2001/06/24 異種格トーク2001 第3回 ゲスト:山口 智充

〜ラウンド・ツー 『結婚しないか?』〜
(福)結婚前に同棲はするべきかしない方がいいのかっていう、5時まで討論会っていうのやってるんですよ。・・あのー、今の奥様と結婚する前は、同棲してたんですか?
(山)これは、もともと大阪で付き合ってたんですけど。4年付き合ってて、僕がこっち来て1年、吉本入って1年ですよね、遠距離がちょうど1年あるんですよ。大阪と東京でずーっとっやってたんですけど、丸1年たった時に嫁が「東京に来たい」って言い出したんですよ。むこうで仕事とかしてたんですけど、嫁は嫁で。「こっち来たい」って言うたから、じゃあ一緒に住もうかってなって。でも同棲っていうのは、だから僕反対なんですよ。
(福)はい。あー、ズバリ、反対派。
(山)同棲すんのやったら結婚しようと。で、結婚しようって相手だったんで、その結婚しようって相手に同棲は必要ないな、と思ったんですよ。でも、デビューして1年だったから思いっきりビンボーでしたけど。
(福)ですよね。先行きどうなるかもわからない。
(山)そこは考えなかったすね。だからよく言うじゃないですか、「今俺には甲斐性がない」とか。それは多分、言い訳だと思うんですよね。ほんとに結婚したいと思ったら、どんな状況でも結婚出来るハズなんですよね。
(福)結婚する前、一緒に住んでたわけじゃないと思いますが、いきなり最初から結婚ですが、そいうその分けてるとこってあるんですか?
(山)いや、だから基本的に僕が表に出てるんで、物理的に出来ないってことを任せてるって感じですよね。
(福)専業主婦?ですか奥様は。
(山)専業です。子供もいてるんで。専業でやってもらってるんですけど。
(福)はい。今何歳なんですか?お子さん。
(山)2才と7ヶ月です。
(福)男の子?女の子?
(山)男の子です。だから、しゃべるし、暴れるし、ボケるし(笑)モノマネもするし(笑)。
(福)モノマネもするんですか(笑)。もし仮にですけどね、息子さんが「同棲したい」って言ったらどうします?
(山)相手あってのなんぼなんで、彼女もやろうよと二人で決めた事だったら、別に全然。ただ、たまに1週間オヤジとその彼女の日っていうのがあってもいいですよね・・(笑)
(福)(笑)アリですよね。僕もそう思います。僕も自分の息子が同棲するんだったら・・
(山)これ最低な親だと思うんですけどね。(笑)
(福)(笑)本日のテーマを。最後のテーマを、いってみましょう!

〜ラウンド・スリー 『できませんがなー』〜
(福)「できませんがなー」これどういう事かと言うと、「プロ意識」の問題。やはり辛い、プロでやっているとはいえ黙って辛いこともやらないとはいえ、辛い事もあると思います。ちなみにどんな仕事が辛かったかをお互いに言い合おうじゃないかということなんですが。
(山)「やらされてる感」が凄いあったときは、辛いですね、仕事に。こんな楽しい、好きで入った道なのに「やらされてる感」が凄い感じる時ってあるじゃないですか?
(福)うん。やんなきゃいけないとか。
(山)やんないといけない時とかね。立場的にも。
(福)しがらみ的にも。
(山)どうしてもあるじゃないですか?
(福)ありますね。
(山)それはまだ、やっていかなきゃならない時期でもあるし、キャリアでもあるんで、そこはやっぱり、「辛いな」って思うことがありますね。
(福)なるほどね。
(山)結構ね、営業とかちょこちょこ行ってるんですけど、お客さんが少ないとか、逆に面白いんですよ。・・漫才やってる目の前にトラックが止まった時もあったんですよ。(笑)急に搬入し始めたりとかね。車道の横でやってたんで。そういう時もあったんですけど、それはそれでそういう現場だから割り切れるじゃないですか。でもやっぱ「やらされてる感」はホンマに辛いですよね。
(福)あーなるほどね。
(山)「何でやろう?」「何でこんなことすんねやろう」とか思うような時ってあるじゃないですか?そういう時は辛いですよ。
(福)吉本の皆さんこれね、聞いといてください。
(山)あの何でも仕事ください。そんなん言いながら、ちゃんとやりますから!
(福)(笑) 山口智充さんとお送り中。「異種格トーク2001」グッさんにはこの後ももう少しお付き合いしてもらいたいと思います。
(山)はい、喜んで。
(福)ここで1曲、聞いていただきたいと思います。福山雅治「Live Fukuyamania」からですね、これは98年のコンベンションライブからですね。福山雅治で「you」

♪♪ 福山雅治「you」♪♪

(福)さあ、本日はですね。グッさんこと山口智充さん、from Don Doko Don。スペシャルゲストですけど。同い年、同じギター好き、同じ筋肉好き、男好きな2人。(笑)
(山)(笑)ギター好き。ホンマすいません、お笑いが。ホンマギター好きなんで。
(福)あのー今日はですね、熱いトークバトルを終えたからには、熱い友情も芽生えたハズだ!ということで、その証にいつも、最後にゲストの方からですね、僕そしてリスナーの為になるありがたい言葉と一曲を頂いておるんですよ。まずは、曲を教えていただきたいんですけど。
(山)関西、大阪出身なんで、たまに大阪とか帰るんですけど。上田正樹さん。やっぱ関西のミュージシャン大好きなんですよ。でまあ、色々考えたんですけど。上田正樹さんと有山淳司さんが2人でやってた時の「ぼちぼちいこか」っていうアルバムがあるんですよ。その中の「梅田から難波まで」というね・・。福山さんがもし大阪行かれた時に、大阪行ったら車とかで移動するんじゃなくて、歩いてほしんです。
(福)おっ、歩きっすか。(笑)梅田から難波まで歩くんですか?
(山)はい。この御堂筋という道があるんで、その銀杏並木を、是非とも歩いて。難波のこの大阪を味わってる時に、ウォークマンかなんかで、この歌を聴けば最高。
(福)これ思い入れみたいなのとかあるんですか?
(山)ボクは散歩が凄く好きなんで、今でもそうなんですけど、歩くんがとにかく好きなんですよ。大阪時代もやっぱり梅田から難波ぐらいの距離なら、「歩こうか」みたいな。
(福)へー、嫁と?
(山)歩いてましたね、まだ付合ってるころですけど。ずーっとブラブラしながら歩いている時に、必ずこの歌を口ずさんでたんですよ。
(福)あー、いいですね。じゃぁ、その曲を紹介してください。
(山)はい。上田正樹&有山淳司で「梅田から難波まで」

♪♪ 上田正樹&有山淳司「梅田から難波まで」♪♪

(福)グッさん懐かしの「梅田から難波まで」を聞きながら、「ありがたいお言葉」書いていただいたんですが、発表して頂いてよろしいですか?
(山)はい、こちらです。「大人になるな、男になれ!」
(福)おっ、熱いメッセージありがとうございます。これなんでしたっけ?
(山)僕ね、大好きな言葉なんですけど、浜松の新幹線の駅にでっかい看板があったんですよ。そこにこの文句書いてあったんですけどね、それから僕の言葉にさせていただいてるんですけどね。
(福)パクリですね?(笑)でもこれ、僕も好きです。
(山)良い言葉だとおもいますよね。大人っていうのはほっといてもなれるんですよ、男には、なかなかなれない!
(福)これは少年ジャンプの世界ですよ!あの本宮漫画にずっと流れてる。
(山)そういう世界ですね。こういう人達がどんどん増えて欲しいですね。軟弱な時代になってきてるんで。
(福)さぁ、この曲と言葉を胸に、11年目という新たなスタートの今年、私福山もがんばらさせていただきたいと思います。さぁ、そろそろお別れのお時間になってきたわけですが、お知らせ関係あればですね。
〜〜〜ドラマの話〜〜〜
(福)今日はですね、グッさんこと山口智充さん、from Don Doko Don。お越しいただきました。本当にありがとうございました!「ワンナイ」の皆さんにくれぐれもよろしくお伝えください。
(山)めちゃくちゃ喜ぶと思います。
(福)いつも見てますんで。本当に。グッさんでした!
(山)どうもありがとうございました!
(福)ありがとうございました!

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