午前8時前にS湖を出発。途中でコンビニで休憩をし午前9時過ぎに中禅寺湖へ到着。車を止め湖の様子を見たが、思っていたよりは船の混雑は無いように見えた。その後、国道側の釣具店で日釣り券を購入。私が聞いた情報のポイントへ向った。
(午前中の中禅寺湖。山肌に雪が残っていた。) 午前10時前に国道側の駐車場に車を止め、防寒具、ウェーダー、タックルの準備をし、ポイントへ。やはり船解禁日のためか、それとも時間帯のためか、岸釣りの人は少なく、難無く目指していたポイントへ入れた。 今回の戦略は18グラム前後のスプーンやバイブレーションをロングキャストし、フリーフォールで底まで落とし込み、底を這わすようにしてリトリーブする釣法で攻めた。(私が聞いた情報によると、この方法でレイクが釣れていると聞いた。)
今回の中禅寺湖での使用タックル。 (左から) (ロッド) テンリュウ LSP90BC ジャクソン トラウトアンリミデッド TU−862 (リール) AbuGarcia アンバサダー モラム5600EXT AbuGarcia カーディナル804 (ライン) バリバスエクストラプロテクト 8〜10lb (ルアー) スプーン 14〜18グラム ジグスプーン 21グラム メタルミノー 18グラム バイブレーション 15〜19グラム 早速、18グラム前後のスプーンをキャスト&リトリーブを開始。ロングキャストし、フリーフォールで落とし込み、底を這わすようにしてリトリーブ。これを何回も繰り返す。途中でバイブレーションを使い、これも同じ方法で攻める。やはり難易度の高い中禅寺湖。反応は皆無で、底を這わせたルアーに藻が大量に付くだけだった。ルアーに付いた藻を取り、フックとラインのチェックをし、またロンキャスト、フリーフォール、底を這わすようにしてリトリーブを繰り返した。 その後も時間だけが過ぎ、時間も午前11時近くになっていた。このままではどうしようもないと思い、攻め方を変える事にした。 次の攻め方はヘビーウェイトのルアーをロングキャスト、フリーフォールで底まで沈めるのは今までとは変わりないが、ルアーをリトリーブするのではなく、ルアーを底で小刻みに動かすアクション主体の攻め方に変えた。簡単に言えば、ルアーを底の岩の上で小魚がピョンピョンと動いているようにイメージをしながら、ルアーを魚の鼻先で見せて食いつかせる方法である。 早速、スプーンからこの方法に適したルアー、ACME TACKLEのカストマスター21グラム(メキシコ鮑貼り マラブー付きシングルフックダブル使用)に変え、ロングキャスト、フリーフォールで底まで沈め、ルアーを 湖底で小刻みに動かす。 そして、数投目。投げたポイントから岸まで半分くらいの距離にルアーが差し掛かろうとした瞬間、グーンと重くなった感触がした。大量の藻か?そう思いながらリールのハンドルを巻く。引くわけでもなく、ただ重い。そんな感触だった。そしてドンドン岸に近づき、偏光越しに魚の姿が見えた。虹鱒?そう一瞬、思ったが、直ぐにレイクトラウトと分かった。偏光越しからルアーをガップリと銜えた様子が分かったためか私も特に慌てる事も無く、魚も特に抵抗するまでもなく、すんなりとネットでランディング。中禅寺湖に通い初めて4年目。意外にあさっりと初めてのレイクトラウトを釣り上げた。
(初めてのレイクトラウト41cm。) サイズはレイクとしては小振りの41cm。チビレイクと言うのだろうか?しかし大きさは関係なく、自分が狙った通りの攻め方が当たった嬉しさと今までの苦労が報われたと素直に思えた瞬間だった。 その後、魚をリリース。この場所で少し粘ったが、お昼休憩か?多くのボートが近くの停留場に戻ってきたために、少し周りが騒がしくなった。(解禁日なので仕方がないのですが。)この時間でここの場所での釣りを諦め、場所を移動することにした。 その後、国道側を丸山から13番を目指して歩く。船釣り解禁日だからなのだろうか?岸釣りの人は少ない。目指してた13番周辺も人は皆無だった。13番岬で先程の攻め方で攻めたが、魚の反応もなく、休憩後、場所移動を決意した。
(13番から見た中禅寺湖。) 車に戻り、ポイントを探すが、体力の限界か?山側のポイントを歩く気力もなく、レイクを釣ったポイントへ戻る事にした。攻め方もリトリーブとアクションの2通りで攻めるが、ヘビーウェイトのルアーをキャスト、アクション、リトリーブの繰り返しと水際での冷えか?さすがに体力が限界に達し、午後5時半前に今回の釣行を終了する事にした。S湖で釣りを開始して12時間。さすがに疲れた。しかし、初のレイクトラウトを釣り上げた満足感は失われてはいなかった。
(夕マズメの中禅寺湖) この釣行の翌日の今日。(4月22日) この釣行記をパソコンで打っている今現在。 1日中、筋肉痛と眠気に襲われているのは言うまでもない。 釣りは楽しいがホドホドに。 ではまた。
|
[PARTT]
[TopPage]
Copyright(C)2007 Local Fisherman. All right Reserved.