Gunma  ken  S  Lake   Fishing    Diary                    

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  S湖に到着した時は不思議と天気は回復しており、風がまだ強かったが、釣りの障害になる程ではなかった。まずボート乗り場を見つけ、そこにあった看板に書いてある地図を見つけて地形や現在地の確認をした。その地図によると、バックウォ−ターの近くに駐車場があり、そこからポイントを探すことにした。

 駐車場に到着。ちょうど風裏で風の影響を受けない所だった。すぐに防寒具、ウェーダーの準備をし、タックルのセッティングをした。私が今回用意したタックルは、ロッドはジャクソン スーパーレインボーSR8F782ML。リールは神奈川の中古釣具屋(私は学生時代の1999年〜2003年前半まで神奈川に住んでいた。)で買ったABU Garcia カーディナルC4である。私はロッドはジャクソンのファーストアクションが好きであり、リールはABUのオールドタイプのファンであるので、こういうセッティングになった。そして、ラインは 新品のバリバス スーパートラウトアドバンスの8ポンドライン。ルアーはダイワのチヌークSの14グラムのゴールドにつや消しのホワイトを表に塗り、メキシコ鮑を貼っ後にウレタンでコーティングし た物にオリジナルのシングルフックをダブル装着したものである。

  足場の良いところを見つけ、第一投を開始。ロングキャスト、カウントダウンで沈め、ルアーを少し早引きでリトリーブをした。そして何事もなく回収。カウントダウンをし過ぎたのか、草などのゴミが大量に付いていた。すぐに取り除き、第二投を開始。ロングキャスト、カウントダウンをし、リトリーブを開始した直後、グ−ンといった感触が伝わり、すかさずあわせた 。

 最初はゴミか?とも思ったが、グン、グン、とロッドに伝わる,首振りと思われるの感触が魚だと確信した。そして良型と確信した。でもこの時、サクラマスであるというのは半信半疑であった。 かなり遠くで掛けたためか、なかなか上がってこない。なかなか上がってこない魚にすかざずポンピングを開始。かなり長い時間やっていたような気がするが、なんとか近くまで上がってきた。ここで気をつけたのが、立ち木の多いポイントだったので、 立ち木をかわすため、自分はウェーディングしながら誘導する事にした。そして慎重に陸の近くに誘導しランディングに成功した。

  上がってきた魚は紛れもなく湖沼型サクラマスである。体高のある41cmだった。下調べのつもりで来たので、まさか釣れるとは思わなかった。ここまで踏んだり蹴ったりの一日だったため に嬉しさ倍増だった。

 自分としては、この日は何か不思議な物を感じた日だった。 最初は他の場所で過ごすつもりが、いろいろな事が重なり、釣りをする状態ではなくなり、最終的にS湖に辿り着いたという事になった。 この日は踏んだり、蹴ったりという一日だと思ったが、不思議な一日に変わったと言える。

(上の写真)S湖の41cmのサクラマス。

 

       

(今は思い出として剥製になっている S湖のサクラマス)

 

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