乳腺症とは?
乳腺は女性ホルモンの影響で、増殖したり退縮したりします。
乳腺症とは、女性ホルモンの刺激によって、乳腺が張ったり、
痛みが出たり、時にはしこり状に触れたりという症状の総称です。
女性ホルモンは、月経周期に伴い、生理前は非常に高くなり、
生理後は元のレベルに戻ります。このため、生理前に乳腺が張ったり、
しこり状になったり、痛みがあったりします。人によっては、生理にまったく関係なく、このような症状が出ます。また、閉経によって、このような症状がなくなる場合もあります。
治療は基本的には必要なく、経過を見ていればいいのですが、
ときに、乳がんと紛らわしいことがあります。
ですから、きちんとした診断を受けておきましょう。