March.17  S Lake Fishing Diary.

 今期3回目のS湖釣行。3月の第1週までは暖冬という言葉を感じさせる暖かい日が続いたが、第2週あたりから寒冷前線の影響か?真冬とも思える寒い日が続いている。寒さの影響のためか、S湖だけでなく他の釣り場の良い釣果の話はあまり耳にしない。(3月18日現在。)

 この時期は早朝よりも日が高くなってからのほうが釣果が良いという理由で(本当の理由は寝坊ですが......。)S湖に到着したのは午後9時過ぎ。現場はいつもの公園前。タックルと防寒具の準備をして釣りを開始。現場に着いて思ったのが、水位が先週よりも2メートル近く減水していた。それがどう影響するのか?そう考えながら釣りを続けた。

 釣りを開始して1時間もしないうちに風が強くなってきた。その風向きがバックウォーター方面へ向う風なら良いが、ダムサイトへ向う風向きで、あまり良い風向きではなかった。そして、時間が経つにつれて風の強さが増していき、釣りを中断するほどの強さになっていった。さらに強い向かい風となり、この場所での釣りを断念。風裏を探しに場所移動をすることにした。

(風で波立つ湖面。さらに時間が経つにつれ、風が強くなり、波も高くなった。)

 次のポイントは公園前の対岸にある岬。風の影響を受けにくい岬のサイドで釣りを開始。だが、この場所で2時間は釣りをしたが、魚からの反応がないまま時間が過ぎていった。そして、また場所移動。

 この風向きと寒さを考えると、去年の3月のサクラマスを釣り上げた時と条件が似ている事を思い出す。しかし事前の下見で、その時の岬周りにロープが張り巡らされていた事を思いだし、下手をすると釣りをすることが不可能かもしれないと思ったが、ここでの場所での釣りをし続けてもしょうがないと思い、そのポイントに移動する事にした。

 ポイントに到着し、岬周りのロープの様子を見てみると、なんと、ロープが撤去されており、ここでの場所の釣りが可能な状況になっていた。去年の事を思い出しながら釣りを開始。風向きと地形を考えながらキャスト&リトリーブを繰り返していた。

 しかし魚からの反応はなく、さらに日が傾くにつれ、気温も下がり、そして寒さも増していった。その証拠にリールのラインガイドが凍りつくほどまでに気温が下がっていった。釣具が凍るのは今年初めてだった。

(見ずらいかもしれないが、リールのラインガイドが凍っています。)

 その後も日暮れまで釣りを続けたが、何の反応もないまま釣り終了。寒冷前線が抜け、早く春が来るのを期待しながらS湖を後にした。

(写真からも寒さが伝わりそうなS湖の風景。)

 

 

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