃ、ユースケ君とライブでも来てくださいよ。
(木)ぜひぜひ。絶対観に行きますよ。
(福)ぜひぜひ。ほんとに。
(木)目の合う所にいますから。
(福)いやーんっ!!
(木)います!絶対にっ!
(福)ダメー!!
(木)(笑)あれ、結構見えるんですよね。客席って。
(福)見えるよ、客席は・・・。
(木)目の見える所に・・・。
(福)だめだめだめ。僕、佳乃ちゃんのライブを楽しみにしてますんで。
(木)はぁーい。ありがとうございます。がんばります。
(福)今日は、木村佳乃ちゃんをお迎えしました。どうもありがとうございました。
(木) どうもありがとうございました。

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