イラスト/尾山泰永                    イラスト/蟹空解太              イラスト/いトう

漫画屋無駄話 其の2000
▼昨今の神保町めぐりでの発見。「書泉ブックマート」と「書泉グランデ」、いつの間にか成年コミック置き始めてるのな。10年以上前、同人誌販売で「高岡書店」や「まんがの森」と共に、警視庁保安課のガサ入れ受けて以来、1冊たりとも並べてなかったのに、背に腹は代えられないって事だろう(けど今さらねえ…)。珍しく凄く忙しい。今夜は高崎で一杯やれない。『出版業界最底辺日記』の発売を記念、連続で「嫌われ者の記」を更新しようとしたが、その時間もない。('06.8/4)

漫画屋無駄話 其の1999
▼JR東日本のあこぎな革マル商法が…じゃなかった。またやっちまったよ。昨夜は新橋の「蛇の新」でタコ多田他と宴会だったのだが、11時前に事務所に戻ると、上着を羽織ってない(ポケットには老眼鏡と小銭入れ…)。今日昼頃に電話すると、一水社にあると。この暑い中回収に行かされた、哀れなアンナ。数日前原稿持参した、いトうの足が赤っぽくむくんでた。時々なるらしいが(一定の姿勢で仕事するので)、少し心配(腰痛も)。「嫌われ者の記」を久々に更新。('06.8/3)

漫画屋無駄話 其の1998
▼JR東日本の券売機や改札口での、スイカ客の異常な優遇振りに、既視感。同様な差別選別商法で知られた大学祭が昔あった。早稲田際だ。70年代の同大学祭は、パンフを買わないと(つまり革マルにカンパしないと)、入場出来なかった。“革マル商法”は今JR東日本で脈々と生きている。スイカ客の動向は、通話記録同様に全て保存される。アホスイカ客は、金払って革マルにプライバシーを売り渡してるのだ。真弓大介センセと、金子修介監督無駄話。佳作、『神の左手 悪魔の右手』に、懐かしの山本奈津子が。('06.8/2)

漫画屋無駄話 其の1997
▼「書肆アクセス」で3度目のサイン(15冊)。従来通りの名前だけじゃ地味。で、まず使った事のない、赤い社印もおまけにペタペタ。カックイーーッ!!(これは何も、「東京堂書店」のサイン本コーナーで、2流作家ほど〜柳美里、町田康、車谷長吉の女房の高橋ナントカ〜お習字教室ごっこして、朱色の落款まで捺印している、昨今の笑止な風潮への皮肉ではない)。そこら、ヨリ様(笙野頼子)、金井美恵子は恥をわきまえている。好善信士、矢島Index、いトう、ふじたじゅんと電話で打ち合わせ。('06.8/1)

漫画屋無駄話 其の1996
▼清水おさむと良く打ち合わせをしたのは、お茶の水駅を背に、今もある百瀬ビル(駿河台3丁目)前の路地左手の、「コンパス」だったが、右側の半地下のような所に、「紫陽花」という喫茶店も。吉岡実はここで見掛ける事が多かった。路地を直進すると四つ角。左には旧筑摩書房の古びた社屋。右に折れると、店名は忘れたが、味は並だがやたら量の多い、カウンターのカレー屋が。赤線の残党みたいなおばさんの経営するタバコ屋も、近所に。『神の左手 悪魔の右手』でも観に行くか?('06.7/31)

漫画屋無駄話 其の1995
▼創価学会、革マル派、オウムは日本の3大カルトだが(危険な順に列記)、ひどいね、革マルを用心棒にしてるJR東日本。西岡研介のルポ連載の、『週刊現代』の中吊り広告拒否と(確かに『週刊ポスト』のしか見ない)。国からタダ同然で資産を払い下げられた元官僚の経営陣が、カルトに乗っ取られた組合と談合、利潤を山分けした上、言論弾圧だ。定期買う客の個人情報も握ってるし、アルカイダよりJR東日本の方が怖い。日共の公然活動家いじめしか出来ない、日本の裏金公安警察は児童相談所に等しい?('06.7/28)

漫画屋無駄話 其の1994
▼うれしい。『週刊文春』(今日発売号)連載、坪内祐三の「文庫本を狙え!」で拙著が取り上げられた。幸せな本だ。福田和也と坪内祐三に満更ではないと。書評界の芥川賞と直木賞を、同時に受賞したようなもん。浮かれず自戒もせねば。つまり、昨日の高取英の本に対するような、へっぴり腰は許されない(でも怖いヨ)。“それにしても、SEXに強くなりたいもの”は、長い間接してない、最愛の妻へのザンゲです。「書肆アクセス」で、退院した畠中店長を久々に。ホッ。('06.7/27)

漫画屋無駄話 其の1993
▼いトう、あとりKに、単行本の増刷の件で電話(俺も内心夢見てるが…)。高取英の『寺山修司』(平凡社新書・本体780円)読了。“パクリ”“ホラフキ”“ノゾキ”の負的3大イメージから、修司を断固死守せんという、防弾チョッキのような本(780円のチョッキじゃ…)。読者はそれを百も承知で楽しんでるのだから、頑なにならなくていいのに。これ以上書いて、空手の有段者に殴られるのは怖いので、続きは誰も読んでない『記録』のコラムで。拙著への批評、「Krafty」さんも綿密にどうも。('06.7/26)

漫画屋無駄話 其の1992
▼自主的書店回りや、下手なサインしたり等、自分の本出すのって凄く楽しい(年に2冊位は…)。ネットの批評もうれしい。「―購書&購盤日記―」のようなベタボメも悪くないが、文章上の矛盾も鋭く突いた、「レイヤーを統合」が、一番今までの所身にしみた。アマゾンのレビューで、拙著の合わせ買い本、『うつうつひでお日記』(吾妻ひでお・角川書店)を、小谷野敦御大がバッサリ。いんだよ。あんなの放っといてもパカスカ売れんだから。俺みたいな無名人の本ほめる方が、ずっとカッコいいのに。('06.7/25)

漫画屋無駄話 其の1991
▼戦争物を中心に格安500円DVDを良く買うが、白黒なのに画像がひどい(特に元大陸書房の塚田社長が黒幕の、コスミック)。単にビデオをデジタル化しただけ。メーカーによっちゃ、もっとスミベタがシャキッと出てる場合も?10数社以上が乱入してるらしいが、どの社がいいのか誰か教えて(『砂漠の鬼将軍』など、いい画像で再見したい)。今月の「嫌われ者の記」で詳しく触れたが、長野の阿宮美亜がモロ水害を。特別に『出版業界最底辺日記』を1冊、見舞い代わりに送る。('06.7/24)

漫画屋無駄話 其の1990
▼非情。忠実な朕の股肱に対して、あんまりでは?昭和天皇の靖国メモの件だ。不本意であっても(俺はそうは思わないが)、彼等を追認したのは自ら。大元師が退位しないで済む国なら、東篠英機以下が合祀される位は当然と、大東亜共栄圏を未だ信ずる者が思うのは自然。初めてA級戦犯に同情。保身術は誰のモノであっても不快だ(今の天皇は、息子夫婦以外でも苦労が絶えないな)。ウンザリ。図書印刷がドジり、青焼きの出し直し。それが4時と。高崎で一杯やれないかも。('06.7/21)

漫画屋無駄話 其の1989
▼傷心。ビックネーム(川端康成、金子光晴)は再編集本だし、他は無名の人ばっかの今月のちくま文庫。9冊中、当然拙著がダントツの売り上げかと思いきや、第2位と(発売一週間のデータ)。チッ!ただ昼頃、アマゾンで970位と、初めて1000台を切ったのはうれしかった。担当編集者を介し、『JUKU』(清水おさむ・青林工藝社・本体1200円)のサイン本をいただく。買う予定の本をもらっても、あんまうれしくない。筑摩書房近くの喫茶店「コンパス」で、よく打ち合わせしましたネ。('06.7/20)

漫画屋無駄話 其の1988
▼松文館の貴志社長が、拙著献本への礼をわざわざ電話で。「懐かしい話が一杯で…」何せ俺の中学生時代に、『コミックVAN』で遠山さんにシゴかれてた、元売れっ子漫画家だし。一昨日、チョイ時間が余ったので、南陀楼綾繁も参加との、松屋の古本市へ。やってない。社員に聞くと浅草店と。銀座線で訪ね、それなりに買うが、南の字も綾の字もない。匿名スタイルなのか?昨日になり奴のブログを見ると、松坂屋だったのだと。バック忘れ騒動といい、マヌケ度が日々増している。('06.7/19)

漫画屋無駄話 其の1987
▼自らの浅学非才振りが実名暴露されていて、赤面の至りなのが私家版、『三國一朗の放送室』(濱田研吾)。240P近くあり、年譜や索引もバッチリ(一文にもならんのに…)。こういう人にだけはケンカを売ってはいけない。運が良ければ、「書肆アクセス」で買えるのだろう。そのアクセスで、今日もまた『出版業界最底辺日記』に20冊サイン(大日本印刷や凸版印刷関係者は、同店で集中的に買うように)。あちこちの本屋を歩いた感じじゃ、同時発売のちくま文庫の中じゃ、売れてる方な気がするが…?('06.7/18)

漫画屋無駄話 其の1986
▼書店拙著待遇ウォッチング(神保町再び)。「三省堂」2階。2段の平積みの背が低く。いいぞ!!(けど小便したのみで退店)「すずらん堂」にも9冊。最初の注文見込み数が甘いんだヨ(エラソーに!)。「日本特価書籍」、残りたった2冊。早く追加を。お礼代わりに、店内で馬鹿声で携帯使ってた爺さん、叩き出す(“俺たちの遊び場”を、不愉快なドラ声で汚すな)。が、さすがは年の功。再入店の際に俺にわびた。大洋図書ビル手前で、女連れの中年男が暑さで倒れ、救急車が。('06.7/14)

漫画屋無駄話 其の1985
▼書店での拙著待遇ウォッチングその2(新宿編)。昭和40年代風の「紀伊國屋書店」2階の文庫コーナーで、『出版業界最底辺日記』を、延々立ち読みしているやせた30位の男(時々座り読みも)。蹴飛ばして負傷させれば、余りな理由に新聞ダネ化、いい宣伝になるかもと考えたが、妻子の立場を配慮、グッと耐える。遂にバッグ発見。昨夜、「串鐵」と「一番や」の間の「大王」に行ったら、左右田一平風の2代目が、「勤務先わからないので連絡出来なくて…」と差し出す。その夜ここにも来てたとは。フ−ッ…。('06.7/13)

漫画屋無駄話 其の1984
▼神保町新刊書店、拙著待遇ウォッチング。ベスト1。「三省堂」2階。ちくま文庫コーナーの角に、何と2段も平積み(他は1段)。同店、2階のトイレにしか行かない日も多いが、今後は考えを改めよう。一水社版を腐るほど売ってくれた、「すずらん堂」には1冊ポツリ。で、なぜか同時発売の、高取英の『寺山修司』(平凡社新書)を「日本特価書籍」で買おうとしてると、同世代のゴマ塩頭が、すぐ隣の『出版業界最底辺日記』をパラパラ。「買えっ!!!」と内心念じたが、棚に戻しやがる。秋にすい臓ガンで死ぬだろう。('06.7/12)

漫画屋無駄話 其の1983
▼『出版業界最底辺日記』、一般書店に並ぶのは12〜13日だろうが、神田の「書肆アクセス」「信山社」「日本特価書籍」には既に(アクセスで約20冊にサイン。近所の小学館、集英社関係者は、同店で重点的に買うように)。中でも感無量だったのは、客んなって34年の日特に、初めて自著の“雄姿”を飾れた事(将来、下のゾッキに積まれりゃ完璧)。明治時代の駆け出し作家が、『中央公論』編集長の滝田樗陰に、執筆依頼を受けた気分?(オーバーな…)日特のお婆ちゃん、最近見ないが元気か?('06.7/11)

漫画屋無駄話 其の1982
▼ようやく例のカバンの件を忘れつつあった今日、某氏からのメールで、「2軒目を出た時は持ってたような…」との説。その店、つまり「一番や」からは、漫画屋まで直線距離にして約300メートル。いよいよ謎は深まるばかり(バ〜カ!!)。にしても、月曜日は勤労意欲がわかない(忙しいのに)。某チンピラ漫画家が窓辺で仕事中。昔と違い、このタイプの単行本は例外なく売れなくなった。あ、拙著『出版業界最底辺日記』、今日配本っすね。「日本特価書籍」には既に?('06.7/10)

漫画屋無駄話 其の1981
▼幸い控えがあったので、アドレス帳紛失後も何とかやってるが、ゲシュタポ幹部こと、カワディMAXの電話番号が、どうにも突き止められない。おい!ネームの締め切り日だろ!!自分から電話寄こさんかい!!!(威張るこたねえか…)忘れてた『書評のメルマガ』の「版元様の御殿拝見」、南陀楼綾繁が今夕まで必ず入れろとメール。タダでも落とすのは嫌いなので、源流社編をデッチ上げる。同社、よりによって俺がカバンをなくした、「串鐵」&「一番や」の入ってるビルなんだヨ。トホホ…。('06.7/7)

漫画屋無駄話 其の1980
▼「シネマテークたかさき」の会員証、新聞雑誌の切り抜き、筆入れ…死んだ子の年を数える初老男(昨夕、九段下交差点の交番に届けを。親切なお巡りさんで感動)。で、『出版業界最底辺日記』も1冊入ってたんだよ(PR誌『ちくま』も)。さっきタコ多田が、見本を送ってもらったらしく、「文章がスピーディーになってて面白い。売れるかも」と電話で。余計に不安に。内容が内容だけに、ちゃんと配本されるまで心配(版元、筑摩書房の悪口もタップリ)。早くまき終わって安心させて。('06.7/6)

漫画屋無駄話 其の1979
▼老眼鏡、小銭入れ、手帳、住所録、『松本清張研究』、『救援』、『レコンキスタ』、カサ、クシ、佐伯彰一の単行本…。天国から地獄へと言うのだろう。昨夜『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)の見本完成を祝し、関係者と宴会したのだが、朝、事務所で目覚めたらバックがない。「串鐵」か「一番や」に忘れたのだろうと気楽に考えてたが、両店共にない。「ア−ーッ!!」いくら小学生の時、学校にランドセル忘れた男とはいえ…。財布やカード、定期は無事だが、しばらくは立ち直れない。('06.7/5)

漫画屋無駄話 其の1978
▼昨日、竹書房の陰毛ビル前で、同社の『ホームレス大図鑑』(村田らむ)に、山谷争議団他が抗議活動。もらったビラ見て思う。第2次産業同様、ビラ作りの技術も全く継承されてないと。ふやけた明朝体文字にスカスカの行間、表と裏で天地逆。「マジメにやれ!!」(健さんタッチで)。てっちゃんと業界電話無駄話後、神保町へ。「田村書店」店頭で、長々と立ち読みしてる爺さんが。「ンなトコで読んでちゃ本が見らんねえよ!!」と、すぐどかしたが、結局大したモンはなし。('06.7/4)

漫画屋無駄話 其の1977
▼ジュークボックス1台に、日本人の誇りと血税3兆円差し出す国辱首相や、オランダ静養に一億円(『週刊文春』)を出費する皇太子夫妻を横目に、赤貧赤子は昨日華々しい体験を。高崎駅前、「高島屋」屋上での、真っ昼間のワンカップデビューだ。銘柄は「棒名山」(230円)。つまみはポテトチップ(105円)。日本人の幸福感をヒッシヒシヒシ。「シネマテークたかさき」でさっき観た、『ホテル・ルワンダ』に比べ、我々は何と幸福な事よ。高い税金さえ払えば、殺されずに昼酒まで飲める。('06.7/3)

漫画屋無駄話 其の1976
▼1976年、俺は大学4年で、一応就職活動を。結局遠山企画にもぐり込んだが、アップル社という自販機本屋も知人に紹介された。両社共に、素性、人格、学歴にふさわしい就職先だが、前者を選んだのは、やはり「本屋で売ってる本を…」とのミエだった。で、東京地裁の3馬鹿裁判官、毛利晴光、宮本聡、松永智史にも呆れ果てる(公務員のビラまきパクリ事件で有罪判決)。“公安警察の公共事業型違法捜査”にGOサイン。家で子供に恥ずかしかねえか?(俺はいつも自分の仕事、恥ずかしいと思ってるが…)('06.6/30)

漫画屋無駄話 其の1975
▼7年前に買ったまま積んどいた、『不敬文学論序説』(渡部直己・太田出版)を。異常に多い漢字、超長い段落と、70年代の新左翼の機関紙風文章に激ウンザリ。松尾スズキあたりが、イラスト入りで現代語訳してくれないか(この人とすが秀実は別人なんでしょ?昨今の吉永小百合と市原悦子のように、区別がつかない)。で、都の公金を平然とチョロまかしてた泥棒知事、石原慎太郎、TBSの誤報にマムシのようにからみ、裁判で8000万要求してたが和解と。一体陰でいくら動いた?('06.6/29)

漫画屋無駄話 其の1974
▼“武士道サッカー”が実は世界一の実力なのは、昨日具体的に論証したが、今や大東亜戦争も、我が大日本帝国が米国に勝利してたのは、世界の常識化。昨日まで鬼畜米英を叫んでいた天皇から下々の者まで、マッカーサーに平伏する“振りをした”から、米国は図に乗り、朝鮮で引き分け、ベトナム、そして今イラクで敗れつつある。“奴隷の振りをした”神国臣民の演技力(?)こそが、本当は世界で唯一の勝利者なのだ!!!(ハーッ…)。今夜はやっぱ、「新文芸坐」の『血を吸う薔薇』か。「凡人回想録」を更新。('06.6/28)

漫画屋無駄話 其の1973
▼好善信士、ニコニコ来社。彼みたいな温厚な性格の奴を怒らせると、本当に怖いだろう(仕事がらみでなければ、一度そうしたい気も)。で、日本のサッカーは3戦共に勝利してたのではと、この数日ふと。日本選手は球が来ると、攻め込まずに自軍方向にポンポンパス。敵のスキを突こうなどという、邪念は一切ないのだ。毛唐共が陣地を構えられるよう、時間をかせいでやっている。まさに“武士道サッカー”。日本は一見は敗れてるが、高貴な精神で勝利してる(バ〜カ!!)。('06.6/27)

漫画屋無駄話 其の1972
▼糞高田文夫の『笑芸日記』のせいで、一挙に地に落ちたちくま文庫の“権威”だが、盛り返す快著が。『カップ酒スタイル』(いいざわ・たつや)だ。全てに余りこだわらない、ほどほどさに好感。ゲット、よさげ他、若者言葉を外して使ってるのも粋だし、カッコいい。これで内田百間の名前など出さなければ、80点上げたのに(若山牧水はかまわない)。7月10日発売の、俺の『出版業界最底辺日記』の、20分の1位は面白い。何せ昨日、早速地元スーパーでワンカップを漁っちゃったしな(染まりやすい奴)。('06.6/26)

漫画屋無駄話 其の1971
▼しつこく高田文夫叩き。『笑芸日記』によれば、息子は高田が仕事してる、『日刊スポーツ』に入社と(うれしそうに明記)。コネじゃなく実力でだろうが、親父の息のかかったトコなど、俺なら死んでも入らない。さすが江戸っ子は一味違う。高田の対極の天才・松尾スズキ(21世紀の笠原和夫)、まだ「東京堂書店」じゃゲテモノの代名詞、サブカル棚に(戯曲以外)。女流棚に拘泥したり、本屋は本当に保守的。町田康など撤去、スズキをま行にドンと並べろ(単にあいうえお順にすりゃいいのいヨ)。「凡人回想録」を更新。('06.6/23)

漫画屋無駄話 其の1970
▼昨日は一杯やる前に、専大交差点近くの、「梅の湯」で一風呂浴びたので、ビールが一際うまかった(入浴料430円)。で、『週刊新潮』によれば、高田文夫はノイローゼと。末広亭で自分の落語が受けなかったせいと。受けた事もあったの?(信じられない)同じちくま文庫の日記本とはいえ、『出版業界最底辺日記』は『笑芸日記』の48倍、いや、69倍は面白いので、絶対に買うように(謙虚さと誠実さが売りの俺が、ここまで言うのだから保証付き)。少し忙しくなる。('06.6/22)

漫画屋無駄話 其の1969
▼本欄の回数が西暦上俺の発情期で、ちょっとセンチに。で、高田文夫みてなイモ男の本読んでると、58点級の高平哲郎や吉川潮が80点級に見えて来る。書く芸人伝はちと甘いがその吉川、昨日の『日刊ゲンダイ』で、舘ひろしを年齢から『功名が辻』での信長役は無理と批判した事を、出来を見て率直に謝罪。偉いな。が、日ゲン、上野昂志の「あの時代ヒーローがいた」での、『ギターを持った渡り鳥』とのキャプション付きスチール、『口笛が流れる港町』のような気が?(明日自宅で調べよう)('06.6/21)

漫画屋無駄話 其の1968
▼『笑芸日記 一九九六−二〇〇五』(高田文夫・ちくま文庫)を読んで感じたのは、まず“痛々しさ”。著者は本当に無理して背伸びを。立川談四楼(18点)、快楽亭ブラック(28点)クラスに比べりゃ、元々38点位の才気はあるのに、70点の位置にいると思い込もうと努力。その様が痛々しく笑えない。だいたい、自ら獲得した訳でもない生地(東京)を鼻にかけたり、奨学金出してやった訳でもない、大学の先輩や後輩を自慢すんな。粋だシャレだの言葉が泣くぜ。小林信彦もだが、この種の輩を“東京生まれのド百姓”と呼ぶ。アハハ。('06.6/20)

漫画屋無駄話 其の1967
▼“ヒデ、オオカミの気迫”(『東京新聞』)“日本望みつなぐ”(『赤旗』)。今朝の一面だが、まだ日本の大マスコミは、勝負事を精神でする気だ。現実を直視しない幼児的願望に呪いあれ!!(米国や資本家と竹槍で戦えと言い出しかねない)。“日本痛いドロー”(『毎日新聞』)程度が限界。BS11でドイツのTVは、「互いにチャンスを生かせず、後味の悪い試合だった。両国の第一次予選通過は絶望的」とサラリ。第三帝国の末裔の論理を、爪のアカにしろよ(Vロケットと風船爆弾の差の源?)。('06.6/19)

漫画屋無駄話 其の1966
▼なぜ10回も書いたか?版ヅラケイこそが、映画ならモンタージュやフェイドイン&アウトを合わせたに等しい、“コマ割り”という漫画文法の根幹を成しているから。コマ間の白い余白に、読者は無限の夢を見る。正直なトコ、俺は映画や活字に対するほどは、漫画に興味がない(仕事だし…)。ただこの30年間、喰えて来たのは全て漫画のお陰(愚妻や豚娘もな)。漫画文法を正しく継承するのは、(エロ)漫画への俺の最低の仁義なのだ(一腐れ印刷屋の事などどうでもいい)。(完)('06.6/16)

漫画屋無駄話 其の1965
▼問題の『Mate』8月号を例に説明。真ん中を開くと、6折り前半の最終ページはSONO。内側ケイが版ヅラでシンから5ミリ。6折り後半のトップはふじたじゅん。下に版ヅラケイがありこれも5ミリ。コグチ側が両方断ち切りのため、念のために2ミリシンに詰めてる。その証拠にふじたの活版3P目は、また7ミリに(天地左右共にの版ヅラ内原稿)。さて小宮山の4Cのシンからの位置。1P目2ミリ。2P目2ミリ。3P目3ミリ。4P目3ミリ。漫画の基礎知識がないまま漫画で儲けているのが、明白に証明されている。(つづく)('06.6/15)

漫画屋無駄話 其の1964
▼めくら蛇に怖じずと言うが、“頭ドめくらアナコンダに怖じず”。同号『Mate』の内田こねりの前付4C4Pの版ヅラ天地を170ミリ(180ミリが正しい)に縮小したり(再校)、発売中の『本当にあった禁断愛』の版ヅラ天地を全ページ227ミリにして出稿(220ミリが正しい)、「これじゃネームが切れますヨ」と、テメーん所の無知蒙昧を天井に上げ、俺様を疑ってたが、そういう神経が感動的。創刊以来13年余、担当した営業が誰一人として版ヅラの意味を知らず、俺や大口製版にタダで教育してもらってる身分で、よくぞ言ったり。(つづく)('06.6/14)

漫画屋無駄話 其の1963
▼「こんなの何校出そうが責了にせん!!」ドラマはここからだった。三校目で各版ヅララインが、シンから2〜3ミリというキテレツな色校を。「なんじゃこりゃ!?」単なる“馬鹿の意地っ張り”かと思いきや、M営業部員のラブレターまで。“今回のような貴殿の好み(版ヅラと製本上のノドが重なる指示であっても、ノドと版ヅラケイの間に白が残らなければならない)などは考慮しません”“センター4Cの三校の製版やり直しにつきましては、遺憾ながら一水社に請求させていただく。”(つづく)('06.6/13)

漫画屋無駄話 其の1962
▼当然再校。面付け指定通りにと、赤字入れて校了紙と一緒に返品。が何とこのクズ職工、初校のまま出稿。営業いわく、「コグチ側が10ミリ切れるから、シンに寄せたんでコレでいいって…」。版ヅラ知識ゼロなのが一目瞭然。コグチ側は切れていい。漫画家も、外側に大事なネームやオマンコを描いたりしない。吹き出し内で、ネームをシンに移動すれば99%解決。コグチ側が切れる云々は後知恵で、昨今99%は全面断ちゆえ、内側の版ヅラケイに担当者が気づかなかっただけ。万一シンに寄せるとしても、そりゃ編集が決める事。(つづく)('06.6/12)

漫画屋無駄話 其の1961
▼ふじたじゅんの4C4Pは、いずれも内側の版ヅラケイイキだ。既に素人の皆さんでもわかるよう、シンから7ミリの位置に面付けすれば良い。ところが、小宮山は全ページ断ち切りに。入稿時に校了紙に、その旨を指定したにもかかわらずだ(ここが重要)。印刷現場において、版ヅラの意味のわからない職工が増えてるのは承知してるので、親切に指定して上げてる(もはや、校了紙のない版元も多いはずだが、漫画屋にはB5もA5もタップリ。希望者にはコピーさせて上げるヨ)。(つづく)('06.6/09)

漫画屋無駄話 其の1960
▼『Mate』6月号を。いトうの『隠蔽』19P、下のコマ。左右のラインが版ヅラケイ。内側はシンから13ミリ(前半)。次に丁度真ん中のSONOの「ウィークリーマンション」の10P。内側のラインが版ヅラで、シンから7ミリ。『ジェイド』は図書印刷が製版込みで請けてるようだが、『Mate』は製版が大口製版で、小宮山印刷は刷るのみ。図書も大口も、漫画の版ヅラと面付けの基本知識を、キチンと持っている事がわかる。なぜこんな事を長々と書いたかといえば、8月号の『Mate』で、シンの4Cをめぐり、笑える事件が起きたから。(つづく)('06.6/08)

漫画屋無駄話 其の1959
▼つまり、雑誌の真ん中部分に行くに従い、版ヅラをシンに寄せて面付けしないと、コグチ側(外側)の絵が切れちゃう(偶数ページなら右側。奇数ページなら左側)。『ジェイド』Vol.1を例に。いトうの「条件」、9P目を見てくれ。上は断ち切りで、一番下に横長のコマ。ここの左右、下のケイは、いずれも版ヅラの位置だ。内側のケイとシンの間を測ると15ミリ。次は真ん中のあとりK、「真奈DVD」。5P目は内側と、外側の下に縦ケイ。シンとコグチ側の版ヅララインだ。シンと内側ケイの幅を測る。4ミリだ。約1センチ詰めているのがよくわかる。(つづく)('06.6/07)

漫画屋無駄話 其の1958
▼原稿の描き方は基本的に漫画家の自由。版ヅラの青枠通りの縦の長方形や、全面断ち切り、部分的断ち切りと、物語の展開に応じて。刷り切り貼りを2〜3カ月すると、各ページの版ヅラはどこか、瞬時に見分けが(一部馬鹿を除く)。印刷屋は、編集から刷りを貼った校了紙を受け取ってからが大仕事。正しい折りごとの面付けをせねば。『MUJIN』や『真激』のような平綴じは問題ない。前ページ同じ左右寸法だから。問題は『Mate』『ジェイド』のような中綴じ雑誌。断面を見ればわかるよう、本になった際、前半及び後半と違い、真ん中部分は横幅が10ミリ前後短くなる。(つづく)('06.6/06)

漫画屋無駄話 其の1957
▼以降3〜4回、漫画の版ヅラについて書く予定。版ヅラとは何か?1.2倍の漫画原稿用紙に、青い枠があるでしょ?(天地270ミリ、横180ミリ)。あの中のスペース。相撲の土俵とでも思って。描いた原稿はB5判だと主に天地220ミリ、A5判だと180ミリに製版で縮小される。以前、漫画の本文印刷は99%活版だったので、版の刷り(コピー)を編集が切り、1ページごとに割り付け用紙(校了紙)に貼った。新米が最初にやらされる仕事だったが、実はコレが大いに勉強に。(つづく)('06.6/05)

漫画屋無駄話 其の1956
▼昨日の小宮山印刷は雑仕事の、大日本印刷は吝嗇業務の、凸版印刷はルーズ営業の、各々総代として、拙著『出版業界最底辺日記 エロ漫画編集者「嫌われ者の記」』(ちくま文庫・定価950円・7月10日発売)に頻繁に実名で登場するが、各社にお願い。営業妨害だと、裁判所に販売差し止め請求を起こしてくれないか?東京地裁には君が代に反対、卒業式を2分遅らせたに過ぎない国士に、20万もの罰金を課したイカレポンチ判事、村瀬均のようなクズもいるし、勝機はタップリ。勿論、本の宣伝にもなる。('06.6/02)

漫画屋無駄話 其の1955
▼タコ多田から電話。「『Mate』のシンの4色の件で、小宮山印刷の営業がウチに泣き付いて来てさ。若い編集の話じゃ、営業の言う事が正しいんじゃって…」ケッ!チンポの毛の生え揃わん、ガキと俺を一緒にすんな。コグチ側が切れる恐れがあるからと、シンの版ズラケイを無視、勝手に全面断ちにしちまうような糞印刷屋の寝言、まともに相手にすんな。小宮山も版元にチクるより、池袋の大口製版に頭下げ、漫画の基本の教えを乞え。スーパーのチラシでも刷ってる気?('06.6/01)

漫画屋無駄話 其の1954
▼著者の昨今の著作にはやや疑問はあるが、『東條英機と天皇の時代』(保阪正康・ちくま文庫)は、従来からの東條の“人間、軍人、政治家を通してのクズ”というイメージを、より具体的に補強してくれた(敗者としてもクズだったと知る)。中でも呆れたのが、男3人、娘4人が敗戦後もピンピンしてた点。政敵を最前線送りにして消してた男の子供が、徴兵年齢に達して元気だったのに安全圏でヌクヌク。ビン・ラディンも、自分の子供に自爆テロはさせてねえが。新宿にでも行くか。('06.5/31)

漫画屋無駄話 其の1953
▼月末の受難。小桃が、「なかよし倶楽部」に横5分の1PRを入れろと言われ、何を勘違いしたか、角のPRを。「馬鹿女め!下半身のゆるさが頭に感染しやがって!!」とボロクソ。が、一般漫画家と違い、4コマ漫画にPRが入る事はまずない。角と5分の1の区別がつかないのも、やむを得ない気も(確認を怠ったのは悪いが)。「小諸そば」、量が多いよね、最近。2枚もり(400円)は肥満気味の時に食べるが、ダイエット効果ねえよ今は。先にそばにわさび塗り、つゆに入れる男を見た(九段下店)。('06.5/30)

漫画屋無駄話 其の1952
▼某漫画家を電話で一喝。「馬鹿野郎!ボッキしたチンポが垂直に立つかっ!!ヘソに向かって立つんだろっ!!!」マンコをヘソの真下に描く奴は時々いるが、テメーも1本持ってる野郎が…。情けなくなる。『ジェイド』『記録』の見本誌を発送。前者、漫画屋の雑誌にしては上品な表紙。さて返品は?(神のみぞ知る)やっぱし「嫌われ者の記」は週末完成せず、今夜これから。あ〜やだやだ月曜日から。夕飯はどうしよう?もう近所はファミマ、セブンの弁当も含め、全部飽きた。('06.5/29)

漫画屋無駄話 其の1951
▼松尾スズキの『キレイ[2005]』(白水社)を読み、絶頂期の井上ひさしをふと(活躍分野は、より多面的かつ重層的だが)。不精な女房と、いつまでもひっついてろよ(尻軽女房と別れたとたん、井上ひさしは超ポンコツ化)。好善信士が窓辺でトーン貼り。どうも追い込みが不徹底(笑顔はカワユイが、漫画家は愛嬌より原稿の質)。自分の本の校正で昨今全く映画に行けなかった。この週末はと期待したら、「嫌われ者の記」や「ズンドコジョッキー」、その前に「ヤケクソジョッキー」。('06.5/26)

漫画屋無駄話 其の1950
▼昨日、「書肆アクセス』の畠中店長が、「ジュンク堂」池袋店での、亀和田武のトークセッションチラシの略歴を見て、「亀和田さんて『劇画アリス』やってたんだぁ。友達んトコで読んだ事あるよ。全然知らなかった」。当然レクチャーを。同誌表2にセミヌード毎号載せ、“エロ漫画界のジュリー”と自称してた云々(世に出る人は、やっぱ努力してマス)。俺も1度見たが(羽中ルイの原稿回収に)、ひろき真冬には及ぶべくもなかったが、カッコ良かった。畠中店長の、文字通りの「ヰタ・セクス“アリス”」。('06.5/25)

漫画屋無駄話 其の1949
▼「田村書店」店頭で、『気まぐれ古書店紀行』(岡崎武志・工作舎)が600円、『古本デッサン帳』(林哲夫・青弓社)が400円。ようやく、物書きとして一丁前ということか。にしても、東から西から、日本警察のたるみ振りも凄いね(児童相談所も真っ青!!)。これで来月からは駐禁利権は手に入るし、オールマイティの共謀罪さえ眼の前。裏金もらってさぼってたるんで、正当なビラ配りやサウンドデモを無意味にいじめるほど、懐が万札でパンパパン。“地上の楽園”は日本にこそある。('06.5/24)

漫画屋無駄話 其の1948
▼“めくら校正”で有名な俺とはいえ、自著の題名まで間違えるとは。メインタイトル、『出版界最底辺日記』じゃなく、『出版“業”界最底辺日記』なんですね(今日午後、HP関係も全部直す)。この俺が校正すんだから、本文もアバウトさにいちいち腹立てちゃ駄目と、今から言っとく(エッラソーに!!)。初校も再校も一応2回ずつ見る。吐きそう。相変わらず会社のマックが繋がるまで5〜6回も手間が(自宅のノートパソコンは大丈夫)。尾山泰永は、7年も使ったんだからあきらめろと言うが…。('06.5/23)

漫画屋無駄話 其の1947
▼昼頃東京駅新幹線ホームで、物凄い身長の3人組を(兄弟っぽかった)。174センチの俺の目測で、189、195、210(この方、発車時刻表に頭が触れそう)。往々にフリークっぽい人が多いが、ごく普通の感じで紺のスーツを。業界的に言うと、『エンジェル倶楽部』『メガストア』『MUJIN』か?(一部ヨイショ入り)。例の文庫の表紙案が。南陀楼綾繁も俺も、4案の中から一発で意見が一致。一言でいうと、映画『天国と地獄』のイメージの写真。('06.5/22)

漫画屋無駄話 其の1946
▼正式題名は以下。『出版業界最底辺日記 エロ漫画編集者「嫌われ者の記」』(塩山芳明・ちくま文庫・定価950円)。同文庫は毎月10日前後の発売だから、順調に行けば7月10日には店頭に並ぶのでは?で、担当者には気の毒だが、トルツメが腐る程あって、「初稿で何見てたんだ?」と、自分でも嫌になるほど。南陀楼綾繁のミニコミ、『日記日和』のインタビューの際も、赤字多くてうんざり顔されたし。皆、この俺が悪いんです(「あたし馬鹿だから」との、白痴女の台詞をふと)。('06.5/19)

漫画屋無駄話 其の1945
▼およそエロ漫画界には、数字表記の統一などという、ヤボなものはないが、古い版元の活字本だとやっぱと思い、文庫の担当者に尋ねると、今は著者の使用頻度に従う方針と。ホッとする一方、ちょっと脱力感も。新聞だと、『週刊読書人』レベルでも、下らねえこだわり持ってるが。活字本界にはそういう面、少しはあった方がいい気も(なら俺の本など出ないが)。題名に一部追加。『出版業界最底辺日記〜エロ漫画編集者・嫌われ者の記』みたいな感じになりそう。('06.5/18)

漫画屋無駄話 其の1944
▼“電脳界の宅急便屋”(メールが着くのに半日かかる)、リンククラブの接続時の電話番号が変更になったのはいいが、今日などほとんど繋がらない。呆れ果てた糞サーバーだが、リンク“糸電話”クラブと社名変更したら?『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)の再校開始。相変わらず無駄な言い回しや接続詞が多く、トルツメの嵐。嫌がられるから抑制はしているのだが…。昨夜、何年か振りで『記録』編集部へ。発行元、アストラのしぶとさを学ばねば。('06.5/17)

漫画屋無駄話 其の1943
▼『漫画ピンクタイム』に続き、『ジェイド』も図書印刷。ここ割とシッカリしてる。『MUJIN』の怖い編集長に、本文でお詫び文を掲載させられた、忘れたいだろう過去もあるが(ブルブルブル)。訳あって、今日1日で『本当にあった禁断愛』、『漫画ピンクタイム』の計10台下版。両誌共にコンビニ誌だけにグッタリ。お陰で他の雑誌の仕事に手がつかない。ただ6月売りの仕事は、3誌しかないんだよ。赤字かも。『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)の再校が出たと。フーッ…。('06.5/16)

漫画屋無駄話 其の1942
▼橘孝志センセから、3〜4本分、数十万の稿料が振り込まれてないと連絡。控えを見ると、その分のみ俺が口座名を一字間違えている。青ざめる。第三者に入金してしまってたら…。半額に値切ったとしても大金。タコ多田に調査を。『ジェイド』の修整もうつろ。10分後に判明。彼女の独身時代の口座にちゃんと入ってた。理由。結婚後も彼女の名字は一字しか変わらないため、俺が時々独身時代の名前を間違って書き込み、古い口座にイン。フーッ…。まぎらわしい名字の男と結婚するんじゃないよ。('06.5/15)

漫画屋無駄話 其の1941
▼“警察は録音・録画せず 長官「取り調べ大きく阻害」”(『東京新聞』朝刊)。膝間厳警察庁長官、自分達のデッチ上げや裏金豪遊がバレるの、何とか防ごうと必死。法的根拠のねえ職質する際、「悪い事してないのなら協力を」と、すぐほざくのはテメーらだろ。『漫画ピンクタイム』&『ジェイド』分で、朝から合計7〜8本エロシーン修整したら、気持ち悪くなる。いトう、好善信士、トリウミユウキ来社。都合で東京に2泊。1泊の3倍疲れるのだよ、なぜか。('06.5/12)

漫画屋無駄話 其の1940
▼昨夜、「島」で飲んだ泡盛の臭気を振りまきながら、『ジェイド』のオメコシーン修整してると、一水社経由で妙な封筒。『Mate』の某女性投稿者を紹介しろと、万札が一枚。怖いので発信者に即返品(金だけ送って来い)。小宮山印刷出稿の、『本当にあった禁断愛』の青焼きの版ヅラ天地が、指定(220ミリ)より全て7ミリ多い。これまた即返品(漫画家ごとに倍率が違うのを、知らない現場がいるとみえる)。洗濯した下着、ベランダに干す度に雨が(3回も!!)。こういうむす夜は、うなぎが釣れる。('06.5/11)

漫画屋無駄話 其の1939
▼「田村書店」店頭では珍しく1冊も買わずに、「日本特価書籍」で2冊。『缶詰ラベル博物館』(東方書店・本体12000円)→3600円。『70年代ロマンポルノの記憶・河合孝雄ヌード写真集』(鹿砦社・本体1900円)→650円。両方、最初からゾッキ市場も想定、定価を付けたんじゃ?(映画制作時に、ケーブルテレビの放映料を念願におくように)。原稿持参した某漫画家、トーンの貼り方が甘いので持ち帰らす(時々ある)。オヤジ総出でアンナの歓迎会。('06.5/10)

漫画屋無駄話 其の1938
▼午後、『書評のメルマガ』連載、「版元様の御殿拝見」の取材を、神保町めぐりのついでにと、九段南3丁目のワック・マガジンズ(『WiLL』の版元)に向かい地獄を。地図だと近いのに30分も歩くハメに!!!(しかも両手に資料用エロ本)。タダ原稿の割にハードすぎめまい。やる事いっぱいあるのに…。『東京新聞』に大阪市の補助金一千万を横領、飛鳥会理事長、小西邦彦逮捕と。同和云々とあるが意味不明の記事。『赤旗』を見て納得。小西は部落解放同盟の飛鳥支部長。しっかりしろよ、『東京新聞』。明日はアンナの歓迎会。('06.5/9)

漫画屋無駄話 其の1937
▼今月25日頃発売の一水社の増刊、『本当にあった禁断愛』(B5判・定価380円)のオメコシーン修整の合間に、『出版業界最底辺日記〜嫌われ者の記〜』のカバー用略歴を書き、写真も物色(阿宮美亜の似顔絵って手もあったが…)。エセ文学者風の横顔と、軽薄に笑ってる正面顔の2枚選び、やくる〜と&アンナに相談すると、両名共に後者を(内容と裏腹で渋いと)。いんだが、何年か前の忘年会とおぼしきその1枚、右側が橘孝志、左側が刹奈さん。刹奈さんこの頃、本当に輝いていた。('06.5/8)

漫画屋無駄話 其の1936
▼臨時の“とき”で女性車内販売員からコーヒーを(300円)。やたら量が少ない。ポット1本で何杯分と決まってるはず。何杯か浮かせて小遣いに?(かつて「吉野屋」は悪質バイトに組織的にこれをやられ、倒産する一因に)。水飲み場廃止で自販機の売り上げを、スイカ専用改札増設で会員を、駅ビルの通路を曲げて店舗客をと、ド汚い商売に徹するJR東日本だけに、末端も背中を見てるはずだ。駅新設時には公共機関面して自治体に寄付を強制する一方、普段は革マル派を用心棒にゴロツキ商法。鉄道界のオリックスだ。('06.5/6)

漫画屋無駄話 其の1935
▼拉致事件で得したのは、金親子や小泉だけじゃなかった。NHKも同等かそれ以上。昨今のニュースはこればっか。ボンボン世襲インスタント右翼(安倍&中川の類い)に恩を売ると同時に、民主主義国家の根底に触れる、共謀罪などモロッコかどっかの話かって感じ。拉致事件と欽ちゃん球団の話題しか報じないNHKに、まだ7割もの人が銭出してるなんて…。6日も出勤。偉いでしょ?(単に発売が間に合わなくなりそうなので、仕方なく)。3日間、何しよっかな…!?('06.5/2)

漫画屋無駄話 其の1934
▼拉致事件で一番得したのは、金親子を除けば小泉。何度も支持率アップのカンフル剤に利用したが、遂にはブッシュまで。米国民は“12歳の日本人”ほど政治意識が低くないので不発だろう。被害者家族には基本的に責任はないが、運動の進め方はおかしい。権力者にすがりすぎ。特に横田夫妻の奥さん。「御意見無用!!」と顔に書いてあるので大嫌い。既に立派な公人。批判も甘受すべき立場だ(腰抜け記者クラブ記者にゃ無理だろが)。いトう、香坂ツトム、九紋竜が来社。('06.5/1)

漫画屋無駄話 其の1933
▼蟹空解太2世と言っちゃ失礼だが、好善信士が窓辺の机で仕上げのトーン貼り(蟹空は真っ白原稿持参だったし…)。昨今一番の恥さらしと言や、左右中道いずれからも無能の権化とかつても今も言われ続けてる、東篠英機の孫娘の“顔見せ”(政界にも色気。ウゲゲ…)。『父・中野正剛』(中野泰雄・恒文社'94)を読み一層その感を。親族(子供)が書いた評伝の割に、ダメな部分もシッカリ明記(ヒトラーを西郷隆盛になぞらえたり)。孫娘や伊藤俊也しか評価しない東篠より、正剛に注目。('06.4/28)

漫画屋無駄話 其の1932
▼近所の「串鐵」で昨日ほんの少し日本酒やっただけなのに、2日酔い気味。初老男はやっぱ、ビールかウーロンハイだな。忙しいような暇なような、やっぱし忙しいような。新規雑誌って、体を合わせるまで時間が(慣れた頃に廃刊ってパターン多し)。夕方、例のちくま文庫の、終了した初稿校正のチェックを、南陀楼綾繁、それに担当のM氏と。色々と労を取ってくれている、南陀楼センセに『レモンクラブ』の書評連載、今回で終了と告げる。ガックリした姿を見て、少し愉快に。('06.4/27)

漫画屋無駄話 其の1931
▼小桃の「なかよし倶楽部」、今月は凄いゾ。コッチのハガキが着いた当日の夜、漫画屋へ宅急便で発送のスケジュール。正月も盆もパンツ脱いで逃げ出す(小桃は最初からはいてね?)。久々に神保町へ。といっても一週間ぶりなので何の変わりもない。「書肆アクセス」で買った『彷書月刊』5月号に岡崎武志のサイン。自分の特集号のためか?「古本界の林家三平だな!」と思わず。「言いつけちゃいますヨ!」とレジのお姉さん。いいですよ。ホメ言葉なんだから(9割は…)。('06.4/26)

漫画屋無駄話 其の1930
▼『レモンクラブ』の原稿のエロシーン、3本分修整。ゲップ!(俺は日に2本が理想的)。近所のそば屋、「増田屋」が値上げしてるのでビックリ。立ち喰いそば屋急増のせいか?夜の試写会などあきらめ、もう1本修整すりゃ、明日は楽に?(甘い)仕事が減ってるのに疲れるのは、老化はもちろん、雑誌の路線が長持ちせず、しょっちゅう各方面と打ち合わせをするせいも。昔は3年は持ったが、今じゃ半年。目先の事だけ考え、毎日の飯を口に放り込んでる感じ。('06.4/25)

漫画屋無駄話 其の1929
▼武部幹事長や浜幸に自らの恥部を見て、民主党に投票した千葉県民より、岩井賢太郎を新市長に選んだ富岡市民は、より聡明なのかも。つまり、2億だかの公金を“横領”しながら、前橋刑務所にブチ込まれなかった男だ。奴を新市長に選べば、国の補助金を何十億か“合法的”に引っ張れると期待したのだろう。万一バレても昔操った杵柄で、元本に利息付けて返すだけ。東京地検特捜部など、パクれんな野党政治家だけだし。岩井新市長が理事長してる、「富岡スイミングスクール」の会員で大光栄な俺。('06.4/24)

漫画屋無駄話 其の1928
▼シャープの労働組合って、俺が“穴あきマラサック”呼ばわりした、前橋地検や群馬県警みたい(春闘で35歳のみ500円ベースアップ、全世代を上げたように世間に発表した、例の恥ずべき一件)。ダラ幹共、社の凄い接待受けてんだろね。穴あきマラサック共が同じかは未確認だが、お陰で2億以上の公金をガメながら、利息を付けて返しただけで豚箱入りを免れた岩井賢太郎君、元同志、今井清二郎君を追い落とし、自らが富岡市長にならんと日々大車輪。これが〜群馬だ〜僕ら〜の〜故郷だ〜♪('06.4/21)

漫画屋無駄話 其の1927
▼『キネマ旬報』連載、すぎやまチヒロの「スクリーンの魔術師」、本人と担当編集以外、読んでる奴いるの?大昔、エロ劇画誌でギャグ描いてもらってたが、当時から読みづらかった(ネタは水準)。確かどっかの編集だった。昨夜で例の文庫の初校を読み終わり、映画にと思ったが、「新文芸坐」も「早稲田松竹」もイマイチで、無意味な酒に溺れたが、渋谷に『立喰師列伝』を観に行くんだったよ。『コミックジェイド』、『Mate』ない奇数月のみ発売予定。('06.4/20)

漫画屋無駄話 其の1926
▼一昨日から3日続けてカレーを日に1回(別に意味はない)。昨今、松尾スズキをよく。今日も『実況生中年 寝言サイズの断末魔』(扶桑社)を読了。面白い。特に『恋の門』の監督振りに興味が(刹奈さんの事も、段々忘れがち)。俺は乗れたが、アンナは封切りで観たがイマイチだったと。確かに趣味が別れる作風。けど、三木聡に比べりゃよっぽど良かんべ(全く面白いとは思えないが、ポカポカ撮るね。お笑い映画界の篠田正浩?)。5月末売りの、『コミックジェイド』(ティーアイネット)をヨロピク・('06.4/19)

漫画屋無駄話 其の1925
▼『週刊誌編集長』(元木昌彦・展望社)は、高橋呉郎の文春新書の『週刊誌風雲録』や、『三流週刊誌編集部』(佐々木崇夫・バジリコ)に比べ数段落ちる。当人のスタンスは嫌いじゃないが、吉永小百合や高倉健のプロフィール、長々と説明してどうする?知ってる人しかあんたの本など読まん。もったいぶって名酒を水で薄めてる。だいたい、自伝を書くにゃ、まだ青いというか生臭すぎだし、前出の2人に比べ人間が小さい。講談社の元上役、川鍋孝夫(『日刊ゲンダイ』社長)より先に出すのが生意気。('06.4/18)

漫画屋無駄話 其の1924
▼アンナ嬢の歓迎会をやる予定が、例の校正や新雑誌の準備等で、なかなか出来ない。そういや今日、いトうが秋葉にこれから行くというので、「ティーアイネットの漫画専門店、どんなだか覗いて来てヨ!」。早速、夕方本人から電話。「そんな大きくないので、ウッカリすると通り過ぎちゃいますヨ。僕の一水社の新しいのと、あとりKさんのがありましたネ!」なるほど(店名、聞いたのに忘れた)。最近、尾山泰永のケーハクなツラ見ないが、元気?みやたえつことか…。('06.4/17)

漫画屋無駄話 其の1923
▼訳あって『漫画ピンクタイム』の表紙の打ち合わせのやり直しに、都営新宿線は西大島駅近くの、吉田昭夫事務所へ。早目に着いたので、「中華十八番」でランチ(670円)。皿のオカズは以下。いわしのめんたい漬け、すきやき、なすいため、キャベツの千切り(大き目の皿に)。別の器にポテトサラダ。御飯。汁がみそ汁ではなく、うどんとえのき入りのしょうゆ味の煮込み風(群馬はこれが多い)。日活の土方弘風の主人に、平野レミ似のかみさん。ナイスな定食屋(味は70点)。('06.4/14)

漫画屋無駄話 其の1922
▼『漫画ブッチャー』じゃなく『劇画ブッチャー』、『漫画デカメロン』じゃなく『劇画デカメロン』、『ファンタジーカクテル』じゃなく『ファンタジィカクテル』。あ〜、アッタマおかしくなりそ!!(文字使いなんてバラバラでいいと思うけど、やっぱ固有名詞はな)。新規隔月誌2点の仕込みもその間あり、大幅減収下なぜか多忙。が、ポスデータ時代。昔と違って駄目だと3号どころか、1〜2号で廃刊てのが多く、めげるよな。BGMはボビー・ビントン。('06.4/13)

漫画屋無駄話 其の1921
▼老眼鏡を変えたり、急に日々の校正量が増え過労気味のせいか、不眠症気味。まだ初稿だというのに大丈夫か?(夜3時頃、BS11の自然ドキュメント観てると、生きてんのヤになる。今朝は川で、ワニが何匹も横一列で口開けて、ヤナ状態で魚を待っていた。ホノボノ…か?)。こういう天気が3日続くと、必ず気分がめいる(水呑み百姓の血さ)。スーパー「カエデ」の跡に出来た「オフィスバスターズ」、何でも高くねえ?新しいソファが欲しいのに(穴がアチコチに空き始めた)。('06.4/12)

漫画屋無駄話 其の1920
▼10年程前の「嫌われ者の記」を校正中。凄い景気の良さと、自らの鼻息の荒さにア然。10年一昔とは言うが、30過ぎてからそれはテキメン。あちこちから返品何とかしろと叱られ、シオシオのパーの今の俺は、漫画家にたとえるなら伊集院808?『熟女H告白』がなくなりちょっと暇だが、来月売りからの隔月の新雑誌が始まるので、その仕込みを。コレに失敗すると、モアやたのしい事務所に続くハメに。初老編集者が生き残るのは、社員も下請けもホントに大変。('06.4/11)

漫画屋無駄話 其の1919
▼例のちくま文庫の校正が出始める(『出版業界最底辺日記』が仮題と)。無印良品で乱視用の老眼鏡、10500円で作っといてホント良かった(本1冊出す度に視力がガクンと落ちる)。勿論全部は収録不可能なので、セレクトは南陀楼綾繁に任せたが、よくぞヤバイ部分のみ並べたものと感心。担当のM氏によれば、超有名評論家が解説を書いてくれると言うし、エロ漫画界では既に骨董品の俺も、チョット幸せ気分(後は妻子にバレぬのを祈るのみ。けど一水社の販路と違って…)。('06.4/10)

漫画屋無駄話 其の1918
▼アパレル工業新聞社が、漫画屋の左隣に越して来た(右側は風土社。分室?)10年以上住んでる漫画屋と異なり、とにかく入れ替わりの激しい部屋。今度は?けど、光熱費等を入れれば20万近い家賃を、よく今まで払えたものと感心(今後はわからん)。昼間アンナと無駄話してたら、杉作J太郎が彼女の勤務先で、ディスクジョッキーやってた事が判明。世間は狭い(どうでもいいが…)。やっと『Mate』の下版が終わりそう。今号からメンバーにかなり変動が。('06.4/7)

漫画屋無駄話 其の1917
▼クローネンバーグだから、愚作なはずないと確信してたが、『ヒストリー ・オブ・バイオレンス』が、あそこまで面白いとは。整い過ぎに不満を持つ者もいるだろうが、ズバリ90点の出来(松竹系で9日まで。ガッラガラ。その柄にない楷書振りに、矢作俊彦の『悲劇週間』をふと)。物忘れいよいよ激しく、小宮山印刷に『Mate』の表紙色校(3校)を待ち校でと電話もらってたのに、スッポかして外出。すいませんねえ。ビブロス、やっぱり辰巳グループに?('06.4/6)

漫画屋無駄話 其の1916
▼朝から『反時代的考察 なぜ悪人を殺してはいけないのか』(小谷野敦・新曜社)をずっと。「夏目漱石の保身ー『こゝろ』の「殉死」をめぐって」が抜群。大逆事件に日和った漱石の精神を、『風流夢譚』事件にビビッた60年代マスコミが継承、凡作『こゝろ』を神格化したとの下りに、群馬県教育界の極右の大ボスで最近死んだ、藤生宣明をふと。俺の富岡高校時代の校長だが、『富高新聞』のインタビューで同作を絶賛。その口調はゲッペルスが『わが闘争』を、山本リンダが『人間革命』を、不破哲三が『資本論』をほめるが如きであった。ビブロス倒産との噂。('06.4/5)

漫画屋無駄話 其の1915
▼チョイ前、どこの色校も版ズレが増えてウンザリとの話題を。今も相変わらずだが、同様に目立つのが、編集が白いシールで局部修正した際の、リンカクの黒い影。コレは印刷屋ではなく製版屋だが、昔、職人さんに聞いた話では、カメラ撮りが斜めになると出ると。公栄社、光雅製版、大日本クラスは昔から目立ったが、今回、『Mate』担当の大口製版までが仲間入り、ビックリ。技術のある古株は、皆辞めちまったか?『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の前売り券を、「ユーラン社」で買う。('06.4/4)

漫画屋無駄話 其の1914
▼世界に類のない、アメリカの自国軍隊の巨額引っ越し代カツアゲ要求に、「半分位なら…」の日本国の情けなさよ!!ソ連時代のポーランド、東ドイツ以下。当然、同じ敗戦国のドイツはビタ一文払ってない。ジェノサイドを実践した国でさえもだ。南京虐殺も七三一部隊も、ナチスの蛮行に比べりゃチャチイと日頃叫んでる『諸君!』や『WiLL』は、反米キャンペーンを断固張らねば、児玉誉士夫と同じ(俺はナチスも大日本帝国も同根と考えてる)。新雑誌の企画で白髪頭を振り回す。('06.4/3)

漫画屋無駄話 其の1913
▼拡声器騒音を考える会の機関誌、『AMENITY』(年1回)の穴埋め記事用に、手帳片手に神保町まで往復(片道15分)。あの不快な、禁煙条例の“下品でうるさい警告”の数をかぞえてみた。種々の形態はあったが、気付いただけで100以上。全区内では一体!?(恐るべき超お節介で無駄な公共事業!!)。「東京堂書店」では店内携帯使用男に文句言ったり、帰宅後、千代田区防災課に電話したり、月末で糞忙しいのに何してんだ俺?やっと老眼鏡に体が慣れて来たが、少し頭痛は残る。('06.3/31)

漫画屋無駄話 其の1912
▼九段から花見客が流れて来るため、付近はそば屋から居酒屋までごった返してる。「1年中桜に咲いてて欲しい…」各商店主の本音だろう。寒い。久々に暖房。尾山泰永、来社。前の単行本、『母娘調教訪問』のサイン本をやっと。当選者の皆さん、今日メール便で。例によっての業界不景気話(30冊も自分の本出してる奴の話は、ややリアルティに欠けるが)。オヤ公、住んでるマンションの、自治会役員まで押し付けられたと。「頼まれると嫌と言えない性格で…」女でなくて良かった。('06.3/30)

漫画屋無駄話 其の1911
▼「あのよ、ハマってる部分、あんた愛液の量描きすぎ。読者の見てえトコが隠れちゃってる」「どうせ消されると思って…」「コンビニ本だとそうだけど、ウチのは成年マーク付き。俺が修正するから、バンバン描くだけは描いといて」「わっかりました!」今月から『Mate』で仕事してもらってる、カワディMAXとの電話だが、同業界人以外が聞いたら、気違い扱いされんな。新人のアンナ嬢が一昨日から。眼が宇野亜喜良のイラストキャラに、少し似てるかも。('06.3/29)

漫画屋無駄話 其の1910
▼新幹線の乗車マナーは、上越新幹線に比べてはるかにいい長野新幹線。内心信州人を尊敬してたが、県議会はひどい。難クセつけて、知事を検察と県警に訴えたと。選挙じゃ勝てねえし、以前から裏金批判等をしてた田中知事を、泥棒公務員共を使って失脚させんとの腹。更に記者クラブを廃止された、中央や地元の半官半民馬鹿記者がグルになって…。日本国の腐乱した肛門を見るよう。田中康夫は国士(オマンコ好きの)。LCとCMで死にそう(安易な表現)。('06.3/28)


漫画屋無駄話 其の1909
▼老眼鏡、ワンランク強いのにしたが、頭痛が治らない(特に頭の左側)。やっぱ検眼して、ちゃんとしたの作るしかなさそう(矢作俊彦の『悲劇週間』、丁度いいトコなのにっ!)。昼頃に顔出したふみまん、相変わらず下手だが、勤務先の給料聞いてビックリ。20代半ばなのに、残業代込みで30万と。ついでに大学尋ねたら、慶応。何が不満でウチなんかでエロ漫画を…。が、昔から高学歴エロ漫画家は多い(三条友美は中大法学部。大島岳詩は早稲田)。編集は明大夜間部で充分。('06.3/27)

漫画屋無駄話 其の1908
▼やっとバイトが決まった。同業界の皆様、『J☆Page』ってフリーペーパーは、『フロムA』や『an』と違い、ワシらの募集広告もちゃんと掲載してくれるし料金も安い(反応も1日休日があった割にそれなりに)。金出してペコペコとリクルートに卑屈な微笑を浮かべるなら、迷わず『J☆Page』(『Yumex』もエッラソーで、電話で拒否された。死ねよバカヤロッ!!)。今日、某社の秋口の返品を見せられ、蒼ざめた馬の群れを。夜逃げせずにいられるのが謎。('06.3/24)

漫画屋無駄話 其の1907
▼ショーウィンドウに長い間並べられながら、厚いホコリかぶってた桃園・司グループにようやく買い手が現われ、商談成立との噂。神奈川の食品会社とか。山田“短足”編集長、ボーナスが出るようになるといいね。漫画屋もどっかが買ってくんね?その金でエロ本専門のネット古本屋になるとか(甘い!!)。昨今のゾッキの花、北冬書房の漫画本だが、『夜行』600円、『私の絵日記』(藤原マキ)400円と、どこも値段が同じ。胴元の八木書店が、指図してるような事はないと思うが。('06.3/23)

漫画屋無駄話 其の1906
▼驚いた。“2億円強の公金盗っ人県議”、岩井賢太郎(64)が本当に富岡市長選挙に出馬を。穴あきマラサック同様の、前橋地検、群馬県警の無策の結果。あん時に民間人同様にパクり、前橋刑務所にブチ込んどけば、こんな恥さらしな事態にはならず。積極的に告発しなかった、現職の今井清二郎市長もマヌケの極み。川に落ちた政敵(特に腹黒い奴)は、濡れたしいたけの木でぶっくらし、コンニャクのおもりを付け、鏑川に沈めるべきだった。DONKEYが久々に肥満顔を。('06.3/22)

漫画屋無駄話 其の1905
▼『朝日新聞』はまだ『選択』の広告を載せてるが、いいのかね?何せ前払い料金が切れても勝手に発送、忘れた頃に誌代を請求する“悪徳送り付け商法ゴロツキ雑誌”。社会問題化する前に、出稿拒否した方がいい(未だ俺様のトコにも請求書を。東京都消費者センターに一応尋ねたら、無視すればいいと。そんだけじゃ退屈なので、表に“不受理”と書いてポストに入れたり)。街は閑散。盗っ人公務員や、有給完備の大手企業リーマンが、連休を取ったせい?一度そんな身分になりたかった。('06.3/20)

漫画屋無駄話 其の1904
▼俺はいつも東京駅新幹線20番ホーム、21時4分発の「あさま551号」軽井沢行きで帰宅するのだが、眼下の10番線ホームが日々えらい事態に。出雲が廃止されるためか、連夜200人前後の鉄道マニアが同ホームに結集(何と1割前後は女)。新幹線ホームに陣取る奴も10人以上。何人かひき殺されないと収まらない感じ。誰か代表して飛び込め。週末は『ウォーク・ザ・ライン』か『かもめ食堂』か迷ったが、結局両方行く事に。「凡人回想録」を書く間がなくなる?('06.3/17)

漫画屋無駄話 其の1903
▼いトう来社。最近、ギックリ腰は大丈夫らしい。ホッ。秋田は日本のフィリピン?小桃、主婦にしては稼ぎがいいからと、親兄弟にダニのようにたかられてる模様。田舎の人って、こーゆトコむちゃくちゃ図々しいし。特にひどいのが父ちゃん。ボケ始めてる上に闘病中なのだが、酒屋や農機具屋から数百万の借金が突然発覚と。「結局、あたしが払わされるみたいで…」吉原に叩き売られた女郎と、大して変わらんぜ(仕事の中身も)。スカッと晴れない日々に、水呑み百姓の血はゲッソリ。('06.3/16)

漫画屋無駄話 其の1902
▼昨日の『東京新聞』の投書欄に、JR東日本へ、スイカ客しか使えぬ改札は不便だと抗議したら、スイカ客が一般改札からスイカ改札へ集中するので、逆に便利になるはずと、屁理屈にもならぬ言い訳され呆れたとの声。いかにも乗客を無視、自らの懐と革マル派にのみ奉仕する、銭ゲバカルト企業らしい。同紙には今朝も、経産省消費経済部長、森みどりの妄言が。例の中古家電問題は、低所得者層の安全を守るためと。ワハハハハ!!!舐められすぎて粗チンがボッキ。吉田婆ちゃん来社。('06.3/15)

漫画屋無駄話 其の1901
▼昨夜、G・W公開の『GiNGA』なるサッカー映画を京橋で見物後(退屈じゃなかったが、ケン・ラッセル作品並に単調)、7時30分頃に東京駅地下街へ。「からなべ屋」でオニオンリングカレー(500円)後、「アロマ」でコーヒー(370円)飲みながら、松尾スズキの『この日本人に学びたい』(知恵の森文庫)を開いてたら、丸の内の一流企業のサラリーマンになったような気分に。某求人誌は相変わらずナシのツブテ。好善信士、九紋竜、ふみまん、香坂ツトム来社。('06.3/14)

漫画屋無駄話 其の1900
▼日本経団連の奥田ってつくづく馬鹿。トヨタがボロ儲けしてんのに、従業員の給料ロクに上げなかったり、ホリエモンの入会をミステイクと逃げたり、今度は残酷ゲームが青少年を駄目にするだと。お前は文部大臣か?黙って社員と株主に奉仕してりゃいいの。舞い上がると、イボガエル面の下品さが3割増し。さすがにパッチは脱いだが寒い。某求人誌は相変わらずナシのツブテ。仕方ないので、若手漫画家を中心に、「遊んでんのいない?」と電話攻勢。2人だと事務所内が余計に冷える。('06.3/13)

漫画屋無駄話 其の1899
▼先週、「K-ネット」神保町店に行くと、ヨボヨボの老人が、上野の何だかの展覧会の前売券を2枚孫にもらった。が、老人は入場無料なので無駄になる。買ってもらえないかと。この種の店の従業員にしては親切な兄ちゃん、「2割でですが」。「2割引きで?」「いえ。定価の2割でなら買いますが」「そう。それでもいいよ。今度持って来るから」ほのぼのとしたような、全然そうじゃないような…。紹介や持ち込みの、新しい漫画家さんと4〜5人、会ったり電話したり。刺激で若返る。('06.3/10)

漫画屋無駄話 其の1898
▼「あのコに最初に文章書かせたの、多分俺だと思うけど、女優としてはともかく、文才はゼロ。塩山よりひでえ」昨夜、新橋の「蛇の新」で、早乙女宏美が河出文庫から、『ロマンポルノ女優』を出したとの話題が出た際、タコ多田がキッパリと。今日、仕事の合間に斜め読み、奴もたまにゃ正論吐くと納得(本人の体験談のみ面白い)。いるよ、本業以外はやめときゃいいのに、やたら手を出す人。阿久悠の作詞以外の仕事、久世光彦のTV演出以外の仕事に、一体どこの馬鹿が感服してるのか?('06.3/9)

漫画屋無駄話 其の1897
▼内田こねり旦那が、活版もCGにしたいと。大歓迎だが、テク面を尋ねられてもチンプンカンプン(メール&BBSしか)。で、いトうに丸投げ(2人共、エロ漫画家とは思えない社会常識が)。今夜は久々に、新橋でタコ多田と。2人だけだと脂ぎるので、山崎邦紀、三世社の鈴木にも声を。無事、事務所まで帰れるのか?(最近全く、遠いトコで宴会してない)。「小宮山書店」に北冬書房本が大量に。早くコミガレにも出して。同社のある目黒区大橋、俺の元牛乳配達区域。('06.3/8)

漫画屋無駄話 其の1896
▼一昨日、夜7時のNHKニュース、全人代の事をまだ「中国の国会に当たる…」だと。選挙なしの国会がこの世にあるか!!(中国取材でのバラまきは有名。当然キックバックも?)。昨日の『赤旗』も同じ表現を。前者が権力と金に弱く、後者が中国共産党と似た体質という背景差はあるが、厚顔無恥の見本(特にNHKの罪は重い)。『Mate』なく暇。『漫画ピンクタイム』を早目に。昨夜、『『新青年』趣味』の夢野久作特集を読んでたら、館淳一インタビューに、マイウェイ出版の浅田社長の名前が。('06.3/7)

漫画屋無駄話 其の1895
▼「ホテルグランドパレス」前の牛たん屋、「たんたん」に行ったら閉店と。いい店だったが、この情勢じゃな(『漫画ダイナマイト』や『漫画ユートピア』のように、しつこく粘ってたのに)。九段下駅寄りのうどん屋、「つくし」にしたが、個人商店の少ない通りは本当に寂しい。その後、「エリカ」でコーヒーを。で、うっかり、AVメーカー、ドリームチケットの兄ちゃんとの約束を忘れ、10分も待たせてしまった。日頃、DVD提供してもらってんのに、申し訳ない(初老性痴呆)。('06.3/6)

漫画屋無駄話 其の1894
▼えらい事になってたんだ。ここ3〜4年、バイトは常にコネで。南海アリスが漫画家に専念するとかで辞める。で、久々に『フロムA』に出稿しようとすると、成年漫画の編集は困ると拒否。まるで風俗産業扱い。『an』の学生援護会も同様。同業者の皆さん、どう対応してんの?暴力エロ小説&漫画の広告で儲けてる、書評雑誌まで出してるリクルートが、よくやるぜ(同社との長いトラブル史は、次回の「嫌われ者の記」で詳しく)。アリスは来週一杯なので、誰か応募してね(シクシクシク)。('06.3/3)

漫画屋無駄話 其の1893
▼神田駅から、サラ金「スタッフィ」の看板。“阪急東宝グループ”との念押し。取り立ても、森繁や三木のり平が来そう。東映もサラ金やってんの?天津敏や待田京介がドス片手に乗り込んで来そうで、誰も借りねえか。あらゆる戦争を“一億総ザンゲ”、ないし“天災”扱いしてて有名な、九段は「昭和館」の、ベルント・ローゼ写真展「希望の光」へ。日本人の白人への卑屈感が露でしびれた(写真自体もいい)。入場無料。豪華図録もたった1000円。都写真美術館の入場料より安い。('06.3/2)

漫画屋無駄話 其の1892
▼めったに行かない表参道へ昨夜。G・W公開の『ダック・シーズン』というメキシコ映画の試写が、「アウラ」なる地下のスカした場所で。が、天井が高いせいか暖房が効かず、ブルブル。確かにこの寒さは複製技術ではない(べンヤミン真っ青!!)。上映中に石焼きイモ屋の拡声器音も筒抜けだし、俺が関係者なら使わない(コーヒーがタダでもねえ)。今朝、丹古母鬼馬ニのいとこみたいな顔の、高崎の古本屋、「赤坂堂書店」のオヤジに似た男を、高崎駅で見かけたな。('06.3/1)

漫画屋無駄話 其の1891
▼前原体制が民主党への自民党のトロイの木馬だとは知ってたが、あそこまであけすけに同情されちゃ、“シースルーの木馬”で笑い話。奴は上野の陰間茶屋へ即刻追放、小沢&菅体制で行かねば同党消滅(官房機密費で背広作ってもらってた、岩見隆夫がテレビ朝日で前原を支持、笑わせた。犬よのう)。昨日“脱パッチ”。今日“再パッチ”。無理してたら、今夜高崎駅ホームでこごえ死ぬトコ。昼に原稿持参するはずの、某尻軽漫画家が5時近いのに姿を見せない。銀英社の飯野同様、カッターで頬肉そぐ?('06.2/28)

漫画屋無駄話 其の1890
▼真弓センセのお母さんは、青森なまりが楽しいだけでなくオチャメ。「大介さんいらっしゃいますか?」「ええ、いらっしゃいましたぁ」1本取られた。「下々の者へ」で触れた高崎駅構内の「くまざわ書店」、ショーウィンドウに“高崎在住芥川賞作家 絲山秋子『沖で待つ』”。本人引っ越したかも(『ニート』を読んだが、下らねえ!!)。ヨリ様(笙野頼子)が新刊出してくんないんで、最近禁断症状が。小桃の糞アマ、最近原稿が遅れる。電柱ブチ込まれんなよ。('06.2/27)

漫画屋無駄話 其の1889
▼「いつもお世話になります。竹書房の××と言いますが、華桜小桃さんの連絡先を…」昨今俺も丸くなったので、「初めて電話もらったあんたを、世話したわきゃねえぜ」とか言わず、親切に教えてやる。秋田ゆえ、長い電話番号、2回復唱する優しさだ。したらこの姉ちゃん、「電話番号を繰り返します!」と今度は自分で。やめてけれ!!(聞いてなかった)いトうや好善信士まで、甘えて尋ねてくんなよ。「嫌われ者の記」を更新。ノエルさん(主婦・30歳)読んでる?チョコは確かに(死ねミルクイチゴ!!)。('06.2/24)

漫画屋無駄話 其の1888
▼今日売りの『週刊新潮』、“「ピンク女優1号」は社員食堂の「おばちゃん」”は、我が中高時代のオナペット、香取環を取り上げた興味深い記事だが、大嘘が。昭和37年の邦画界の下りで、“当時、大手映画会社が手掛けたものをポルノ映画と呼び、独立プロは“ピンク映画”と称していた”。後段はともかく、当時まだ“ポルノ”なんて言葉はない。一般化するのは、71年の日活ロマンポルノ以降。50周年でデスクのチェックにたるみ?『漫画ピンクタイム』の見本誌発送。('06.2/23)

漫画屋無駄話 其の1887
▼水曜は普段神保町に出ないが、『早稲田古本屋日録』(向井透史・右文書院・本体1500円)の早売り日では、そうも言ってられんと、「書肆アクセス」へテクテク。俺同様の人格者ゆえ、奥歯がトランポリンするような書評が腐る程出るのだろうが、何とか足を引っ張らねばと、「天鴻餃子房」でチャーハンにビールを頼み、厳しくチェック。犬猫大嫌いなので、カバー写真が気に入らない。薄すぎる。何で俺にも栞を書かせない。著名が金井美恵子並にド下手…等々あるが、どうも決定打に欠ける。ケッ!!('06.2/22)

漫画屋無駄話 其の1886
▼「東京堂書店」で『映画秘宝』をレジに持ってくと、前の中肉中背で色白で汗っかきそうな30男が、『気まぐれ古書店紀行』(岡崎武志・工作舎)を。どんなイラスト入り?先週、「書肆アクセス」で買った俺は、夢野久作のを(夢野を強調すれば、ヤクオフで高くさばけるかと)。芸人なんかより、四方田犬彦の著作題名風と言うか、寺山修司、稲垣足穂、森山大道、金子國義、つげ義春、白土三平等のイラスト入りの方が、ツブシが効いたかも。暇。各誌のプレゼントを発送。そろそろパッチも…。('06.2/21)

漫画屋無駄話 其の1885
▼メール到着に24時間も要し、“電脳界の宅急便屋”と言われた我がリンククラブ、最近は全く未着の物まで(最低でも2件。よりによって俺の「版元様の御殿拝見」連載の、『書評のメルマガ』まで)。どこのサーバーも、こんないいかげんなのか?『熟女H告白』の下版。本当は5台共に終了のはずが、漫画原稿の寸法を間違えた馬鹿がいて、明日にかかるハメに。半年前からの稿料計算ミスを、今頃言い出した例の野郎ゆえ、余計にムカつく。雨の中、ちょっと京橋方面へ試写会。('06.2/20)

漫画屋無駄話 其の1884
▼中国外務省の劉建超副報道局長は、ネット検閲正当化の理由に、「有害で違法な内容もあり、青少年の健全な育成の妨げになっている」と語ったと(『東京新聞』2/15)。東京都治安対策本部内、青少年健全育成課の連中と同じ寝言を。超高給もらい(闇手当て付き)、タダ同然の官舎に住み、蓄財によるゼロが急増し始めると、納税者に説教こきたくなるのが、体制を超えた盗っ人役人のムカつく性。刹奈センセの残された原稿の争奪戦、いよいよスタートと。('06.2/17)

漫画屋無駄話 其の1883
▼頭は馬糞色のドハゲで、単なる脂ぎった肥満中年オヤジの松文館の高田編集長だが、声はセクシー。その編集長が昨日は深刻な声で電話を。「FAX見ましたが、コレは一体…?」送信した覚えがないが…。あっ!!光雅製版に送る分を間違えて送ったんだ。内容。「終わりました。漫画屋」コレは『漫画ピンクタイム』の下版終了の意味。出稿した光雅が見れば一目瞭然だが、他の版元関係者が見りゃ、「とうとう漫画屋も夜逃げか…」と思うよ。お騒がせしてすいません。さて外出。('06.2/16)

漫画屋無駄話 其の1882
▼嫌う人の多い山下武、俺は昔からファン。が、『古書礼讃』(青弓社)での、早稲田古本屋街への以下の下りはどうかと。“大部分の古書店はいったいやる気があるのかないのか、薄暗い店内、雑然とした棚構成、喧しいラジオ、煮物の匂い…無気力そのものだ”。神保町ではともかく、早稲田の長所と俺は思う。同書の限定100部本(定価25000円!!)、「日本特価書籍」で、昨日の『古本デッサン帳』の隣に。1200円。大丈夫か?いトうのアシ、見る度に巨大化。('06.2/15)

漫画屋無駄話 其の1881
▼関西人は時々、日本人に思えないコトあるが、林哲夫の「デイリー・スムース」、2月10日付けを見てまたも。自著(青弓社の『古本デッサン帳』)をゾッキで仕入れた古本屋(「アステル書房」)で、10冊サインして来たと淡々。俺も「日本特価書籍」に850円で出てるのは知ってたが、ネタにする度胸はなかった(北関東の水呑み百姓の限界?)。タダでしたのか?水呑み百姓精神からすると、定価(2000円)との差額は最低くんないと、絶対にしないが(あんたにゃ無関係な、当事者間の問題だろっての!!)('06.2/14)

漫画屋無駄話 其の1880
▼今月の『記録』の「奇書発掘」は、『正論新聞』で悪名高かった、三田和夫の『戦後・新聞風雲録 読売梁山泊の記者(ぶんや)たち』(紀尾井書房'91)。面白い本の紹介は大変。昨日から書いてるのに、まだ上がらない。締め切り1日遅れるな(自分のコトだと他人事)。新幹線、月曜と金曜は朝やたら混雑。今朝も大宮まで座れず。単身赴任者のお帰り?さっきネーム持参した好善信士、飯田橋のコンビニでいつもコピーと。「アホか!!ウチのでしろ。貧乏な漫画屋だってそんくらいは…」('06.2/13)

漫画屋無駄話 其の1879
▼毎晩帰りは、東京駅20番線ホーム発、21時4分のあさま551号軽井沢行き(休み前は長野まで)を利用しているが、下の10番線ホームは、夜なのに鉄道マニアがウヨウヨ。末期シャブ中毒患者を見るよう。新幹線といえば、2階建てのMaxの車内販売、以前は体格のガッチリしたおばさんが。制服も普通の販売員と違ってたが、昨今はヒョロッとした一般販売員が(制服も)。鉄道界の東横イン、JR東日本の合理化策か?入稿なくて暇。口座も暇でため息。('06.2/10)

漫画屋無駄話 其の1878
▼6日ぶりの神保町。「書肆アクセス」で『ニッポン尻相撲狂時代』2号を買ったら、畠中店長が発行人から連絡がなくて困ってると。「在庫を捨てちゃう訳にも…」。エロ漫画家の原稿も同様。ただ漫画屋は割としっかりしてる。先週、懐かしのくしだあしゅらから電話。「僕の原稿まだありますかね? もう10年も前だし…」1枚残らずありました。これも過去の教訓のお陰。遠山企画時代、エロ劇画家の清水おさむと凄くもめてね(俺入社以前の原稿なのに…)。矢面に立たされ、本当に泣いた。('06.2/9)

漫画屋無駄話 其の1877
▼デンマークの新聞の漫画の言う通りじゃん、一部(と思いたい)のイスラム教徒って。中国&韓国の反日デモも真っ青の暴力。日本の大マスコミも例によって情けない。問題漫画を見せ、読者の判断を問わず、相手の立場を思いやれと。『東京新聞』の「こちら特報部」の、この件に関する記事は特にひどかった。右翼、学会に次いでイスラム教もか?地獄でも記者クラブ作ってやがれ。行きたくない渋谷へちょっと用事。ちなみにかの漫画、NHKのBSの海外ニュースは、BBCの映像をそのまま流した。('06.2/8)

漫画屋無駄話 其の1876
▼天皇制不要論者の俺が言うのもアレだが、『諸君!』3月号の田中卓、「女系天皇で問題ありません」は、公平な論旨で良い意味での右翼の風格が(民俗派とは俺は呼ばない)。昨今の右翼たるや、いしいひさいちが描く阪神の岡田監督のひょっとこ口にそっくりな、八木秀次みたいな下等物件ばっかでウンザリ。彼は高崎経済大学の助教授らしいが、小川紳介監督のドキュメント、「圧殺の森」の舞台となった同大も、流行に弱いな(群馬らしいが)。奴みたいなのに洗脳されちゃう皇族って…。('06.2/7)

漫画屋無駄話 其の1875
▼昔から短歌、俳句には余り興味が持てず(『夢声戦争日記」』もその部分は飛ばした)、『土屋文明歌集』(岩波文庫)も酔狂のつもりだったのに、案外いい。足、踏み入れてみるか?(初老男のパスポート?)蟹空がいなくなったためか、『レモンクラブ』、『Mate』の下版が順調だ。月曜なのに妙に暇(「凡人回想録」を更新)。けど心配事は多い。ただ昨今はその嵐のためか、モアの吉田婆ちゃんの域まではともかく、太々しさも徐々に。栄昇ビルの2階階段にゲロ。('06.2/6)

漫画屋無駄話 其の1874
▼最近たるんでる大日本印刷の製版現場が、『レモンクラブ』3月号の青焼きでやってくれた。面付けミス4カ所、スミベタ修正のサボリ数十カ所、絵のツブレ7〜8カ所。たった4台でコレ。残り2台、これから見るのが怖い。低部数雑誌だからって、舐めた仕事すんじゃねえよ(銭取ってんだし)。噂の『やられた!猟盤日記』(戸川昌士・東京キララ社)をやっと。やっぱオモロイ(不快なキンテリとの関係は飛ばし読み)。大日本、残り2台はまだか?帰っちゃうぞ群馬に。('06.2/3)

漫画屋無駄話 其の1873
▼誇り高き日本男児なら例外なく、彼女のはく黒ブーツの下で悲哀の涙を1度は流したい、キーラ・ナイトレイ主演の『プライドと偏見』は予想外に面白く、9割の姉ちゃん客の間でクスクス(残り1割は、原作ファンとおぼしきオヤジ&オバン。カップル客は異常に少ない。「有楽座」のデータ)。恐るべきことに、3選を目ざす今井清二郎富岡市長に、家族ぐるみで2億だかの公金をネコババした極悪県議、岩井賢太郎が挑戦すると。高女(高崎女子高校)の校長に、大久保清が名乗りを上げるに等しい。('06.2/2)

漫画屋無駄話 其の1872
▼新幹線高崎駅改札口に、“東横イン前橋駅前店オープン”の大看板。他の鉄道会社なら赤面モノだが、JR東日本と同ホテルは富士に月見草。無料水飲み場を廃して自販機置いたり、同じ客なのにスイカ客しか通れぬ改札設けたり、カルト的政治集団、革マル派を育成、用心棒に使ったり、その反社会的銭ゲバ至上主義は瓜二つ。雨の中、銀行に行ったついでに「日本特価書籍」を覗いたら、『夜行』(北冬書房)が4〜5号、600円前後で。何となく買ったが、南日れんの糞漫画見てヘナヘナのヘナ。('06.2/1)

漫画屋無駄話 其の1871
▼照明が極端に暗い新幹線内、法定文字の間違い等が許されない事務所では、当然老眼鏡が欠かせない。が、上信線は電車の構造のせいか明るく、いつも素で読書。しかし今日みたいな曇りの日は駄目。『僕の“ユリーカ”』(稲垣足穂・ちくま文庫)は大きい文字なのにイライラ(後半、尻上がりに面白く)。風俗通いと刀の素振りだけが命の九紋竜が(16振り所有)。前の客用の灰皿を見て、「あるんじゃねえかちゃんと!!」とプーカプカ。“エロ気違いに刃物オヤジ”のせいで、肺ガンになるのは…。('06.1/31)

漫画屋無駄話 其の1870
▼『Mate』の本文修正、「ズンドコジョッキー」校正、尾山泰永のいずみコミックス、『スレイブレイプ』の青焼きチェック等、仕事の津波状態。ただ月末なのに付近は静かで、仕事に集中出来る月曜日。某漫画家が稿料が約束より安いと文句。当方が悪いので調整してやろうと、「いつから?」と尋ねると、「最近、通帳チェックしてなかったので、半年位前から」とシレッ。給料をその場でチェックしなかったリーマンが、半年前からの不足分を請求するに等しい。糞馬鹿野郎が。('06.1/30)

漫画屋無駄話 其の1869
▼『銀座並木座』(嵩元友子・鳥影社・本体1800円)はナイスな企画の書だが、著者、頭悪すぎ。紋切り型の比喩だけでウンザリしてんのに、関係者へのインタビューで、「何か面白いエピソードは?」だと。受験生が試験官に、「解答は?」と尋ねるに等しい愚問(“女”円尾敏郎?)。「大塚名画座」や「佳作座」にまで、この姉ちゃんが触手を伸ばさぬよう祈る。鳥影社の本社って諏訪。阿宮美亜もずっとここ。近所?今日のBGMは新川二郎(ウソだけど自宅ではよく)。('06.1/27)

漫画屋無駄話 其の1868
▼映画『ミラノの奇蹟』のように、年を取ると遠回りしても日当たりのいい道を通ると、以前本欄で書いた気もするが、昨今は夕飯にもその余波が。寒くて夜外出する気になれず、昼飯ついでに弁当屋で夕飯まで確保。種々の店を試したが、竹書房の先のオリジンダイニング、「Z.E.N」が味、値段共に近辺では充実(特に五目飯系が)。鬼姫、内田こねり、ふじたじゅん、好善信士らと電話無駄話(仕事か?)。今日のBGMは「BLUES ENCORE LONIE JOHNSON」。('06.1/26)

漫画屋無駄話 其の1867
▼毎日通過するだけの、上信線西富岡駅から30年振り位で乗車(近くに病院が)。俺が幼児の頃のまま。『珈琲時光』での根小屋駅のように、誰か映画に記録してくれ。『レモンクラブ』のエロシーン修正。4本、計100P近くやってゲップ。BGMは「THE JAZZ MESSENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOL2」。忘れてたが、「ズンドコジョッキー」も書かねば。イライライラ。こういう時は「早稲田松竹」に行き、帰りに「ブックオフ」へ行くと落ち着く。('06.1/25)

漫画屋無駄話 其の1866
▼『東京新聞』の「わが街わが友」に町山智浩が登場。矢作俊彦以来の面白さ。人選センスいいとほめて上げたいが、結構糞メンバーも多い。2〜3カ月後にはもっと暇になる予定だが、今の所は忙しい。けどややヤケになってるので(公私共に)、銀座での試写会に。あんまりな内容で呆然としたが、今の心情にマッチ?当然、今夜は8時30分チョイ前、つまりギリギリまで仕事。これをアリスに渡したら、まずいトう、小海隆夫、生乳他に電話する事から始めなきゃ。('06.1/24)

漫画屋無駄話 其の1865
▼飲酒時の記憶喪失に歯止めがかからない。金曜夜、高崎の居酒屋「いち蔵」へ。10時過ぎに高崎駅西口のエスカレーターに乗ってると、やに身軽。当然だ。古本入りの紙袋を吊してるのみで、バックが肩にない。あわてて戻った際のバツの悪さよ。いくら小学校4年の時に、ランドセルを学校に忘れて帰宅、叔母さんに尋ねられるまで、気づかなかった前科があるにしてもだ。バルザックと同じく、50ページ過ぎると必ず面白くなる、幸田露伴の『一国の首都』(岩波文庫)が一本調子。このまま?「嫌われ者の記」を更新。('06.1/23)

漫画屋無駄話 其の1864
▼北朝鮮の拉致犯罪は、悪党の赤まむしドリンク。日本一の売国奴(小泉)はコレで何度支持率アップさせたかわからんし、公共御用放送(NHK)も、今回の“安倍疑惑”めくらましに何度も活用。更にはパクられ営業右翼(西村眞吾)までが、居座りの言い訳に。被害者側の運動スタンスに、根本的な問題があるゆえの結果。金正日、小泉、池田大作…独裁者の心理は基本的に一つ。で、ティーアイネットは当然ながら、かなりボーナスが出たらしい。税務署にチクったるか…。('06.1/20)

漫画屋無駄話 其の1863
▼故事に倣えば、もう1回見舞われるのか!?(今年に入り、ガックリする事が2連発)業界関係者の皆さん、何でもいいから仕事を!!(深刻…)それと、ホント酒に弱くなった。比例して記憶消滅時間がどんどん長く。迷惑かけるから、1人酒オンリーにしようかな(そういや最近、高崎で全然飲んでない)。高崎と言えば、今回の芥川賞をもらった女性は、東京生まれながら同地住まいと。横山秀夫の仕事場もだ。前橋はともかく(半村良はここで死んだ)、高崎が物書きに向いた街とはチョット…。('06.1/19)

漫画屋無駄話 其の1862
▼昨日の証人喚問直後のNHKラジオ6時のニュース、安倍官房長官の名前を一言も報じず。犬はリンチしとくもんだ。最近、あられもない著者のPARCO出版の新刊見ません?『あゝ、荒野』。寺山修司&森山大道って、“上オマンコ&100万”とつい読んじゃう。元古本屋の企画?四方田犬彦が、ヴィンテージ系古本屋の、ガラスケース入り単行本や雑誌から、マニア目当ての凡書を書き飛ばしてるな知ってたが(物証はない)。『Mate』の小宮山印刷、昨今はまあまあの仕事。('06.1/18)

漫画屋無駄話 其の1861
▼破り捨てようかと思った昨日の、凸版印刷出稿の『熟女H告白』の表紙初稿が典型だが、昨今どの印刷所も刷り出しの版ズレがひどい。昭和30年代初頭の、『月光仮面』のメンコレベル。しかも全ての刷り出しがそう。昔は同じ号でもバラつきがあった。糞機械任せの果て?比較的マシだった大日本印刷も、『レモンクラブ』などどうしようもなく、シャドウがまともに取れない(凸版は大昔から。しゃがん屋かよ)。『漫画ピンクタイム』の図書印刷は今のトコ一番マシだが、さていつまで?('06.1/17)

漫画屋無駄話 其の1860
▼『漫画ピンクタイム』の本文下版、『熟女H告白』の入稿、『レモンクラブ』の色が重なりグシャグシャ。でなくとも暗い月曜日。が、朝の読書は充実。3年前の今日、「日本特価書籍」のゾッキコーナーで400円で仕入れた、『パビリオンTOKYOの町』(関根弘・創樹社'86)を。昔は生ぬるく感じた人だが、今読むと悪くない(書名はひどい)。『ぼくの早稲田時代』の著者と違い、読者が何を求めてるか承知している。苦労人の味は常に具体的。『記録』の編集部留守で、ポストに原稿入れて来たとアリス。('06.1/16)

漫画屋無駄話 其の1859
▼「エース」で昼飯にウインナカレーを食べ、「エリカ」で『野坂昭如の雑文の目1』(ケイブンシャ文庫)をニタニタ読んでる間に、遠山企画時代のバイト嬢から電話があったと。やくる〜とメモによれば、漫画屋のHPを見たらしい。名前を見ても全く思い出せない。が、20〜30分すると、ひょっとして教育者の娘で元恋人が有名人。俺の下の娘が生まれた際、ケープお祝いにくれた姉ちゃんではと。なら18年前。思い出せないはず(間違ってたらゴメンな)。どっちにしろ、映画『アンデン&ティティ』はひどかった。('06.1/13)

漫画屋無駄話 其の1858
▼外出から戻り、トイレで鏡を見たら、鼻毛に鼻糞がプーラプラ。アバタ面だけで気色悪いのに…。不快な思いをさせた、「ブンケン・ロック・サイド」のレジの兄ちゃん、ゴメンな。『いい加減にしろよ(笑)』(文藝春秋)で、日垣隆がJRの民営化が成功だなんて笑わせんなとタンカ。借金帳消しにしてもらい、ハードをタダで払い下げられ、黒字にならなかったら不思議と。全く同感。運賃下げ、タダの水飲み場復活させてからだろう、ホテルや不動産経営に乗り出すな?('06.1/12)

漫画屋無駄話 其の1857
▼『漫画ピンクタイム』のエロシーン修正。コンビニ誌は気疲れ。特におがともよしとなると…。隣でアリスが、『書評のメルマガ』連載、「版元様の御殿拝見」のデータ打ち(今回は牧野出版)。夕方、『レモンクラブ』2月号の見本誌を、アリスが郵便局へ。「お金がもうなくて…」で、また1万円札を「ハイ!」(でもピンタイやLCは第3種認可なので100円くらい。『Mate』や『熟女H告白』のメール便代は、倍以上する)。事務所でも腹巻がしたい気分。('06.1/11)

漫画屋無駄話 其の1856
▼形から作家にという姿勢と、マザコン振りで車谷長吉と見沢知廉はそっくり。が、後者は過保護すぎたか、己れへの興味が人間一般へのそれに拡大していない(生前単行本化されない理由が明白なレベルの、作品社刊『七号病室』を読みながら)。既に1本入稿済みのペイントロボが、次回作の下描きを。うれしいが、無理して遺作にしないように。何やかや言われつつも、しぶといよロボ公とタコ多田は。『書評のメルマガ』の立ちション取材で、九段北1丁目をウロつく。見慣れた一角にも新発見。('06.1/10)


漫画屋無駄話 其の1855
▼『立喰師列伝』(押井守・角川書店)を読んでるので、神保町での昼飯は「利根」行きかと予想してたが、足は自然と「天鴻餃子房」へ。今年初のチャーハン(どうでもいいが…)。三世社の鈴木旦那から電話。「×××もヤバイって噂ですが?」「まだ大丈夫。駄目よ、ガセネット情報にいちいち反応してちゃ」「でも平和の例もあるし」「それより、“ジージャンの襟立てひょっとこ口男”こと、飯田の旦那は?」「新婚のラブラブで。仕事も見つかり幸せそうです」「ケッ!!」('06.1/6)

漫画屋無駄話 其の1854
▼日本人の誇りや財産を米国に貢ぎまくってる売国奴、小泉が靖国参拝なる愚行を繰り返す事で、己れの奴隷性をゴマかしてる以上に腹が立ったのが、「シャノアール」が新聞棚を今年から撤去した事。客回転を上げるため?だとしたら逆効果。飯田橋店で俺は即抗議したが、眼の前で他の客もガンガン。チェーン店ゆえ、古本屋帰りに良く行く、大宮店、高崎店もだろう。なかなか商売上手な社と思ってたが、呆れ果てた(アホな2代目の愚行とか?)。「田村書店」は明日から。('06.1/5)


漫画屋無駄話 其の1853
▼年賀状が1通も来てなかった。以前はもらっても放っといたが、3年前から返事は書くように。04年、05年は、漫画家さんのカラーイラスト入り賀状まで用意(昨年はさぼる)。問い合わせたら、心配だから配達しなかったと。う〜む…(余計なお節介じゃ?NHKの天気予報が、洗濯すんな、カサ用意しろとしつこいのを連想)。やっと配達。今、アリスに筆ペンで返事を書かせてる(絶対に漫画より上手)。飯田橋2丁目付近、まだ7割の店が休み。いいよな、景気いいトコは…。('06.1/4)


漫画屋無駄話 其の1852
▼『WiLL』や『諸君!』が表紙で、“天能裕人”と誤植するに等しんじゃと思ったのが、『ぼくの早稲田時代』(川崎彰彦・右文書院)での、『錯乱の論理』の著者を、花田清輝ならぬ、黒田正輝(せめて清輝に)にしてる“大怪挙”。せっかく脱葬儀場テイストの、イカす表紙になったのにね。中身もアンゲロプロスの映画、あるいは杉作J太郎の本名(ながすぎる)。“凡人の尺”は、映画監督なら90分、物書きなら230Pと心得るべし。さて松文館の忘年会へ(タダ。倒産直前の、ソフトマジックもだったが?)。('05.12/28)


漫画屋無駄話 其の1851
▼11時30分頃、中目黒駅から日比谷線で社に戻る途中、千葉あたりの薄汚ねえ行商の婆さんが声を。知り合いでもねえのに何で俺の名前をと見れば、リュック姿のモアの吉田婆ちゃん。「遅れっちゃって。これから実相会館へ…」その後で山ごもりか?昔から婆ちゃんのせいかふけねえ。会場出る際に入って来た唐沢俊一など、既に“おたく界のナベツネ面”してたが(目立つ白っぽい上着のせいもあり、額に“唐沢だ!!”との大刻印が)。うれしい。初めて忘年会のお呼びが(明日、池袋で松文館が)。('05.12/27)

漫画屋無駄話 其の1850
▼味は悪くないが量がちっとんべなのでもう行く気のしない中華「金家福」で、元全共闘風オッサンが『WiLL』最新号を。売れてんだ。同誌で、“国賊”東條英機の孫娘がはしゃいでるのは醜悪だが、獅子文六は『愚連隊』(角川書店'57)でこう記す。“東條は安ッぽい男だったことは争われない。(中略)どうしようもなかった。この點だけは、後世のいかなる史家も、否定できないであろう”。同感だが、戦意高揚小説を書きながら、戦後変節した彼は、笠原和夫のテロ目標でもあった。無節操だが、書き物は面白い。('05.12/26)

漫画屋無駄話 其の1849
▼アリス休みのため、結構忙しい。入稿が順調なせいも(先月とは天と地)。いトう、内田こねり、矢島Index、鬼姫、ふじたじゅん他に電話(ふじじゅんのみ留守)。らいぶらりから電話。描いてないのに、日本出版社から振り込みがあったと。パピレスの件、奴に事前許可取るの、すっかり忘れてたらしい。謝る。「使っちゃっていんですね?」「いいよ。あんたの金だもん」小桃から何年かぶりでお歳暮が。昨日の本欄読んだのか?でもそれじゃあ今日着かねえか…。('05.12/22)

漫画屋無駄話 其の1848
▼“立ったチンポは一切拒まず”との定説で知られる華桜小桃(“ヤリマン”は差別用語)、SEX以外はドケチとの説を裏付けるエピソードが発覚。読者プレゼント用に、自分の古い同人誌を送れと命令したとこ、何とたった2冊のみ宅急便で(同じ命令を受けたいトうは、15冊持参)。1度用いたマラサック(コンドーム)、洗って乾かしバイブにソーテン、巻き戻して粉ふって再使用中との噂が一時流れたが、本当だったのか?(しかもそれを、最低3度は繰り返していると…)('05.12/21)


漫画屋無駄話 其の1847
▼忘年会の誘いはちっとも来ねえし、お歳暮の品も減る一方で(贈る量は少しも減ってないよ)、いかにもな頻死のエロ本編プロの師走景色。夜逃げせずに済んでるだけマシと言い聞かせ、暇つぶしに来年のいずみコミックスに着手したり(2月発売の、尾山泰永の『スレイブレイプ』)。やっぱ隔月になったせいで、モロにコマ不足気味。あんま仕事先取りしても、正月からお茶をひく事に。う〜む…。が、「ヤケクソジョッキー」やんの忘れてた。ちっとも暇じゃないよ、俺だけは。('05.12/20)

漫画屋無駄話 其の1846
▼年取ると冬は、道も必ず日当たりのいい側を。下手すると日光のためにゃ、遠回りもいとわない。夜は夜で、寒い中を食事に行くのが億劫に。で、最近は昼飯や神保町に行ったついでに、夕食を買ったりも。グルメじゃないから弁当屋やコンビニで充分(安く出来てるから収入も増えない?)。「下々の者へ」を追加。来社したふみまんに説教。鬼姫に電話。「一水社のいずみコミックス分も、お前のはパピレスで好調だってヨ」「その影響で紙の本も売れてくれると…。エヘヘヘヘ…」('05.12/19)

漫画屋無駄話 其の1845
▼今発売中の『レモンクラブ』掲載の矢島Indexの作品名、「お兄ちゃんチュチュ」じゃなく、「〜チュッチュ」だったと。老眼のためか、最近類したミスが多い。法定関係、より厳しくチェックせねば。チョイ前、小宮山書店のガレージセールに、大量の70年代文化人の本が格安で。初版帯付きなのに。当然。全部折り返しが切られてる。献辞名消し。一部は明大裏の「長島書店」にも。本で喰わせてもらったのに、ロクな遺族じゃねえが、余程の大物だったのだろう。誰か名前おせーて。('05.12/16)

漫画屋無駄話 其の1844
▼先週、『東京新聞』1面下の「筆洗」が、奥歯がラインダンス踊るようなオベンチャラ、ポプラ社に捧げてた。確かに同社の、昨今の同紙への広告出稿量は目を見張る。気持ちはわかるが、あそこまでやっちゃ逆効果。第2の早川書房になって欲しい?(昔から早川の東京への広告出稿量は、『日刊ゲンダイ』への潮出版社並)。定食屋「まさみ」で読んでたスポニチに、『ゲルマニウムの夜に』出演の、新井浩文のコメント。自意識過剰かも知れないが、自分の演技に鳥肌立ったと。俺はオメーの馬鹿さに鳥肌立った。('05.12/15)

漫画屋無駄話 其の1843
▼自分の店は早稲田なのに、なぜ神保町まで出張ってよそ様の書店の棚の整理を? しかもよりによって女装までして…。と、後ろ姿を見ていぶかってたが、振り向いたら何だ畠中店長で、安心するやらガックリするやら(昨日、すずらん通りの「書肆アクセス」で、後ろ姿の畠中店長を、「古書現世」の向井透史と見間違える。襟足の生え際、首筋、肩の筋肉の震えがそっくり)。おがともよし、香坂ツトム、やまだのらのババアシ、九紋竜、来社。「風俗通いもいいかげんにせいよ」「放っとけっ!!」(九紋竜)('05.12/14)

漫画屋無駄話 其の1842
▼やっぱ、月刊誌が1点なくなると暇(『にっぽん話題スクープ』が、今月売りから本社編集の実話誌に再び)。“暇ボケ”か、『熟女H告白』の読者欄、「熟女H告白部屋」のハガキを、小桃に昨日送り忘れる。下手すると今日でさえ(年末と言うのに…)。後は彼女の精力頼み。札幌地検、道警の裏金ネコババ幹部を全員不起訴と。検察も近頃は児童相談所と同じ。納税者の権利のためでなく、テメーらの生活のためのみに存在。日本のあらゆる公務員は犯罪者である。('05.12/13)

漫画屋無駄話 其の1841
▼10日からのJRダイヤ改定にはガックリ。俺は上信線で10時21分に高崎に着くと、接続する37分のときをやり過ごし(新潟発なので混雑。加えて新潟県人の乗車マナーは最悪なので)、50分発の越後湯沢発のたにがわで通勤してた(ガラ空き)。それがなんと59分に!いくらなんでも遅すぎ。仕方なく29分発になった、馬鹿新潟県人で溢れるときに。疲労度3割増し。愚娘の頼みで、飯田橋駅ビル内の「芳進堂」でコミケカタログを。付近じゃここのみ。もう1年たったのか?(半年ってことは…)('05.12/12)

漫画屋無駄話 其の1840
▼平和出版の倒産で被害を受けた編プロ、KIYO出版、海鳴社の負債は、ン百万単位どこじゃないとの説。凸版印刷、図書印刷、ちょい規模は下がるが、光雅製版、公栄社と違い、蒼ざめた馬を何頭も見てるはず。まだ手広くやってる大手編プロだから救いもあるが、漫画屋なら夜逃げ必至。昨夜は渋谷に、山下敦弘監督の『ばかのハコ船』を観に行く予定だったが、オヤジコンビ(糖尿シラガ&ハゲ絶倫)に「一番や」に呼び出され、むなしい一夜を。余生は大事に時間を消費せねば。('05.12/9)

漫画屋無駄話 其の1839
▼たいていの事には驚かないが、今朝ガラガラのたにがわ号で『天と地の間で』(草間彌生・而立書房)を開いてて、ふと足元を見て動転。黒の革靴が崩れ始めてる。1年間位はいてなかったが、磨いて下駄箱に。勿論、夜店で買った訳ではない。商品名は“Polo mallet”。東京駅から事務所にたどり着いたら、かかとは消え失せ、底部分はヒビだらけ。ガラスの靴底!!昨今の軽くて減らないタイプの物だが、いくら何でも…。パチモンと無理にでも思いたい。('05.12/8)

漫画屋無駄話 其の1838
▼高崎駅大改造中。改札正面のKIOSKもやっとオープン。当然、同駅従業員のNo・1と思われる、磯村みどり(大映の“忍びの者シリーズ”で知られる、ハスキーヴォイス女優)似のお姉さんがシャナリ。色白で丸顔の、金太郎似の元気いい娘も使ってやって(個人的ファン)。その点、東京駅構内の、インフォメーションセンターの女性選択は超リベラル。生乳もOKが出るんじゃ?(オエ――ッ!カンバック保守反動!!)。『快楽天』関係、コンビニ誌じゃ強いね。都庁のアホ共が、憲兵隊気取りでドーカツして来ない?('05.12/7)

漫画屋無駄話 其の1837
▼だまされる金がある奴はいい。相場より3割も安いマンション買った連中は、大人としての責任を負うべし(欲に目のくらんだ豊田商事の被害者と基本的には同じ)。ホームレスや中国残留孤児が怒るぜ。崩壊予想マンションの建て替え費用以外、ビタ一文税金を出す必要はない。ヒューザーより悪質な大手に政治献金もらってる、創価自民党の来たるべき事態への先手と読む俺。平和出版の倒産で、編プロのKIYO出版や遊民社は、ン百万もかぶったとの噂。漫画屋は幸いゼロ。('05.12/6)

漫画屋無駄話 其の1836
▼秋田書店と路地を隔てた、カレーの「スルターン」。その同じビルの裏側の部屋は、種々の事務所が出たり入ったりしてたが、最近占星術の「MiKi」が(怪しいおたくイラストもドアに)。行く気はないが、商売繁盛を祈る。マイウェイ出版に使いに出した、アリスが2時間たっても戻らない(片道20分)。マイウェイに電話すると、まだ着いてないと。「事故でも?」と心配してると、本人から電話。まだ迷ってると。「もっと早く連絡よこせ!!」90分くらい一帯を彷徨してたのだ。「凡人回想録」を更新。('05.12/5)

漫画屋無駄話 其の1835
▼風邪による原稿遅れの弁明にモロに出る、エロ漫画家の演技力水準。いトう。役者で言うなら池部良(大根)。鬼姫は金子信雄もはだしで逃げ出しそう。職業間違っとる。本多勝一の名前を2カ所の妙なトコで。毎日横を通る、「こころとからだの元気プラザ」で絵の個展を。下手じゃないが、変にパーツが狂ってるような…。例の『記録』へも、300号記念とかで“特別寄稿”。遺伝子で国民性を論じてたが、とうとう行くとこまで行ったって感じ。遂にエロ本屋も倒産し始めるらしい。('05.12/2)

漫画屋無駄話 其の1834
▼木曜は村のセブンで『週刊新潮』と『週刊文春』を買うのが常。今日は失念。愚妻の転がす車で読んでた、『甦る昭和脇役名画館』(鹿島茂・講談社)に没頭してたため(佐々木孝丸&天知茂篇にビリビリ)。装丁、スチールの量、索引と文句のない1冊だが、伊丹十三映画の宮本信子というか、またもや著者の女房、岸リューリのド素人イラストが各章のトップに!!飛ばしようがない。置き屋の主人が、店の娘を抱きたきゃ、まず古女房と一発してからと言うに等しい愚行(俺みてな、マレに立っても1回が精々の男の人権は、どないしてくれる?)。('05.12/1)

漫画屋無駄話 其の1833
▼『レモンクラブ』のケツと『Mate』&『漫画ピンクタイム』のスタートで、一日中ミッチリ仕事(修正用の白いシールの切れ端が、セーターのあちこちに)。にしても馬鹿だね、立川志らく。『東京新聞』の「言いたい放題」で、手抜きマンション名公開しちゃ、子供がいじめられて可哀想と。芸人のくせに保身にたけた記者クラブ所属白痴記者の発想。住民や近隣者に限らねえぞ、付近を通るのは。いじめられたら堂々と反撃すりゃいい。被写体センス、芸、文章…片っ端馬鹿のホームラン王。('05.11/30)

漫画屋無駄話 其の1832
▼“営業右翼”の西村眞悟個人に同情する気はないが、パクるのは野党議員と反戦ビラまき市民ばっかという、“裏金検察&警察”の国策捜査は暴走する一方。違法であっても、犬にエサは与えとくもん(けどエサ代は、創価自民党じゃなく我々が納めてるんだが…)。こういう時、妙にハシャぐ『赤旗』も見苦しい。権力者の不当な弾圧には、営業右翼でも赤でも過激派でも、「許すな!!」と叫ぶもんだよ。昨日の山田稔、伊藤整の『太平洋戦争日記(二)』(新潮社)同名の人が登場。別人だろう(14歳じゃなあ…)。('05.11/29)

漫画屋無駄話 其の1831
▼2段組で340Pもあるのに、荒川洋治の『文芸時評という感想』(四月社)は一気読みを強いる。絶妙な荒筋要約技術と引用の呼吸に、ホレボレ(坪内祐三ではこうは行かない)。吉本隆明と村上春樹の高い評価には同意出来ないが、山田稔あたりも容赦しない反徒党振りが痛快(川本三郎も、映画談義を枕に文芸時評すりゃいい。既に?)。矢島Index、実家にかなりの食費入れてると。当然だが偉い。DONKEY、既に42歳と。コイツはきっと実家にも…。('05.11/28)

漫画屋無駄話 其の1830
▼かたせ湘、由瞳綺麗、DONKEY他に電話(DON助のみ留守)。同業者なら、昔の単行本のネット配信の件とピンと来るはず(その通り)。収益の3割っきゃ配当しない、強欲パピレスの牙城が崩壊する日も近そう。で、NHKで唯一観る価値のあるBS7の海外ニュース、なぜ解説が2人も?テメーらの前説は邪魔なだけ。黙って順に放送してりゃいいの。見てりゃわかる事ペラペラペラペラ。洗濯云々が耳ざわりな天気予報同様、余剰人員を無理に画面に出すんじゃねえ。('05.11/25)

漫画屋無駄話 其の1829
▼本業界の明日ほどじゃなかろうが、「東京国立博物館」での、<北斎展>の室内照明の暗さは半端じゃなく、ルーペを持ち出す中高年が何人も。あんな暗くする必然性あんの?(担当者のカッコ付けなら絞め殺したい)。永谷園のお茶漬け系作品前の混雑は殺人的。韓国人スリグループの皆さん、穴場ですぜ。近親の不幸で、沖縄入りしてるSONOから電話。声がリアルで飯田橋駅前からのよう。「ホントに沖縄なんだろな?」「し…信じて下さい!!」普段の行ないのせいだ。('05.11/24)

漫画屋無駄話 其の1828
▼上信線で『スクラップ・ギャラリー』(金井美恵子・平凡社)を開きながら、ロクでもない毎日だが、週に1冊、ないし1本の出来のいい本や映画に巡り遭えれば、人生もまあまあだなと(先週観た来春公開のドキュメント、『スティーヴィー』も良かった。どこでも貧乏人は個性的。特に柳下毅一郎そっくりの監督、スティーヴ・ジェイムスの面相にコクが。2時間30分が短いくらい。「ポレポレ東中野」でだと)。肌寒い日に江戸川プレコが貧相な顔を。寒風の中のかき氷。('05.11/22)

漫画屋無駄話 其の1827
▼蛭児神建の『出家日記』(角川書店・本体1500円)、甘〜くして68点。当人の執筆姿勢がフヌケ過ぎ。恩ある吾妻ひでお、大塚英志、ほめられた高取英らは実名で、批判相手はアルファベットなんて、“ロリコンの神様”の名や愛犬ロンメルが泣くぜ(一水社の多田、『プチ・パンドラ』の女性編集アシは篠原尚秀と、ハッキリ書けよ)。生活保護下とはいえ、守る家庭が出来たせいか(女房の家系自慢は妙に具体的)。文庫化の際はそこらヨロピク!甘楽富岡地方に初霜。サボテン類、土曜にしまっといて良かった。('05.11/21)

漫画屋無駄話 其の1826
▼『週刊文春』と言えば、浅野健一のセクハラスキャンダルにもビックリ。当人は相変わらず救援連絡センターの機関紙、『救援』で大手メディア批判をガンガン(ただ最近、匿名主義をめぐり、やたら警察を持ち上げてたが…)。なお同紙によれば、徳島刑務所にはとんでもない医務課長がいて、痔持ち囚人の肛門を、器具や指で次々に裂いちまってると。“国家権力の庇護を受けたサディスト男色ドクター”。恐怖で、思わず何年か振りに切れ痔がうずいた。('05.11/18)

漫画屋無駄話 其の1825
▼巨額の貯金自慢した鬼姫が帰った後、蟹空解太がネームを。「『スラムダンク』の件、ちょっと調べたんですが、ありゃ真似や参考の次元じゃないですよ。トレースと言うかコピー。いつかの無駄話は訂正した方が…」で、俺もあちこちチェック。即、全文削除。だが、己れの馬鹿さをさらす意味で、しばらくそのままにする手もあったな(NHKニュースだけで判断した愚か者。すいません)。『週刊文春』、逢坂剛のカット描いてる渡邊伸綱。また女性のケツ描いてよ、前みたいに。('05.11/17)

漫画屋無駄話 其の1824
▼飯田橋駅東口改札の、向かって右から3つ目がスイカ専用に。前に鉄柱もなく、一番使い易い改札にこの仕打ち。他の2つと違ってガラガラ。反社会的銭ゲバZマークカルト企業、JR東日本らしいと言ってしまえばそれまでだが。にしても国労、あんだけJRを糾弾、支持を訴えながら、先日の和解内容は公開出来ないとはどーゆ訳?会社も労組も腐ってると考えるよ、一般利用者は。扇蘭丸の初単行本、『関西熟女ころがし』(マイウェイ出版)の見本アップ。売れないと泣く。('05.11/16)

漫画屋無駄話 其の1823
▼何だ。昨日の警官ゾロゾロはブッシュじゃなく、紀宮結婚問題か(皇宮警察の空出張&裏金も半端じゃないので、主語は変われど述語は同じ)。仕事先の社名を間違え、相手に叱られる。年寄りをあんまりいじめないで。初老性ボケの特徴。頭、言葉、文章が、バラバラの方向に歩み始める(再チェックにも必ず漏れが)。好調の『東京新聞』の「こちら特報部」で、亀井静香が小泉人気の理由を問われ、日本人が馬鹿だからとズバリ。警察時代の己れの腐敗振りを吐けば、後藤田正晴神話など消滅。('05.11/15)

漫画屋無駄話 其の1822
▼扇蘭丸原稿持参。2年振りくらいなので、最初は「?」。落ち着きのある遊び人風。「投稿欄、やらせじゃないですよね?」と俺を疑うので、丁度今日締め切りの、『熟女H告白』のハガキ束を渡す。街中、エッラソーな警官だらけ。ブッシュ来日警備にかこつけて、また巨額の税金が裏金として消える。反戦ビラ配り、デモの坊さん等、身元がハッキリしてて逮捕する法的根拠も必要もない者しかパクれぬ(エロ本屋もか?)、落ちた日の丸警察の恥態(今朝の『東京新聞』の、「こちら特報部」は良かった)。('05.11/14)

漫画屋無駄話 其の1821
▼原稿を3カ月間に渡り2回落とし、さすがに下痢性植物人間化したかと確信してた、ペイントロボから下描きが。もちろん原稿アップしないと台割に入れないが、編集の記憶から消えかかると、「ハーイ!!」と手を上げる傾向のある、難病漫画家ではある。ポスター満載の『時代劇ここにあり』(平凡社)が話題の川本三郎が、『キネマ旬報』の執筆者短信で、自社が保存もしてないポスターを、本等で用いるとベラボーな使用料を請求する社があると激怒。多分東映だろう(山田宏一だかが、やくざ映画スチールで同様な事を)。('05.11/11)

漫画屋無駄話 其の1820
▼『レモンクラブ』12月号の見本誌アップ。いトうの表紙、仕上がり文句なし。即発送と行きたいが、前からの約束でアリスは今日休みのため、明日に。昨夜は事務所泊り。8時に起床、『書評のメルマガ』連載、「版元様の御殿拝見」、第38回目をカリカリ(今回は出版ニュース社)。いつもはアリスの仕事だが、今日は自分でデータをパチパチ。400字で3枚チョイに、約100分。駄目だこりゃ。昨日で実質的に終了した「新文芸坐」の石井輝男特集、今夜の『無頼平野』は、俺エキストラしてんだよ。('05.11/10)

漫画屋無駄話 其の1819
▼ムカつくう。一水会の『レコンキスタ』最新号、また合併号。見沢知廉追悼が理由だろうが、大した事情もなしについ最近もやったばかり。俺は年間購読(6000円)してるが、ちゃんと2号分料金を延長してくれんの?(昔からそうしてるのなら謝る)。『創』もよく。定期購読者にはどう対応?どうも“世のため人のため”との大義を持つ刊行物は、商売してるのに自分勝手(左右を問わず)。その点、草思社のPR誌、『草思』の廃刊処理は実に立派だった。('05.11/9)

漫画屋無駄話 其の1818
▼三笠宮寛仁発言もとんでもないね。当人の入院と私的発言云々で宮内庁は逃げ切ろうとしてるが、昭和天皇を除けば、敗戦後の皇族で最も大胆な政治的発言だ。自主的皇籍離脱が筋ではないか?法律上は無論の事、現天皇の姿勢へのボートクであるばかりか、東條英機の孫娘が靖国神社内で堂々と自著のサイン会をし、500部以上売り切るという世相への便乗姿勢も軽率だ。彼の主観はともかく、結局は天皇家、特に本家筋にはマイナスとなろう(昭和天皇退位論が渦巻く時代の発言ならともかく)。('05.11/8)

漫画屋無駄話 其の1817
▼上信線馬庭駅から乗る“汗臭さ豚”、まだ素足にサンダル(靴下洗うのが面倒?)。数駅前からの“ゲロ吐きババー”は、最近以前ほど見ないのでホッ・超遠距離通勤開始以来、定期没収されると困るのでキセルとは縁切り。が、わからない事が。土曜日に伊勢崎へ行った際、乗り越し400円前後を清算機で。帰りも同額のつもりの切符を。がクセで、高崎駅で定期を。すると運賃不足でバタン。「そういや切符買ったんだ…」と精算機へ。80円程不足だった。で、無事に出たが、何であんな事まで定期でわかるの?('05.11/7)

漫画屋無駄話 其の1816
▼小桃オバン来社。3年ぶりくらい?ふっくらして色っぽくなってる(5キロ太ったと)。初老男から見ると、今の方がもちろん刺激的。ちょいと乳でも揉んでやろうと思うが(そうして欲しそうなファッションだし)、南海アリスの監視が激しいので断念(そうこうするうちに夕方に)。近所の曙出版にも顔出し(俺がビル前まで案内を)。今夜は、ぶんか社の編集とハデな宴会するらしい(漫画屋読者集会、勝手に中止にしてすまぬな)。俺も暇ならつきあうのだが…。('05.11/4)

漫画屋無駄話 其の1815
▼紀宮皇籍離脱に関する会議で、支給される1億5千万もの血税に対し、「コレでは都内に家も買えない」とオベンチャラかました輩以上に(名乗ってテメーが身銭を積め!!)、前原の小泉への愛想笑いにゃ虫酸が走るし、自分達が全国から巨額の裏上納金を集めてるくせに、厚顔にも警官の綱紀粛正を訴えた警察庁長官にもヘドが出るが、何か“超愚民国家日本”の昨今の風潮見ると、むなしくて発言する気が失せる。このあきらめこそが、ファシズムへのアウトバーンなのだろう。('05.11/2)

漫画屋無駄話 其の1814
▼『争議あり』(荒井晴彦・青土社)、めっぽう面白い。が、白坂依志夫のこういう本こそが読みたかった。脚本界の3大馬鹿(白坂依志夫・桂千穂・荒井)じゃ一番若いんだし、先輩に花を持たせりゃ少しは尊敬されたかも(『シナリオ』連載の、白坂の監督論も凄いヨ)。かつての映画マスコミには、この種の業界ゴロが要所要所にいて楽しませてくれたが(斎藤龍鳳、小川徹、佐藤重臣)、荒井以外に後継者が見当たらないのは寂しい。役人(寺脇研)や先公(四方田犬彦)じゃよ。秋本鉄次に期待してたが。('05.11/1)

漫画屋無駄話 其の1813
▼「凡人回想録」を更新。香坂ツトム、九紋竜、原稿持参。扇蘭丸、さとうしんまる、小海隆夫は宅急便で。その扇蘭丸の初コミックス、『関西熟女ころがし』(マイウェイ出版)の青焼き校正中(ページの入れ間違いが一カ所。最近はどの印刷屋もまずミスらないが。三共グラフィック)。一水社から、やっといトうの新刊、『暴淫』の見本も。奴は多忙のため、前の『トイレの玩具』(日本出版社)の読プレ用サイン本、4冊もアップしてないまま、とうとう次が…。('05.10/31)

漫画屋無駄話 其の1812
▼スタジオ・ディグの石本種男が、久々に原人顔を。残り少ない頭髪に、エロ系編プロの苦労が露呈(互いにため息の合唱)。で、近代ナリコみたいな人は、いい物を書くよりも本がまず出したかったのだ。その証拠に装丁や紙質は立派で、老舗料亭の重箱のようだ(開けると煮物の代わりに、猫の糞が竹べらで、ビッシリと詰め込んであるが)。この種の本が「書肆アクセス」には結構多いが、地方ブンカ人は金持ち?やっぱり神保町に行っちゃう。どうにもならんよ。('05.10/28)

漫画屋無駄話 其の1811
▼何か気分が久々にさわやかに。ドシャ降り模様が、11時頃から急激に晴れ上がって来たから。これが午後の日差しなら、柄にもなく感動しなかったろう(“午後”は子供の頃から、日差しだけでなく全てが嫌い)。神保町、明日からは大混雑だろうからしばらく行かない。その代わりと言ってはアレだが、今日チョコチョコっと。「岩波ホール」付近、準備でおおわらわ。『Mate』のない月なので、やくる〜と&アリスは少し暇。俺だけ忙しい。ブツブツブツ…。('05.10/27)

漫画屋無駄話 其の1810
▼単行本は決められた台数のため、再録の場合は落ちた原稿のページ数に合わせるため、よく漫画原稿のページを抜く。やまだのらなら16Pを10Pに、おがともよしなら20Pを14Pにするのは簡単。それに倣えば、『インテリア・オブ・ミー』(近代ナリコ・PARCO出版)は、ページ半減の150Pでもお釣りが(持って回ったまだるっこしい語尾に、何十カ所も“トルツメ”との赤字を心で)。で、競争率が低いせいか、女の古本好きはロクなもんいねえな。言ったれよ。「消えろ馬鹿ブスッ!!」('05.10/26)

漫画屋無駄話 其の1809
▼話題作りのためか、下手なタレントを声優に使ってるのが気になったり、いくつか弱点のある『銀色の髪のアギト』(正月公開)だが、上の部類ではなかろうか(今日、東銀座で)。字幕に、金さん、朴さん、李さん等の韓国人スタッフ名がズラリ並ぶのも、俺は今まで余り見た事なかったので新鮮だった(そのうち、グエンさん、ホーさん等の、ベトナム人名が並ぶのか?)。松文館から熟女系アンソロコミックス、『熟女露出妻』の見本が。ハッキリ言って表紙ブラシ絵の製版は、『漫画ピンクタイム』並(失敗作)。('05.10/25)

漫画屋無駄話 其の1808
▼また一週間がスタートしたが、業界の不景気に初老性のウツも加わり、本当に月曜、特に午前中はつらい。で、漫画屋読者集会、地味なメンバーしか応募ないので、あっさり中止に(DONKEYが幹事やってた頃に1度、全然応募がなくて取り止めて以来?)。小桃、ちゅう訳だから、そっちで露出プレイとついでに仕事に励め。足がまだガクガク。実は昨日両毛線で東毛の…おっと、コレは次の「嫌われ者の記」用のネタか。どっかで犬がワンワン。何か自宅にいるような…。('05.10/24)

漫画屋無駄話 其の1807
▼リンククラブは宅急便屋以下。だって昨日、夕方6時にヤマトで出した自宅宛宅急便2箱、今朝9時15分には無事到着。同社のメールよかよっぽど早い。続某社の某馬鹿女経理。電話し、社名と名前名乗っても何も言わない(運がいいと「はい」とのみ)。継ぎ穂度ゼロ(そのくせ電話にやたら出る)。原稿料ノートを出す際、普通編集は台割順に記入。同一作家が2〜3カ所登場する場合も。そしたらこの糞女、電話をわざわざ。「同じ人は一カ所にまとめて下さい!」それが経理(オメー)の仕事だろ!!野放しにする方も悪い。('05.10/21)

漫画屋無駄話 其の1806
▼本の重味には慣れてる俺も、「東西堂書店」で仕入れた、ブラシ表紙“オマージュ”用の、7〜8冊のビデオグラフ誌のめかたにゃゲッソリ。大洋図書ビル前で便意。足早で首都高くぐった所の公衆便所へ。割と清潔。が、盗難防止装置のため、ペーパーがなかなか出て来ない。う〜ん…。('05.10/20)

漫画屋無駄話 其の1805
▼腰の低い日差しに満ちたガラガラの上信線で、『コンラッド短篇集』(岩波文庫)。終点よ永遠に来るなと叫びたい快適さ。快適でない読書も最近。『月の輪書林それから』(高橋徹・晶文社)だ。交遊ある坪内祐三を坪ちゃんと馴れ馴れしく呼んだり(読者にゃ関係ねえ)、親孝行振り(同)や夫婦愛(同)描写もあからさまでげんなり。聡明な担当編集者なら書き直させたろう。1時半頃、「田村書店」店頭でオカタケ(岡崎武志)、2時頃「東京堂書店」で坪ちゃん目撃。('05.10/19)

漫画屋無駄話 其の1804
▼ネット界の宅急便屋、リンククラブも腹立たしいが(メール到着に24時間かかる事もしばしば)、某社の某女経理も超ムカつく。過日、「××誌×月号の稿料はいつ出るのでしょう?」と、漫画家に代わり尋ねると、「いつも通りですよ」。馬鹿野郎、その日取り知りてんだ。更に、「その作家は誰?」とか「あんた塩山さん?」等、無礼な妄言の数々。実は某社と取り引きある人の間じゃ、有名な馬鹿女。首にならぬのは業界の3大不思議。「×日」との一言が出るまで4〜5分。某社が彼女により失った社のイメージ、金銭は莫大のはずだ。('05.10/18)

漫画屋無駄話 其の1803
▼民主党もモロ舐められてんのに人よすぎ。選挙違反の連座制、宮城に次いで高知でも狙い撃ち。両県警は裏金問題が早くから露呈した。「もうこの辺で…」と、番犬が創価自民党体制に媚び売りまくりの図。北海道でもやられる可能性が。前原君、亡き親父の事にかまけてるバヤイ?大和でも厚木基地監視グループが、マンションの共有部分に居ただけでパクられたと。かしゃくのなさは現政権の最大の特徴。小泉は自己陶酔から来る復讐心。学会は脱退者を見せしめのため、昔からしつこく叩き、恐怖で組織維持。日本はプーチンのロシアに日々接近。('05.10/17)

漫画屋無駄話 其の1802
▼首筋が痛い。理由は明白。上信線富岡駅の数駅先から、50代末なのに20代後半の美人妻のカッコした、女ポパイ顔の糞ババーが乗る(通称“ゲロ吐きババー”)。左45度に首を曲げ、絶対に眼を汚さないように読書してるが(今日は荒川洋治の『世に出ないことば』)、以前も書いた、馬庭駅からの腐臭オタク(通称“汗臭さ豚”)が、何とババーの隣に。戦慄!!首を左90度に曲げるしかなかった。外注費が今の倍もあれば、ネット殺し屋にすぐ駆け込む。「凡人回想録」を更新。('05.10/14)

漫画屋無駄話 其の1801
▼高ぇ銭取ってんのに、たるみ切ってるリンククラブ。先週も今週もメール未着事件。先月から今月にかけ、わかってるだけで3件。後でまとめて寄こしても、糞の役にも立たん。江戸時代の飛脚の方が早いぞ(糸電話レベル?)。いトうのダチが顔を。当人はヤセギスなのに、ダチはオールデブ。見飽きた景色だが。「新文芸坐」の、石井輝男特集の4Pチラシは充実してるが、1P目と同デザインの大型ポスター、なぜ売らない?そういや同館、一般映画のポスター販売も、いつの間にか中止に。('05.10/13)

漫画屋無駄話 其の1800
▼東京駅構内の「ブックガーデン」で、やっと入手したのが『福田和也と《魔の思想》 日本呪詛のテロル文藝』(中川八洋・清流出版)。数多い右翼中、最も低レベルな人だけに、期待に胸ワクワク。気に入らない人を全部アナーキースト呼ばわりする粗雑さに、まず感動。“和也がアナーキストの幸徳秋水や大杉栄を憧憬したり、あるいは「平成の雑種アナーキスト」宮崎哲弥に対して、ゲイのように「オレは宮崎さんが好きでしょうがない」とか、眼をそむけたくなるほどの体型の哲弥に、「イキがよくって、姿がよくって…」”。爆笑、必読。('05.10/12)

漫画屋無駄話 其の1799
▼ズーッと仕事(最近、「エリカ」のまずいコーヒーも飲んでない)。それ以外は特に事件のない日。あ、凸版印刷の集配が、間違って潮出版行きの荷物を置いてった。やくる〜とが階段かけ降りて追ったが間に合わず、営業担当に電話。その1時間後、当人が「やっぱりここに…」と取りに。帰りがけにポツリ。「電話しちゃいましたよね?」「すぐ連絡しましたヨ!」とアリス。見なかったがそのオッサン、うらめしい顔してたのだろう。('05.10/11)

漫画屋無駄話 其の1798
▼ちっとも映画に行けない。読書時間のみは何とか確保(て、毎日往復5時間もかけて通勤してりゃ当然)。3連休も2本原稿をアップせねば。久々に「嫌われ者の記」を更新(生乳、ちゃんと「凡人回想録」をデータ化してる?)。昼頃、やくる〜ととま〜の話。「今、何してんです?」「聞いたんだけど、酔ってたから忘れた」「………」「けどよ、社会的地位も銭もねえ貧乏人って、放っといても助け合うな。テメーが失業状態なんに、手間暇かけてコピー用紙まで…」「………」('05.10/7)

漫画屋無駄話 其の1797
▼メチャ忙しく、2日連続で東京泊りになりかねぬ状況に。夜、『Mate』の下版をしながら、「なぜ?」。確かに点数が多い月のためだが、今日は特別。午後、菜摘ひかるの件で取材に来た、某講談社学芸部のA君に、ねばられたため。義理も紹介者もない、好意で応じてるだけの仕事中の相手の横に、2時間も居座っちゃ駄目。それと初対面の場合、安い手みやげの一つも持参しな、大人なら(詳報は「凡人回想録」か「嫌われ者の記」で)。駆け足で飯田橋駅へ。セーフ!!('05.10/6)

漫画屋無駄話 其の1796
▼「反省は口先じゃなく、ペン先でせんかい!!」と刹奈を電話でイッカツ後、振り向くと馬鹿星がニコニコ。「何しに来た?」「あ…あのいえ、送別会だから7時までに来いと…」「冗談だヨ!」「ホッ…」まずは「味仙楼」。次に「島」(案外高い)。ラストに「一番や」。12時頃、事務所に寄ると電話。イタ電かと思いきや、何とたのしい事務所のま〜。車で近くにおり、寄ると。数分後に3年ぶり位で顔を。やはり歌舞伎町の事務所は閉めたと。B4コピー用紙の余りを2箱もらう。('05.10/5)

漫画屋無駄話 其の1795
▼『Mate』のある月は単行本入れて6点。昨夜は12時まで、今朝は8時から仕事。昼飯ついでに早稲田は穴八幡の古本市へ。『芸術倶楽部』『奇譚クラブ』各2冊、『無頼』(藤田五郎・青樹社)とで計4500円なり。当然、帰りは地下鉄、早稲田駅入口の「ブックオフ」へ。『映画秘宝』が105円で10冊程。持ってないの選ぶの面倒なので全部。同誌、似た表紙の号を、近頃アチコチの古本屋で見る。洋泉社、在庫整理でも?明日はまた東京泊り(馬鹿星の送別会&南海アリスの歓迎会)。('05.10/4)

漫画屋無駄話 其の1794
▼菜摘ひかるの評伝風の企画が某社で進行中と。担当者が話をというから、漫画屋まで突き止めたのは偉いけど、彼女の才能を最初に発見したの俺で風に、絶対になるからと断わる(無論、拙著2冊からの引用は自由)。で、バックナンバー保存棚見たら、彼女の「マンスリーなつみ」(手書きコラム)「ぶらりキンタマしゃぶり歩き」(活字コラム)が、全部揃ってる。自分の本用に保存しといた。あんな有名人が出るとはな。菜摘の第1級資料だし、担当者にコピーは構わんと伝えよう(コピー代は出せよ)。('05.10/3)

漫画屋無駄話 其の1793
▼今朝、『東京新聞』の文化欄を開いて吐きそうに。四方田犬彦の番なのだが、著者の写真が日頃の3倍以上ある上、やや下からあおる構図で、「エッラソー!!」さ300倍。蓮實重彦の影の届く範囲内でのみ、キャンキャンよく吠えてたこの俗物犬、そんな出世したの?(ポスト猪瀬直樹は四方田に決定)。チョイ前の田中栞なんか、草津の温泉まんじゅうが乳牛に踏み潰された感じで、すっごく可愛かった。一昨日の午後投げた、『レモンクラブ』のヤケジョが公栄社から出稿せずイライラ。('05.9/30)

漫画屋無駄話 其の1792
▼夜が素早い神保町。7時過ぎると富岡銀座通り並のシャッターストリートと化すが、神保町交差点、「キムラヤ」並びの「姉川書店」は、10時過ぎてもシッカリ開いててホッ・(飯田橋の焼き鳥屋で読む雑誌がなくて。何年か振りで『サイゾー』買ったが、フヌケ振りに『アエラ』かと)。某漫画家と早見純の噂話。単行本は売れないので有名だが、値段が安すぎるんじゃと(2〜3倍にしてもファンは買う)。高田印刷がいトうの『暴淫』の青焼きを。坊主頭の営業マンで、一瞬右翼の殴り込みかと。('05.9/29)

漫画屋無駄話 其の1791
▼年に1度の「富岡総合病院」での健康診断日。注意書きが面白い。検便の棒、直接肛門に突っ込むなと(おがともよしだけだよ!!)。数年前までは、便器に前後逆に座ると採取に便利との、図解入り案内まで(職員、本当な暇なんだ)。10年程前までは、提出する体調アンケートに、「夫婦間のSEXは?」てな質問まであり、のけぞった(勿論、“なし”と記入)。今夜はちょっと神保町に用事。案外夜の神保町には行かない。寂しい街だし。南海アリス、鼻ズルズルのズールズル。('05.9/28)

漫画屋無駄話 其の1790
▼数日前、遊民社の塙センセが都庁に呼ばれたが、今日は俺も(『にっぽん話題スクープ』)。今でも返品の山なのにどうしろと?世界屈指の高給を食む、勝組のお役人様にゃ、こんな下々の者の苦悩など屁のカッパだろうが。運輸省の役人にイジメ抜かれた、ヤマトの死んだ社長の気持ちがよくわかる。自主規制で、正式には指定もされてないのにペコペコペコ。ウチは自慢じゃないが、農地開放まで水呑み百姓。その血のせいか、腹立たしさよりむなしさ。出版界は舐められ切ってる(宝島社よ頑張れっ!!)。('05.9/27)

漫画屋無駄話 其の1789
▼“池田はよわい七十七歳を重ねながら、なお飽きもせず偉ぶりっこを続けている。池田も退屈だろうが、見る方も退屈である。本書の主眼は池田の基本型に迫ることにある。繰り返し以前の原型であり、読者は退屈しないと思う”。こんな不敵な前書きが絵になる物書きは、日本に何人もいない。溝口敦の『池田大作「権力者」の構造』(講談社α文庫)からだが、ページめくってると、何度も「イヨッ!!」と声をかけたくなる。ズッと読んでたいが、お仕事お仕事。警察も都庁もうるさいし。('05.9/26)

漫画屋無駄話 其の1788
▼我れながらよく働く。昨日は『熟女H告白』の本文5台下版。夕方外出、帰社後「嫌われ者の記」、通巻182回をアップ、悠社へ。今朝は8時からいトうのいずみコミックス、『暴淫』の修正をかなり甘くした後、高田印刷投げ。続いて『にっぽん話題スクープ』の表紙を公栄社便に。「まさみ」で昼飯喰って神保町をチョイの間の散歩。もう『レモンクラブ』11月号の本文投げ開始。一家4人の民間人が日本で生きてくって、本当に大変。富岡多恵子のやおい小説、「坂の上の闇」の水際立った斬殺シーンに目が覚める(起きてたのに)。('05.9/22)

漫画屋無駄話 其の1787
▼『キネマ旬報』に載った、桂千穂の石井輝男への追悼文は良かった。石井の絶頂期の素晴らしさと同時に、晩年の作品の下らなさもキッチリ(ここらが、『映画秘宝』にたむろってる、ケツの青い包茎ガキ共との差)。その『映画秘宝』、神保町の「@ワンダー」が210円で特価コーナーに20冊程。ハゲ客に5冊ほど抜かれたが、俺も意地汚なく同じ位。いつまでも在庫に見切り値段を付けられない、近所の「ヴィンテージ」と比べ常にきっぷがいい。創刊の頃の分、全部売って今反省中。('05.9/21)

漫画屋無駄話 其の1786
▼昔からだが上信電鉄もセコい。今朝も西吉井まで冷房を入れない。高崎駅で運チャンに言う。「まだあっちいよ。それに、奥から乗った客の方が、高い運賃払ってんだヨ」苦笑するのみの運転手。上から指示が出てるのだろう。けど近隣市町村から何十億もの公金恵んでもらってるドコジキ鉄道、客を余り喰い物にすんな。ここら、エロ本の下請け形態での、編集費&原稿料込みのパターンを連想。コレなら、稿料叩くほど編プロは儲かる。上信は、料金と乗車環境で客の大叩き(漫画屋は全部別枠)。('05.9/20)

漫画屋無駄話 其の1785
▼思想を左右を問わず、親族しかほめてくんない東條英機。『人間中野正剛』(緒方竹虎・中公文庫)を読むと、政治家としてだけでなく、人間としてクズだったのがよくわかる。ただその陰湿なセコさは、日本人の駄目なトコを凝縮したかの感も。東京都教育委員会が、「君が代」の音量測定してるなんて、モロ東條イズム。今日、ネット経由の新人さんの持ち込みが。漫画屋じゃ初めてかも。祥伝社前、首都高下のホームレスが消えた。拾い屋さんやってて、服装は俺より清潔だった。('05.9/16)

漫画屋無駄話 其の1784
▼“馬鹿の頭は昔から石頭”。無論、馬鹿星が例外なはずなく、ジンジンする右腕をいたわりつつ、昨夜「メディアボックス」で観た『ロバと王女』('70仏)はムチャクチャ面白く、お陰で痛みも和らいだ(秋にリバイバル公開と)。ジャック・ドゥミというと、愚作『ベルサイユのバラ』のイメージが強かったが、反省。にしても、講談社文庫版の、『贋・久坂葉子伝』(富士正晴)の文字は小さすぎ。面白いのに頭痛。いトう、『リンダリンダリンダ』今夜観に行くと。('05.9/15)

漫画屋無駄話 其の1783
▼非暴力主義者の俺がまたもや禁を破る。例によって馬鹿星。奴の後任、南海アリスが昨日から出勤してるが、『記録』の原稿を彼女にアストラに届けさせろと命じたら、何と本人も一緒についてっちゃったのだ(片道20分)。何代も前からの地図もあり、馬鹿星も引き継いでたのに。事後の右腕のむなしいダルさよ。『古本共和国』20、堀切直人の一文を読み、世間知らずなオッサンと呆れる。セドロー(向井透史)をベタボメしてるが、シット深い組合内で、仕事しづらくなるのは必至。('05.9/14)

漫画屋無駄話 其の1782
▼“左翼李承晩”、ノ・ムヒョンの登場で、板門店での北朝鮮&韓国の緊張はややゆるんでるらしいが、相変わらずピリピリしてるのが、「田村書店」と隣の「野崎屋刃物店」との境界ライン。因業そうな両店主の殴り合いなら、3000円くらい出しても見物したい(店頭流血3本勝負。刃物類所持不可)。訳あって“渡り鳥連載”、「嫌われ者の記」の整理を。『Mate』10月号分までで181回(単行本には96回目まで収録)。とても淡白な上州人とは、我ながら思えない。('05.9/13)

漫画屋無駄話 其の1781
▼さっそく俺は小渕優子後援会へ、愚妻は地元の創価学会に入会…じゃなかった、本当の金持ちは今回、純公の危ないキャラに危険を感じ、結構野党に入れたと推測(持てる者の嗅覚)。捨てる地位も家も銭もない、圧倒的多数の馬鹿な貧乏人が、何も考えず勝ち組のみこしかつぎを。みこしの下敷きで圧死しても、連中には自分が見えないのだから仕方ない。日本中の盗っ人公務員、これで身分安泰。ムカムカムカ。いトうのいずみコミックス、『暴淫』の作業に着手。('05.9/12)

漫画屋無駄話 其の1780
▼実の姉との深い愛に溺れる単細胞ナルシスト小泉と、“ガンジー、キング、イケダ”との悪い冗談を真に受けてる池田大作は、本来は敵対し合う仲のはずだが(神は2人不要)、互いに利用できるうちはニコニコ。最終戦争に入る頃、日本に表現の自由はミジンも残ってない。で、ニューオリンズの人達は偉い。自分達が、見捨てられた貧乏人との自覚あるし。“創価自民党カルト政権”を支える日本の下層階級は、勝組と錯覚してんだから。ドメクラ貧民は何度でも特攻隊で散る。('05.9/9)

漫画屋無駄話 其の1779
▼“天津敏さん素敵!!”との男文字の落書きが懐かしい、「新宿昭和館」の跡地に、「K's cinema」なる、「シネマテークたかさき」ソックリの映画館が出来てたなんて、ちっとも知らなかったが、男女従業員は感じいいし、『リンダリンダリンダ』の出来も大満足だったので、昨夜は久々にチョッピリ幸せ気分(返品忘れて)。山下敦弘監督恐るべし(『下妻物語』などメじゃない)。は〜。明日で52歳か…。ロクな人生じゃなかった。『夢雅』以下のあちこちのエロ漫画誌に、警察の警告が。('05.9/8)

漫画屋無駄話 其の1778
▼ブッシュもカトリーナで命脈が尽きようとしてるが、日本でなくて気の毒。江東ゼロメートル地帯が同様な事態になって、オペラをジックリ満喫後に小泉がヘラヘラ現地視察。「郵政民営化で、洪水も家の再建も一発で解決!!」と絶叫すりゃ、神国日本の人民は、水に呑まれながら「改革支持!!」と絶叫するだろうから(溺死体まで片脚くれ上げるかも)。昨日の東京地裁の検察“尻なめ裁判官”は、大島隆明(さすが『赤旗』)。この類いが多いから、黒川“アスベスト”紀章も安心して訴えられる。('05.9/7)

漫画屋無駄話 其の1777
▼『Mate』次回作のストーリーをFAXして来た、刹奈の一文に以下の下り。“姉がヤリマンだと知り…”。俺みたいなジェントルマンに、よくもこんな恥文が。せめて一字くらいは伏せ字にしろっ!!(自分の娘にだけはこうなって欲しくない)。ひどいね東京地裁。共産党のビラ配り弾圧逮捕の一件で、検察側証人のマンション管理人に、つい立て越しの証言を許可と。東京はいつからシシリアやチェチェンに?もっとマヌケなのがそれを報じる『朝日新聞』。厚顔な裁判官の名前がない。('05.9/6)

漫画屋無駄話 其の1776
▼今日の殴られ損男は、文句なく馬鹿星。日本出版社に届けた、アップルコミックス用の春風サキの原稿封筒に、好善信士の物が入ってたと、担当から電話。整理担当の馬鹿星が、中身と袋を入れ間違えたのだろうと、とりあえずパンチ一発。が、直後に、好善の原稿は春風の封筒にではなく、好善の正しい封筒に入ったまま、単に交じってたと判明。「向こうの説明がわりい。ワリワリ!」でチョン(ゲンコツでなく、平手だったのがせめてもの救い?)。当然、棚中の何百本もの原稿もチェック。超安いギャラで無用のタダ働き。('05.9/5)

漫画屋無駄話 其の1775
▼1000万都市東京で、よりによって…。一昨日は近所の「一番や」でタコ多田らと軽く宴会。昨夜は新橋で、『ある子供』(監督・ダルデンヌ兄弟・12月公開)の試写。東京駅発20時48分発のあさま号にと、新橋駅構内を早歩きしてると、眼の前にド汚ないハゲ頭。タコ多田だ。会社は休んだが、麻雀打ちに出て来たと。「赤羽よりこっちのが、甘い客が多いんだよ。グヘヘヘ…」もっと夢のある人とハチ合わせしたい。テンポだるいので昔は嫌いだった、『女警部ジュリー・レスコー』に昨今ドップリ。('05.9/2)

漫画屋無駄話 其の1774
▼『夢雅』や松文館のアンソロ本が代表だが、『MUJIN』や『メガストア』の修正大増量をもっけの幸いに、無修正本も増えた。小心なオッサン編集は、どっちにつこうかとオロオロオロ(若いモンにはかなわん。全ての面で)。青春時代を『奇譚クラブ』ですごした、九紋竜と電話で打ち合わせ。「前回は乗馬姿の熟女だったから、次は猿グツワ姿を念入りにどう?」「レトロすぎねえ?」「俺らと同世代が読んでんだからいいの」「へへへへ…」「東京堂書店」になかった『Hot wax』VOL・3、「書泉グランデ」地下に。('05.9/1)

漫画屋無駄話 其の1773
▼宇野浩二の「思ひ川」を講談社文芸文庫で読み、しびれた。要するに、持てただけの話を気分良く読ませるのだから、凄い(文学だか小説の、“鬼”と呼ばれるだけある)。漫画家もだろうが、こういう状況だとギャラ関係をやたら値切る社も。甘い顔するとすぐ図に。漫画家も編プロも、そういう仕事は返上した方がいい。後ろ向き一方の社と心中する義理はない。オヤ公(尾山泰永)談。「どうも依頼があると、仕事何でも断われなくて…」ヤリマンエロ漫画家の面目躍如。自慢にゃならん。('05.8/31)

漫画屋無駄話 其の1772
▼“姉コンペテン師”小泉が、昨日の日本記者クラブの討論会で、郵政民営化が外交にも通じるとダボラかましたら、記者団から失笑が漏れたと。素人ならともかく、いくら半官半民の養殖記者とはいえ、それでいいのか?つまり、「ブッシュの要求通り、ハゲ鷹ファンドに郵貯が流れると、より対米従属が強まり、政権が安定するって事か?」くれはビシリ切り返せよ。『レモンクラブ』の本文、『熟女H告白』の色を。青森の真弓センセと映画談義。『ソドムの市』に感動と。('05.8/30)

漫画屋無駄話 其の1771
▼何か、暑くなっても返品減ってない。汗かきながらヒヤリ(なのに仕事あるのが謎なここ3〜4年)。いくら何でも今年いっぱい?俺以外の2人、公栄社が上がり持って来ないので仕事にならず。スイカ客を狙い、東京駅構内のKIOSKがミニレジまがいを導入、大混乱。JR東日本幹部の、天下り先から仕入れた?(客と現場を全く無視)。金曜日夜、「BOOK GARDEN」脇で、庄野真代がミニコンサート。またブラが外れてオッパイポロリ…を期待したがガックリ。('05.8/29)

漫画屋無駄話 其の1770
▼猪瀬直樹や八代英太の厚顔無恥にも匹敵する、『現代』に真相が流れた事への、『朝日新聞』の“御用NHK”、“眼と口バラバラの安倍”、“酒乱中川”への土下座。信じ難い。強姦された女子高生が、コンドーム付けて姦ってもらったからと、ゴロツキに感謝してるが如し。高給と社会的地位のためなら、テメーの娘も、自らの肛門も差し出しそう。潰れろ!!(闘争精神なき羽織ゴロは、盗っ人役人にでもなれ)昨夜は念のため東京泊り。『レモンクラブ』の仕事がはかどる。('05.8/26)

漫画屋無駄話 其の1769
▼前号ほどひどかねえが、ただそれだけ。何で同じ大日本印刷でこうも差が?(HP扉の、『にっぽん話題スクープ』と『漫画ピンクタイム』各10が月号の表紙を見比べよ。後者担当の1-2-4、本当に駄目。座頭市が製版してる訳じゃあるまいに…)。今、6時チョイ前だが、やけに外は静か。何とか帰れそう(やだよ。高崎から引き返すのだけは)。刹奈の『もう、できません』の本文、やっと小宮山印刷投げ。いずみコミックスは、続いて10月のいトうの『暴淫』を。年内もう1冊くらいは。('05.8/25)

漫画屋無駄話 其の1768
▼小泉姉コン大奥の“人妻熟女投げマン軍団”、上下ユッルユルと言うか、田中康夫に挑戦した、“一家で東大”が売りの馬鹿女をホーフツとさせる。いくら日本人の政治意識が低くとも、この類いを当選させるまで堕落はと信じたいが(感傷的?)、落ちたらグローバルメディアエンタテインメントに拾ってもらえ(熟女物AVメーカー)。そういや公明党のはまよつ敏子は、たのしい事務所のま〜旦那が、「『カルテ通信』のモデルに多いタイプ」と、昔言ってた。浣腸顔?('05.8/24)

漫画屋無駄話 其の1767
▼やくる〜とが夏休みで、馬鹿星と2人(窓際に蟹空も)。公栄社が来ないので仕事にならない。昨日も昼頃1回来たのみ。『Mate』も悠社に移り、便を減らした?ちなみに夕方は、毎日帰りに馬鹿星が原稿を届けてる。大公栄社様にお打ちいただいてる感じ。ウチはどうでもいいが、未だ3誌(『レモンクラブ』『熟女H告白』『にっぽん話題スクープ』)も出してるのに、日本出版社はなめられてる感じ…と思ってたらやっと来た。DTP屋に限らず、業者は散らさないとね。('05.8/23)

漫画屋無駄話 其の1766
▼昨日、前橋のデパート、「スズラン」での古本市へ。自分が大金持ちになった気分に(ありふれた小説や詩集の初版本が数千円も。70年代かよ?)。義理(?)で2〜3冊買い、前橋大島にある「ブックオフ」広瀬店へ。普段は期待できない店舗だが、何と半額棚の単行本3冊オール1000円均一セールを(最終日)。笙野頼子、町田康、福田和也、小谷野敦他12冊ほど。「スズラン」なんか行くんじゃなかった。馬鹿星の後任、まだ1名しか応募が。せめて3人位は…。('05.8/22)

漫画屋無駄話 其の1765
▼俺は『レモンクラブ』の表紙を大日本印刷へ。やくる〜とは9月21日発売の、刹奈のいずみコミックス、『もう、できません』の本文校正。馬鹿星は『熟女H告白』の下版準備。警察庁は9月から、容疑者のDNAをデータベース化って、ムチャクチャ(対象も無限定)。法律改正も令状もねえのに、内規変更のみで大暴走。やる事あんだろその前に腐る程。ガメた裏金の返還、容疑者取調べのテープ録音、公安警察予算の大幅縮小…。法治主義は日本じゃ民間人のみ。ゴロツキ(公務員)が胸を張る国家に、明日も昨日もない。「凡人回想録」を更新。('05.8/19)

漫画屋無駄話 其の1764
▼『リンダリンダリンダ』が公開中の、山下敦弘監督が映画化したら面白そうな、『砂時計のように』(富岡多恵子・中公文庫'85)を一気読み。推理小説は嫌いだが、傑出した小説には必ずその要素があるから、わざわざトッピングはしない。が、タエ様、やっぱヨリ様(笙野頼子)に比べると、何を書いても楷書。活字文化の人なのだと。漫画を経たヨリ様の方が、余程大阪の芸人風。大衆的人気を得られない、最大の要素だと。ヨリ様は必ずいつか化ける(信者の妄言?)。('05.8/18)

漫画屋無駄話 其の1763
▼編集者としてはともかく、映画評論家としては退屈で有名な白井佳夫が、石井輝男の死に対して、『週刊新潮』に“最後の活動屋”とのクズコメント。よく口が腐らねえ(大新聞記者の、海外で死亡した邦人への“無言の帰国”並)。ただ他の関係者の発言に、男色家だったとの断定的証言。だからラインシリーズを淀長がほめた?健さんのサービス、異常性愛シリーズでの女性嫌悪…筋はピン。『ねじ式』の杉作J太郎にも、かつてEUオフィス筋からそういう噂が。デマ?('05.8/17)

漫画屋無駄話 其の1762
▼「原稿遅れは、あんたの考え次第で許してもよかとね。熟れ切った尻ば遊ばしといても…」と刹奈を電話で脅迫してると、九紋竜が『熟女H告白』の原稿持参。当然、石井輝男の話に(なぜか事務所の東映系ポスターは、石井作品ではなく、小沢茂弘監督の『渡世人列伝』。中身はともかく、生頼範義の絵が素晴らしすぎる貴重品)。「案外長生きしたよなあ」「遺族はあんだけヒット作あると、印税がたまらねえな」「へへへへ…。そうだよなあ」静かで仕事がはかどる。('05.8/16)

漫画屋無駄話 其の1761
▼『軍旗はためく下に』、翌年('73)に公開される、『仁義なき戦い』の小手調べみたいな部分多し。字幕インポーズの呼吸、カメラブン回し斜め画面、そして最下層フェイスの役者群(三谷昇、夏八木勲、小林稔侍…)。音楽が津島利章なら文句なかった(林光。何かなあ…。平凡社ライブラリー版の自伝はオモロかったが)。漫画屋の夏休みは12日〜15日(関係ないが、「田村書店」は11日〜17日)。ただプールで泳ぐのみ。旅行は面倒だし。水呑み百姓の血は経済的。('05.8/11)

漫画屋無駄話 其の1760
▼この時期、一際うるさい街宣右翼。環境破壊する愛国者とは笑止だが、それに自覚的なのは、一水会くらいと言うから情けない(靖国の霊も安眠出来まい)。が、純騒音面から考えると、早朝、深夜かまわずの富岡市の防災無線よりマシなのも事実。やはり日本で一番の悪党は公務員(一応右翼は身銭だし)。馬鹿星が『レモンクラブ』の見本誌発送。俺は『熟女H告白』の読者欄書き。テレビでしか観てない『軍旗はためく下に』(監督・深作欣二)、「新文芸坐」で上映中だから行くかな。('05.8/10)

漫画屋無駄話 其の1759
▼最近、上信線での乗車位置を変え、最後尾に。馬庭駅から乗る筋肉系デブおたくの悪臭がひどく、窒息寸前なため。馬庭念流ならぬ、馬庭“汗臭さ殺人”念流(「平禄寿司」の、一週間放置した生ゴミ袋の中身以上かも)。昨日も隣に座られた高校生位の男が、俺の近くに退避。本人は意地で入浴拒否?(外見は薄汚ないとはいえ、普通のジーパン&シャツ)。久々に春風サキに電話。楽しいキャンパスライフ(?)を送ってると。尾山泰永、最近生意気にも原稿遅れがち。('05.8/9)

漫画屋無駄話 其の1758
▼公金取材の記者クラブ仲間のくせに、自民党に取材拒否された朝日に冷たい同業者。こういう時は、思想信条に関係なく結束、権力と闘うのがジャーナリストの基本(日本人の一番駄目な部分)。羽織ゴロ仲間が女(男でも可)とシケ込み、飲みすぎてチンポが半立ちで困ってんのに、添え木やバイアグラではなく、バケツで水かけてる(子供の頃、犬がつるんでるとよくそうしたが)。フジヤマ、ゲイシャ、ドレイコンジョー。「版元様の御殿拝見」、今回はいかだ社。('05.8/8)

漫画屋無駄話 其の1757
▼数日前試写で観せてもらった、『イエスタディ、ワンスモア』(監督・トニー・トー)に主演したアンディ・ラウ(映画の中身は字幕と音楽以外は記憶にない)、赤木圭一郎と睦五郎を交配した感じで、全身エラ状態。ジャニーズ顔に飽きた、日本の野生志向の姉ちゃんに人気と言うが、納得。水商売や女工にもファンがと推測してたら、やっぱ小桃が挙手(低学歴層を忘れてた)。最近、青森まで一家で温泉旅行と。混浴ネタの取材込みたあいえ、たかが淫乱投稿者も、出世したもんデス(旦那、やはりエラ張り顔と)。('05.8/6)

漫画屋無駄話 其の1756
▼NHKの前手嶋ワシントン支局長、共産党の市田書記局長、自民党の安倍晋三。共通項はペラペラよくしゃべるが、軽くて薄くて中身ゼロな点。特に世襲ボンクラ議員のエース、安倍はNHKにフジサンケイ、文藝春秋まであんだけ力入れ売り出してんのに、眼と口がバラバラ。朝日新聞よくやった。官権に守られた権力者へのその姿勢は、至極当然(一般人は別ヨ)。安倍&中川、沖縄密約の例にならい、本質をめくらまし、“情を通じ云々”のモラル路線で幕引きをとの魂胆だが、世間は誰もが世襲議員のようにドメクラじゃない。('05.8/4)

漫画屋無駄話 其の1755
▼神保町の2大婆ちゃんと言えば、「日本特価書籍」と、独立系立ち喰いそば屋、「利根」の2人と相場は決まってるが、前者は最近とんと姿を見かけないし、後者は物忘れが激しいのが心配(オーダー2〜3度しないと…)。深沢七郎も罪な事を。『生きているのはひまつぶし』(光文社)の帯に、嵐山光三郎がこう書く。“いま、ぼくが生きているのは深沢さんの教えのおかげです”。何も教えず死なせりゃ良かった。忙しいのに1度外出、また舞い戻らねば。2倍疲れるんだヨ。('05.8/3)

漫画屋無駄話 其の1754
▼創価学会&公明党が、池田大作を守るためなら、いかなる思想的変節をもいとわぬ一貫性を保ち続けてると同様、右文書院の本の装丁も一筋の道を行く。今日買った『脇役本 ふるほんに読むバイプレーヤーたち』(濱田研吾・右文書院・本体2200円)、墓石みたいなカバーで思わず両手を合わせた。『市井作家列伝』(鈴木地蔵)も、香典袋のようだと同崎武士が書いてて笑ったが、セドロー(向井透史)やモクロー(南陀楼綾繁)の本も、破れちょうちんや卒都婆が登場しないと怒るぜ。('05.8/2)

漫画屋無駄話 其の1753
▼続・駄目な印刷屋。ド下手な社ほど色校の際、要求もせぬのにPP貼りを(『漫画ピンクタイム』の大日本、『Mate』の小宮山)。石コロは光らせてもダイヤにゃならねえ。読んだ事のなかった結城信一と島村利正が、「山陽堂」の特価コーナーに。2冊通読。端正な技巧の影に、男の身勝手な根性がゴロリ(反フェミニストの俺さえ息苦しく)。こういう精神にサッカリンやチクロを混入、水を加えてドラムカンでガシャガシャ掻き混ぜると、渡辺淳一が出来るのだろう。('05.8/1)

漫画屋無駄話 其の1752
▼まず漫画屋HPの扉を見ていただこう。吉田昭夫はブラシ絵のベテランで、『にっぽん話題スクープ』『漫画ピンクタイム』『巨乳熟女調教』の3誌を担当。見比べてもらえば一目瞭然だが、『漫画ピンクタイム』のみ黄ばみ、奥行きのない最低の出来。大日本印刷担当だが、責了時は無論こんなザマじゃなかった(俺がOK出すはずない)。製版担当者を殴り付けたいが、奇妙な事に印刷業者は、こんなオシャカ仕事しても頭下げるだけで、しっかり銭は取る。俺が版元ならビタ一文払わない。('05.7/29)

漫画屋無駄話 其の1751
▼刹奈センセに無理矢理大酒を飲ませ、飯田橋は東京大神宮前、ミシュラン日本支社脇の暗がりに強引に引きずり込み、下着に手をかけるとそれが黒パンツ。一気に下ろしたのはいいが、陰毛が白髪化、黒パンツに無気味なホワイトラインを…じゃなく、今回入稿分のネームに、黒パンツが出て来るのに、絵は白パンツ。で、問い合わせると、「トーン貼るの忘れました!!」「………」(やくる〜と)3日間引っ張る程のネタじゃなかったな。『Mate』の修正原稿が山。フーッ…。('05.7/28)

漫画屋無駄話 其の1750
▼確かに俺も自国民は腐る程抹殺した。けど大日本帝国のように、米国、中国、東南アジアまで侵略し、他国民を殺した訳じゃない。なのに大元師(昭和天皇)は何の罪にも連合国側に問われず、見事に生き延びた。俺が“象徴”を狙ってどこが悪い?(今の金正日の心理分析)。ただ加藤哲郎の『象徴天皇制』(平凡社新書)によれば、開戦直後からアメリカは天皇制を利用せんと考えてたと。王室への彼等の憧れは根深いが、2代程度じゃポイ捨てだな。刹奈の濡れた黒パンツの真相は、明日こそ必ず。('05.7/27)

漫画屋無駄話 其の1749
▼北朝鮮が、大日本帝国と酷似してるのは衆知の事実。特に米朝会談で現体制維持の保障を要求するあたり、三種の神器、つまり国体護持にこだわる余り、天王山だったサイパン陥落後もズルズルと敗け戦さを続け、東京大空襲、沖縄戦、広島、長崎他で、大量の自国民の生命を失う要因となった、昭和天皇の姿勢を思い起こさせる(側近には「もう一撃後に…」と語ってたと)。金正日は、北朝鮮の“象徴”にならんと画策してるのかも。刹奈センセの黒パンツの話は明日に。('05.7/26)

漫画屋無駄話 其の1748
▼装丁が中島英樹になって以降(既刊分にも新カバーを。それを前任者、杉浦康平に無断で断行、PR誌『本』に、杉浦宛のお詫び広告出したのは笑えた)、糞みてなラインナップ化、手が遠のいてた講談社現代新書で、久々に面白い物が。『反米の世界史「郵便学」が切り込む』(内藤陽介)だ。カットの解説文字、もっと大きければ文句なかった。『漫画ピンクタイム』の見本誌が届く。表紙のブラシ絵(吉田昭夫)の肌が真っ赤。電話で大日本印刷の担当を怒鳴り付ける。「凡人回想録」を更新。('05.7/25)

漫画屋無駄話 其の1747
▼昨夜は例によって近所で酒くらったのだが、珍しく二日酔い。つまみ余り喰わなかったせいか。レディコミの編集から興味深い業界用語を。やたら厚い本あんでしょ、かの業界って。“枕本”て呼ぶんだと。本業界なら『MUJIN』は立派な枕本(枕紙を連想させ色っぽい)。左翼は無論、心ある右翼にも反発を買いそうな(懐かしのペラ公あたりになら馬鹿受け?)、阿宮美亜の極右エロ漫画集、9月頃には日の目を見そう。何かまだ気持ち悪いよ。('05.7/22)

漫画屋無駄話 其の1746
▼群馬の老舗書店で版元でもある、煥乎堂(前橋市)の出版物が大量に神保町でゾッキ化。地元の古本屋に還流する際は、やや高値に?(タッシェン・ジャパン程じゃねえけんど、なからあらないなあ。あんじゃあなきゃあええけんど。詩人の高橋元吉っつんは、ここで働いてたんだんべよ)。『熟女H告白』の本文下版。スカトロオンパレードで、気持ち悪くなる。マニアも多いが、反発のハガキもこれじゃ結構来るか。生乳、「凡人回想録」のデータ、早く送れと言ってるだろ?('05.7/21)

漫画屋無駄話 其の1745
▼何年か振りで『創』を買ったが、本当につまらん。香山リカや唐沢俊一を除けば、いい材料仕入れてんのに、編集の包丁さばきの悪さでブチ壊し。レイアウトに凝り、上質紙を用いるという、駄目雑誌の王道を邁進。新書で言ったら脱杉浦康平を図って以降の、講談社新書?(盗作問題以降の文春新書も同列だが)新書は最近平凡社新書ばっか(次が光文社新書)。穴の洋泉社新書は、近頃佐藤忠男を起用したりで岩波書店化、退屈(昔のようにもっと極端に走れ!)。筑摩&新潮は、編集が著者に頼りすぎでどうも。('05.7/20)

漫画屋無駄話 其の1744
▼『東京新聞』の「こちら特報部」、名古屋の悪徳商品先物取引大手、グローバリーを扱った特集で、同社寄りの国会質問した自民党代議士名を匿名に。親会社、『中日新聞』に、同社が広告を大量に出稿でも?左端の、日本女子バレーの低レベルさを報じないマスコミを批判した、吉井妙子のコラムがさえてるだけに、余計に見苦しい。先月は『Mate』がなかったのに多忙だったが、単行本のせいだったのだな。今日カバー更新した以外でも、あとりKのがあるし。フーッ…。('05.7/19)

漫画屋無駄話 其の1743
▼もうクタクタ。一昨日、昨日と仕事で東京泊りで。今夜こそは上信線に乗るぞ!!(つまらん叫び)神保町の、「信山社」隣のみずほ銀行で、坪内祐三を目撃。背大きいし胸板も厚く、ケンカ凄く強そうだけど(俺なら絶対に生意気な口は利かない)。大洋ビル前で、“べっちょ唇の藤田”も目撃。生白く醜い肢体で眼を汚してると、生乳をふと(「凡人回想録」のデータ、早く送れ!!)。各社から春先の返品データが。何か、4割5割当り前状態。体の中じゃなく、首の回りに冷たい風が吹く。('05.7/15)

漫画屋無駄話 其の1742
▼英国の警察は優秀だ。日本じゃ東西線が爆破されても、特別警戒警官数の水増しによる裏金作りや、監視カメラ設置予算要求等で忙しく(当然、OB天下りメーカー製)、事態は世田谷一家4人殺しと同一だろう。今日来た新人さんは(『にっぽん話題スクープ』でデビュー予定)、フュージョンを主とした音楽関係の仕事してると。「エロ漫画よりカッコいいじゃん」「もう長い事やりすぎてて…」変な奴。阿宮美亜の、極右エロ漫画オンリーの単行本企画が進行中。('05.7/14)

漫画屋無駄話 其の1741
▼昨日の一件。漫画屋BBSに、とりオバンより、ルーチェ・ロータリークーペは70年で販売を終了しており、大久保が買ったのはマツダファミリア・ロータリークーペ、通称、マツダ・ロータリークーペでやはり良いのではとの書き込み(64万で買ったと。ルーチェの新車はもっと高かったらしい)。車に無知ゆえ、各方面に迷惑を。それより何より、上州弁以外で疑いを抱いた、『連続殺人鬼〜』の著者、筑波さんにまずはお詫びを。『レモンクラブ』の色や、『漫画ピンクタイム』の本文でガタガタ。('05.7/13)

漫画屋無駄話 其の1740
▼『記録』7月号で取り上げた『連続殺人鬼 大久保清の犯罪』(筑波昭・新潮OH!文庫)、上州弁がデタラメな以外は面白いと書いたが、林哲夫のHP、「デイリー・スムース」によれば、大久保愛用のマツダ・ロータリークーペは、71年ならルーチェ・ロータリークーペではと。車に無知な俺は本文からそのまま引用したが、精査すると種々問題が出て来そうな本(枝葉末節じゃねえものな)。明日飲む国労組合員とは、同誌に「サイテイ車掌のJR日記」連載中の、斎藤典雄。('05.7/12)

漫画屋無駄話 其の1739
▼エンテツ爺ちゃん、わざわざ俺のいもがら無駄話、取り上げてくれてどうも。けど、かなり酒が頭に回っとらん?明治生まれの婆ちゃんの東京オリンピックの頃の孫と言えば、俺自身の事。同時期に、ズルチン(サッカリン?)入りのもちやまんじゅうも作られなくなった(旗日以外のぜいたくは、ズルチンで婆ちゃんは節約を)。孫が手を付けず、猫が好きに喰うの見ちゃな。タコ多田に、明日の松文館の貴志社長との宴会に誘われるが、断わる。翌日、『記録』に日記連載中の国労組合員と飲むので。('05.7/11)

漫画屋無駄話 其の1738
▼『恋獄漂流』(貴志元則・松文館・本体1300円)を「すずらん堂」で買う。“6月16日ついに高裁判決が出た!!松文館貴志社長裁判闘争!”等のコピーがド派手な帯に踊るので、当然描き下ろし実録裁判闘争漫画かと思いきや、70年代の『ヤングコミック』時代の作品まとめただけじゃん(解説・高取英)。大スポンサーではあるし(漫画自体の評価はともかく)、余り悪口は言いたくないが、正直なトコ拍子抜け。原稿かなり紛失してたらしいが、俺は遠山企画時代、特に捨てた記憶なし(本当?)。('05.7/8)

漫画屋無駄話 其の1737
▼“群馬県は、甘楽富岡地方でのいもがら事情。明治生まれの婆ちゃんの好物で、欄干で日干した後、煮物や五目飯の具に。けど噛み心地がガムみたいで、孫共には不人気。五目飯の場合だと、他のコンニャク、さつまあげ、あぶらあげとは異なり、ハシでつまみ出される始末。婆ちゃんも寂し気。次第に食卓にのぼらなくなった。東京オリンピックの頃だと”。以上はエンテツ爺ちゃんのHPに書き込んだのだが、名前が文字化け、送信出来なかったのでここに。「新・嫌われ者の記」を更新。('05.7/7)

漫画屋無駄話 其の1736
▼ヨリ様(笙野頼子)の『徹底抗戦!文士の森 実録純文学闘争十四年史』(河出書房新社)をやっと読み始める。プハーッ!たまんねっす!!あんな嫌みな大塚英志にさえ、つい同情しちまう理不尽さの大スパーク。カックイーッ!!!理不尽さの徹底でヨリ様終始断然有理。大塚の先公に好かれた級長の良識みてなの、大嫌いな人は必読。花田吉本論争をふと。両方読むとどう見ても理屈上花田は押され気味。けど負け方に芸があった。ヨリ様はグイグイな上、新日本文学会等、何のバックもないトコがよりカックいい(教祖にはならんでヨ)。('05.7/6)

漫画屋無駄話 其の1735
▼チンピラ漫画家が行方不明になったり、クーラーが故障したりで、イラつきながら神保町をテクテク。「書肆アクセス」に寄ったら、ハテナ日記で内澤旬子にイッカツされた事で冷やかされる。「テヘへヘヘ…」(畠中店長の先祖伝来の麺棒を持ち出したりした、漫画屋BBS、「下々の者へ」の一件は、まだバレてない風なのでホッ・)。さっきクーラー屋さん来る。何と知らぬ間にブレイカーが落ちてただけと(冷暖房用の)。大家さんすいません。感じいい人達だったので、エロ本上げる。('05.7/5)

漫画屋無駄話 其の1734
▼魚住昭ってかなり甘い。『日刊ゲンダイ』で昨今NHKは頑張ってると。ポーズ取らざるを得ないだけ(組織は全くいじってない)。深夜や地方ニュース枠での“左翼”へのお情けサービスに、いちいち感動するな。安倍晋三の生声入りVIP報道は相変わらずだし、都議選報道の“自民第1党維持 民主第2党へ”も超変。客観的に見れば『毎日“創価”新聞』が報じたよう、“民主躍進 自民退潮”。『赤旗』はその点最もNHK的。“日本共産党13議席”。勝負事で白黒をゴマかすんじゃない。('05.7/4)

漫画屋無駄話 其の1733
▼“週2〜3度のみ出勤で年収約3千万の極右パート知事”に、前回300万票投じたドアホ首都圏有権者ゆえ、今度もサラリーマン大増税が超うれしくて、「誰がやっても同じ!」とか痴呆的発想で棄権、池田大作のケツをペロペロ舐めまくんだろね(日本人の皮をかぶったソ連生まれで北朝鮮育ちの反日赤色売国自虐分子談)。昨今の馬鹿星。少し前、編集後記を書かせたら、トップに点を。「小学生ん時にそりゃ駄目って教わらなかった?」「記憶にないです」「本見てて気づかん?」「ええ。まったく…」('05.7/1)

漫画屋無駄話 其の1732
▼悪徳リフォーム業者の一斉摘発が始まったようだが、選択出版M(港区西新橋2ー16ー1全国たばこセンタービル。電話03ー3432ー1741)の、悪質な“送り付け商法”も取り締まれよ。まだしつこく俺様に請求書を(雑誌『選択』の悪徳商法の実態は、公開中の「嫌われ者の記」を参照)。電話での抗議に、「もうお金は結構です!!」と宣言した、アダチ嬢の発言は一体何さ?末期の『噂の眞相』によれば、同社は創価学会系列になったと。脱会者へのしつこい嫌がらせを、商売に流用?('05.6/30)

漫画屋無駄話 其の1731
▼一昨日への追記。ジャンジャン焼き定食は、豚の小間切れのしょうが焼きが、キャベツの千切りの上にドン(ライス、みそ汁、おしんこ付き)。オトボケ定食は、ハンバーグに目玉焼きが乗ってたと。昨日の後輩、1回の転倒が人生を変えた。野次馬気分でプチゲバ学生やってたら、機動隊が突入、転んでパクられた。直前に投石で、神田署の署長が頭を負傷、彼等も空気が入っていた。本来は右翼的体質の松文館の貴志社長が、裁判闘争漫画まで出版するに至るのも、似たような背景がと推測。('05.6/29)

漫画屋無駄話 其の1730
▼大学の後輩で、現役時代は旗振り(学生運動)に熱心だったくせに、今は官能小説書いてる奴が、フラリと2〜3年振りに顔を。ハゲ上がった額を見て、人生のはかなさを悟る(奴も俺の白髪頭にそう感じたと)。何であれ、ペン1本で生計を立ててる奴は立派。出版関係に流れてる者は案外少なく、他には3〜4人か。あんま最近は顔見なくなっちゃったよ。好善信士がペコちゃん顔を。控え目な奴で、ノックした後も開けるまで入って来ない。セールスマンじゃないんだから。('05.6/28)

漫画屋無駄話 其の1729
▼「読売“ナベツネ”エージェンシー」先のうどん屋、「牧の家」へ久々に(東京大神宮の近所)。もりもりうどん(800円)、やはり食べ切れず(ざるうどん2人前)。先週、高田馬場の「キッチンオトボケ」で、何10年か振りにジャンジャン焼き定食(600円)を。やはり残した。同店が明大裏に店舗を持ってた70年代半ば、古書会館でバイトしてた俺は、飯大盛りにしても空腹感が残った。オトボケ定食が消えてたのにゃガックリ。30年前も400円前後だった。初老店員には既視感が。('05.6/27)

漫画屋無駄話 其の1728
▼その超手抜き仕事振りを、梅原猛に批判された“石原パート都知事”が、昨日の『東京新聞』に反論を。要は俺は凡人と違い、出勤しなくも人並以上に仕事してる<超人>だと。大マスコミに迎合した俗論云々と、例によっての抽象的大風呂敷。ンなハッタリが通じんな、オメーの“優秀な”ガキ共だけ。それに、腰抜け大マスコミに一番助けられてんな自分。義理も人情もねえ極右たあ情けねえ(都庁記者クラブを廃止すると宣言して、すぐ撤回したな誰だよ?)。にしても、田中康夫が浜渦元副知事を評価してるのが謎。('05.6/24)

漫画屋無駄話 其の1727
▼昨日分、冒頭に“俺の腐乱したケツの穴以上に”を入れ忘れたと反省してると、信州の“女石原慎太郎”(仕事がバイト感覚でない点は彼女の方が偉い)こと、阿宮美亜から電話。「あっの〜、急に体調崩して原稿の締め切りが〜」と、尻の穴をヒクヒクすぼめながらの、臭〜い抑揚による弁明の数々。アイツも2度も出産…じゃなかった、『スチームボーイ』でのスカレーットは、本当にムカつくキャラだ(大友克洋は小島剛夕や横山まさみち並だね、女の駄目さは!)。('05.6/23)

漫画屋無駄話 其の1726
▼マスコミで眼にしたくない3大ファミリー。@ジェンキンス“薄ら笑い”一家(生理的嫌悪感200%)。A石原極右“パート都知事”一家(政治的不快感120%)。B花田“ナントカ”一家(興味度純粋0%。2大より3大の方が語呂がいいので)。年末も凄かったが、春場の返品は巨大な雪崩のよう。ため息も引っ込む。9月9日、52歳の誕生日には一体何を?やくる〜とが頭をひねってるが、カウンターがなかなか復旧しない。オヤ公(尾山泰永)、自分でちゃんとやらんかいっ!!('05.6/22)

漫画屋無駄話 其の1725
▼「凡人回想録」「嫌われ者の記」、同時に更新。『Mate』のない月で、少し時間が空いた。とはいえ、来月売りのコミックスが2点。前も書いた『妹DVD』(あとりK・いずみコミックス)に加え、マイウェイ出版から劇画系の新シリーズがスタート。日本出版社や松文館のコミックスは、原稿を差し出すだけだから簡単。先の2社分はそれなりに手間が(当然ギャラも違う)。『レ・ミゼラブル(三)』にようやく着手。併読主義なもんで色々とね。家でずーっと寝ころんで読んでたい。('05.6/21)

漫画屋無駄話 其の1724
▼公務出勤年間151日(週3日弱。年間214日は休日)。ンで年収2千7百95万(日当、約18万5千円)。これがエロ本の弾圧と日の丸の強制しか実績のない、極右“アルバイト”親馬鹿知事、石原慎太郎の実績と『赤旗』(03年分。都の情報公開法で判明と)。こんな野郎に300万都民が投票とは…(中国の官製反日デモ、とても笑えない)。ビデオ情報誌って本当に減った(今日、「東西堂」へ)。ブラシの資料にはアレが一番いんだが。困るよDVDなんて面倒で。('05.6/20)

漫画屋無駄話 其の1723
▼推定犯人像。年齢、50〜60代。職業、教員関係。年収、900前後。性格、過保護ガキがそのまま成長した感じ。外見、ヤセ型の白髪頭…。犯行は「田村書店」店頭特価コーナーで、主として金曜の午後に強行。現場を押さえたら殴ってやるのだが、まだ遭遇せず。何せこの馬鹿、背を見せてきれいに並べてある本を、何カ所かに高く平積みにしちまう。見づらいと言ったらない。あのおっかない同店社長が、何で見逃してるかも謎。皆さん、発見したら絶対に血まみれにしましょう。古本好きの義務。('05.6/17)

漫画屋無駄話 其の1722
▼ああ恥ずかしい。今朝『週刊文春』の小林信彦のコラム、「本音を申せば」を読むまで、獅子文六のもう一つのP・N、岩田豊雄を、豊島与志雄とゴッチャにしてた。つまり小説家、戯曲家であると同時に、童話も書き、何と今胸踊らせてる、『レ・ミゼラブル』も翻訳した超人と確信してた。オッチョコチョイ!!山崎邦紀のHPが、韓国のスケベオヤジネタで盛り上がってるが、漫画屋の熟女エロ劇画家のエース、扇蘭丸もオヤジ描写抜群。29日売りの『熟女H告白』、是非立ち読みを。('05.6/16)

漫画屋無駄話 其の1721
▼一昨日の夜、東京駅発20時48分の「あさま571号」(軽井沢行き)で、「山ノ井清(ソフトマジック社長)って、一目見た時からいけすかねえ野郎だったヨ」と、ブツブツ言いながら『日刊ゲンダイ』開いてると、新幹線定期の落とし物がとの車内放送。その瞬間だ。1号車の20〜30人の客の半分以上が、サッとポケットや懐に手を。まるで、滝伸次(小林旭)とエースの錠(宍戸錠)の決闘の際のような素早さだった(俺も)。無事、同一車両のオジサンの手に戻る。よかったよかった。('05.6/15)

漫画屋無駄話 其の1720
▼昨日、某法律事務所から封書が。知っての通り、俺は他人様から恨まれるような性格ではなし、内容証明書の類いであるはずないが、一応ドキドキしながら開封。何だ。ソフトマジックの倒産だ。単行本1冊分のギャラ丸ごともらってないが、債権届書出しても無駄だな、1億4千万もの負債じゃ。ま、菅野邦明が飛び出し、マガジン・ファイブ設立した頃から、予想された事態だが(よく今まで持ったよ)。関係ないが、高田馬場は穴八幡神社近くのそば屋、「三朝庵」の麺は何であんな柔らかいの?('05.6/14)

漫画屋無駄話 其の1719
▼『パッチギ!』を激賞したりと、昨今まったく批評眼狂いっ放しの小林信彦大センセがほめてたので、全然期待しなかった『ビヨンド the シー』、割合良かった(昨日、午後3時からの「シネマテークたかさき」での上映、全観客数15名。定員58)。『レ・ミゼラブル』雑話。悪党テナルディエ、入道雲のように生き生き。映画化の際は、日活勢の土方弘や天坊準じゃ無理だな。やっぱ黒澤明の一連の作品で知られる、河野秋武あたりか?熱さにもまったくめげず、馬鹿星スパーク中。('05.6/13)

漫画屋無駄話 其の1718
▼『にっぽん話題スクープ』のケツが引っ掛かってて…。おがともよし、テメーブッ殺す!!!(口だけ。何せ元アマチュアとはいえボクサー)。同誌の読者欄、「人妻。浮気サイト」は小桃担当だが、露出趣味がエスカレートする一方。今回はマン毛まで(ウゲゲ…)。残るはソ−ニュ−だな(アナルファック、スカトロの楽しみは、もう少し先?ただ相手、旦那以外の男に頼む)。『レ・ミゼラブル』雑話。(一)読了。末尾のワーテルローのパノラマは最高だが、女性読者の一部はここで脱落?('05.6/10)

漫画屋無駄話 其の1717
▼人妻熟女系漫画誌3誌体制下、めったに映画に行けない昨今だが、無理して昨夜、今日で2本(『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』『亀も空を飛ぶ』)。いずれも直球の反戦映画だが、ずいぶんとタイプが異なる(亀ブームなの?『亀は意外と速く泳ぐ』なる珍作も)。春風サキに久々に電話。しっかりローカル文化人やってると(学校関係)。色々と生活をしのぐ手段はあるな。俺みてなこの道一筋は、当世はやらねえ?(不器用なもんで)('05.6/9)

漫画屋無駄話 其の1716
▼デザイナー、新人の持ち込みさんと、2人もの若い女性が訪れた珍しい日(懐かしいな、『ジャニ−』や『秘密少年』やってた頃が…)。『レ・ミゼラブル』情報。遂に法廷でマドレーヌが身分を明かす下りに。良かったよ19世紀のフランスで。21世紀の日本でこんな真似したら、検察の調活費泥棒告発の検事のように、逆に司法界ぐるみで無実なのにブタ箱行き。ジャヴェル警視は、ヴァルジャンとそっくりと言うか、分身的存在なのだな。ヤボな所がカッコイいい。「新文芸坐」にでも(岡本喜八特集)。('05.6/8)

漫画屋無駄話 其の1715
▼先週からやっと『レ・ミゼラブル』(岩波文庫)を。他の本との併読でなかなか進まないが、コゼットのお母さんが前歯2本抜いて売る下りに。「ヒーッ!!」その他見せ場の連続でたまらん。『中国魅録「鬼が来た!」撮影日記』(香川照之・キネマ旬報社)も同時に。役者としては大根だが、本当に名文家だ(平成の殿山泰司?)。どうせ映画は下らねんだろな。『にっぽん話題スクープ』の本文投げの間を縫い、「版元様の御殿拝見」を。今回は能楽書林。('05.6/7)

漫画屋無駄話 其の1714
▼大日本印刷のブラシ絵の製版技術、ここ2〜3カ月で急速に劣化(『にっぽん話題スクープ』と『漫画ピンクタイム』の初稿を見て)。『漫画バンプ』やってた頃の三晃印刷は抜群だった。その後、東京三世社は凸版印刷がほぼ仕事を独占したが、そのブラシ製版技術たるや、昨今の大日本以下レベルでよくケンカを。やっと1人前になりゃ廃刊。で、また同じ事の繰り返し(技術が向上するまで、雑誌があるかが問題)。要は髪のスミベタ、肌の陰部分のスミ版が忠実に出せない。('05.6/6)


漫画屋無駄話 其の1713
▼睡眠薬代わりに、ミステリチャンネル放映番組の録画をよく観るが、『フロスト警部』が圧倒的(ホームズもポアロも目じゃない)。ただ同シリーズ、奇妙な点が。登場する人妻が必ず浮気中。脚本家にトラウマのある奴が?(人妻熟女系エロ漫画誌を3誌もやってると、やはり気に)。いトう、ミヅチフウカ、ふじたじゅん、武流、矢島Index、鋤焼食之介、やまだのら、阿宮美亜に電話。パート(アルバイト)感覚の極右都知事、石原慎太郎の月給はいくらなんだ?報じろよ、NHK&大新聞。('05.6/3)

漫画屋無駄話 其の1712
▼昼前。雨で神保町各古本屋の特価コーナーはペケ。で、久々に「アベノスタンプ」へ。ポスターを2枚買う。『みな殺しの拳銃』(3000円)。『高校生無頼控』(2500円)。いい値段だが、これでも安い方。かつては3000円前後だった小林旭物は、ほぼ5000円均一。放火で「古書センター」ごと燃えちまえ。夕方。『Hot wax』VOL・2、絶対あると思った「文鳥堂」にはなく、退屈書店の筆頭、「文教堂」になぜか2冊平積み。帯に傷のない方を。こんなもんか。検察庁帰りの九紋竜より電話。('05.6/2)

漫画屋無駄話 其の1711
▼印刷、製版業者と編集は身近な関係だが、前者はいわば“かたぎ”。俺達は“水商売”。転職関係にはまずなかったが、光雅製版には元漫画関係の編集が2人いると。時代である(万一のバヤイ、俺もヨロピク!!)。DTP屋じゃない、池袋は松文館近くの大口製版も、今は閑散。かつては出張校正に行くとオールドくれたが、先日久々に顔出すとカンコーヒー1本。仕方ない。以前は漫画屋だけで、4誌近くしてた(今は1誌。社長、読んでる?)。「凡人回想録」を更新。('05.6/1)

漫画屋無駄話 其の1710
▼この人は両親を、ラッキョか福神漬けに殺されたのか?そんな客を時々カレー屋で。いくらタダとはいえ、お代わりせんばかりの勢いでしょっぱいもん食べちゃ、体壊すヨ(今日も「小諸そば」九段店で、小梅を6〜7個食べてる70近い爺さんを)。で、好調の『東京新聞』、低能フェミニスト、国保良江以外にもムカつく記者が。「即興政治論」なる対談コーナーで、文化人呼んじゃ毒にも薬にもならん駄話を並べていた、小栗康之。被写体センスが沢木耕太郎そっくり。ミエミエなんだヨ。('05.5/31)

漫画屋無駄話 其の1709
▼朝から原稿のエロシーン修正。鬼姫、あとりK、好善信士、江戸川プレコ…。男女性器、それぞれに個性的(キャシャで大人しそうな漫画家ほど、ゴツイ“道具”を描くような)。「エリカ」で、25年前に買ったまま積んであった、『いなかのうまいもの』(国分一太郎・晶文社'80)を。新日本文学会のゴリゴリで、教条主義的オッサンと思ってたが、案外面白い喰い物昔話。エンテツ爺ちゃんより一昔前の、ビニール袋入り食品が地方に出回る以前の事。さて次は誰の原稿だ?('05.5/30)

漫画屋無駄話 其の1708
▼さすがは宝島社。『実録!平成日本タブー大全』(別冊宝島Real・定価1260円)のこってす。社長(蓮見清一)の心の故郷、革マル派から、天皇、創価学会、部落解放同盟、山口組とメッタ切り。関係者がテロられると、捜査陣は対象が多すぎて苦労するな(その警察自身もマナ板に)。けど同社をはじめ、新潮社、文藝春秋と、根性ある版元はまともな労組もない、前近代的体質揃いなのはなぜ?市民革命を経てない国の、土人体質なのか。同誌、せめて季刊にしてくれ。('05.5/27)

漫画屋無駄話 其の1707
▼各社の看板作家を金に飽かせてかき集めた感の『快楽天』(ワニマガジン社)、いま一つ雑誌としての面白さは感じないが、15〜16万部刷ってると(俺担当の5誌合わせてもかなわない)。版元の力と編集の割り切りのたまもの。かつて20万部刷ってた『漫画ローレンス』も、今は半分以下と(一時は“エロ劇画界の『少年ジャンプ』”と言われた)。コアマガジンのドル箱レンガ型漫画誌に、警視庁の警告との噂。極右知事慎太郎、歌舞伎町の次はこっちか?下版が怖い。('05.5/26)

漫画屋無駄話 其の1706
▼新幹線内の物売り、普通はカートを押したスタイルいいお嬢さんが来るが(脚は仕事柄か全員太目)、2階建てのMaXだと、ズングリして体格のいい、ドスコイ姉ちゃん風が(何せ弁当もコーヒーポットも肩に吊してる)。制服も違うし、容姿、年齢もバラ付きが多い所を見ると、雇用関係や社内的地位もかなり異なりそう。まともだった頃の鎌田慧が、国労の崩壊後、或る職場では弁当を喰う際、国労組合員は畳の上で、下請けはゴザだったとの事実を暴露してたが、お嬢さんと姉ちゃんの間にも?('05.5/25)

漫画屋無駄話 其の1705
▼映画関係で有名な神保町の「矢口書店」が、臨時休業中。車に突っ込まれたためと。チョモランマのような値付けで知られる店だし、激怒した客がととっさに思ったが、単なる事故らしい(アソコで買った後、同じ本を他店で手にすると、値段の落差に唇が震え血まみれに)。『漫画ピンクタイム』、今日搬入のはずなのに見本誌が届かない。届かないと言えば馬鹿星のドタマ。今日まで長体も平体も知らなかったと。やくる〜とが教えないはずのだが(もう楽に半年以上勤務)。('05.5/24)

漫画屋無駄話 其の1704
▼フロイトから香山リカまで、精神分析云々ほざく連中はペテン師と決まってるが、昨今はそれが公共事業化されつつある。事件が起きる度に、“心のケア”云々で税金ドカドカ。箱物と違って目に見えないから、遣いたい放題。身近で人が死んだり殺されりゃ、誰だって傷付く。だからと言って、頼まれもせぬのに役人がシャシャリ出んな(千代田区長、石川雅己の禁煙条例も、役人の天下りが第一目的。大義の裏には必ず泥棒役人の利権が)。伊集院808が最後の原稿持参。('05.5/23)

漫画屋無駄話 其の1703
▼5/14付け『東京新聞』の「こちら特報部」が、“北海道「メロディロード」”を紹介。“走れば道が歌い出す!?路面に仕掛け、眠気も防止も”と無批判に持ち上げてるが、アホか!!(無著名)眠気云々は個人的問題。ラジオでも付けろ。この恥知らずな騒音公害道路を考え出したのは、篠田興業(篠田順一社長)。地元の中標津署まで交通安全に役立つとの寝言を。こういうアホ企業と無責任ボケ役人が、日本を騒音列島に。ワイロでももらったのか、地元関係者?('05.5/20)

漫画屋無駄話 其の1702
▼昨夜、岩尾事務所の加藤、竹書房の高橋女史との3人で、焼き鳥屋「一番や」で馬刺しをつつきながら、漫画界の印刷、製版(DTP)業者の品評会を。大日本印刷の逃げ足の速さはピカイチだが、営業マンは割とシッカリ者が多いとか、凸版は逆で集配のオッサンが一番信頼出来るとか、公栄社と光雅製版はなぜ仲が悪いかとか、俺による長崎製版社長の形態模写とか(入室後、お菓子を食べてしゃべり出す下り)。ちなみに俺は遠山企画時代、岩尾事務所の社長を面接で落としてると。('05.5/19)

漫画屋無駄話 其の1701
▼例の尼崎の事故直後、NHKは夕方7時のニュースで、JR西日本も警察も本当に良くやってくれると、泣いて感動してる爺さんを大々的に報じてたが、以降は急に他局と同じスタンスに。強者には絶対おもねる、NHKらしさが顕著でナイスと感心してたが(まさか仕込みって事はねえよな)。物見遊山で行ったアホ連中が、アリバイ作りに献花。それ数えて感動話に仕立ててる白痴マスコミ、どうにかして。結局、日本に真の右翼は存在しない。井手も垣内もピピンのピン。「新・嫌われ者の記」をまた更新。('05.5/18)

漫画屋無駄話 其の1700
▼3年振り位でほげらが原稿を。2枚目だけど締め切りがだらしがない(でも使ってやる)。そういや昨日来たいトう、まだマスクを。「花粉か?」「いえ。伸びたヒゲが恥ずかしくて…」「………」『キキ裸の回想』、訳の北代美和子は問題あり。藤田嗣治は最近出た講談社文芸文庫の随筆集で、キキがコートの下は素っ裸なのに、胸元にハンカチをピンで止め、ゴマかすり下りをユーモラスに書いてるが、本書では抽象的訳で意味不明。他にも時々。『新・嫌われ者の記』を更新。('05.5/17)

漫画屋無駄話 其の1699
▼一昨日プール帰りに、「ブックマーケット」富岡店で525円で買った、『キキ裸の回想』(白水社'00)が読ませる。マン・レイ撮影の腋毛&陰毛付き写真も多数収録(『熟女H告白』の表紙担当、小海隆夫にパクらせよう)。日本でのフランス文化の地位没落(鹿島茂)と共に、同社の本も「山田書店」を中心にゾッキ化が進行中だが、こんなのが出てるの知らなかった。ローテ・レーニャ同様に体当たりですがすがしく、アナイス・ニンの文章のような下品さがない。('05.5/16)

漫画屋無駄話 其の1698
▼今朝、上信線高崎駅でいつもの0番線ホームではなく、操車場に降ろされる。見れば一輛の上信電車が、一昨日の愚妻の車状態。付近にゃ上信やJRの職員がワンサカ。勿論、誰も文句など言わない。そういや『東京新聞』朝刊最終面で、没後15周年位になるのか、ボードビリアン、トニ−谷の特集を。絶頂期の当人と、肥の効きすぎたつくしん坊みたいなファンの写真が…と思いきや、内澤旬子&南陀楼綾繁コンビで、「不忍ブックストリート」の特集だった。あんだけ悪意溢れる写真も珍しい。('05.5/13)

漫画屋無駄話 其の1697
▼昨夜は愚妻が車を脱輪させたため、最寄り駅から30分近く歩く。事務所の洗濯物と本が詰まったバックが、肩にキリキリ喰い込んだ。今日買った本。『松本清張研究』第6号(北九州市立松本清張記念館・本体2095円)。『神戸ハレルヤ!グルめし屋』(オヤジ芝田・幻堂出版・本体1200円)。奥さんは男まさりだが、旦那は神経質らしく、『漫画ピンクタイム』の原稿はまだかと何度も光雅製版から電話。そば屋じゃねえぞ。昔から、やたら請求する印刷屋や製版屋の分は、わざと遅らせる主義。('05.5/12)

漫画屋無駄話 其の1696
▼「俺が漫画描く訳じゃねえし、ンなこたわかんね。けど30年間、搬入日遅らせた事ぁねえよ」製版屋や印刷屋に下版日程を尋ねられた際の、昔からの俺の台詞だ。コレしかねえはずだが、他の編集はデタラメ並べんの?(業者に嫌われるはず。漫画家にゃ、案外憎まれない理由の一端)。「遂に税務署の差し押さえ?」昨今、「書肆アクセス」のウインドウに、シールがペッタンコなんだもん。よく見たら、『古本屋の女房』(田中栞・平凡社)の宣材。一昔前の角川映画を連想。('05.5/11)

漫画屋無駄話 其の1695
▼「新宿書店」、新宿店はエロ劇画系単行本も結構あるのに、神保町店には皆無。仕方なく疲れるけど、「すずらん堂」の2階へ(「東西堂」にすりゃ良かった?)。『映画論叢』『ノンフィクス』も途中で。古本等が初老男には重いので、昨今は専大交差点の「ターリーズ」でコーヒーの小(270円)を頼み一休み。外資系たあいえ、英字新聞しかねえのがムカつく。なら従業員も英語で接客しろ。ポールデザインの書き文字が下手すぎて、おがともよしの原稿の製版投げが出来ない。('05.5/10)

漫画屋無駄話 其の1694
▼子供を亡くすなら、国立大系の付属小学校に限るな。何でもねえ校舎を建て替えさせたり、死んだ8人へは4億円。そして今度はPTSDとかで8児童へ1億と。例の大阪教育大付属池田小学校の件だ。要求する側の選民意識の悪臭と、「どうせ税金だ!!」とノーズロースで払う無責任役人にゲロ1トン(こいつらに殺意を抱く位の度胸が欲しい)。JR西日本効果か、近頃上越新幹線もよく遅れる(特急券を払い戻さぬ程度に)。『にっぽん話題スクープ』、今月売りで小桃のヌードが(読者欄ね)。('05.5/9)

漫画屋無駄話 其の1693
▼話題の『ワンモアタイム』、昨日の「シネマテークたかさき」での夕方5時からの上映、全観客数5名(全員男。初老3、ガキ2)。入場料1700円。フィルム代や人件費どころか、光熱費も出るのか?(70点。『永遠のモータウン』より数段上。ライブシーンを20分カットすりゃ75点)。『レモンクラブ』『Mate』『にっぽん話題スクープ』『漫画ピンクタイム』『熟女H告白』の色や活版が重なり、グッチャグチャ。1年後、果たして何誌残ってるのやら。('05.5/6)

漫画屋無駄話 其の1692
▼本業は例によって絶不調なのに、なぜか連休も無関係に出社、間を縫って観たり読んだりした映画や本は好調。『Shall we Dance?』は憎めない1本だが、それ以上に歌舞伎町は「新宿プラザ」の、客のマナーの良さにビックリ。帰りに読んだ青山光二の、『砂時計が語る』(双葉社)も抜群の面白さ(倉橋三郎の装丁も渋く、半分エロ本屋の刊行物とは思えない)。『漫画ピンクタイム』の本文原稿、光雅製版投げスタート。同社との仕事は『漫画エキサイト号』以来。('05.5/2)

漫画屋無駄話 其の1691
▼昨日1日では上がらず、早朝仕事でズンジョやっとアップ。当然出勤、DTP屋、悠社の姉ちゃんに渡す。そこへ公栄社からヤケジョの再校。南陀楼綾繁が命がけでブチ上げた、「不忍ブックストリ−ト」へも勿論行けず。けど仕事のみの土曜じゃ寂し過ぎるし、駆け足で神保町一巡。スレッカラシ共が千駄木方面に行ってるので、ひょっとするとめっけ物がと期待したが、普通。いトう、ふじたじゅん、中山まさひこ、さとうしんまるに電話。馬鹿星がセールス電話をやくる〜とに取り次ぎ、怒られてる。('05.4/30)

漫画屋無駄話 其の1690
▼当人はサービスのつもりだろうが、無意味な元気と愛想の良さを朝っぱらから押し売りされると、腹立たしくなる(今朝、潮出版社と道を隔てた、「セブンイレブン」での体験)。清掃しながら相手かまわず「おはようございます!!」と声かける馬鹿も近所にいて、蹴りを入れたいのを抑えるのが大変。オウム、あるいは創価学会の類いだろうが、馬鹿面に死ぬまでに1度、工業用カッターで×印を刻みたい。今日の「まさみ」の定食は、きすのフライ(600円)。納豆も付けた(120円)。('05.4/28)

漫画屋無駄話 其の1689
▼来月売りの『Mate』、「エロ漫画家の読者時代」はペイントロボの巻。俺も全く知らなかった、某ソフトハウス時代の挫折談を初公開、泣かせる(漫画も掲載)。30日は出社しないと駄目。南陀楼綾繁が音頭取る、「不忍ブックストリート」にはとても行けそうにない(夜、都内場末の「ブックオフ」にでも?)。今夜は泊りだが、映画にも居酒屋にも行かず、エロシーンの修正一筋。こればかりはやくる〜とにも任せられない。つまらん老い方だが、これまた人生。('05.4/27)

漫画屋無駄話 其の1688
▼記録的低視聴率に喘ぐNHKの朝ドラ『ファイト』。地元だけに高崎駅にはポスターがベタベタ。その下に横組みで、“NHKへのご理解・ご協力ありがとうございます”。大した神経。これ見て立腹、不払いに転じた人も多いだろう。兵庫方面、2名の関係者が。昨日はあわてて電話(夕方まで事件を知らず)。無事でホッ。今日は3時前に空が真っ黒になり雷雨に。雷や稲光りは群馬のソレに比べればオカマ並だが、あんなに空が暗くなる事はマレ。東京は多い。関東平野なのだ。('05.4/26)

漫画屋無駄話 其の1687
▼昨日、一カ月前に開店した、「ブックオフ」高崎中居店へ再び(買い漏れがあった)。驚いたのは半額コーナーに、『皆殺しブック・レヴュ−』(佐藤亜紀・福田和也・松原隆一郎・四谷ラウンド)が10数冊並んでた事(全て2刷り分)。倒産後同社はゾッキに流さず、全て断裁したと聞いてたが…。佐藤亜紀の分まで流れると、かなり値崩れするだろう。『皆殺し〜』では拙著『嫌われ〜』をベタボメされた経緯もあり、3秒前後センチに。矢島Indexのオメコシーン修正中。('05.4/25)

漫画屋無駄話 其の1686
▼リベラルながら中国のならず者部分や、日本総泥棒公務員の図々しさを毅然かつ具体的に批判する(しかも安い)、『東京新聞』の「わが街わが友」に矢作俊彦登場。勿論面白いが、荒淫生活のためか、昔からのAV男優顔に磨きがかかり、もう1歩で新東宝時代の江見俊太郎の肥満版。プチ松本清張化した荒川洋治といい(特に口元)、歳月の流れは元美少年達にも残酷。昼飯に東京駅で買ったMマコトの、焼鮭肉じゃが弁当(850円)。鮭、いくら何でもデカすぎ。水道橋駅「平禄寿司」の、カニ棒も真っ青。('05.4/22)

漫画屋無駄話 其の1685
▼やまだのらや中山まさひこが口を揃え、「熟女物ブームで手元に旧作が1本もなくなった」。全部漫画は再録の“三十路物”さえゴロゴロ(漫画屋はそういうズルは基本的にしない)。テメーでブームの芽を摘んでりゃ世話ねえ。各社を漂流した生原稿が、ヤフオクや「まんだらけ」に叩き売られる日も近い?エロ漫画家よ、原稿管理しっかりせんと痛い目を見るのは自分。「波多野書店」に、『プチ・パンドラ』が1冊150円で8冊。全部買う。生きてるのか蛭児神建?('05.4/21)

漫画屋無駄話 其の1684
▼小学館系の昭和ビル裏手、「キッチンマミ−」に7〜8年振りで。値段、量、味ともに満足出来る店だが、フライの盛り合わせはこの年になると…。昔は無愛想な、創価学会婦人部の活動家風のおばさんコンビだったが、明るい店になっててビックリ。えびフライとコロッケの盛り合わせ800円。やっぱ初老男は途中で、壺漬けかこぶのつくだにが欲しくなった(「伊香里」が懐かしい)。エンテツ爺ちゃん、水呑み百姓、インポの前に、“アバタヅラ”を加えてくんないと、語呂が悪いっス。“切れ痔”でもいいか。「凡人回想録」を更新。('05.4/20)

漫画屋無駄話 其の1683
▼立川談四楼、立川志らく、松崎菊也。昨今の“カンチガイ文化人”ベスト3。談四楼の高みからのエッラソーな妄言にゃ、昔からゲロ。エンテツ(遠藤哲夫)さん、本当に落語は面白いの?志らくの頭脳程度は、被写体センスに全て露呈(オメ−は落語界の林海象か?)。松崎菊也の発想、文章のハンコ(シャチハタ)振りは、「古書現世」の向井透史が書いてた通り。説教好きの無能無芸。ファンはともかく、起用する人間の馬鹿さに呆れる。雑誌、売れないのに忙しい。長くは続かない状態。('05.4/19)

漫画屋無駄話 其の1682
▼「トントン」「どうぞ!!」場違いな色っぽいお姉さん。どっかのセールス嬢と思いきや、熟女モノDVDで知られる、グローバルメディアエンタテインメントの広報の方で、近所だからとプレゼント商品を持参してくれた。いいな。想像だけのエロ漫画業界と異なり、生物を扱う世界は(シミジミ)。司書房の山田、三世社の鈴木に電話、絶望的なロリ漫画業界の未来話。は〜…。『熟女H告白』の本文5台下版。泊り覚悟だったが、ギリチョンで帰れそう。('05.4/18)

漫画屋無駄話 其の1681
▼ロクな喫煙所もないらしい昨日のビルの正式名は、千代田ファーストビル。入口に、“駐停車・駐輪、スケートボード禁止”の看板。人様に説教出来る立場かっての。面白いね、押井守の対談集、『すべての映画はアニメになる』(徳間書店)。ファンの実写系監督、池田敏春の不器用さと、金子修介の突っ込みがいい。ロリコンでパクられた今関あきよしも、種々意味深な発言を。今は何を?そうだ豚乳、いや生乳。「凡人回想録」の新データはまだか?('05.4/15)

漫画屋無駄話 其の1680
▼専大通り、首都高手前の堀留北児童公園は、大洋図書ビル相向かいの「ラ・トゥール千代田」があるビルがオープンして以来、そこに入居する連中の喫煙所化。ビル内にないのか?だとしたら呆れた話。禁煙運動を新型公共事業と化した腹黒区長、石川雅己よ、連中に特別税を課せ。『熟女H告白』の原稿がドカドカ入稿。扇蘭丸、香坂ツトム、北野健一、瀬木勝…。同誌、今月から永山薫のコラムがスタート。社会福祉事業する余裕はねえはずだが…。('05.4/14)

漫画屋無駄話 其の1679
▼多忙の際に夕食は、東京駅の「膳まい」で時々駅弁を。色んな会社が入ってるが、Mマコト(大田区東六郷)の品が、値段、量、味共に一番安定。ハンバーグ弁当(850円)は筆頭(ボリュームたっぷり!!)。鹿児島地鶏弁当(900円)、お花見弁当(880円)を加え、同社のベスト3。で、中国って独裁国家としてやっぱ2流。日本大使館の被害はすぐ弁償、犯人検挙に務めるが、靖国参拝、復古調教科書は絶対に許さないと宣言すれば、日本の常任理事国入りは100%消えた。('05.4/13)

漫画屋無駄話 其の1678
▼昨日『にっぽん話題スクープ』の、下版とは言えない“下版もどき”をしたばかりなのに、既に『熟女H告白』へ(公栄社、赤字入れてもシカトするような青焼、わざわざ出稿すんな。ケツだけは編集に持たせる気か?)。そろそろLC&CMのカラーに着手せねばならんのに、来月売りからの新雑誌も。いくら冥土への駄賃代わりの仕事とはいえ、本当に出来るの?(隣の爺さんとの闘いもあるし)。いいね。『ヨーコに好きだと言ってくれ』(矢作俊彦・光文社'87)。池袋に急用。('05.4/12)

漫画屋無駄話 其の1677
▼バルザックの『農民』に比べると余りにセコいが、自宅隣の80近い爺さんが、境界部分に妙な囲いを勝手に作って困ってる。最初は放っといたが、図に乗られても困るので撤去すると、すぐまた築く。境界は一部セメントで、昔から明確。ああすれば地所が増えると思い込んでるのだろう(村中で類した問題を起こし、鼻つまみ者と)。数年前に長男を病気で亡くしたりと、同情する面がなくもないが、腹立たしい。運動代わりの撤去作業が続くのだ。('05.4/11)

漫画屋無駄話 其の1676
▼従来、成年マーク雑誌とコンビニ雑誌の間には、扱う素材、修正度において明らかに垣根が(コンビニ本にはSM&セーラー服は絶対不可等)。が、シール綴じになって以来、メチャクチャに。従来通りの路線を保つ物もあれば(セブン系は特に)、「もう子供は立ち読み出来ねんだし」と、成年雑誌顔負けの内容の本もかなり目立つ。笑ってしまうのが都庁。未だにシール綴じ雑誌を、都民の皆様の血税でせっせと買い続けてると。1度手にした予算と権限は、死んでも離さない小役人根性。('05.4/8)

漫画屋無駄話 其の1675
▼法政前の土手は花見の真っ盛り。午後4時頃は、女の子だけのグループがやたら目立った。続『CABIN』。高木護の「辻潤のたたり」も読ませた(オリオン出版社版『辻潤著作集』、まだ売らずに所有)。松尾邦之助が、尾崎翠での稲垣真美そっくりで苦笑。ただ最後のつけ足しは余計。増刷にもかかわらず、「一言の挨拶もなかった」とあるが、そういう契約なら当然(10数社に断わられた後の、同社の決断なのだし)。“勿論”の一言を加えれば、物欲しそうにならなかった。('05.4/7)

漫画屋無駄話 其の1674
▼今月発売の『Mate』の「嫌われ者の記」でも触れたが、「啓祐堂ギャラリー」での林哲夫素描展はイマイチだったが(薄口すぎ)、装丁&本文共にチャチさが爆発してる同人誌、『CABIN』での林の一文、「スムースの作り方」が異常に面白い。『ARE』時代から「アクセス」で買ってた者にはたまらない。自分の日記の用い方も公平で、自らの先行性の道具に絶対する、小林信彦と違い読んでて気持ちいい。一番イヤな仕事、『にっぽん話題スクープ』の本文公栄社投げ開始。('05.4/6)

漫画屋無駄話 其の1673
▼先週の『朝日新聞』で、自治労書記長の植本真砂子が、ベラボーな裏金支給自治体は、組合との民主的交渉の結果ゆえ、批判は当たらないと居直り。裏金検察&警察あって、この厚顔ブルジョワ役人あり。民主党は自治労を切り捨てない限り政権を取れない(プラス部落解放同盟)。風邪を引き、右の鼻の穴から鼻水タラタラ。左側はサハラ砂漠並に乾いてるのに。そういや、いトうセンセがアシ募集中と。希望者は編集部まで(人柄はエロ漫画家とは思えぬ良さと、俺が保証)。('05.4/5)

漫画屋無駄話 其の1672
▼『書評のメルマガ』連載、今回の「版元様の御殿拝見」は『週刊読書人』を。昼飯ついでに東西線で神楽坂へ(取材費使ったのは同じ沿線の、白夜書房以来。と言っても往復の交通費、320円のみだが)。地下鉄2番出口すぐ左の、「ブックスミヤ」が閉店してたのにビックリ。頑張ってたけどね。更に驚いたのは、後釜に「文鳥堂書店」がオープンとの告示。映画、『見ざる聞かざる目撃者』をふと。LC&CMの他に、熟女系2誌と単行本まで加わって…。('05.4/4)

漫画屋無駄話 其の1671
▼ポカポカ陽気に、上信線もいつもの倍の客が。開いてた『室生犀星』(富岡多恵子・筑摩書房'82)も当然面白く、各誌の返品の山もしばし忘れる。文中に萩原朔太郎の有名な詩、「帰郷」の引用。なぜか行間からベンチャーズのメロディ。すると続いて多恵様も、“大衆演劇の役者が見栄を切る景色を思わせ”と。類した感慨を抱けてうれしい。が、この人に伝記は書かれたくないと、遺族は思うだろう(『週刊新潮』風の筆致だし)。右腕がだるい。3時頃、馬鹿星のドタマを殴ったせい。暴力はいけない。('05.4/1)

漫画屋無駄話 其の1670
▼三百代言の弁護士もたまにゃいい事をと思ったのが、愛知万博弁当持ち込み禁止を訴えた連中がいるとのニュース。私企業、ディズニーランドとは全く意味が違う(それを理由に子供とも1度も行かなかった。今後もな)。テロ防止と言や何でも通ると思ってやがる。サリン事件に便乗、ゴミ箱を撤去したまま銭浮かせてる(物は売ってるくせに!!)、東京メトロの腐れ幹部同様、サリンまんじゅうを喰らわせたい(社会道徳退廃の元凶)。半年ぶりにペイントロボの原稿が入る。('05.3/31)

漫画屋無駄話 其の1669
▼HP扉のカウンターが壊れて半月。リンククラブに何回もメール出したのにナシのツブテ。こういう時のため高ぇ年会費取ってんだろ?糞の役にも立たん会報やバイト募集のメール寄こす暇あんなら、本業キチンとしろ。DTP屋で言えば、公栄社の水準か?(編集が入れた赤字、何の相談もなくシカト、何万部もの不良品の『にっぽん話題スクープ』を作って平然。下請け如きはともかく、版元も舐められたもの。使う方が悪い)。つい天気いいのでフラフラ神保町。昨日の今日だし収穫ゼロ。('05.3/30)

漫画屋無駄話 其の1668
▼専大交差点そば、山本書店ビル隣の建物が取り壊し中。確か、「百万両」なるゆでたてじゃない、70年代風の立ち喰いそば屋が。俺と同世代の、麺同様にくたびれたおじさんとおばさんがよく店番を。脂っこい下品な味が捨てがたかった(半年に1回以上行く気はしなかった)。角の「てんや」も、昔は立ち喰いそば屋だった。「田村書店」はビニールハウス化。雨に強い「八木書店」ガレージセール。「アクセス」は棚卸しで休み。『熟女H告白』の表紙をやらないと。('05.3/29)

漫画屋無駄話 其の1667
▼小泉の靖国参拝、予想以上に高くついてるね。勿論俺は、参拝は法律的にも道徳的にも大義を欠く愚行と思ってるが、“左翼李承晩”ノムヒョンにまで、竹島不法占領の口実にされちまってさ(歴史認識と教科書問題で、竹島をサンドイッチしてるのがミソ)。向こうは中国&北朝鮮という2大独裁国家カード持ってるし、ボンクラ2世の小泉にゃ歯は立たん。「後は知らん!!」と政権を放り出すか?で、愛国心に頼る権力者は、左右を問わず似た顔付きに。売国奴の最後の拠り所らしいが。('05.3/28)

漫画屋無駄話 其の1666
▼『レモンクラブ』の本文を大日本へ投げる合間に、「嫌われ者の記」をカリカリ。素早く神保町で古本も買い込み、「まさみ」で定食の予定が売り切れ。で、納豆、わさび漬け、ひややっこ、飯にみそ汁で670円(定食より70円高いだけなのに、凄く気の毒がるお姉さん。大丈夫、70円くらい!)。先週は近くの少年写真新聞社前で、出版労連の抗議活動が。今日も「岩波ホール」付近で、三一書房の労組が情宣活動。ビラを見ると推理小説みたいで面白い。('05.3/25)

漫画屋無駄話 其の1665
▼夏公開の『ヴェラ・ドレイク』試写前に(京橋の「メディアボックス」)、近所の「ニコスコーヒーショップ」でピザトースト&コーヒーセット(600円)を。ちょっと時間がかかりイラついたが、出て来たトーストの巨大さにビックリ。コーヒー共々味も合格。従業員も感じいいが、レジ後方の“宮内庁御用達”のスミベタ文字には苦笑。不要なBGM流したりピンが甘かったりと、最悪な環境の試写場だが、遂に今日は上映まで数分中断。昭和40年代の富岡の映画館、「宝映」を思い出す。('05.3/24)

漫画屋無駄話 其の1664
▼いちいちムカつくNHKだが(受信料を払ってなくも)、中国の全人代の事を「日本の国会に当たる…」との形容するのは、サギペテンの極致。選挙で選ばれた議員が本当に1人でもいたら、連れて来てみやがれ。「凡人回想録」を更新(生豚、いや生乳、新データ送れ)。本、相変わらずちっとも売れない。一方で都条例、そして再び警視庁の呼び出しも。家にゃ出来の悪い大飯ぐらいのガキ共…。元三世社のイイダさん、ホントにいい時に辞めたヨ!!(一時就職、また失業中との噂)('05.3/23)

漫画屋無駄話 其の1663
▼前宣伝が早すぎたか?いトうセンセの『トイレの玩具』(日本出版社・定価900円)、明日正式発売と。ヨロピク・で、壊滅的につまらないね、『カンフーハッスル』。『少林サッカー』大ヒットの要因、完璧に勘違い。大マヌケな“CGで強いカンフー”に加え(ならアニメに)、中国風アジア趣味の押し付けにもゲロ(某和風アニメのパクリが多いらしいが、併映の『Mr,インクレディブル』が面白かったからいいが。「新文芸坐」)。朝8時から仕事して疲れた。('05.3/22)

漫画屋無駄話 其の1662
▼政治意識面じゃ日本人より上かと考えてたが、馬鹿も多いね韓国人。国際司法裁判所を忌避、一方的に占領しといて「出てけ!!」はねえだろ。歴史認識と竹島問題は関係ない。自分達の分が悪いと、すぐ差別云々を持ち出す、どこぞかの被差別カルト団体を連想。KBSなど、北朝鮮も日本をとヒステリー。自衛隊、2〜3発ミサイル撃ち込んだれよ(一応冗談ですが…)。両手に古本を下げてたせいか、雨にすべり「信山社」脇で横転。初老男は用心しながら街を歩まねば(イテテテテ…)。('05.3/18)

漫画屋無駄話 其の1661
▼中華料理屋で、飯と麺類が両方うまい店がまずないのと関連あるのかは不明だが、午前中読んだ『夜を夢想する小太陽の独言』(思潮社)の著者、飯島耕一を筆頭に、白石かずこ、鈴木志郎康と、詩はいいが散文は本当に退屈(例外は荒川洋治くらい)。ふらり、名店「ブックオフ」早稲田店へ。すると今日が何と新館開店日。つい30冊も。目録送ってもらうだけで買った事のない、「古書現世」へも回り何かみつくろうつもりが、瞬時に放棄。雨に濡らさないよう帰るのが大変だった。('05.3/17)

漫画屋無駄話 其の1660
▼呉智英の愛知県西枇杷島町の防災無線放送差し止め請求訴訟が、高裁で却下された件で超ムカついてたら、昨日の『東京新聞』夕刊に信じられんヨタ記事。“防災無線ひったくり包囲網”とのリードで、暴音で警戒を呼びかけたら犯罪が減ったと、荒川署の一方的なデータをトクトク。騒音への抗議件数もちゃんと調べろ、ボケ記者(裏金警察の飼い犬記者よ、名前も記せ)。区の斉藤秀喜危機管理対策課長の自画自賛の陰で泣く、住民の声をなぜ拾わぬ?荒川区民は、ガイキチ斉藤秀喜に強硬に抗議すべし。('05.3/16)

漫画屋無駄話 其の1659
▼「信山社」前で、凸版印刷少数派労働組合が街宣活動。総売上で初めて大日本を抜いたが、純益でもそれを実現したい経営陣は、更なる現場への締め付けを開始と。汚れだらけの『熟女H告白』の製版も、そのため?(同情はせんが)同誌執筆陣の1人、九紋竜が原稿を。『Hot wax』の無頼シリーズネタで盛り上がる。「DVDのBOXセット出すなら、黒のダボシャツとセッタを特典で付けて欲しい」と俺。「それ着て鏡の前でドス振り回すんか?いい初老男共が。ガハハハ…」「ウケケケ…」('05.3/15)

漫画屋無駄話 其の1658
▼新げっそり…のはずが少し気が晴れる。『中央公論』60年12月号(「風流夢譚」掲載号)、『別冊新評・深沢七郎の世界』、『ユリイカ』(深沢七郎の衝撃)、『話の特集の特集』の計4冊のラブミ−、いや深沢七郎関連本が、匿名さんから送られて来た。ファンを自認する割に、1冊も持ってなかったので大助かり。どこのどなたか知りませんが、ありがたく拝読させてもらいます(後で請求書なんか送るなよ)。『熟女H告白』、おがともよしのおばさんの浣腸シーンを修正中。('05.3/14)

漫画屋無駄話 其の1657
▼続々げっそり。『にっぽん話題スクープ』の下版。安いらしいが、公栄社の青焼き下版にゃめげる。青焼きの前にコピーを。それに赤字を入れ、本番の青焼きではよっぽどの事がない限り変更しないでくれと。つまり、DTP現場で責任持つべき作業工程を、編集に押し付けてる。安いな当然。暇な版元の社員編集はともかく、忙殺される下請けにゃえれえ迷惑。「新・嫌われ者の記」を更新。「田村書店」店頭はともかく(雨だし)、「小宮山書店」のガレージセールに行けない金曜は悲しい。('05.3/11)

漫画屋無駄話 其の1656
▼続げっそり。昼飯ついでに高輪台の展覧会へ。わかりづらい、東西線→都営浅草線→京浜急行の乗り換えも何とかクリア…と油断したら、帰りに泉岳寺から再び高輪方面に戻る始末(3駅目くらいで気づく)。泉岳寺で再び振り出しに戻れば、今度は車輌ストップ。反対側ホームで人が落下したのだ。近くにそれ見て、微笑んでうなずいてる身なりのいい中年男。無意味に笑う日本人の一番救えない一面(笑いたきゃ心で)。やまだのらと教育談義。デビュー30周年とか。甘い世界。('05.3/10)

漫画屋無駄話 其の1655
▼げっそり。『書評のメルマガ』連載の「版元様の御殿拝見」、今回は30回記念で洋泉社を。立ちション外見取材のはずが、小川町3ー8の同社がちっとも見つからない。シンコーミュージック付近を30分もウロウロ。断念。帰りに「アクセス」で畠中店長に尋ねると、「アソコは八木書店のビルよ!」。最初から聞くんだった(戻って同ビル内に不法侵入、嗅ぎ回る)。シンコーと言えば同社が発売元の、『Hot wax』が日活ファンを号泣させてる(俺も)。『映画秘宝』系ライターを使ってないのが偉い。('05.3/9)

漫画屋無駄話 其の1654
▼しくじった。夕食は東京駅で時々駅弁を。7〜800円の物が多いが、昨夜は奮発、1000円の「東京弁当」を。ところが老眼ゆえ値段を見間違えたらしく、何と1600円!!姉ちゃんの手前、みえを張り黙って購入(箱が朱塗りで絵ハガキまで付いてるが、実質はどう考えても900円程度)。謙虚、誠実、質素を座右の銘とする俺には、あるまじき夕食であった。今日の昼飯は「小諸そば」のミニカレー丼セット(480円)。少し均したつもり?(車谷長吉の『武蔵丸』読んでるもんで…)('05.3/8)

漫画屋無駄話 其の1653
▼ありがたい。潮出版社前の自販機のお茶は、10円安く140円(ヤクルトの「お茶」なる品)。“ガンジー、キング、イケダ、ショーコー”と念じながら飲むと、余計に美味。先週、定食屋「まさみ」を出る際、お姉さんに加え、一角で勉強してた女の子にも、「ありがとうございます!!」。親が商売で苦労する様を見守りながら成長する子供は、幸せ。俺も。陸穂、しいたけ、コンニャク…あんな働いてこんなに貧しいなんて、絶対に百姓にはなるまいと幼心に決意(逆効果?)。('05.3/7)

漫画屋無駄話 其の1652
▼つまらん。ハテナの日記が風邪で3日以上更新されてないので、「肺炎で死ぬ運命だったにしても、もう2冊位は本を出してやりたかった…」と、「嫌われ者の記」で追悼文を書く予定だった南陀楼綾繁が、息を吹き返したと。小太り中年男は結構コロリと逝くものだが…。昨夜、蟹空解太の監視役で事務所で寝るハメに。春の雪が舞う3月に、よりによって何であんな野郎と一夜を?人権擁護“マスコミ弾圧”法案、無修正のまま国会提出と。部落解放同盟の必死の努力のお陰だ。ペッ!!('05.3/4)

漫画屋無駄話 其の1651
▼足元が冷える。いつになったらパッチに別れが?部屋の上部に集中しがちな暖気、床付近に還流させる装置、探せばあるような。昔から「日本特価書籍」に絶対にない講談社文芸文庫の新刊(仕方なく「信山社」で)、『腕一本 巴里の横顔』(藤田嗣治)がいい。絵描きの文章は本当に味わい深い(逆がカメラマン。藤原新也、森山大道、荒木経惟のうぬぼれ文読むと、吐き気)。『にっぽん話題スクープ』の修正原稿が山。めまい。けどしないとお金もらえないし…。('05.3/3)

漫画屋無駄話 其の1650
▼いつもより2時間早く仕事を開始したせいか、肩が凝る(脳溢血も近い?)。昨夜、『記録』編集部の3人と宴会したせいも。大畑センセ、元職のO嬢、新人のM君。M君、ユン・ピョウそっくりのさわやか2枚目。無論女も吐いて捨てる程らしく、O嬢までメロメロ(よだれまで垂らしてやんの)。色魔振りが明らかになるにつれ、“レイピョウ”呼ばわりされてたのは少し可哀想。『Mate』の原稿のエロシーン、3本修正してグッタリ。今夜は帰らないと。('05.3/2)

漫画屋無駄話 其の1649
▼もう廃人かと思ってたら、ペイントロボから下描き。冥土の旅への駄賃稼ぎと言った所か。桜の散る頃には掲載されよう(誰だよ、「チ〜ン!」などと口ずさんで両手合わせてるのは)。昨日のM子、かつては残酷エロ漫画の巨匠H・J、同じくスプラッター系のT・H、ギャグ系のG・Jらとの交情を赤裸々につづり、全国のファンを唸らせたが、当人は体はともかく、決して美人じゃない。けど、アタックされると、男の9割は趣味も糞もないらしい。ま、タダほど高いもんはねえよ。「チ〜ン!」('05.3/1)

漫画屋無駄話 其の1648
▼木曜の夜1人で仕事してると、懐かしい人から電話が。かつて『Mate』で「Hした男は99人まで数えた。でも今は純愛に生きたい」なるSEX体験コラムを連載していた、M子嬢だ。ペニス中毒、アル中の果てに全身整形、吉原に沈んだまではフォローしてたが…。今は福祉関係で働いてると。菜摘ひかるの死を深く惜しんでおりました(同期の淫乱桜?)。近く飲む予定なので、また報告を(男用貞操帯を用意せねば)。LC、CMに『熟女H告白』まで加わり、シッチャカメッチャカ。('05.2/28)

漫画屋無駄話 其の1647
▼今月は既に2本の原稿を、「白すぎる!トーンもっと貼って背景も入れろ!!」と突き返した(1本は直に、1本は宅急便で)。その割に出来た雑誌は白い…(不可解)。「すずらん堂」で、『人妻熟女ざかり』『別冊人妻熟女ざかり』(以上桃園書房)『熟女ものがたり』(茜新社)の3誌を資料に買う。『熟女もの〜』は全然オモロないので問題外だが、『人妻熟女〜』のたつみひろしは凄い。ド下品なふくしま政美。これで抜く奴って…(おがともよしが健全に見える)。('05.2/25)

漫画屋無駄話 其の1646
▼『週刊新潮』で、平河出版社の巻末カラー広告を見る度に思う。阿含宗の桐山靖雄って、同誌に昔、ニセビール作りでパクられた過去バラされたのが、よっぽど懲りたんだと。“桐山本”の広告出稿量としつこさは、『毎日新聞』への聖教新聞社や第三文明社並。早朝仕事のお陰で時間が空いたので、松竹試写室で『PTU』を。何せ世紀の愚作、『砂と霧の家』を昨夜「ギンレイホール」で観たばかり。「どんな映画だって…」と考えてたが、甘かった。人生同様、映画の懐も奥が深い。('05.2/24)

漫画屋無駄話 其の1645
▼昨今のイメージ。石原慎太郎(ゴロツキ鳩ぽっぽ)都庁青少年健全育成課(社会保険庁)部落解放同盟(ゴロツキ十手持ち)革マル派(武装カルト興信所)創価学会(気違い土人)オウム真理教(公安調査庁外局)自治労(官営総会屋)雑誌『選択』(送り付け商法)はな(パンツシミだらけ)アグネス・チャン(腹ん中銭だらけ)日本共産党(赤い箱物)NHK(電波系幇間)岩波書店(蛇の皮)溝口敦(人斬り五郎)猪瀬直樹(威張り幇間)『東京新聞』(民間人)天皇一家(ホームドラマ)塩の字(余熱)。('05.2/23)

漫画屋無駄話 其の1644
▼超悪法、人権擁護法案が息を吹き返したキッカケは、古賀誠元自民党幹事長と解放同盟委員長、組坂繁之のボス交にあったと(『赤旗』20日付け)。一生税金で喰うためにゃ、テメーらの恥部を暴く非記者クラブ系マスコミ(講談社、新潮社、文藝春秋、宝島社)を黙らせたい。勿論、スネにキズのある自民党も創価学会も大々歓迎。ヘドが出る“気違いに刃物”的光景。テープ閉じになってから、全般にコンビニ雑誌もエロが強烈に。『にっぽん話題スクープ』も、時流に合わせなくてはなるまい。('05.2/22)

漫画屋無駄話 其の1643
▼月曜に多い自殺者、ほとんど民間人では?公務員は空領収書作り以外は普段仕事しないから、逆に週末に首くくるんじゃ?(“飲む打つ買う”関係の行き詰まりで)どっかアンケート取って。神保町どころか、飯も近場で済ませ、コツコツお仕事の週始め。近所の国宝級の個人経営喫茶店「エリカ」、結構近頃混雑。新築ビルラッシュのせい?(コーヒー400円)さすがに今日は、旧笠倉のカトケンはおらなかった。某漫画家が加わり、野郎4人の熱気で息苦しい事務所。('05.2/21)

漫画屋無駄話 其の1642
▼例の教師が殺された寝屋川の市立小学校に、大阪教育大付属小学校の教員やPTAはこう言う義務が。「悪夢を思い出さないため、私達と同じように、校舎を建て替えてもらいなさい!!」と。まさか、そういう事はエリート学校だけで、民百姓の学び舎には無用などと考えちゃおらんよな?吹き出し、絵を問わぬ汚れだらけの製版(凸版)で、『熟女H告白』の下版に手間取る。ノンブルの寸法バッラバラの、『にっぽん話題スクープ』での公栄社のDTP技術といい、現場はすさんでいる。('05.2/18)

漫画屋無駄話 其の1641
▼今日のお買い物。『週刊新潮』『週刊文春』→「セブンイレブン」。『押井守の映像日記 TVをつけたらやっていた』(徳間書店)→「書泉グランデ」。映画ポスター『皮ジャン反抗族』(840円)『ファスター・プシィキャット!キル!…キル!』(1575円)→「三省堂」催し物場。「アウスレーゼ・ヘアリキッド」(1680円)→「キムラヤ」。『東京灰燼記』(大曲駒村・中公文庫)『UFO同乗記』(ジョン・アダムスキー・角川文庫)各210円→「ブンケン・ロック・サイド」。('05.2/17)

漫画屋無駄話 其の1640
▼「凡人回想録」を更新。この雨の中を今夜は、新宿住友ビル51階の、何とかいう店まで行かねば(浜野佐知監督の出版記念パーティー)。都庁近辺は都条例の悪書指定での不快な思い出しかなく、本当は行きたかない(加えて今は、“ハイル慎太郎!!”の拠点だし)。昼飯に「エース」でウインナーカレー後、「エリカ」に寄ると笠倉の加藤健次が。噂通り同社を辞め、来週から岩尾事務所の人間になると。互いに“業界の窓際族”。つらいな。ティーアイネットの高橋には、まだまだわからない。('05.2/16)

漫画屋無駄話 其の1639
▼自殺しようとまで考えないが、月曜日は確かにつらい(遠距離通勤者は特に)。火曜も、ページをめくる本の質によっては昨日の続き。が、今日は『ロッテ・レーニャ ワイマール文化の名花』(ドナルド・スポトー・文藝春秋)。かなり生気が。92刊の快著が、「日本特価書籍」でたった1300円。同社の映画関係の伝記類は、充実してる割に恵まれてない(『天国の門』での東欧移民のような、ゾッキへの長蛇の列)。チンピラやまだのらのせいで、『熟女H告白』の下版に遅れ。('05.2/15)

漫画屋無駄話 其の1638
▼昨日も『東京新聞』が、人権擁護法案(メディア弾圧法案)をめぐる、部落解放同盟の超姑息な動きを詳報。メディア、特に非記者クラブマスコミを押さえ込みたい、宗教カルト(創価学会)と差別カルト(部落解放同盟)が、暗黙の内に談合、私益のために国辱物の悪法を成立させんと言うのだから、世も末。日本で元気なのは泥棒公務員と、宗教の看板の元で無税の暴利をむさぼる輩、そして自らの差別のみを特権化、永遠に税金で喰らおって連中のみ。一揆起こすっきゃねえ。('05.2/14)

漫画屋無駄話 其の1637
▼闇ルートで入手した濱田研吾の、『職業“雑”の男 徳川夢声百話』を楽しむ。同じ私家版の『脇役本』も評判通りの面白さだったが、唯一のメジャー本(?)、『徳川夢声と出会った』(晶文社)が案外退屈だったのは、担当編集者の無能、あるいは本人の肩に力?「新文芸坐」に増村保造監督の『赤い天使』も観に行けぬまま、『にっぽん話題スクープ』の下版。ノンブルの書体を渋々揃えたと思いきや、大きさがバッラバラ。超恐れ入る公栄社のDTP技術(『赤い天使』も『刺青』もスクリーンでは未体験)。('05.2/10)

漫画屋無駄話 其の1636
▼祥伝社前、首都高下のホームレスのオッサンが、毛布をコタツ状にして肩丸めてた(本の拾い屋さん)。専大前の定食屋「美好弥」、今日の定食はトンカツ。なぜかカレー付き(735円)。「田村書店」、店頭特価コーナーのドブ客用レジが一時的に廃止。奥に持ってくと怒鳴られかねんとビクついてたが、いつものあんちゃんでホッ(店員が逃亡?)。『熟女H告白』のネーム指定中の馬鹿星が、やくる〜とにポツリ。「妊婦とSEX出来んですか?」「やってんだもんしょうがねえだろ」「………」('05.2/9)

漫画屋無駄話 其の1635
▼『にっぽん話題スクープ』と『Mate』のケツがこんがらがってて…。前者、公栄社の青焼きかなり混乱。俺としては『レモンクラブ』同様、大日本印刷が紙焼き製版してくれる方のが、余程やりやすい(今日までに大半が下版済みだったろう)。いつもの『勝馬』前の「アマノ」ではなく、公栄社へ行く路地の、ファミマと道を隔てた店名失念の店で散髪。半年ぶり?やたら頭髪量は多いのだ。全身の男性ホルモンが集中?群馬、雪になってないといいが(愚妻の車が動けなくなる)。('05.2/8)

漫画屋無駄話 其の1634
▼他人の屁はどこで聞かされても嗅がされても不快だが、堂々とやるだけ公衆便所でのソレは一際ムカつく。大小はともかく、屁ごときがのさばるんじゃない。いっそのこと便所ならぬ“屁所”(“屁場”でも可)でも、一カ所大のコーナーに作っては?音や臭気が流出しないよう、密閉する。自分の屁の愛好家は少なくないので、結構繁盛するかも(1回100円)。『にっぽん話題スクープ』、製版も公栄社担当なのだが、慣れぬせいもあり要領が悪い。下らねえ事に汗流しててイライラ。('05.2/7)

漫画屋無駄話 其の1633
▼本来の目的のメディア規制を目くらましに一時凍結、与党が強行採決を狙う人権擁護法案に、部落解放同盟が色目と『東京新聞』。さもありなん。社会党→新左翼→新生党→山口組(一部幹部らしいが…)→民主党と、自分達の利益にさえなれば、どことでもひっつきポイして来た唯我独尊組織だもの(創価学会や革マル派とクリソツ)。「よく寝返り打って、ソファから落ちませんね」と蟹空解太(数日前、カンヅメの奴の隣で寝るハメに)。何年この部屋で生活してると思っとる。('05.2/4)

漫画屋無駄話 其の1632
▼刹奈との会話。「今回の原稿、めかたあって良かった。ウチの昔からある秤でも合格点だったよ」「ええ?」「枚数と稿料セットして乗せんの。軽すぎると、“ブッブー”っていう手抜き警告ブザーが鳴るのさ」「ほ…本当ですか!?」ウソだよ。ここらのあどけなさが、モアの吉田婆ちゃんに嫌われたのだ。BIG BOX前の古本市、寒いが長所も。いつ屁をしてもサッと風が。ムカつく選び方する奴の風上で何発も。ザマー見ろ。癖になってレジの姉ちゃんや兄ちゃん(青短頭)にも、恨みもねえのに嗅がせるハメに。('05.2/3)

漫画屋無駄話 其の1631
▼先週の『サンデープロジェクト』、田原総一郎以下は誰に謝罪を?部落解放同盟?山口組?ハンナン?溝口敦や宝島社の度胸に泥を塗る、腰抜けマッチポンプ野郎共めくたばれ!!書評家として尊敬する、目黒考二の『笹塚日記・うたた寝篇』(本の雑誌社)の退屈さが凄い。仲間内で勝手にはしゃぐ、『本の雑誌』の駄目さが濃縮(昨今の『酒とつまみ』と同臭)。裸踊りで盛り上がる連中のボス格に言ってやれ。「お前のチンポにゃ、夕べのマスの後のティッシュカスが付いてる!!」と。('05.2/2)

漫画屋無駄話 其の1630
▼てめんトコの学生、猿かムササビと思ってるに違いない、金網張りの日本工業大学神田校舎前を通り(馬鹿星を、平然と4年で卒業させるだけある)、信山社で『映画芸術』を。すると破綻したゆとり教育の元凶、寺脇研がでかい面で日韓映画交流云々。文化庁文化部長と。教育を喰い荒した超無責任野郎が、厚顔にも出世、公金で道楽三昧。裏金検察&警察もタジタジ。こんなクズのアリバイ作りに協力してる、荒井晴彦もイカれすぎ。朝9時から仕事したら、さすがにはかどった。('05.2/1)

漫画屋無駄話 其の1629
▼修正原稿の山…。こりゃ泊り込んで片付けないと、来週あたり玉砕かも(ロリ、劇画、成年マーク、コンビニと入り組むと、分裂症になり、不気味な笑いが自然と唇から…)。千代田区区長選挙。美名の裏で禁煙運動を、新たな公共事業と化し、ブルジョワ役人の天下り組織にもした現職の石川雅己、是非落ちて欲しい(その前に原稿が落ちそうで胃痛)。「馬鹿星、テメー何か言われたら返事くれしろっ!!」「……………。は…はい!」幸せになりたいものだ。('05.1/31)

漫画屋無駄話 其の1628
▼元3流俳優で『北京原人』のアホプロデューサー、岡田裕介に社長を世襲させた、東映相談役岡田茂が、“反論主義者が多いところほど会社はよくなる”と寝言を吐いてる、『『仁義なき戦い』をつくった男たち 深作欣二と笠原和夫』は読ませるが、版元がNHK出版なので大笑い。発行者は松尾武。安倍&中川と口裏合わせした張本人。コイツのお陰もあり、エビ・ジョンイル以下は相談役と高額退職金を確保。岡田馬鹿親子は一私企業での問題だが、ジョンイル以下は準税金を私物化。ゲロ。('05.1/28)

漫画屋無駄話 其の1627
▼NHKの安倍&中川ケツ舐め事件に関し、日垣隆が『週刊文春』に実に真っ当なコメントを。ガッカリ(『東京新聞』の連載も割と)。ああいう地雷キャラを1度確立したからには、常に時と場所を選ばず爆発してくれないと困る。人妻熟女漫画誌に変身中の、『にっぽん話題スクープ』の表紙をやっと大日本へ。誌名変更できない所がつらいが、せめて半年は持たせたい。関係ねえが、尾崎喜八の文てイラつくねえ、勿体ぶってて(岩波文庫の『山の絵本』を。なぜか奥さんのサイン入り)。('05.1/27)

漫画屋無駄話 其の1626
▼尾山泰永、今月は単行本が3冊出ると。そんなに稼いでどうする!?(漫画屋の安い原稿料への面当て?だとすると、刹奈センセなんか5冊は出さんとやっとられんかも)。LC&CMドカドカ入稿(一部に、「トーン不足!!」と返品された奴も)。映画にちっとも行けない。まだ今年は試写会の1本のみ。イライラ(1週間オナニーしない、17歳の発情ガキの如し)。今夜はこれから茗荷谷の某所に出掛け、エロ漫画界ホラ話を。20年以上前ここらの寺で、堂本正樹の芝居を見た。('05.1/26)

漫画屋無駄話 其の1625
▼浜野佐知監督は古い知人で尊敬してるが、映画は1度として面白いと思った試しがない(技術的には素人だが、山崎邦紀の方が数段作家性が。おい『映画秘宝』、義理で浜野ポルノをベスト10になんか入れんな!!)。だが著書、『女が映画を作るとき』(平凡社新書)の殴り込み精神には文句なく平伏(下品な文体にもしびれた)。漫画家としては無能だった、大山学の『貸本マンガ史研究』での、バルザックタッチの自伝を連想。よし。明日の漫談は大山を枕にするか?「新・嫌われ者の記」、「凡人回想録」を更新。('05.1/25)

漫画屋無駄話 其の1624
▼ボンボンボンクラ安倍とエビ・ジョンイルは国士(ついでにレロレロ酒乱中川も)。朝日側の弁を紹介せぬままの、3人タッグでの一方的批判は、NHKの本質をわかり易く全国に伝播。オウムのTBSへの圧力と同様だが、今回は朝日以外は公金でしのぐ連中。罪の重さの自覚がない。法廷で決着を(和解などせず)。『続々面白かんべェ上州弁』(遠藤隆也・ブレーン・オフィス)、相変わらず痛快。おっつくべえ(正座)なんて久々に口ずさむ。上州弁界の若頭?ドンは当然びっこひゃっこ(履物をバラバラに脱ぐ事)。('05.1/24)

漫画屋無駄話 其の1623
▼昨日時間が空いたので、「ブック・オフ」の“名店”で知られる早稲田店をチラリ。一切期待しなかった。何せ“象の仔セドリコンビ”こと、南陀楼綾繁と向井透史が昨今、頻繁に出入りしてるらしいのだ。“惨状”の確認だ。言葉も無かった。日本軍通過後の南京どころの騒ぎじゃじゃない。更にパットン大戦車軍団が襲い、ダメ押し的に、無差別東京大空襲の最高実行犯ながら、昭和天皇と佐藤栄作に勲章をもらった、ルメイ将軍率いるB29が100機ほどで、ジュータン爆撃した風であった。フーッ…。('05.1/21)

漫画屋無駄話 其の1622
▼「下々の者へ」で期待した、NHK事前検閲問題の『週刊新潮』と『週刊文春』の対応。前者が保守反動の意地を見せ(『朝日新聞』に広告掲載されず)、後者が日和った訳だ。主張は説得力ゼロだが、やはり逃げなかった新潮の方が偉い(官憲と国営放送に守られたボンクラ世襲議員を、“魔女”とは笑わせる)。執筆者自身信じてない屁理屈こねつつ、一方で学会&飯島秘書批判。もっとやれ!!(文春は女子供に色眼使い過ぎ)。『熟女H告白』の下版。今月の凸版の製版担当者、老眼?(汚れだらけ)('05.1/20)

漫画屋無駄話 其の1621
▼うらぶれた初老男女の押し売りとは珍しいと顔を上げれば、『女が映画を作るとき』(平凡社新書・本体740円)を出したばかりの浜野佐知監督と、“元祖初老”の山崎邦紀。岩波書店に来たついでと。しばしエロ映画&エロ漫画界の不況談義。不況慣れした映画界と違い、ワシらは10年前までは先端業界で…てなアホ話。『含羞のエンドマーク』の欠点。編集人脈のためか、前田陽一を播州名物にしてる傾向が。映画雑誌に発表した物の収録が少なすぎる(同人誌発表分より数段面白い)。('05.1/19)

漫画屋無駄話 其の1620
▼『スターシップ・トゥルーパーズ』って、本当に面白い。昨夜もつい1時過ぎまで(2回目なのに)。新企画(人妻熟女系)で他誌をパクらねばならぬが、両眼ショボショボ。「すずらん堂」で茜新社の『熟女ものがたり』3月号を買ったら、50円も値上げ450円に。売れてるって話なのに…。パクるのやめようかな?昨日触れた前田陽一の『含羞のエンドマーク』、“割と行ける”どこか、50P過ぎるとガンガン面白くなる。天地真理主演の、『虹をわたって』がまた観たくなった。('05.1/18)

漫画屋無駄話 其の1619
▼ジンて酔い心地は悪くないけど、翌日まで尾を引くヤニ臭さは困りモノ(昨夜軽く)。新規下請け誌(来月下旬発売)のロゴ等、着手せねばならぬ事が山とあるのに、既存3誌の日常業務がその前に横たわってて…。今日も朝の読書を中止、タダ原稿書きを(割とホラが決まった)。明朝は「凡人回想録」だ。「アクセス」で買った『含羞のエンドマーク』(前田陽一遺稿集・あすなろ社・本体2000円)、割と行ける。同じ播州でも、車谷長吉とは人間の出来が天と地。('05.1/17)

漫画屋無駄話 其の1618
▼怒りの余り血管がブチ切れそうに。今日12時30分頃、定食屋「まさみ」でわかさぎ定食を(600円)。すると3人の低能そうなOL風が。この連中のオーダーが凄い。野菜いため1、納豆1、ライス3。これで全部。昼時、狭い店内の4人用テーブルを占拠して平然。お姉さん!こんなユルマンユル脳女共は叩き出せっ!!松文館には高田編集長と良く似た名前の人が。迷ってる電話の女性に、「牢屋に入った方です」と言ったが、通じなかった。高田編集長本人には、「その言い方だけは…」と抗議された。('05.1/14)

漫画屋無駄話 其の1617
▼日本の裏金警察&検察は、完璧にマフィア化したと痛感させる、今回の日共系ビラ配り坊さんの起訴。立川反戦ビラで弾圧受けた人によりゃ、担当は同一検事と。『赤旗』、ちゃんと名前を報じよ。青色発光ダイオードの件で、脅迫まがいに和解に持ってった東京高裁の佐藤久夫裁判長を念頭に、中村修二が共産主義的司法と批判してたが、三者は文字通りマフィアトライアングル(ビラ問題や、安倍&中川のボンボンクラ2世政治家の圧力を報じないNHKは、21世紀のタス通信)。('05.1/13)

漫画屋無駄話 其の1616
▼味は上品で悪くない中華の「ジャンボ」は、やや量が物足りないので頻繁には行かないが、数カ月振りに昼飯に。すると、かつての面影をベースに改装済みだった。いかのねぎいため定食(800円)、例によって飯が少ない以外は満足。ただ新聞コーナーの『聖教新聞』がなあ…。食後に大作のケツを舐めさせられた気分(学会員系の飯屋の方が、なぜか昔から民商系より味はいいが)。土曜どころか、9日の日曜にも出勤したので、明日は俺だけ休み。久々にプールにでも。('05.1/11)

漫画屋無駄話 其の1615
▼昼飯ついでにBIG BOX前の古本市へと思ったが、冷えるので途中下車、“名店”で知られる「ブックオフ」早稲田店へ。文庫・新書オール200円均一セール。ウッヒョー!!(105円棚は従来値段)ちくま文庫や写真集系小学館文庫を抜いてたら、アッという間に20冊(105円棚は無視)。ここが凄いのは、半額棚にも必ずマニアックなもんがある点。今日も金井美恵子を1冊。脂ぎったオヤジ店主揃いの、BIG BOX前になんか行かなくて良かった(でも明日覗くか。実は出勤で…)。('05.1/8)

漫画屋無駄話 其の1614
▼テリー・ギリアム映画のセットのよう(昨日初めて市ヶ谷の大日本印刷の中へ)。『バロン』のようでも、『12モンキーズ』のようでもあった。俺は基本的に出張校正はしない主義。30年やってて昨夜で2回目。1回目は遠山さんが生きてる頃で、江戸川橋の三晃印刷へ。『コミックブック』(芸文社)なる総集篇漫画誌で(B5判平とじ)、神田たけ志の『漫画レッド』連載分の際だ。同シリーズの辰巳ヨシヒロ、『トルコ野郎』が、『まんだらけZENBU』に、1冊4000円で出品。少し懐かしかった。('05.1/7)

漫画屋無駄話 其の1613
▼『レモンクラブ』のケツと『Mate』の頭が混在して泥沼化、今夜は帰れそうにない。『熟女H告白』や新企画等の事、引退する漫画家の後釜探し、いやその前に「ズンドコジョッキー」の校正をと、悪性のカゼのやくる〜とと俺は悲惨な状態だが、間で手持ちぶさたの馬鹿星は「ボーッ」(白痴に出来る仕事は限定される。何せ発送仕事さえ4分の1人前だし…)。タコ多田から宴会の誘いがあったが、当然行けない。今年、まだ映画も1本も見てないし。ムカムカムカ。('05.1/6)

漫画屋無駄話 其の1612
▼年末からパッチを着用してるが、日当たりが悪い上、からっ風が吹きすさぶ高崎駅新幹線ホームじゃ、ストリッパーのバタフライ同様。加えてガキ連れ帰省客のUターンで、遠距離通勤者には試練の時。今週は土曜も出ねば(『カンフーハッスル』は一体いつ?)。今日のBGMはジョン・リー・フッカーだが、もっと軽い方が仕事ははかどる?今回の「版元様の御殿拝見」は同文舘出版。既に南陀楼綾繁に送信。偉いね俺も。締め切りはまず遅れない。漫画家に泣かされてるとやっぱな。('05.1/5)

漫画屋無駄話 其の1611
▼神保町、まだ8割の店が休み(古本屋は9割)。駿河台交差点の「小諸そば」でミニカレー丼セット(480円)の後、『書評のメルマガ』、「版元様の御殿拝見」の取材のため、すずらん通り裏手をウロウロ(「小諸〜」のカレー、ちゃんとそば屋の味になってて感心)。いトうの年賀状、今日いただいた皆さんに返事を。馬鹿星が書いたので、宛名等に失礼があるかも。今からおわびしときます。そのいトう、高崎でリ−マン経験ありとかで、新年早々昔話を(埼玉出身)。('05.1/4)

漫画屋無駄話 其の1610
▼ケン月影と九紋竜のキャラをミックスしたような、ドバーンと張ったいいケツした、子連れの人妻が新幹線で通路を隔てた隣に。ガキが暴れると、より動きのある肢体が満喫できるのに、聞き分けのいい馬鹿でガックリ(コッソリ焼酎でも飲ませたかった)。乳はなかったが、ジーパン越しのヒップは、『熟女H告白』的には95点。平常心を保てたのは、『回想の本棚』(河盛好蔵・中公文庫'82)が予想以上に面白かったから。馬鹿星の母校、日本工業大学神保町校舎がほぼ完成。('04.12/28)

漫画屋無駄話 其の1609
▼東京駅新幹線ホームも、みずほ銀行飯田橋支店も大長蛇の列(後者、金下ろすの断念)。馬鹿星、今日だけで公栄社との間を3往復(営業さんだけじゃ間に合わない)。せめて明日は、フラリ神保町へ出て、「田村書店」「ブンケン・ロックサイド」「日本特価書籍」に本年の別れを告げたい。飯田橋駅ビル内の「新星堂」へ、『呪怨』のDVDを買いに行ったが、ない。チッ。全然邦画ないじゃん。あれなら東京駅構内の、何とか言う店の方がマシ。刹奈嬢と新年会する約束を。('04.12/27)

漫画屋無駄話 其の1608
▼朝9時過ぎから仕事してるので、眠くて。右手はだるいし(でも月曜日にはズンジョを公栄社に入れないと。高崎の「スズラン」デパートの古本市などまず行けない)。なぜか「凡人回想録」を更新。何日か前から読んでる『暴論これでいいのだ!』(坪内祐三・福田和也・扶桑社)、行トップにとじカッコや点丸が時々来てるのは編集が恥じれば済むが、わからないのが太Gの発言者名部分で、坪内や福田が続く場合がある点。読み手が混乱するだけ。改行すりゃ済むのに。('04.12/25)

漫画屋無駄話 其の1607
▼エロ漫画の濡れ場の修正は、キャリア30年の筆者にして日に3本が限界だが、1人で休日出勤した昨日は、二日酔いにもかかわらず5本もクリア、発狂寸前に(何の因果で、実生活ではほんの数人しか見た事のない女性器を、凝視してはアリバイ程度の修正を施さねばならぬ?)。妻子を養うのは、物凄い事と痛感せざるを得ない。明日も当然出勤。「ズンドコジョッキー」、ハガキ待ってちゃ間に合いそうにないので、適当にデッチ上げるか。修正原稿が股、いやまた3本…。('04.12/24)

漫画屋無駄話 其の1606
▼進行の失敗から、『レモンクラブ』と『Mate』の原稿が重なって入稿、あたふた。勿論1〜2日はズラし、そうならないようにしてるが、念頭にない穴埋め作家が年末に限り遅れ、当方の殺意に灯油を(伊集院808やブランシェアのクラス)。お陰で、「エース」でウインナ−カレー(430円)を食べた以外は1歩も外出せず。某漫画家がほめてた『呪怨2』(監督・清水崇)を。まだ全部観てないが、奇をてらわぬ画面作りに好感。漫画家もハッタリコマ割りの多い奴は…。('04.12/22)

漫画屋無駄話 其の1605
▼ポカポカ天気の朝の上信線に、矢作俊彦は良く似合うと『東京カウボーイ』(新潮社'92)を。3分の1近い「サイドライン」まで来て、やっと既に読んでると気づく(しかも1年チョイの間に)。面白いから腹も立たないが、村上春樹ならひっちゃぶってた。明日のお情けの“嫌われ者忘年会”、会場が「浅野屋」から「なにわ」なる店に変更と。神保町に出たついでにキョロキョロ。わからない。神保町1ー32。地図見てやっと。神保町は広いから(共産党千代田区委員会の裏あたり)。('04.12/21)

漫画屋無駄話 其の1604
▼土日で「凡人回想録」「新・嫌われ者の記」をダブルアップ。一息かと思ったらもう「ヤケクソジョッキー」。そして『熟女H告白』の表紙。ありがたいと各版元様に感謝しつつも、「フーッ…」。そういや、いトうの年賀状が先週アップ。やっぱ色がくすむ(一升ビンのパーツ狂いは当人の責任)。いただいた方には必ずコレで返事を。NHKに文句を言うために、受信料を払い続けるなる珍論を開陳する白痴が時々。レイプを告発するためには、犯され続ける義務がと言いそう。('04.12/20)

漫画屋無駄話 其の1603
▼地下鉄神楽坂駅前の「ブックス・ミヤ」で、『戦中派動乱日記』(山田風太郎・講談社)と『日本マスコミ「臆病」の構造』(ベンジャミン・フルフォード・宝島社)を。そう言えば神保町の「日本特価書籍」、講談社文芸文庫は昔からだが、扶桑社、太田出版、そして小学館の刊行物も余り見ない(「ブック・オフ」じゃ逆で飽きる程)。誰も忘年会に呼んでくれないとスネてたら、南陀楼綾繁が身辺のオジン&オバサン集めてやってくれると。うれしい。いつ死んでもいい。「下々の者へ」を追加。('04.12/17)

漫画屋無駄話 其の1602
▼『熟女H告白』2月号の本文5台下版。九紋竜の原稿に、看護婦さんが犬にレイプされる下りがあったが、いいのだろうか?(成年マーク付きだから、いい事にしよう)山崎邦紀の知人でフェミニストの院生が、ロリコン漫画について話をとの件、今日の午後4時だったと思ったが、姿を見せない(俺の勘違いかも)。タエ様(富岡多恵子)の『西鶴の感情』(講談社)、やっぱり面白い。あっ、来ました。やっぱ5時の間違いだった。駄目だなあもう。('04.12/16)

漫画屋無駄話 其の1601
▼石原“暴言”知事の訴えを受け、警視庁、TBSを名誉毀損容疑で送検と。よくやるぜ。要するに、北海道や宮城のように、警察の裏金に今後も手をつけるなって合図だろう。物書きが表現の自由をめぐり、権力に媚びるなんて、思想の左右を問わない超ゲス行為(馬鹿息子の選挙違反も見逃せか?)。こんな奴がマルコスに命を張って闘った、故アキノのダチ面してんだから笑止。3月公開の『ZOO』って映画の試写の帰りに、交通会館地下でそば食べたら、隣に古本屋。高いので買わなかったが、付近の昭和40年代ムードは悪くない。('04.12/15)

漫画屋無駄話 其の1600
▼どっかの変態編集、あるいは漫画家にストークされてる?とでも思わないと納得行かないのが、刹奈センセの引っ越し癖。まただよ。でも考えると常に渋谷周辺。単なる道楽?倒産した神保町の「キムラヤ」、店員がオジン&オバンばっかに。一時はピチピチした新卒が、ゴロゴロしてたが。転職出来ない世代が、薄給に耐えてるのだろう。今日下描き持って来た、40代のオッサンもそう。建築関係ゆえ、真っ先に首になり、今は昼夜別の仕事をしてると。公務員栄えて民が滅ぶ。('04.12/14)

漫画屋無駄話 其の1599
▼「新・嫌われ者の記」を更新。一応やくる〜とに出させる前に、ザッとめくら校正すんだが、つまんない。雑誌(『Mate』)発表時には「今月はなかなか…」と、毎月うぬぼれてるが、半年でコレ。やや話は飛ぶが、著者が死んで70年間も保護に値する著作が、一体世間にどれだけあると?(一握りの天才が、99%の凡人の虚栄心を満足させている)。銀行再編で、漫画家の口座変更が続出し、銭にならん編集の雑用が急増。今日も、いトう、中総ももの御両人に電話。('04.12/13)

漫画屋無駄話 其の1598
▼近刊『知りたがりやの猫』(新潮社)の宣伝でもだが、ここ数年、林真理子の写真を見ると、「酸素ボンベを!!」と絶叫したくなる。亀の子ダワシ2個分位のデカ歯や歯グキが詰まってるはずなのに、無理して口を閉じてるから。出っ歯が口元を押さえる以上に見苦しい。その点、“男林真理子”の大塚英志は立派。『赤旗』の写真じゃ口元は同じく閉じてるものの、軽くニッコリ(ポパイ風)。無論林同様に醜いが、不快ではない。自意識、美意識共に林よりはるかに上。「凡人回想録」を更新。('04.12/10)

漫画屋無駄話 其の1597
▼雑誌『本とコンピュータ』は、昔から面白いと感じた事はないが、最近の2号はひどすぎじゃ?編集長(仲俣暁生)が馬鹿なんだろうが、デスク(河上進&竹中籠太)にも責任?活字文化最後の砦みたいな、高邁な精神と自意識がうっとおしい。そのくせ商売の事を考えなくていいせいか、官僚的。14号も一番面白いのは、アンケートに答えただけの、小谷野敦、白石かずこ、青山光二。一流文人気取りの、松山巌、堀切直人にゃゲロ。それと、「あと2号で終わる」云々は、編集部の黒板に買いとけ。読者にゃ関係ない。('04.12/9)

漫画屋無駄話 其の1596
▼『熟女の恥ずかしいH告白』の読者欄、「熟女H告白部屋」を書きながら、ベランダを眺めるとピンクのシャコバサボテンが満開。風が少しあるが晴天。BGMはボビー・ビントンの「MY HEART BELONGS TO ONLY YOU」。一昔前のデビット・リンチ映画のワンシーンを思わせなくもないが、使いでもう10回近く行ってるはずの、日本出版社へ行く馬鹿星が、何代も前から受け継がれてる、地図を持ってくので驚く。奴の脳ミソはシワ一つない真っ平?('04.12/8)

漫画屋無駄話 其の1595
▼いトうの年賀状用原稿アップ。一升ビン抱いた和服姿の色っぽい姉ちゃん。欲しい人は漫画屋に年賀状を(面倒なのでこちらからは出さない。迷惑な面もあろうし)。『Mate』のケツ、『熟女H告白』の本文、1月売りの尾山泰永のコミックス、『レイプ中毒』等が重なり忙しい(馬鹿星だけ暇。単純作業しか出来ないので)。週末の強風で、ベランダの鉢植えが転がってるかと心配したが、無事。東京は霜が降りないのな。富岡は昨日、今日共に、朝は雪が降ったかのよう。('04.12/7)

漫画屋無駄話 其の1594
▼越後湯沢始発ゆえガッラガラの、高崎駅10時37分発のmax号でお茶をすすりながら、神保町の「波多野書店」店頭で100円で買った、笠原和夫の『鎧を着ている男たち』(徳間書店'87)のページを。腐れ漫画家共の雑音から遠く離れた至福の時。溝口敦も面白いが、笠原の場合は映画ネタも入るから鉄壁(猪野健治や宮崎学なんか問題じゃない)。『書評のメルマガ』の「版元様の御殿拝見」、何とか仕事の合間にアップ。今月は御近所の汲古書院の巻。('04.12/6)

漫画屋無駄話 其の1593
▼刹奈センセとの会話。「チンポの血管、もっとリアルに描いて!」「まだ甘いですかぁ」「マンコのヒダも、1枚ずつ丁寧にな」「ウフフフ…」「汗と愛液ももっとドバッと!」「ハハハ…。わっかりました」ムチャクチャ忙しいので相手出来なかったが、共同通信の記者が、美少女漫画の最近の傾向を教えてくれと。奈良の一件とのからみ?(この種の事件が起きる度に業界人はドッキドキ。現実には追い付けっこないのに…)。今週末はズンジョだよ。はあ…。('04.12/3)

漫画屋無駄話 其の1592
▼その店内騒音に耐えさえすれば、古本好きには最大の遊び場、古本屋には欠かせない市場と化してる「ブック・オフ」が、予想通りの事件を。品川の店舗の店員が、勤務時間外に送別会を開いたら、参加者全員(9人)が首になったと。中の1人が首都圏青年ユニオンに加入。団体交渉の結果謝罪させ、和解金40万を勝ち取ったと(『赤旗』11/26)。カルトっぽい労務管理してるものな(何も考えさせないためのアイサツの合唱だろう)。いトうと年末年始、及び年賀状イラストの打ち合わせ。('04.12/2)

漫画屋無駄話 其の1591
▼今井清二郎式、富岡市の気違い防災無線の<実行犯>、行政課の横田亮一君への抗議FAX(11/28)。“4時30分の臨時放送はうるさくてたまりません。納税者に説教して交通事故や泥棒が減るなら、警察も消防も要らないでしょう。ふんぞり返って演説してる暇があるなら、高給で知られる市役所、警察署、消防署の各職員は、ボランティアで街頭で黄色い旗でも振ったらどうですか?”。『BOOKiSH』表4、未知谷の『小沼丹全集』の広告、センスねえ著者の写真を。俺なら誰かのイケメン写真使っちゃう。('04.12/1)

漫画屋無駄話 其の1590
▼あとりK、江戸川プレコ両センセのオメコシーン修正。各々に特徴が。前者がピントピッタリ、後者は霧にむせぶ感じ(性格の差?)。昨日『BOOKiSH』が届く。拙文をやたら南陀楼綾繁がHPでほめてて赤面の至りだが、ありゃ他のメンバーが手抜きしたため、相対的に目立っただけ(初老男は常に誠実)。尾山泰永、真弓大介の原稿も積んであるが、もうオマンコにゃゲップ(本物は長い間見た事ない。若い時もだが)。近頃血圧が高い。季節、それとも過労?('04.11/30)

漫画屋無駄話 其の1589
▼台風、中越地震等で全く役立たなかった、防災無線の再訓練を総務省(今内務省)が開始とNHKBSニュース。一度手中にした物と予算は、死んでも離すまいという、日本の盗っ人役人の執念が。今日の『東京新聞』群馬版に、県警が若者のアンケート結果を発表との囲み記事。監視カメラは理解するが74%で、プライバシー侵害は19%だと。記者クラブ養殖記者は飼っとくもん。全く無批判に県警のPR。社会保険庁がアンケートとりゃ、74%が年金に満足との結果が出る。アホ記者名ちゃんと書け。('04.11/29)

漫画屋無駄話 其の1588
▼江戸川プレコ来社。「今度オレ、HP始めたんで、リンク張ってもらえます?」「一応お好みに登録しとけ。暇んなったら考える。で、カミコップはどした?」「前んトコは2週間で辞めて、もう次の会社行ってますヨ」「………」山紫水明から来た、合作イラスト大会の転送希望の封筒、駱駝、和海翔の2名を除き発送。小桃オバン、今日30歳の誕生日と。20代であんだけ淫乱だった玉が、完全熟女と化すと一体?(俺が期待に震えても仕方ねえな)。今日は一日暖房を。('04.11/26)

漫画屋無駄話 其の1587
▼『スキャンダル大戦争』も駄目雑誌。かのペテン商法の『選択』でほめられたと、写真入りで大ハシャギ。3〜4年前ならまだしも、今は恥じ入るのが並の神経(松文館がスポンサーなための、貴志社長へのヨイショに非ず)。『週刊文春』の「「立ち食いそば」はうどんだった!?」で、そば粉含有率が業界トップとほめられた、近所の「ゆで太郎」へ。拡大コピーでも貼ってあるかと思ったら、何も。店員さんも知らなかったので教えてやる。量も多いし、化学調味料さえ減らしてくれればなあ…。('04.11/25)

漫画屋無駄話 其の1586
▼母子相姦、アナル姦、獣姦、露出スカトロ…立ちの悪くなった40代以上が主な読者層である、『熟女H告白』は何でもありの世界だが、「こりゃ今までしてなかった…」と唸ったのが、来年1月に「ユーロスペース」で公開という、パトリス・シェロー監督の、『ソン・フレール―兄との約束―』('03仏)での、男の全身剃毛シーン。カメラを据えたまま、2人の看護婦が腋毛から乳毛、そして陰毛まで(思わず目をそむけた)。腋毛は熟女物の必須アイテム。香坂ツトムにでもパクらせるか?('04.11/24)

漫画屋無駄話 其の1585
▼ハゲデッパこと、伊集院808来社。考えたらコイツ、もう10年くらい仕事を。その間、ずっとサンピンてのが凄い。程度の差はあれ誰にも浮沈はあるのに、穴埋め漫画家一筋。やろうとして出来る事ではない(遠い目)。「ラ・トゥール千代田」前で、可愛い姉ちゃんと、育ちの悪そうなあんちゃん2人が撮影を。道を隔てた、大洋図書の連中だろう。予想された事態ではあるが…。どうせなら、首都高下の公衆便所でハメ撮りを(既に?)。『熟女H告白』の下版が、先週終わりチョイ暇。('04.11/22)

漫画屋無駄話 其の1584
▼以前も触れた『選択』の件。前金切れにもかかわらず、勝手に送り付けといてこんなハガキ。“継続中止をご希望の場合は、「中止する」旨を、必ず下記担当部門にご連絡下さい。配本済分については、恐れ入りますが、お手続の上ご請求させて頂きます”。一昔前の悪質送り付け商法を、今だ公然と。電話代が勿体なかったが、連絡して厚労省からの税金泥棒一家の体質をさぐる(詳しくは、次回の「新・嫌われ者の記」で)。当然一文も払わぬ事でナシはつけたが、世間じゃコレをゴロツキ商法と呼ぶ。('04.11/19)

漫画屋無駄話 其の1583
▼鈴木則文監督の怪作、『徳川セックス禁止令・色情大名』(東映'72)ならぬ、“慎太郎版首都圏セックス禁止令”が、日の丸&君が代の強制と表裏で進行中だが、この種の事にはシンラツな、『週刊新潮』はまた今週も慎太郎にヨイショ(古舘伊知郎がらみ)。もう売れ筋作家でもないだろうに(『週刊文春』も)。廃止すると公言した都庁記者クラブを、平気で残した小心者だぜ(馬鹿息子の将来考えたんだろう)。安全地帯で支那と北朝鮮には大口叩くが、アメリカにゃシャドウボクシングがせいぜいの、鳩ポッポ眼の腰抜け野郎が!!('04.11/18)

漫画屋無駄話 其の1582
▼『古本屋の女房』(田中栞・平凡社)の売られ方雑感。印とサインに加え、蔵書票のおまけ、更にはパラフィンの腰巻まで。落ち目とはいえ由緒ある版元の本、著者はここまでせなあかんの?(ピンサロに行ったら、本番に加えてアナルファックもOKと言われた気分)。昔の『少年』や『少年画報』のように、今後は3大付録付き単行本も出現?(人妻ソープに行ったら、娘まで差し出された気分?)。特に興味のなかった本書、かくなる理由で「アクセス」で昨日購入(未読)。('04.11/17)

漫画屋無駄話 其の1581
▼共産党、党勢退潮のため、各種選挙に原則的候補者擁立の方針を撤回と。赤のお陰で細々と成立していた日本の民主々義が、また翼賛化する訳だ。この際、政党助成金もらっても立候補させろよ(無理?)。ヤマトが残業代を払ってないと『赤旗』で告発したり、公明党や社民党に比べ、実に存在価値ある政党だ(嫌いだが)。扇蘭丸と『熟女H告白』次号の打ち合わせ。フランク永井は低音の魅力、扇蘭丸は関西弁の魅力。HPの扉を、少しやくる〜とにいじらせる。('04.11/16)

漫画屋無駄話 其の1580
▼『『風流夢譚』事件以後 編集者の自分史』(中村智子・田畑書店'76)は、刊行直後に明大生協書籍部で見て以来読みたかったのに(大学4年の時だヨ)、なぜか機会を逸して来たが、今朝から遂に。30年待った甲斐があった。中央公論“ナベツネ”新社と化す、歴史的必然性があったのだな。在社中に執筆した著者の根性も立派(粕谷一希のなど、コレに比べると小舅のグチ)。いトうに年賀状イラストの依頼と、年末年始の打ち合わせ。「実家に帰ろうなんて思うなっ!!」「はい…」('04.11/15)

漫画屋無駄話 其の1579
▼新潟の地震、漫画屋関係の作家には全く無関係と思ってたら、1人三条市在住のオッサンエロ漫画家がおった。『熟女H告白』の花村れいら。本人の弁を聞くまで、まったく気づかず(一部人気漫画家以外は、編集の頭ン中でどんな扱いを受けてるかがよくわかる)。週末に上げる今月の『記録』の書評は、鈴木邦男の『公安警察の手口』(ちくま新書)をと考えてたら、編集部の大畑氏が、今回の地震でも全く役立たなかった、防災無線をいつもの倍の2Pで書けと。この素材なら10Pでも大丈夫。('04.11/12)

漫画屋無駄話 其の1578
▼二日酔いの朝は、いつもながら6時台に眼がパッチリ。事務所泊りだったので、近所のセブンで『朝日新聞』『週刊新潮』『週刊文春』、それに小岩井コーヒー牛乳(500ミリ)を買うと、ゴクゴクやりながら通読、即仕事に。『熟女H告白』の、おがともよし、九紋竜の濡れ場修正。余り晴天の日にしたい仕事じゃないので、今日の天気はピッタリ?午後は同誌の読者欄とプレゼントページ。LCやCMの投稿者の父親世代。20〜30代も増えて来たのが気にかかる。('04.11/11)

漫画屋無駄話 其の1577
▼『小林旭 マイトガイスーパーグラフィティ』(白夜書房)は、各映画への歯の浮くような駄コメントを筆頭に、スチール、ポスター共に全く新味はないが、「アキラディスコグラフィ」は貴重で堪能(表紙に『大草原の渡り鳥』ではなく、『口笛の流れる港町』のスチールを持って来たのも少し偉い)。午前中、BIG BOX前の古本市へ。ファンの金石範の、『祭司なき祭り』(集英社'91)が400円と格安。即買い。何だ、「古書現世」じゃん。九紋竜が来たので、終日ヤニ臭い事務所。('04.11/10)

漫画屋無駄話 其の1576
▼草間彌生展と木村伊兵衛展を開催中の「国立近代美術館」だが、実は一番強烈な印象を残すのは、藤田嗣治の戦争画、「シンガポール最後の日」('42)。兵隊の描写はどこか絶頂期の池上遼一的だし、左上の後光のような日射しは、中川信夫の映画を彷佛とさせる。要するに現代的。同館が戦争画を小出しにしてるせいもあり、よりインパクトが(意図的?)。けどコレ見て、戦意高揚させる日本人って…。エスカレートする一方の、埼玉の星の馬鹿っ振りに、ただボー然。('04.11/9)

漫画屋無駄話 其の1575
▼外相の町村信孝、本当に真底ゲス野郎。沖縄で米軍にヘリ墜落で卑屈な面して媚び売りまくってたのに、韓国じゃやたら威張り腐った態度。思想云々以前の腐臭国辱物件。「新・嫌われ者の記」を更新(看板はまだ「月刊塩山無駄話」に。訂正すんのが凄くドーメンとやくる〜と)。昨日、旧作を何本か返してと電話寄こしたやまだのら、「レディコミも今はひどいよ。世間並の稿料の漫画家は、ドンドン切られちゃうし…」。DVD付きになった、吉田婆ちゃんトコの『スーパーコミック』はどうなんだろ?('04.11/8)

漫画屋無駄話 其の1574
▼今月の『書評のメルマガ』、「版元様の御殿拝見」は玄光社を。しょっちゅう付近は通るが、改めて一軒ずつ観察すると、新たな発見が。飯田橋に限らず、都会の街並の奥は深い(田舎にゃコレはない)。中でも付近で一番不気味なボロで丈夫そうなビル、M地下鉄メインテナンスは、中を是非見物したい(地下鉄の空調関係の設備と)。来週、元三世社の飯田さんの送別会をやる際、埼玉の星の歓迎会もついでにやろうと。“ついでの男”ー奴のキャッチフレーズにピッタリ。は〜、疲れた…。('04.11/5)

漫画屋無駄話 其の1573
▼11時30分頃、飯田橋駅東口を出ると、我が娘が近くにいたら、ヒッシと抱きしめたくなるような、変質者特有の視線を。事務所に着くとやくる〜とが、「いトうさん、さっきまで待ってたんですが…。後で電話するそうです」やはりな。「凡人回想録」を更新。NHKの御用組合、日放労、今頃になって海老沢会長の辞任要求と。民間マスコミが身銭で追求、流れを決めた後で平然と便乗。テメーらが先頭に立って糾弾すべきなのに。御用マスコミ人らしいドコジキ根性ではある。('04.11/4)

漫画屋無駄話 其の1572
▼自慢するが、俺はケチン坊だが金には正直。今日も「田村書店」の特価コーナーで、『泰西少年愛読本』(須永朝彦編・新書館)、100円均一コーナーで『ホモテクニック』(秋山正美・第二書房)他計6冊を買ったら(ホモ・美少年デー?)、見かけぬ兄ちゃんが1000円と。「そんなはずない!!」と追求、ちゃんと1200円払って感謝された。東京駅で1000円札でワンカップ買ったら、4000円以上のつりもらい、返上した事も(隣の客があきれてた)。で、こんな本一体…?('04.11/2)

漫画屋無駄話 其の1571
▼収入は減る一方なのに、反比例して忙しくなってるのが不思議(埼玉の星が入ってからは特に…)。先月のダイヤ改正で、高崎駅の1番線ホームが廃止され、金網で閉鎖された。隣は我が上信線の0番線ホーム。動物園に閉じ込められた気分。いつまでこの状態が?(駅長室に一番近い所から、1番、2番…と続くらしい)。昼頃、余りに足元が冷えるので、暖房を。すぐ止めたが、空気のよどみやすい我が事務所がアソコまで冷えるなんて。さって、泊り込んで仕事するか?('04.11/1)

漫画屋無駄話 其の1570
▼上越新幹線の本数半減下、ムチャクチャ混雑中の長野新幹線で、『罰あたりパラダイス 完全版』(福田和也・扶桑社)を読んでたら、605Pでサン出版の櫻木徹郎をめぐる下りに、俺の名前。しかし、“まあ、実際ワルいのだが。塩山芳男さんの本にもとっても悪い人だと書いてあった”と、名前が誤植。昨日の刹奈ではないが、漫画家等のP・Nを間違えてもちっとも気にならんが、自分がされると「チッ!」だな。LC、CMのオメコシーン修正中。('04.10/29)

漫画屋無駄話 其の1569
▼用事があって東横線に乗ったら、初乗りが110円。70〜80年代にタイムスリップしたよう(70年代頭、中目黒から歩いてチョイの、東山の牛乳屋で住み込みのバイトを約1年)。付近は一変、ガキの街と化しててムカついた。刹那さんて刹奈なんだね。当人から「すいませんが…」って感じで。今月からあわてて訂正。「吉田さんもよく間違えてて…。どうでもいんですが」う〜む。こーゆ性格なら、セクハラっても案外無抵抗かも。ウッシッシッシッ(70年代風舌なめずり)。('04.10/28)

漫画屋無駄話 其の1568
▼ありがたい!!駐留米軍やイラクの引きこもり自衛隊にゃ、あそこまで過保護な我が政府が、新潟の10万避難納税者にゃ、冷えたおにぎりとカンパンだけ。自力更生教育だ。赤子の胸は感動の涙と愛国のたぎりであふれんばかり。何とか15号目を迎えた、『熟女H告白』12月号の見本誌が。この半年でやっとカッコがついた気も(甘い?)。今夜は、『記録』編集部のO嬢の送別会。近く、今月一杯で東京三世社を退社する、飯田センセのもせねば。元々少ない友人知人が、どんどん消えて行く。('04.10/27)

漫画屋無駄話 其の1567
▼『対論 昭和天皇』(原武史・保阪正康・文春新書)が面白い。富岡市の防災無線騒音に悩まされてる身には、特に第三章、“<声>の支配、<時間>の支配“が興味深かった。ゴ−マン市長今井清二郎や、ペ−ペ−役人横田亮一は、天皇気取りで日に3度も号令かけてる訳だ。不逞の輩。戦前なら富岡署の特高刑事、小林金蔵がリンチしてくれたのにな。貧乏震度7の江戸川プレコが顔を。「いくら腹へっても、盗みだけはすんな」「しません。1度ソレでパクられたし…」「………」('04.10/26)

漫画屋無駄話 其の1566
▼志方俊之、今朝のテレビ朝日で古巣の自衛隊にヨイショ後、地震被災者に自助努力をと説教。そういうこた平時にほざけ。防衛庁や都と、税金で人生をしのいでるお前にだけは言われたくねえ。さっき刹那と話してたら、アシが2人もいると。それじゃ絶対に儲からん。「1人首にしたら?」「けど仕上げがやっぱ楽で…」セクハラる楽しみもあると(レズハラ?バイブでも使うの?見物させんかい!!)。新幹線の間引き運転で落ち着かない。長引くな。上信もかつて、鉄橋が流され大変でしタ。('04.10/25)

漫画屋無駄話 其の1565
▼さすがDOGA。原稿遅れの言い訳が、「間違って宅急便を自分宛に送っちゃって…」。今日午後1時30分頃、定食屋「まさみ」で見た、同世代の激馬鹿サラリーマン。新聞を女店員に持って来させ(会社じゃねえぞっ!!)、「たんめん、麺少な目で野菜多く。今日の定食のアジだけ付けて。御飯は半分で…」俺は本来、定食600円のこんな店に来る男じゃない。てんで自己主張してんだろうが、伝票にいくら付ければと、台所でお姉さん達が何度も舌打ち。いトうの両親、奴の漫画見て大笑いと。('04.10/22)

漫画屋無駄話 其の1564
▼遅筆なのに、イラスト入りサイン本は素早い蟹空解太。『鬼畜宴会』、CM当選者には今日発送。「田村書店」、店頭でタダで持ってけセール断行。よくある実用書ではなく、安部公房、開高健、丸谷才一、野坂昭如他の帯付初版単行本類。近所で紙バック買い2度参上。眼を血走らせて計10冊(あさましい…)。「アクセス」の畠中店長にまで御注進。十手を用いたリンチが得意な、昨日の富岡警察署の特高、小林金蔵。同性の日体大出の体育教師が富高にも。暴力事件を起こしたゲス野郎だが、後に校長にまで出世と。さすが群馬。('04.10/21)

漫画屋無駄話 其の1563
▼ミシュラン横の公園のベンチに、豪雨の中老ホームレスがカサ一つで。裏手は貴族公務員の御殿、富士見出張所。胸が痛むが眼で同情するだけ。泣かせ所を心得たオランダのアニメ、『岸辺のふたり』を見物させてもらった、「メディアボックス」(京橋)の先の異色なうどん屋は、いつの間にか「小諸そば」に。大型店で、食券のモギリ役まで。昨日の高瀬豊二の自伝は、同志も官憲も全て実名で(偉い!!)。富岡署の指リンチマニアの特高、小林金蔵とかね。ペイントロボ、例のもんは?('04.10/20)

漫画屋無駄話 其の1562
▼地元富岡市の元市会議員で伝説的な共産党活動家、故たかせとよじ(高瀬豊二)の自伝シリーズ2巻目、『石をもて追われるごとく』(甘楽農民新聞社)を読了。相変わらず素晴らしい。こんなに文学的才能がある人とは…。『記録』用に、ゲロゲロな出世主義者風サンピン詩人、渋谷定輔の『野良に叫ぶ』(頸草書房)なんか読んだ直後だけに余計に。コラム書いた大阪の『BOOKiSH』、校正送って来ない。漫画屋の記事欄同様、著者校なし?あるいは没?メールしたが返事ないし。う〜ん…。('04.10/19)

漫画屋無駄話 其の1561
▼昼飯後、「エリカ」で『毎日新聞』を。一面下の広告欄に、俺が与太コラム書いてる『記録』の発行元、アストラの本の宣伝が。初めて見た。あんなスーパー貧乏版元が…。ヤケクソか?(少し心配)『熟女H告白』の活版投げで、LC、CMの色に手が回らない。小泉と共に“ブッシュの忠犬比べ”実践中の、世襲ボンクラ議員の雄、町村信孝外相、また沖縄の少女が強姦されたら、「非常に優しくて高度な、レイプテクニックの御配慮をいただいたのかなと…」位は言うかも。ゲスヅラの生き見本。('04.10/18)

漫画屋無駄話 其の1560
▼福岡高裁那覇支部裁判長、窪田正彦って野郎も大した玉。“やんばる開発訴訟/工事支出違法だが公共性ある”(『東京新聞』)と、住民の訴えをしりぞけたと。なら裁判所は要らねえよ。この種のペテン師が出世する神国日本の司法界(エロ本界の方がまだ筋は通ってる)。ヨリ様(笙野頼子)の『金毘羅』、予想以上の面白さ。ずっと読んでたいが、『熟女H告白』の入稿時で、各種オバサンキャラのオメコシーンを修正しないと。北野健一、今月は絶好調。「凡人回想録」を更新。('04.10/15)

漫画屋無駄話 其の1559
▼また佐々木みずきから連絡が来なくなった。東京湾で、わかめとフラダンス踊っておらねば良いが(セメント履きで)。ペイントロボ、HPの扉用の新しい絵は?矢島Index、次の単行本のカラーは、強烈構図でな。DOGAよ、ネームはメールで送らんこと(ドーメン)。いトう、読プレ用のサイン本、本業に差し障りのない程度に頼む。蟹空解太は、また明日から漫画屋通いを。尾山泰永、CM新人大賞を新しくして。鬼姫や伊集院808には、何の用もない。('04.10/14)

漫画屋無駄話 其の1558
▼「映画美学校」での『キャロルの初恋』(カッチリした技術で撮られた佳作)の試写に行こうと、「八重洲ブックセンター」前へ出ると、隣接するビルの新光証券の巨大スクリーンが騒音をバンバカ。非常識なド腐れ株屋。客も喰い物にしてるに違いない(潰れろっ!!)。非常識と言えば、アジア系外国人の電車の乗り方。降り切らないうちから突進。当然俺は、男女を問わず突き飛ばし(転ばぬ程度に)、公衆道徳を体で示す。道を尋ねる際など、西洋人に比べ礼儀正しいのにな。('04.10/13)

漫画屋無駄話 其の1557
▼『華氏911』、面白いじゃん。プロパガンダ映画はアレでいい。終始ふざけ切った態度にも好感(その意味じゃ、ムーアの同郷の息子を戦死させたオバサンの描写はくどかった)。森達也がボロクソに『映画秘宝』で批判してたが、オメーの超ナルなウヌボレ小説(池袋青春ナントカって奴)より、よっぽどマシ。埼玉の星の馬鹿性暴走が止まらない。今日も第3種の『レモンクラブ』の見本誌を送る際、全部にヤマトのメール便シールをペッタペタ。もう1カ月以上になるんですが…。('04.10/12)

漫画屋無駄話 其の1556
▼ヨリ様(笙野頼子)の新刊、『金毘羅』(集英社)が「東京堂」サイン本コーナーに。即買おうとしたが、どこにも著名がない。1冊間違ってまぎれ込んだのだ。お節介にもレジのお姉さんに、「コレえ…」と差し出し感謝される。「日本特価書籍」に回ると、タエ様(富岡多恵子)の新刊、『西鶴の感情』(講談社)も。雨を突いて神保町へ行った甲斐が。で、新築後、日特のお婆ちゃん見掛けないが、元気?心配。事務所には早くもカニ様(蟹空解太)の御尊顔が。幸せになりたい。('04.10/8)

漫画屋無駄話 其の1555
▼この時期にごくたまに見かける、ノースリーブ姿の女性のエロさは一際だが、全く逆が野郎の短パン姿(短か目のは特に)。昨日、神保町でソレを。色白なのが余計に気色悪く、「悠久堂」前で見た時にはナタで奴の両足をブッタ切り、壊れた車椅子に乗せ谷底に蹴落としたかったが、何と帰りに「飯島書店」前で再び(………)。徐々に社員が越して来てる、「ラ・トゥール千代田」前の大洋図書のビル(旧森本組)。一気に付近の風紀が乱れたとやくる〜と。ショーのねえ連中。('04.10/7)

漫画屋無駄話 其の1554
▼東京ケーブルネットワークはドゲロ会社。デジタル申し込み書に不要な年収等のプライバシー記入させたり、NHKBS画像に銭払えと警告出したり。ガイドの発行人、勝木康夫が社長?爆弾抱いて飛び込む程じゃねえが、コエダメくれブチまけてえ(韓国製のタダ見用メカ買うんだった)。祥伝社前の、首都高屋根に暮らすオッサンが、カラスはべらせ拾得本整理。3日も降られ同情します。祥伝社のショウ・ウィンドウに『恋愛天使ダーリン』が。一水社のタコ多田とのケンカの原因になった、エルスタッフ編集の本だろう。('04.10/6)

漫画屋無駄話 其の1553
▼今日の高崎駅初10時50分のMaxたにがわ436号は騒がしかった。本庄早稲田手前で誰かが急停車ボタンを押し、4分間ストップ(イタズラ。犯人不明)。熊谷過ぎると馬鹿野郎が、着メロ流しつつ携帯チェック(無論、即中止させる)。開いてたのが、ガキの頃からハシッコかっただろう奴の、達者だが胸を打たない詩集、『鳥の計画』(松浦寿輝・思潮社)で良かった。刹那との電話無駄話。「チンポ、血管も描いて」「はあ。やっぱそこまで…」「マンコの中、黒くせんでヒダ1枚1枚ね」「勉強になりマス!」セクハラが仕事。('04.10/5)

漫画屋無駄話 其の1552
▼「新・嫌われ者の記」を更新。そういや豚乳、いや生乳。「凡人回想録」の新データはまだか?いトう、鬼姫来社。鬼姫、ソファに座らず床に正座。「エヘヘヘヘ…。僕みたいに売れない漫画家は、ココで充分ですよ。エヘヘヘヘ…」雑巾のようなズボンから、ダニやノミが飛び散らぬかと心配で…。ドシャ振りの中、昨日、早稲田青空古本祭をチラリと。拡声器騒音を考える会の会員としては、祭の主旨をしつこく繰り返す、女性声のエンドレステープがうるさくてムカついた。('04.10/4)

漫画屋無駄話 其の1551
▼昨日は全国的には地味な一日だったが、漫画屋には記念すべき日に。特に埼玉の星には。腐れおたくゆえドジ続きで、注意はしてたのだが、スキを突いてやってくれた。みやたえつこ宛の宅急便の送り状に、なぜか銀行口座が。「何でこんな馬鹿すんだ!?」「住所録の下に書いてあったのでつい…」前任者のsoraも、遅刻続きで居眠りも多く手を焼いたが、星君もダイナミック。『.COS』の藤田人脈恐るべし(タダ程高いものは…)。ま、遅刻や居眠りはしないがな。('04.10/1)

漫画屋無駄話 其の1550
▼忙しい。仕事は減ってるが、『Mate』A5判化のせいで雑事が増えたり、新人バイトが仕事に慣れない等のため。ギャラが増えない多忙さは、砂に書いたラブレターじゃなく、噛む思い。近所の現代書館、昔は素晴らしい本をと痛感したのが、神保町は古書センター前の古本市で買った、『金子光晴 下駄ばき対談』(「高山書店」出品で100円)。75年刊の本書、中でも田中小実昌、稲垣足穂との「A感覚・V感覚」の面白さは空前絶後。近頃の対談集は、本書に比べりゃほとんどゴミ。('04.9/30)

漫画屋無駄話 其の1549
▼本人によく教えなかった当方が悪いのだが、新人、埼玉の星の糞ガキが、プレゼント発送用DVD、全部包装やり直し(動いて飛び出ぬよう、商品の形に封筒をテープでとめるのを忘れた)。『人妻あなる』なんてDVDが、封筒からはみ出て届くと読者が困るし。宛先も全部書き直し。でなくもいそがしいのに…。しばらく漫画屋から届く各種郵便物、メール便等に、失礼な事があると思いますが、新米なので許して。今夜、「早稲田松竹」にでもと考えたが、無理そう。せかせか。('04.9/29)

漫画屋無駄話 其の1548
▼昨日久々に小桃と電話。風俗漫画を描いてるが、業界に詳しくないので大変と。露出狂の実践的権威にも弱点はある。通いエロ漫画家、蟹空解太の『鬼畜宴会』(一水社)の発売も昨日。で、石油ほどではないが、中国特需で値上がり中らしい紙。神保町ゾッキ界の“キング・オブ・メカタでドン!!”のタッシェン・ジャパンが、万一ポシャったら、紙屋が何軒も潰れんじゃ?無理矢理ツカ出そうと高級紙を。定価(4000円)の半額以下で買った、ヘルムート・ニュートンの写真集も、重くて腕がもげそ。('04.9/28)

漫画屋無駄話 其の1547
▼小山の2人の子殺しでも、また醜態をさらした日本泥棒公務員(警察&児童相談所)。『赤旗』、ロクな批判もせず、後者の人員を増やせと。馬鹿な。今のままの警官増員して、裏金をより恵むに等しい。まずは無責任公務員を、バンバン懲戒免職するトコから始めよ。そんな中、『東京新聞』群馬版(9/21)に、“行政への暴力脅迫許さない/県が対策要綱を策定”と。納税者に無能振りを追求されたら、すぐ警察に連絡しろと。泥棒役人による世襲泥棒役人のための専制国家が、俺達の銭で完成に近づいてる。('04.9/27)

漫画屋無駄話 其の1546
▼この7〜8年、よっぽど重い物を持たない限り、5階の事務所までもっぱら階段を。ここんとこさすがに年には勝てず、仕方なくエレベーターを時々。久々に乗り合わせる、同ビル内の人々がすっごく新鮮。10年以上前、入居後何年かは使ってたのだ。出版編集関係が減ったような気も。漫画への愛情は溢れてるものの、技術がついてかない、いわゆる穴埋め系の代表、らいぶらり、江戸川プレコ来社。いずれも善人だが、エロ漫画家は人格じゃねえ。神保町で1冊も古本を買わず。('04.9/24)

漫画屋無駄話 其の1545
▼川本三郎は批評家が小説を無視してると解説で怒ってたが、そこがまたカッコいい荒木一郎の『さよならがいいたくて』(河出文庫'87)を、一昨日「BIG BOX」前の古本市で100円で入手した時は、早稲田から延々歩いた疲れが一瞬で吹っ飛んだ。相変わらずマルチ商法も?(役者、音楽、プロダクション経営、獄中体験、小説、マルチ、手品…残るは人殺しのみ?)いトう、最近一丁前に遅れる。遅れなくも、伊集院808のように困ったヤロもおるが。おっと、刹那センセにセクハラ電話しなくちゃ。('04.9/22)

漫画屋無駄話 其の1544
▼椅子がギーギー鳴る、バラック並の安普請映画館、「テアトルタイムズスクエア」で、『珈琲時光』(監督・ホウ・シャオシェン)を観てビックリ。主役の姉ちゃんの実家が、上信線吉井駅付近に設定されてるのだ。映画は失敗作だが、地元の景色が楽しめた。高崎フィルムコミッションは辣腕(そのうち傑作も?)。『熟女H告白』の下版中。トーンのツブレで製版やり直しが7P出て、2台分下ろせず。九段の「昭和館」、しっかり昨日の代休を。盗人並職員共が、生意気なんだよ。('04.9/21)

漫画屋無駄話 其の1543
▼“ご購読者各位。貴方様宛の雑誌『選択』の年間購読料のご入金が、未だ確認出来ておりません。同封の郵便局専用払込票をご利用の上、早急にお手続下さい”(選択出版様式会社)2〜3日前に来た封書だが、継続切れ後も勝手に何カ月分も送り付けといてこの言いグサ。厚労省のコジキ役人と組んで税金泥棒した上、何一つ説明責任も果たしてない、盗人猛々しい版元にふさわしい振る舞い。プチホ−ムレスエロ映画監督の山崎邦紀、来月は2本も脚本抱えてると。('04.9/17)

漫画屋無駄話 其の1542
▼東京地裁がイカレ裁判官のアジトになって久しいが、近藤寿邦って野郎も凄い。『FRIDAY』の、竹中金融相の姑息な税金逃れを批判した記事に、賠償金200万と。一億の橋龍や青木は、東京地検特捜部の庇護下で野放しの一方コレ。北朝鮮とロシアを、ミックスしたような国になって来た神国日本。この2〜3日珍しく多忙。ロクに本も読めず、楽しみは寝しなのミステリー番組見物くらい(やっと、デジタル化後のケーブルテレビが録画出来るように)。「馬鹿投稿者登場!!」の担当がまだ未決定。('04.9/16)

漫画屋無駄話 其の1541
▼短パン姿のいトうに。「テメー、ド汚ねえ毛ずねいつまで出してる!!」(実は昨日まで俺も)熟れ頃お姉さまで、プチブル漫画家の刹那嬢に電話。「どんな男と遊んでも、塩山さんはあたしの心の恋人デス!」(ケッ!“体の恋人”までとは言わんが、使用済み下着くれじゃなく、彼氏としてるトコ覗かせろでもない、ゲンコの締め切り守れっ!!ハーッ…)蟹空解太の後任(またべっちょ唇の藤田ルートだが)、昨日面接に来て即日労働開始。ウチ首になっても、2丁目で高給が稼げそう(蟹空もまだ居候中)。('04.9/15)


漫画屋無駄話 其の1540
▼オヤジや貧乏人を無視、ブランド志向の白痴OLに迎合した商品揃えばかりしてた、「キムラヤ」が潰れたのは近年にない慶事だが、今日はシャッターも下りず通常通り営業。ケッ!!神保町の古本屋に、自転車で拾得雑誌や単行本を売り歩くホームレスは多い。祥伝社前の首都高下を寝倉とする、40代位のオッサンもその1人。昔から清潔好きで、身成りはいつもパリッ。薄汚れた短パン姿の俺が、信号待ちでオッサンと並ぶと、どっちがホームレスだか…。「新・嫌われ者の記」を更新。('04.9/14)

漫画屋無駄話 其の1539
▼凄いね北海道警。6億だ7億だの公金泥棒しながら、誰1人としてパクられない。返して済むならオマーリは要らない。盗んだままばっくれた、検察よりマシだと言いたいか?呆れ果てた自称法治国家(日本のあらゆる公務員に、北朝鮮を笑う資格はない)。九紋竜とエロ劇画全盛期の話。仕上げしか出来ないト−シロアシとで、月に100枚上げてたと。「お陰で小金も少し貯めたけんど、この景気じゃいつまで持つか…」泥棒役人共に聞かせたい(発禁による罰金経験2回)。('04.9/13)

漫画屋無駄話 其の1538
▼すずらん通り沿いのそば屋「静邨」、愛想もいいし清潔だが、ぬるいつゆ何とかしろ(絶対にうまく感じない)。メール便、京都まで翌日届くのだね。偉いぞヤマト。泥棒役人のケツ舐めて汚ない商いしよういう、ド腐れローソンに負けるな(『漫画バンプ』廃刊以前は絶対吐けない台詞)。神保町に行ってる間、“我が心の恋人”DOGA嬢から再び仕事をとの電話があったらしい。が、携帯に出ない。漫画屋の雑誌は絶対送るなと、やくる〜とは厳命された(自らのオナニー雌猿化回避策と)。('04.9/10)

漫画屋無駄話 其の1537
▼著者近影が猛烈に悪趣味だったり、年を隠したがったり、バイク転がさないのにバイク小説書いたりと(これは自慢出来るコトじゃ?)、よくわからない片岡義男だが、近著『吉永小百合の映画』(東京書籍)は、違和感もあるが、従来の日活映画論にない境地なのは確か。本人も“少しだけ変わってる”と認めてるが、“かなり”と記すべき。昨夜、Macがウンともスンとも言わなくなる。5年目だし、寿命かとあきらめてたが、今朝電源を入れると復旧。真空管は切れてなかった?('04.9/9)

漫画屋無駄話 其の1536
▼ビックリ。廃墟通り(正しくは専大通り)の旧森本組ビルに、大洋図書がミリオン以下の一族郎党を引き連れ、近く越して来んだって(既にビル正面に同社のロゴ&マーク)。倒産の上に前社長が逮捕された社の問題物件だけに、格安だったか?前から縁起の悪い通りだったが、風紀の乱れが加わる訳だ。神保町への俺の通り道。うっかり白昼、『.COS』の藤田“べっちょ唇”編集長と遭遇したら、日本橋川に身投げしたくなる(しないが)。信号待ちの間、同社の玄関の石で以前は腰を休めてたのだが…。('04.9/8)

漫画屋無駄話 其の1535
▼桃園書房の帰りという懐かしのエロ劇画家、あきすぐりが笠倉のカトケンと来社(水道橋でバッタリと)。10数年ぶりだが全く変わってない(木山捷平の小説でもあるまいに、赤い靴下を)。しばしの不景気話。死んだり脳溢血で瀕死状態の漫画家が多いのに、改めて驚く(世代的には当然だが)。あきの子供、自力で大学入学と。家貧しくて…だな。蟹空解太、やっぱバイトと漫画の両立は無理そう。またバイト探さなきゃ(希望者は編集部に連絡を)。('04.9/7)

漫画屋無駄話 其の1534
▼「書評のメルマガ」連載、「版元様の御殿拝見」、今回は角川書店。締め切りは今日。昼食後、彩流社の前を通り、研究社横の道をテクテク。角川への坂に近づくにつれ、あれ程の高さの法政大学が姿を消す。坂のテッペンは元の大和銀行の寮。更地にされ、雑草が茂ってる。勿論入れない。入口の辺は、ちょっと空地に。バイク便屋が何人かボーッ。高級住宅街の死角? 蟹空解太のいずみコミックス、『鬼畜宴会』の下版。すぐ『熟女H告白』の本文へ。LC、CMの色も。('04.9/6)

漫画屋無駄話 其の1533
▼いトうとの電話。「話もっと何とかしろ。キャラだけの漫画家の単行本て、最初良くても続かねんだよ、昔から」「ですよね」「学校のトイレでイタズラされた子が、先生宅を家庭訪問すんのはオモロかった。2本に1本はあのクラスの描け!」「う…うう〜ん…」久々に立ち喰いそば、「利根」へ(神保町交差点)。自動ドアの、昭和30年代のガキの鼻水のようにだらしなく垂れた、ショック防止用ゴムも、レジのホコリも2カ月前のまま。上京後、初めて帰郷した日の事をふと。('04.9/3)

漫画屋無駄話 其の1532
▼昼飯ついでに石原豪人展を開催中の、「弥生美術館」へ初めて。建物も女子職員も感じいい。過去の展覧会のポスター、ちゃんと販売してる所も偉い(民営?)。「川崎市民ミュージアム」や「富岡市立美術館」はソコが駄目(自分の懐に無関係な事は、泥棒役人はまずしない)。特に前者は食堂でビール頼んだら、勝手に生を持って来たのが今でも腹立たしい(忘れろよ、2年も前の事は…)。学芸員が『東京新聞』で、退屈な漫画評やってんのもムカつく。ヤボ用で久々にDONKEYに電話。('04.9/2)

漫画屋無駄話 其の1531
▼先週の『週刊現代』の宣伝に、“ナベツネが泣いた夜”と。読売でどう改変されてるか見たら、載ってない。両者、以前ケンカしたの思い出す。今週の『週刊ポスト』、“渡辺恒雄個人資産270億の謎に迫る!”はそのまま。ナベツネ呼ばわりされなきゃいいらしい。公栄社から「ヤケクソジョッキー」の初稿が。字は下手だから、誤植されるのは当然として、勝手に段落つけたり、点と丸と区別しなかったり、飛ばす神経が謎。『絶対毎日スエイ日記』(末井昭・アートン)の今日読んだ分に、電車内で陰毛処理してる女子高生の目撃談が。似た境地か?('04.9/1)

漫画屋無駄話 其の1530
▼「東京堂書店」が乗り出してからの「ふくろうブックステーション」はそうでもないが、神保町交差点の洋品屋「SUIT SELECT21」と、専大通りの弘道会ビル1階、「BELL NET CORP.」に客が居るのを見た事がない(前を通る度に残暑が吹っ飛び助かるが)。大東京の死角ベスト10に入る?今朝、ツヴァイクの『バルザック』(早川書房)を読んでて、深夜の猛烈な執筆振りの、見て来たようなホラ描写にしびれる。日記はともかく、日本はこの分野は弱い(鹿島茂は有力か?)。('04.8/31)

漫画屋無駄話 其の1529
▼^公金横領(裏金)を警察共々に見逃してもらう代わりに、創価森派体制の走狗と化してる。_民主党政権が出来た際の備えに、今叩いても怖くない橋本派をいじめてる。昨今の検察の動きの背景の真相は、当然^だよな。『レモンクラブ』の入稿、ごく一部を除き順調。『Mate』は逆。先月はヤマトの請求書が、いつもの倍の35000円位に。雑誌が減ったのになぜ?たまってた、『熟女H告白』のプレゼントを送ったせいか。収入は減っても出費は変わらないもの。('04.8/30)

漫画屋無駄話 其の1528
▼先週だったか、いつも2輛の上信電車が3輛で(高崎行き)。富岡駅で、写真撮ってる連中まで。「?」その日限りで廃車の車輌と、車内アナウンス。“廃人編集者”と聴こえなくもなかった(高崎駅でも数人の鉄道おたくがパチパチ)。オリンピック、馬鹿アナウンサーの絶叫と、マヌケインタビューがなけりゃな。安易な発想とは承知で、福原愛風卓球少女が、ピンポン突っ込まれながら、「サ――ッ!!」と絶叫する漫画を、尾山泰永に描かせようかと。でも止めた(ファンだし)。('04.8/27)

漫画屋無駄話 其の1527
▼何年かぶりでかたせ湘に電話。ヤボ用を済ませ、業界の景気が良かった頃の思い出話を(センセにも儲けさせてもらった)。若い頃はスモーキー・ロビンソン似のさわやか青年だったが、もう脂ぎったただの中年男だろう。昨夜は新宿で変わりばえのしない面々と一杯やったのだが、その前に久々にアルタ左手の「新宿書店」に行ったら、既になかった。ボッキ野郎と尻を擦り合わせないと移動出来ない、気色悪い店舗だったが、“エロ本屋ムード200%”で、嫌いではなかった。('04.8/26)

漫画屋無駄話 其の1526
▼映画評は可も不可もないが、破綻したゆとり教育の推進役文部官僚、寺脇研がシッカリ出世街道を歩んでるのを『東京新聞』で知り、伊藤茂男警視庁前公安部長といい、馬鹿で恥知らずな下郎ほど、日本泥棒役人界じゃうめえ飯喰うのだと再認識。三面訃報欄に、江角英明の名前。68歳。胃ガン。「哲だ!!」とグラサン姿で叫ぶ、『東京流れ者』のワンシーンをつい(不死鳥の哲が姿を現わす前は、主題歌が流れる)。ロマンポルノ時代は余り感心せず。合掌。松文館で出した、真弓大介の単行本見本が届く。('04.8/25)

漫画屋無駄話 其の1525
▼文句つける訳じゃないが(つけてるが)、東武の江戸川乱歩展も、ポスター販売時に丸めてテープでとじる際の紙は、東武の袋等じゃなく、乱歩展のチラシを使わねば。ポスターマニアを悲しませるな(閉館になった「浦和シネマ」は、必ず上映中のチラシを用いた。わかっとるね)。悔しいので4〜5枚チラシやパンフを(俺が悪いんじゃねえ!!)。暇。何か忘れてないか?昨日の一水社のクーラーの件への追加。27度、しかも冷房じゃなくドライと。地獄――っ!!('04.8/24)

漫画屋無駄話 其の1524
▼「月刊塩山無駄話」コーナーに、「新・嫌われ者の記」第1回を追加更新(コーナー名も新しくする予定)。先週末からバンバン入稿中だが、公栄社からネームが上がらない。ウッカリしてたが、「東武デパート」の江戸川乱歩展、明日までと。仕方ねえ。泊り込んで明日一番で。今日はクーラーなし(タコ多田の話じゃ、一水社は女性パワーが凄く、27度以下にしてくれないので、男性陣は汗ダラダラと。キビシーッ!!)。今月の『Mate』の「馬鹿投稿者登場!!」は深雪嬢。('04.8/23)

漫画屋無駄話 其の1523
▼体質的な突っ込みの甘さにかつて本欄でも触れた、中島貞夫の『遊撃の美学 映画監督中島貞夫』(ワイズ出版)を昨日から。自己解説好きな秀才の坊っちゃんなのだな。深作欣二のような天才肌の人と違って、我々凡人にも親しみが持てるのは事実だが、本人の弁ほどの監督かよってな気も(確かに笠原和夫の言う通り、レイテ湾での栗田艦隊)。伊集院808、尾山泰永、カミコップ八木来社。久々に司書房の、山田“超短足”編集長と電話無駄話。酒量が増えて困ってると。わかる。('04.8/20)

漫画屋無駄話 其の1522
▼格差が大きすぎるとはいえ、「ブック・オフ」に次ぐ業界2番手、「ブック・マ−ケット」のするこた良くわからん。神保町と目と鼻の先の小川町に、大型店舗開いてすぐ撤退したり、埼大近くの店舗で一切本の扱い中止したり(店名変えろヨ)。高崎駅構内店も、ここ半月以上機械が故障中とかぬかし、ポイントカードを追加してくんない。マジメにやれ!!2番手の育たぬ業界は不幸だ。久々にペイントロボに電話したら、近く1本入稿と。無理されても御両親に会わせる顔が…。('04.8/19)

漫画屋無駄話 其の1521
▼右肩がだるい。下版中の『熟女H告白』、8本の漫画の内、最初の2本、ケツの1本きゃ汚れがロクに取ってない。で、赤字入れ疲れ(凸版印刷よ、麻薬取り引き用のインチキ札束じゃねえぜ)。昨夜は都合で事務所泊り。暇つぶしに「早稲田松竹」へ行き、近所の「小諸そば」で夕食。鴨せいろの宣伝ポスターに、追加の紙切れがペタリ。「鴨肉の数は大きさにより異なります」写真では確か4切れ。苦情を言う人がいるらしい。公務員の公金泥棒には、あれほど寛容な日本人がか?('04.8/18)

漫画屋無駄話 其の1520
▼夏休み明けは昔からロクな事がない。春場の救えない返品がほぼ確定したり、都条例、下手すりゃ発禁(松文館事件も去年の夏)。エロ漫画が構造不況業種となった、ここ数年、特に今年はひとしお。知らない世界へ逃散したい。その度胸もなく今日も昼食後、「エリカ」で『ジェイン・オースティンの手紙』(岩波文庫)を。編訳の新井潤美は訳文わかりやすいし、適格な解説をするが、前半、書簡の一通ごとにシャシャリ出てウンザリ。中半になってやっと奥へ。ホッ。親切の押し売りは困るよ。('04.8/17)

漫画屋無駄話 其の1519
▼『日刊ゲンダイ』も書いてたが、日本警察の面汚し、伊藤茂男前公安部長が神奈川県警本部長に本当に栄転。更に選挙に敗れて出世した青木幹雄を見習ってか、“放送界の三菱自動車”、NHKの海老沢会長が厚顔にも居座るトンデモ景色の中、日刊工業新聞社のビル取り壊し開始。一方神保町の日本工業大学神田校舎は一部完成、今日は「日本特価書籍」のお引っ越し(「山陽堂書店」「篠村書店」は後日)。尾山泰永の新刊、『女子監禁改造』が日本出版社から届く。13〜16日が漫画屋の夏休み。('04.8/12)

漫画屋無駄話 其の1518
▼地図で見たら近そうなので、中央公論“ナベツネ”新社前の試写場、「メディアボックス」まで東京駅八重洲口から歩いたら、10分もかからない。今日の『ハッスル!』(10月中旬「銀座シネパトス」で公開)のようなセミポルノは常にだが、客の7割は立ちの悪くなった白髪オヤジ。残りは若い女性。ピンピン青年やオバンはどの会場でも絶無。わかりすぎて不思議でも何でもない景色だが。蟹空解太の9月発売の単行本、『鬼畜宴会』(一水社)の作業に着手。('04.8/11)

漫画屋無駄話 其の1517
▼営業マンが割とシッカリしてるせいか、大日本印刷担当の『レモンクラブ』はめったにドジはないが、今日見本誌が届いた9月号は大チョンボ。あれほどいつも念を押してるのに、使用ケイコ−ピンクを勝手にマゼンタ同様の淡い物に。特色分の支払い無用と、日本出版社に言うべきだろう(もう3度目位なのだ)。死ねよドメクラ製版担当者。予告通り南海アリス嬢が原稿持ち込みに。以前よりアカ抜けたね(色白巨乳美人)。もっと胸元の開いたシャツで、パンツでなくミニスカ姿なら採用だった。('04.8/10)

漫画屋無駄話 其の1516
▼上信電車のデタラメ運行はもはや日常化。今朝も4分近く遅れたため新幹線に接続出来ず、灼熱のホームで20分も待つハメに。西毛病院の患者さん、俺が乗ってない時にカツ入れて。何10枚とポジ使うヌード口絵の際はよくある版ズレが、『熟女H告白』の表紙に。1枚絵の人物の肌に数ミリの色ズレ。こんなのがハジかれず、営業経由で編集に平気で届く。凸版印刷だし驚かぬようにしてるが、28年やってて初めて。色盲検査、入社時にしてないとか?(いくら部数が減る一方でもねえ…)('04.8/9)

漫画屋無駄話 其の1515
▼参院選で敗れた“島根の恥”青木が出世したり、オウム再捜査で大失態演じた、伊藤茂男警視庁公安部長の栄転が確実視されてる中(『週刊新潮』)、“天皇制純粋共産主義国家日本”の、居直り性超無責任体質に便乗を計ったか、朝のNHKBSニュースが、朝日記者の首問題をトップで。糞まみれの海老沢会長を守らんとするのはわかるが、自称“公共放送”と民間のペ−ペ−記者じゃ、比重が違いすぎる(税金にたかる養殖記者とはいえ)。矢島Index、『レモンクラブ』10月号分トップ入稿。('04.8/6)

漫画屋無駄話 其の1514
▼梅本洋一のハワード・ホークス本以来の悪訳と思わざるを得ないのが、今読んでる『ナチズムの美学 キッチュと死についての考察』(サユル・フリードレンダー・社会思想社'90・翻訳・田中正人)。加えて注釈類を本文にカッコ付け小文字でブチ込むから、眼の疲れる事。倒産した同社、ナチス本を多数出してるが、古本屋で漁る意欲喪失。あとりKの9月の新刊、『姉DVD-R』のカラー及び本文を、soraに日本出版社に持参させる。暇だし、早目に切り上げるか。('04.8/5)

漫画屋無駄話 其の1513
▼「昭和館」の懐かしのニュースシアターへ行く前に、秋田書店倉庫近くの定食屋、「まさみ」へ寄ると、杉作J太郎と南陀楼綾繁を交配させたような感じの、短パン姿の先客が。今日の日替わりはなすとミョウガの煮物、生玉子、やっこ、おしんこ、御飯、みそ汁で600円。なのに杉南氏は2100円もおばさんに。象の仔の立ち歩き系人間て大食漢?「ズンドコジョッキー」の校正を公栄社に持ってこうと、soraが面倒なスニーカーのヒモを縛り終えると、営業のIさんが顔を。もう1分早けりゃ…。('04.8/4)

漫画屋無駄話 其の1512
▼「5分も遅れんじゃねえよ、ボケッ!!」今朝10時50分頃、高崎駅上信線ホームで車掌へ。国の助成金4000万もネコババした上信バスといい、たるみの極致。社民党支持の同電鉄労組委員長大河原照雄は、土建屋騒音公害市長、今井清二郎と貸し切り電車で文化人ぶってるし。上(秦次雄社長)から下まで、沿線住民の税金に群がりながらデタラメ仕事。西毛病院(精神科)の患者ならずとも、列車妨害したくなる。威駆イク夫が亡くなったと、先週親族から一水社に連絡があった。合掌。('04.8/3)

漫画屋無駄話 其の1511
▼重慶無差別爆撃のウサを、半世紀後の無関係な日本人サポーターにぶつけてた、頭悪くて恵まれてなさそうな中国人集団を見て、きっとイラク人質事件の際、小泉の口車に乗り自己責任云々叫んだ連中も、こーゆアホ面してたんだろうと。権力を背景とした“安心感”ほど、人を醜くさせる物はない。「凡人回想録」を更新。暑いとサッパリ志向が強まるのか、近所のとんかつの「いもや」、1時30分頃なのにガラガラ。ひれ(900円)食べて精力つけたが、一体何のために?(歴史よお前は誰のために?)。('04.8/2)

漫画屋無駄話 其の1510
▼しつこく『失禁中毒』。わずか20Pで青焼き再校とは…との意見もあろう。それは違う。実は製版者は、残り130Pの縮小率も全て間違えてる。切れる必要のない断ち切り絵が、わずかとはいえ失われてるのだ。それに眼をつむった俺は神様(漫画家にすれば愚か者)。印刷、製版、DTP現場の、トーシロ仕事にウンザリ。昨今またよく遅れる、上信電鉄のグループ企業、上信観光バスが国の助成金4000万をだまし取ったと。近隣市町村は、年間数億の同電鉄への助成金を、即打ち切るべし。('04.7/30)

漫画屋無駄話 其の1509
▼いトうの『失禁中毒』、実は2度目の青焼き。城南グラビヤが、20P近くを版ヅラ天地185ミリで出稿したので返品したのだ(180ミリが正しい)。が、懲りずに4〜5Pが初稿のまま。現場の荒廃は小宮山印刷や凸版印刷に限らず。『週刊新潮』の弱点は昔から作家。が、落ち目の井上ひさしには、辻元清美がらみでジャブを。結局最大のタブーは石原“ファシスト”慎太郎。田中康夫と違い、記者クラブ一つ廃止出来ぬ小心野郎を野放し。慎太郎ガラミで、文藝春秋とケンカした、“ミンコロ”大塚英志以下な訳だ。('04.7/29)

漫画屋無駄話 其の1508
▼70年代の本て活字が小さいだけじゃなく、紙を無駄にしまいという立派な心がけのせいか、平気で2段組。今朝から読み始めた『平野謙対話集 政治と文学篇』(未来社'71)も例外じゃなく、午前中から老眼鏡が必要。加えて中野重治や清水幾太郎が、やたら指導者面してエッラソー(平野はその点やはり芸人)。結局は天皇から勲章もらったり、再転向してる連中に何でココまでって感じ。いトうの『失禁中毒』(一水社・8月末発売)の青焼きを校正中。('04.7/28)

漫画屋無駄話 其の1507
▼さすがの暑さに、神保町交差点の立ち喰いそば屋、「利根」へもサッパリ。あそこのおばちゃんの、60〜70年代左翼独立プロ映画での、弾圧される組合員の奥さんフェイス(日本の新劇女優は、コレかパンパンさせると絶品!)と、ボロレジに降り積もったチャーシューのような厚さのホコリ見ないと、パンツ忘れたようで落ち着かない(ババコン?)。LCとCMの本文製版投げ。各漫画家それぞれの、味わい深いマンコ&チンポ描写にゲッソリ。「すずらん堂」の新店舗は落ち着かない。('04.7/27)

漫画屋無駄話 其の1506
▼駄目な印刷屋の出稿ってなぜ必ず早いの?(小宮山印刷の『Mate』表紙&4Cに、赤字で再校と記しつつ)。『映画秘宝』の「新刊レビュー」で、柳下毅一郎が石原慎太郎を徹底批判。全く異議ナシ。溜飲が下がる。小泉の純公が、金正日や池田大作のケツを舐めるような、『en-taxi』での的場茂一の石原慎太郎ヨイショ文を読んだ後だったから、余計に(的場みたいなゲス野郎に、ホメ殺し文はモノに出来ない)。NTT関係のアホセールスマン来訪。気分悪し。('04.7/26)

漫画屋無駄話 其の1505
▼千代田区長、須永和隆は、池田大作と麻原彰晃をミックスし、金子信雄をふりかけたような悪党だ。「タバコのポイ捨て禁止!!」のキャッチフレーズの元、年1億もの予算をブチ込み(『日刊ゲンダイ』)、お茶の水駅や水道橋駅で拡声器騒音を“ポイ捨て”しまくり、道路への落書き、ポスター、Tシャツ部隊等と、環境を名目とした、新たな利権がらみの公共事業を成立させたのだから。次回選挙じゃ絶対に落とすべし。伊集院808と江戸川プレコが遭遇。何とか吐き気を制す。('04.7/23)

漫画屋無駄話 其の1504
▼「凡人回想録」を更新(草1号も、「新・嫌われ者の記」のデータ送れ)。以前から、休みが続くと栄昇ビルのポストから、郵便物が盗まれる事が。土曜に配達してもらわないようにしたら解決したが、事情を知らないムラムーが、休み中に『レモンクラブ』の「歌えばパラダイス」分を入れ、久々にやられた。ロックされてるし、奥に押し込めば問題ないのだが、ハミ出てたのだろう。この糞馬鹿は地方住まいの同一人物で、各社で同様な事をしてると思われる。同業者の皆さん、ご用心。('04.7/22)

漫画屋無駄話 其の1503
▼昨日、今日と新人さんの持ち込みが。両名共に2回目。それもつい最近来たばかり。本人はともかく、俺達から見れば全く進歩してない。最低でも半年はコツコツやった後でないと、当方も困る(昔のように怒鳴りまくるパワーはないし)。ジェンキンス&ソガの名前を聞くと吐き気。『日刊ゲンダイ』じゃないが、自国に捨てられた中国残留孤児に、もっと予算回せよ。特にNHK。新潟、福井の水害後回しにして、両名の名前を狂気の連呼。ジェンキンスは自由意志で、かの国に行った男だぜ。('04.7/21)

漫画屋無駄話 其の1502
▼五目そばだけは抜群だった、中華の「新三陽」跡に開店した、「はなまるうどん」へ初めて。味は下の上だが、安いし量が多いので、少量派の「なか卵」はダメージ?『熟女H告白』下版の合間に(相変わらず凸版の製版現場は、大日本印刷同様にトーシロ揃い。大口製版は立派だが)、『Mate』の色。2Cを節約したので少し楽(ギャラも値切られたが。LCもな)。大学生の子供に、冷房の電気代がもったいないので、試験勉強は大学図書館でやれと厳命。今朝の下仁田行き上信電車、車掌が麦わら帽子を。('04.7/20)

漫画屋無駄話 其の1501
▼「新文芸坐」に行く度に、運営するマルハンなるパチンコ屋は立派だと。短期的にも長期的にも何のメリットもないはず。これぞ企業の社会貢献(映画好きに尊敬されるのみ)。逆に一番駄目なのが大日本印刷。目先の利益で『本とコンピュータ』の胴元になってるが、結果的に“懐メロブンカ人”に、延命装置と老齢年金支給してるのみ(大月隆寛にさえ『諸君!』で馬鹿にされてた、昨今の『AERA』張りの表紙の悪趣味振りも確かに凄い)。ミニコミ安く印刷するとか、貢献策は一杯ある。誌面の“スケベ根性度急増”振りにもウンザリ。('04.7/16)