2000/04/16 Endless Talk Session〜10番勝負〜第8回戦 ゲスト:加藤 晴彦

(福)僕以外の男らしい声を聞かせてあげましょう。よろしいですか、皆さん!どうぞ!!
(加)はい。福山雅治さんの子分の加藤晴彦です。どうもです。
(福)(笑)なんだよ。その、子分って。
(加)いや、僕はいつも「師匠」と呼んでいるので。
(福)子分ってあの・・・。
(加)あっ、親分と子分ですから。師匠に対して何ですかね、じゃ。
(福)師匠に対して?
(加)あっ、弟子。
(福)弟子だね。
(加)弟子です!
(福)子分って、「赤城の山も今宵限りだ」の世界。
(加)最近使わない言葉ですけどね。
(福)使わないですよね・・・。加藤晴彦くんです。どうも。
(加)どうもこんにちは。
(福)もう今やですね、渋谷のヤマンバギャルのですね、カリスマとしてですね、君臨している・・・。
(加)そんなぁ、嬉しくないですよ。
(福)あのー、「egg」とかあーいうのにモテるよね。それ、どうなの?自分で?
(加)(笑)えー、いや僕がね・・・。
(福)嬉しい事は嬉しいじゃん。別に嫌なわけじゃ。
(加)嫌な訳じゃないですよ。
(福)モテるってことは、どこにモテても嬉しいじゃん。
(加)あのー、僕はっきり言いますね、でも。はっきり「ギャルは嫌い」だと。
(福)あっ、痛っ!
(加)言ってます!ちゃんと。
(福)だめだよ、そんな事。「よしよし」しないと。
(加)いやぁ、「よしよし」もしたいんですけどね。あのー、女性って一番素顔が分からない場所って、例えばゲレンデであるとか、海であるとか・・・。騙されやすいじゃないですか。
(福)はいはい。
(加)それが渋谷の街にまで来たと思うと。
(福)でも・・・
(加)分かんないじゃないですか。
(福)真っ黒ですよ。
(加)(笑)だから分かんないですよ。
(福)あー、なるほどね。あっ、ちょっと紹介するの忘れてた。ということでね、福山雅治10th Anniversary Speial 〜Endless Talk Session 10番勝負。8人目のゲストは、加藤晴彦くんなんですけど。
(加)あっ、ども。
(福)もう、さっそく熱いトークになりそう。ねっ?真実の男。男らしい男。男の中の男。ねっ、もう「ガングロコギャル」も嫌いだと言い放つ、そんな男らしさの塊のような男なんですが、この番組的にはどうにもねぇ・・・。それだけでなく疑惑があるんですよ。
(加)はい。
(福)はい。
(加)なるほど。
(福)加藤晴彦くんの疑惑。それは何かと言うと、ちょっと何はともあれね、テープ用意したんでこれ聴いてもらおう。

〜〜〜テープ〜〜〜
(西)加藤晴彦君。加藤君いるじゃないですか。
(福)知ってる、知ってる。
(西)知ってるでしょ。加藤君の昔付き合ってた彼女が、僕の昔やってたバンドのファンだったっていう・・・。
(福)(笑)そんなこと言っていいのかよ!
(西)加藤君、だって言ってたもん。本人が。
(福)そりゃそうだけどさぁ。(笑)だって加藤君の昔付き合ってた彼女は、あの、俺のコンサートにも加藤君と一緒に来たらしいよ。
(西)(笑)それ何?常套手段なのかなぁ。
(福)ちょっと待って。
(西)分かんない。(大笑)
(福)俺達さぁ、
西・福)はっ、はめられてない?
(福)いい気持ちにさせられて。
(西)ちょっとフワフワしただけかも。一瞬。
(福)「あっ、ナイスガイじゃん」なんて。
(西)ハメられてるかも。
(福)いやぁー・・・
 〜〜〜テープ終わり〜〜〜

(福)・・・というね。
(加)はい。
(福)前ね、西川くんゲストに来た時も、そういう話で盛り上がって。どうやらね、俺と西川くんとの間では、加藤晴彦という男は出会う奴、出会う奴に・・・。
(加)はい。。
(福)「いや実は昔の彼女がファンだった」と。
(加)(大笑)
(福)昔の彼女をネタに、俺達たぶん、他の出会った人とかいっぱいいると思うけど。この業界ね。
(加)確かに。
(福)みんなに「昔の彼女がファンで・・」「昔の彼女がファンで・・」言ってるに違いないって事になってる訳よ。
(加)今の段階ではそういう事に・・・。そうですね。
(福)みんなをいい気持ちにさせてんじゃないかと。
(加)僕それで次の日に、もう留守電入れましたよね?
(福)うん、入ってました。
(加)福山さんにも、西川さんにも、僕は友達からもガンガン来ましたから。
(福)はいはいはい。
(加)「福山さんが、お前ちょっと勘違いしとるぞ」って。
(福)いやいやいや。勘違いじゃないじゃない。だって・・・。
(加)「間違えとるぞ」って。
(福)いや、西川くん・・。じゃあね何かい?と。加藤くんが昔付き合ってた彼女は、誰の事も好きだったのか?と、なりかねない訳よ。
(加)あのですね。僕、ちゃんと携帯電話、限られた数秒の中で、ちゃんと整理してあの、セリフのようにバッと言ったんですけど。
(福)入ってました。入ってました。
(加)まずじゃあ、西川さんの方でその、彼女がどうって話は。
(福)はいはい。
(加)まず、西川さんがやってたバンドは、僕が好きだったんですよ。
(福)あっ、なるほどね。
(加)で、僕CDもほんとに失礼ですけど、世にそんなに出てなかったじゃないですか。当時、そのバンドは。
(福)はいはい。
(加)僕はファーストアルバムもセカンドアルバムも持っているんですよ、そのバンドの。4人だったバンドなんですけど。
(福)はいはいはい。
(加)それで好きで、あのソロになられてから。僕が・・・。
(福)嫌いになったんだ。
(加)いやいや、違う違う。(笑)
(福)なんだこれ?あの頃、良かったよ!!
(加)どういう格好してんだっ!!(笑)いや、違いますよ。
(福)なんだ、このトークは!!
(加)(笑)いや、違いますよ。そんな・・・。そんな事言って。
(福)はいはいはい。(笑)で、俺の話は何だった訳?
(加)福山さんは、あれじゃないですか。僕が当時、高校生の時とか、彼女と一緒に好きでコンサートも行ってたって話は以前もしましたね。
(福)しましたね。
(加)その時の彼女なので、もう全然昔の、まだ「青い時」の彼女なんですよ。
(福)はいはい、なるほどね。
(加)別れてからとかも行きましたよ。福山さんの歌を聴きながら。言いましたよね?それね。
(福)聞きました。もう別れる事が決定してるにも関わらず、先にチケット取ってたんで。
(加)(笑)そん時、付き合ってたんですよ。でも、どうしようもないんで「一緒に行こう」って言って。
(福)そう、もったいないからって。
(加)もったいないからって事はないですけど。(笑)
(福)その想い出といろいろ混同しちゃってたんだ。俺と西川くんの間で・・・。
(加)そうですね。
(福)昔の彼女と・・・。彼女違いなんだと
(加)全然、彼女違いますからね。だから。
(福)・・・とは言えだ。ということは、とりあえず加藤くんは俺のCDも持ってたけど、西川くんのバンドのCDも持ってたと。
(加)でも、ソロのCDは僕持ってません!
(福)(大笑)それ・・。
(加)ほんとにこれ、マジで。
(福)それー、ちょっと傷付くよ。西川くん、そういうとこ結構弱いよ。
(加)えっっ!!
(福)これ放送のってるからね。
(加)えっ、でもね(笑)いない人のことを、こうケチョンケチョンに言うのがやっぱり・・・。
(福)でも、サンプル盤は持ってるでしょ?
(加)えっ?
(福)サンプル盤。
(加)新しく出るマキシシングル、頂きまして。それはそれで、ちゃんと。あの、封付いたまま置いてあります。
(福)(大笑)
(加)花粉の粉がちょっとかかってる。
(福)それね、結構傷付くんだよね。あいつ。
(加)えっ、じゃあ、ねぇ・・・。
(福)えー、じゃあ次のコーナー行ってみましょう。というわけで、今日はあの男っぽい(笑)・・・あの・・・。
(加)男っぽい。(笑)
(福)トークしたいと思いますけど。僕らが知り合ったのは、某AM放送の僕のスペシャル番組の時なんですよね?ほいで、僕は終わってみんなでビールでも飲んでたら、1曲目にかかった曲が、加藤くんの番組で1曲目にかかった曲が「ただ僕が変わった」っていうね、渋いとこをね選択してくれて。
(加)はい、卒業文集にも書いた曲ですよね。
(福)(笑)またいい気持ちになって来た!いい気持ちになってきた!!
(加)これはほんとにね。
(福)なんて書いたの?
(加)「ただ僕が変わった」が好きです!っていう・・・。で、だから息子に付けたい名前とか・・・。
(福)「ただ僕が変わった」っていう名前?
(加)(笑)それはまた別の段なんですよ。
(福)それ「クォーク」よりもすごいよ。(笑)
(加)「ただ僕が変わった、ただ僕が変わった」!!いい名前!(笑)
(福)すごい名前だよそれ。
(加)まぁ、そうなんですよ。
(福)まぁ、いいとこに行ったね。そんなね、もう「今、日本で一番熱い男」加藤晴彦くんとね、このテーマを置いて語ってみたいテーマは、「ズバリ、オ・ト・コ!」男をテーマに語ってみたい。加藤晴彦くんと言えば、男らしい顔。
(加)そう言う事で今日は進められてるんですね。
(福)無理やりね。
(加)無理やりっすよね。(笑)ほんと、無理やりもいいとこですよね。
(福)男らしい顔。身長175cm、体重59kgの男らしい体型。・・細っ! と言う訳で、ここにね数枚のカードを用意したんだけど。カードがある訳ですよ、男カード!
(加)はい。男と書いてありますね。
(福)これ、名付けまして「ダンディ・カード」と言います。
(加)ダンディ・カード。
(福)これを2人で分け合って、互いに出し合い、相手が出されたカードのテーマ、質問にはどんな事でも男らしく答えていきつつ、トークセッションを展開していこうというのが今回の狙いなんです。
(加)まずは男らしく答えろと、ちゃんと正直に。
(福)男塾みたいなもんすから。
(加)(笑)はい。男塾。さきがけ男塾ですね。懐かしいですね。
(福)まぁ、それはいいとしてさ。 と言う訳で行くよ。 2人のディープなところまで体当たりでぶつけあうトークセッション。ダンディカードによるトークセッション、スタートです。 ジャンケンしようか。
(加)はい。
(福)ジャンケンも男らしく、一発勝負だから。どっちが先に先攻、後攻ね。
(加)先攻、後攻ねちゃんと言ってくださいよ。(笑)先攻。後攻ですね?
(福)先攻、後攻ね。いくよ!ジャンケンポイ!
(加)勝ちました、僕。
(福)僕、負けた・・・。
(加)はい、福山さんに質問です。「男として最も恥ずかしい行為は何でしょうか?」
(福)これはね、「女を泣かす事」だね!!
(加)(大笑)そんな、顔がめっちゃしょっぽい顔してますよ。福山さん大丈夫ですか?
(福)そう?
(加)女を泣かす事・・・と言うのは、泣かすと言っても色々あるじゃないですか?
(福)いや、女を泣かす事ですよ。例えば、別れ際とかでもそうだし。
(加)でも、別れ際って絶対泣いちゃいますよね。女性って。
(福)いや。
(加)「あっそう」って言われる事あるんですか?それ、福山さんが泣いちゃったんじゃないですか?
(福)(笑)
(加)それって・・・(笑)
(福)じゃー僕・・・、どっちが出すんだっけ?俺が加藤くんに出すんだ。えーじゃねぇ・・・これ行こうっ!はいこれ。「現代の男にはこれが欠けてるっ!!」言って。 これだけ散々やんちゃして来た。名古屋でだって「晴坊」っていったら、もう。
(加)そんなっ。(笑)福山さん、今日どこに持って行きたいんですか?
(福)いやいやいや、まぁまぁまぁ。着地点あるから。
(加)あります?(笑)はいっ。
(福)今の男には、これ欠けてる。いっぱいあるでしょう。
(加)いいっすか?「汗臭さ」ですね。
(福)お前そんな事ばっかり言ってるから、オカマなんじゃないか?って。ゲイなんじゃないか?って。(笑)
(加)(大笑)そうなんですよ、僕。ほんとね。
(福)もっぱらそういう噂なんだから・・・。
(加)ほんとね、めちゃくちゃ多いですよね。
(福)しかも、だって俺と撮った写真が引き伸ばして玄関に飾ってるとか・・・。
(加)(笑)今、リビングですけどね。
(福)俺もちょっとね、まずいと思って。携帯の番号変えようかなっと思って。
(加)来るやつ、来るやつ全員に見せてますからね。(笑)ちゃんと額に入って。
(福)クラクラして来た。汗臭さと言う事は?
(加)なんでしょうかね。単純に、「汗を出した時の匂い」とかって事ではなく・・・。
(福)酸っぱいやつではなく。
(加)酸っぱいやつではなく、なんて言うんでしょうね。なんか全部が全部、どこ行っても同じなやつって多いじゃないですか。その人に対する態度から、自分を出す表現から。
(福)はいはい。
(加)なんか、そのもう一個自分自身、汗をかいて出そう!みたいな、ないじゃないですか。なんでもかんでも一緒みたいな。
(福)なるほどね。
(加)それが「ヤマンバギャル」とか多いじゃないですか。特にね、代表ですけども。
(福)それギャルじゃん。男の話してんだよっ!!
(加)いやぁ、だから「ロン毛・メッシュ系」の・・・。
(福)同じような髪型してんじゃん。だって。
(加)僕はちょっと違うんですよ。僕的に言わせると。僕にはちゃんと「アッシュ」って。
(福)みんな言うんだよ。ヤマンバギャルもっ!
(加)なんか僕、へこんで来ましたよ。
(福)(笑)でー、帽子も「stussy」で今どきじゃないですか。
(加)前回、前回福山さんにね、ニットのキャップ散々「毛玉でおまえ汚ねぇよ」・・・んで、コーデュロイのパンツ履いたら「ホコリはさまってるぞ」って!
(福)今日もさ、ジーンズ汚れないように折り曲げて履いて来てる。(笑)
(加)それ「オッサン」の表現ですって!ほんと、「エンジニアブーツ」履いて「それ、長靴か?」って言うようなもんですよ。それ。
(福)はんちょうか、はんちょうか。
(加)(大笑)
(福)ここらへんでね、その男らしい加藤くんの男らしいナンバー、選んでみたんで。これ、俺大好き。汗っぽい。今言った汗が世界中で一番似合う男。「ミスター・ダイナマイツ」来たっ!あうー♪Making Making Love♪
(加)僕ね、これかな?新しく出るやつですかまた?
(福)これは昔のやつ。Tom Jones!行くよっ!Tom Jonesで「If I Only You!今夜はメキメキだー」!

♪♪ Tom Jones 「If I Only You」♪♪

(福)加藤くん、今度のCMが何?Tom Jones?
(加)そうなんですよ。あの、マンダムずっとやってるんですけど。
(福)いいなぁ。マンダムって言ったら、だってなぁ・・・。「うーんマンダムッ!」知らない?
(加)チャック・ウィルソン?
(福)「チャールズ・ブロンソン」。チャック・ウィルソンじゃないよ。違う、それ「ウィッキーさん」と同じくらい遠い所に行っちゃったぞ。
(加)(笑)見た事はないんですけど、はい、すごい有名。松田優作さんが出てたんですよね。
(福)そうそう。それぐらいマンダムと言えば、今時代を代表する、男の中の男を起用して来たメーカーな訳よ。
(加)あー。
(福)それに起用されるってことは、松田優作さんの後を、チャールズ・ブロンソンの後を継ぐのは、加藤晴彦しかいない訳よ。
(加)はいっ・・・。福山さんて・・何にも考えてないですよね。基本的には・・・。
(福)何言ってんだよっ。(笑)
(加)(笑)いやーっ、そう持ち上げてくれてるのかなぁーって思って、ちょっと一歩踏み込むとなんかお前・・・って。
(福)空洞なんだよね。
(加)なんかそうなんですよね。(笑)なんか。
(福)違う、違う。番組を盛り上げる為に言ってるだけなんだよ。だって、全部嘘じゃん。
(加)(大笑)
(福)お送りしたのはね、その男っぽい・・・。
(加)Tom Jones!
(福)Tom jones 「If I Only You」恋はメキメキ。
(加)恋はメキメキ。(小声で)あっちもメキメキ。
(福)まぁ、CMを挟んでね、なんか変な事言ったね、今。
(加)いや、何も言ってないですよ。
(福)言ったね。
(加)言ってないです。ごめんなさい。
(福)ちょっとCMを挟んでこの後も、加藤晴彦くんとお届けして行きますんで、よろしくお願いします。
(加)よろしくお願いします。

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