2000/04/16 Endless Talk Session〜10番勝負〜第8回戦 ゲスト:加藤 晴彦

(福)Tokyo FMをキーステーションに、加藤晴彦くんと、男について語るトークセッション展開中。福山雅治のSUZUKI Talking FM。俺も、もっともっといろんな聞きたい事できちゃったな。加藤くんに。
(加)はい。
(福)今までのやんちゃ自慢?さっき、ちょっとCM中に聞いただけでも、もうすごかったもん。
(加)いやぁ、(笑)何も話してないじゃないですか。
(福)凄かった!もう名古屋には、加藤くんの子供だって言う・・・。
(加)(笑)そっちに行っちゃったんですか?
(福)いや、もう、いっぱいいるっていう・・・。
(加)よく「お父さん、お父さん」って声かけられるんですよね。
(福)「お父さんによく似てる」っていうね・・・。いや、僕もね今年でビュー10周年なんですよ。
(加)はい、早くも。
(福)もう、10周年の10番勝負、トークセッションやてる訳なんですけど。毎回お世話になった方、影響を受けた方、敬愛なる著名人をゲストに迎えて、語り合ってる8組目のゲスト。加藤晴彦くんと、男について語って行きたいと思いますが。
(加)はい。
(福)カード。今度は加藤くんが出す番。
(加)今度は僕が、聞く方ですね。
(福)ダンディカード出して。
(加)えーとですね、はいこれです。「男に磨きがかかるピークはいくつ?」
(福)あー、これはね・・・。
(加)これ、ちょうど聞きたいですね。
(福)これは真面目に答えると、常に今でしかないんですよ。やっぱり。
(加)おっっ!!
(福)今「来た」???
(加)今、来ましたね。
(福)10代の頃にやった事が、20代、身になるんですよ。
(加)はい。
(福)20代の頃にやった事が、30代花開くわけ。30代の頃にやった事が、40代花開く訳だから、とりあえず常に今なんだけど、今じゃないんですよ。常に、やっぱり・・・。
(加)うん。
(福)うん。今、花開いてるんだけど、でも更に10年後には磨きがかかるんですよね。だから今始めたとしたら、それはあの形になるのは10年後だったりするんじゃないかな・・・と。
(加)うーん、よくあれですよね。男性というのは、30代からが勝負だっていう事多いじゃないですか。
(福)働き盛りね。
(加)ええ、そういう部分ではどうなんですか?僕、これから今年25になってしまうんですけど。
(福)はいはい。
(加)もう、30もうすぐだと思うんですよ。
(福)あー。やっぱり20代にちゃんと、何らかの自分のやりたい事の土台を築いておかないと。30代は・・・。
(加)結構スカスカな・・・。
(福)扉が開いて来ないと思うんですね。
(加)うーん、なんかちょっと前の僕は、こんなマジの話をね、福山さんの目の前で聞けると思わなかったですよね。だから一瞬、僕リスナーになっちゃいましたね。
(福)なっちゃいましたか。じゃ、次に行こうよ。
(加)はい、じゃ僕が今度。
(福)次俺だっけ?
(加)そうですね。
(福)次俺だ。じゃあね、ちょっとねぇ堅い話だったんでね、可愛い話にしちゃおかな。あっ、でもな・・・。
(加)あっ、僕もちゃんとした話がしたいんですけど。
(福)分かった、分かった。(笑)
(加)このままだと、ほんと僕ただの・・・。
(福)そうだよね。このままだとただの「オチ」に使われそうだからね。(笑)
(加)そうなんですよ。「ちょっと昔悪かった兄ちゃん」で終わりそうじゃないですか。なんか。
(福)分かった、分かった。
(加)やめて下さいよ。
(福)あー、これにしよっか。これ、ちょっと恥ずかしいかもしんないけど。これ聞いてみるね。
(加)はい。
(福)男が一番いい顔してる時ってどんな時?これどうよ。
(加)はい。
(福)これどうよ。
(加)一番いい顔してる時ですか?
(福)自分で、一番いい顔してるな俺って思う瞬間っていつ?
(加)まず簡単に言うと、仕事も恋愛も充実してる時ですよね。その仕事も、なんかどっかいつもじゃないんですけど、どっか仕事、例えば仕事1日やってても、そのなかのどっかで「あー、彼女の為に頑張ろう」とか。
(福)あー、彼女の為になんだ。
(加)って、時には親の為に。
(福)親の為に?(笑)
(加)そして自分の為にですけど、もちろん。
(福)もちろんね。
(加)なんか、そういう時ってあるじゃないですか。ふっとした時、例えば1日動いてメイクしてる時とか、これから仕事に向かう時の自分が、なんか一瞬後ろに自分を大事に思ってくれる人の姿が見える時ってないです?
(福)(笑)あー、優しいなぁ。
(加)僕、あるんですよ。実は結構。
(福)ほんと?へぇー・・・。
(加)だから、そういうのがふっと思った時に「あっ、俺も頑張らなきゃな」って。がんばってるなじゃなくて、がんばらなきゃって、そう思う時にいい顔になれますね、一番。
(福)なるほどね。
(加)なんか、こう自分をね、自分でお尻を軽く「ポンっと行って来い」ってする時ぐらいが、「ちょっと言ってこっかな」ぐらいの時が。戦場に向かう時にも。
(福)戦場・・・。格好いい。聞いたか?おいっ!!「男は、一歩敷居をまたげば外には7人の敵がいる」って言ってな・・・。
(加)そうですよね。7人の敵言いますよね。
(福)そうだよ、いるんだよ。なるほどね。じゃあね、そんな日本一男っぽい加藤くんが。
(加)はい。
(福)宇宙一、男っぽい福山に(笑)
(加)もうこえてるもん。ほら。
(福)そんな福山に捧げるナンバーをですね、記念に選んで頂きたいんですよ。
(加)はい。
(福)その曲をかけてる間に、同時に捧げる言葉も色紙にですね、したためていただきたいと。
(加)はい。
(福)曲、何すか?
(加)えー、いろいろ悩んだんですけど、やっぱ僕は福山さんのファンから始まってるんで、そういう意味も込めて、これからもがんばって下さいという。
(福)がんばります、ほんと。
(加)あの、最近の中では特に気に入ってる曲ですけど、福山雅治さんで「You」。(イントロ流れ始める)
(福)どういう理由なんすか、これ?
(加)えっ! あの、僕今実は・・・それも話したかった・・・。
(福)イントロでこう、おさめてね。これ、もうすぐ歌始まるからね。
(加)あー、来月結婚式なんです、友達の。で、福山さんの曲をいろいろ聴いて、絶対福山さんの歌を歌いたいと思ってて。最近あの・・・。
(福)それでは、福山雅治で「You」。
(加)(笑)

♪♪福山雅治「You」♪♪

(福)でー、その理由。曲を選んだ・・・。
(加)うーん、あの前出された「Dear」あるじゃないですか。
(福)はいはい、ベスト。
(加)ええ、ベスト。聴いてて冷静にいろいろ詩をずーっと全曲見た時に、後ろめたい詩が多いですよね。後ろめたいって言うか。(笑)
(福)後ろめたいんですよ、ほんと。
(加)なんか、なんつーうんですかねぇ。ちょうど僕はそれやってる時に、友達の結婚式の為に一番歌ってあげる何かいい曲はないかなぁと思って聴いてた時に、なんかこれからも2人でがんばれるんじゃないかなぁっていう歌で・・・。
(福)ちゃんと、こう詩の意味合いを分かってくれる・・・。素晴らしい!
(加)いやいや。
(福)男の中の男だね。
(加)ただ単に男と言うよりも、あの福山さんのファンである俺が、選んだ曲っていう。
(福)じゃ、お言葉!発表して下さい。
(加)はい。読むんですか?「いつまでも光っていてください」
(福)(笑)(「ただ僕が変わった」が流れる) あー「ただ僕」だ。これ、ライブでやってんだよ今回。
(加)あー、そうなんすか。
(福)もう、ほんとね7、8年振りじゃないかな。
(加)あー、いいなぁ。「生ただ僕」!
(福)だから加藤くんがあれでかけたから、好きな人いるんだなぁ、やっぱりと思って。
(加)いますよ、絶対いますよ。これ、ほんといいっすもん。
(福)それでやってんのよ。
(加)正直、カラオケで僕必ず歌うって言ったじゃないですか。いれると・・・
(福)みんな知らないでしょ?だって・・・。
(加)そう、福山さんの当時の曲っていうのは、ちょっと知らない人がいたんですけど。
(福)知らないからね。
(加)純粋に「あっ、いい歌!誰これ?」っていうのは多いんですよ。
(福)じゃ、加藤くんにカバーして歌ってもらおうかな。
(加)いやいや(笑)。カバー・・支配されてるじゃないですか、僕。
(福)俺が、泉谷しげるさんをカバーしたように。
(加)ええ、なるほど。それはそれでちょっとできません。
(福)(笑)
(加)いろんな意味で。
(福)なんでできないんだよ。
(加)プレッシャーです。
(福)(笑)
(加)まぁ、そんなんでありますけども。
(福)はい、という訳でね。
(加)あっ、ちょっとはね前より慣れて喋れるかなぁーって思ったんですけど。
(福)喋れます。全然。
(加)ちょっと触ってもらえます?汗が・・・。
(福)あっ、じっとり。
(加)もう、脇、手のひら全部汗かいてますよ。
(福)これはもう、だから男が好きだって思われるんだよ。
(加)違うんですよ。
(福)番組でのトークはここまでということで、この続きはホテルオークラのスゥイートで部屋とってありますんで。
(加)えっ!?
(福)そこでやりましょう。
(加)えっ!?
(福)お願いします。
(加)まじっすか?
(福)嘘です。
(加)今日聞いてないこと多かったから、これもまた聞いてないことのひとつかなっと思って・・・。
(福)嘘です。(笑)すいません。いいね、そのリアクションがね。
(加)これはもうさよならですか?
(福)そう、お知らせして。
(加)ああ、お知らせしてって、そんな取って付けたように。(笑)もういいですか?さしてもらって?あのですね、4月。
(福)これ、話題の・・・。
(加)そうです。映画とドラマ同時進行で始まるんですが。
(福)これなんなんですか?
(加)飯田譲治という、以前「ナイトヘッド」とか。
(福)有名な監督さんでいらっしゃいますよね。
(加)こないだも「らせん」撮った方なんですけど、「アナザヘヴン」という・・・また御本人が脚本されてるんですけど。今回もメガホン握ってと言うか、あのー映画まず「アナザヘヴン」。で、ドラマの方が一足早く4月20日から、第一話「アナザヘヴン」がテレビ朝日系列でやるんですけど。
(福)これ、内容が違うんですか?
(加)ええ、全く事件も。ちょっと映画の方は「猟奇殺人事件」
(福)うん。
(加)で、ドラマの方が「連続失踪事件」ってテーマで、キャストも話も全く違うんですよ。
(福)キャスト違いますよね。
(加)で、僕だけ唯一両方出てるんですよ、同じ役で。爽やかな盗聴犯を僕はやってるんで今回、映画、ドラマの中では。映画の方は4月29日から全国公開。台湾、香港でも同時にやります。はい。
(福)こんなビッグなプロジェクトの、一番偉大なキーパーソンに選ばれたなんて、もうどんどん俺の手の届かない所に・・・。
(加)(大笑)
(福)俺の晴坊がっ!・・・分かりました。
(加)観て頂きたいと思います。ぜひぜひ。
(福)ぜひね。私も毎週かかさず観てますから。
(加)絶対嘘だっ!!
(福)いや、嘘じゃないよ。
(加)絶対。(笑)
(福)映画ももう観に言ったし・・・。
(加)いや(笑)まだ・・・。
(福)まだやってないし。
(加)29日からですね。ゴールデンウィーク。
(福)分かりました。という事で、もう終わりなんですよ今日。
(加)はいっ。
(福)大丈夫ですか?多分加藤くんの 人となり が伝わって、これでもう、ますますもう。
(加)あまり今日は自分的にはプラスだったんでしょうかね?これは?
(福)いや、大プラスですよ。
(加)ほんとですかね?いや、福山さんと会えたのはプラスだと思うんですよ。
(福)(笑)だから・・・そういう事言うからねえ。
(加)(笑)えっ、なんすか?えっ、ゲイですか?
(福)(笑)
(加)いいっすよ、別に。
(福)まぁね、俺もそういうとこあるんだよ。
(加)えっ!?

(福)あるんだよ俺も、そういうところが。テレビとかで見てると「あっ、晴彦・・・」って。
(加)(笑)ちゃんとヒゲそって、もう。
(福)「晴彦ちゃんとがんばって」って。
(加)(笑)ぽいぽい!めちゃくちゃぽい。福山さんのほうが、ぜんぜんぽい。
(福)全然あるから俺。
(加)えっ、でもいつかやりたいですよね、そういうドラマ。2人でなんか親子分ゲイ!
(福)えっ、ゲイなの?
(加)えぇ。
(福)それはいかがなものかと・・。
(加)(笑)
(福)今日加藤君をゲストにお迎えしました。ありがとうございました。
(加)はい、ありがとうございます。
(福)もう終わりなんですよ!じゃあまた。
(加)今度また。
(福)加藤晴彦君でした!
(加)どうもありがとうございました。

<<


BACK