イラスト/尾山泰永                    イラスト/好善信士              イラスト/ペイントロボ

漫画屋無駄話 其の2050
▼暇。神保町へ3日連続でつい(いつもは1日おき)。3時過ぎに帰ると、いトうが22日の一箱古本市用の、カラーイラストを持参。「あのよう、規定通りの稿料払うと、下手すりゃ赤字。どだ。売り上げ次第で額を決めるってのは?」「いえ。いつも迷惑かけてますし、タダでも別に…」「そーゆ訳にも行かんヨ!」相談次第で、イラストも販売しちゃいます。ヘンテコな天気。今日が晴天だと22日が雨になりかねないが、これで大丈夫?はあ、地獄のような一週間だった。('06.10/20)

漫画屋無駄話 其の2049
▼暇。3人でボーッ。来年はどうなってる事やら…。今日は前から決まっていた久々の社内宴会。昨日同様、5時で終了にして、珍しく神保町へ行く予定。アンナに、おなじみの塩の字スポット、例えば定食屋「まさみ」、大洋図書ビル、「梅の湯」、「日本特価書籍」、「すずらん堂」、「書肆アクセス」、「田村書店」他を教えてやろうかと(ありがたみ感ゼロ?)。生ビールが好きらしいし、「ランチョン」にでも?(やくる〜とも少しは飲む)来週からは営業活動しないとヤバイ。('06.10/19)

漫画屋無駄話 其の2048
▼近所の某版元で働いてる、元吉田班のK君が顔を。グラフ関係をやってると。「もう漫画は、描き下ろしと言った段階で営業に拒否されて…」えらい時代になった。例の白手袋した、早稲田文学新人賞野郎と同期。「彼と一緒に働いていた頃って、夢のような時代でしたネ!」30半ばのガキが、こーゆ台詞を吐く日本国って…。暇。神保町には昨日行ったばかりだし、何となく一箱古本市の準備したり(お釣りとか色々ね)。アンナにこれ打たして、5時で終わりにするか…。('06.10/18)

漫画屋無駄話 其の2047
▼さすがに昨夜は眠りが浅かった。昼飯は、「まさみ」の味フライと春巻きの盛り合わせ定食(600円)。道路を隔てた、労働者いじめで名高い、少年写真新聞社の並びで、立ち飲みOKの酒屋、「大坂屋」が閉店してた。暇なので神保町。「書肆アクセス」で畠中店長に、画家の林哲夫を紹介される(初めて)。千駄木の一箱古本市で、知り合いの南陀楼綾繁や向井透史の本を、ゾッキ値で販売して嫌がらせする計画を披露すると、「面白い!!」。『古本デッサン帳』も入ってる点には触れず。('06.10/17)

漫画屋無駄話 其の2046
▼向井亜紀を筆頭に、代理出産問題に登場する人物は、うさん臭い奴ぞろい(向井は黒柳徹子とアグネス・チャンの間に割り込む気?)。『週刊現代』の中吊りが久々にJRに。よく見たら、西岡研介の革マルレポートの項目が抜けてる(妥協?)。噂では『路上派遊書日記』(南陀楼綾繁・右文書院)が売れてると。俺の眼は節穴と言う事か?う〜ん…。今年一杯は何とかなりそうだが、来年からは非常につらい。う〜ん…。ダブルパンチ。もはや再録企画しか、各版元はやる気ないし…。('06.10/16)

漫画屋無駄話 其の2045
▼「凡人回想録」を更新(昨秋、菜摘ひかるの件で訪れた、講談社学芸部のA川君の一件が、『出版業界最底辺日記』の3倍くらい詳しく)。『漫画ピンクタイム』下版の合間に、カワディMAXのいずみコミックス、『犬少女』の色校や青焼きチェック。当人もわざわざ来社、眼を皿にして校正。誰もそんな細けえトコまで見ちゃいねえよ(漫画家が熱心なのも、1冊目だけだが…)。で、「東京堂書店ふくろう店」て、いつ行っても絶対に新しい発見のない珍しい書店。無能さも極めれば芸(ウソ!!)('06.10/13)

漫画屋無駄話 其の2044
▼“私は死から帰って来た時、敵の名前をもう「明治政府ちゃん」というのに決めてしまっていた”。この一行だけで買う価値がある、ヨリ様(笙野頼子)の、『一、ニ、三、死、今日を生きよう!成田参拝』(集英社)。が、版元はパクリは超横綱だが、権力や右翼にゃ幕下以下。そのうち揉めそうで楽しみ。モチ本作も“英志もの”。前より影は薄くなったが、理不尽さは相変わらず。鬼畜エロ漫画もだが、筋の通らぬ蛮行ほど、読む側は胸ワクワク。誰もが想像するように、面相が似てるゆえの近親憎悪もあるな。('06.10/12)

漫画屋無駄話 其の2043
▼懐具合や女房の面相以上に気になるのが、知人の本の評判(俺より上だと許せん!!)。南陀楼綾繁の、『路上派遊書日記』(右文書院)のネット評をと検索すると、「送ってもらってうれしい!!」ばっか。一体何部献本した?“もらった”と喜々と書く低能知人共も愚劣。もらえなかったプチ知人は、絶対買いたくなくなる。醜悪な、くれる馬鹿著者に下品なもらいコジキ。テメーで買えっ!!「書肆アクセス」じゃ既に40冊以上はけたと言うが、俺の感じでは大型書店じゃサッパリな感じ(ウヒヒヒ…)。('06.10/11)

漫画屋無駄話 其の2042
▼今日、漫画屋のアンナは珍しく休みだが、ロシアの反体制派女性新聞記者、アンナさんの射殺は本当に悲しい。大杉栄の虐殺と同様な背景がヒシヒシ(プ−チンならね。眼を見りゃわかる)。NHKを筆頭とする、税金取材しててんと恥じぬ、幇間ドコジキ記者共は、同業と錯覚、哀悼の意なんざ表するなよ(池田大作が、ガンジーやキングと己れを同列に語るに等しい)。いトう、カワディMAX来社。カワディの『犬少女』の本文、城南グラビヤ投げ。3日後に青焼き出すと。('06.10/10)

漫画屋無駄話 其の2041
▼馬鹿だね、この豪雨の中を神保町へ。まず「三省堂」で『一、ニ、三、死、今日を生きよう!成田参拝』(笙野頼子・集英社)のサイン本(ウレシイ!!)。「書肆アクセス」で、拙著への堀切直人の書評掲載の、『図書新聞』を10年振り位に。「すずらん堂」で『イケダ先生の世界』(ベンジャミン・フルフォード・宝島社)。ここ、最近『出版業界最底辺日記』を10冊前後平積み。すいませんねぇ。「日本特価書籍」で『快適生活研究』(金井美恵子・朝日新聞社)と『小説の認識』(伊藤整・岩波文庫)。で、今『Mate』下版中。('06.10/6)

漫画屋無駄話 其の2040
▼10年近く前、吉田班のバイトにヘンテコな野郎が。国学院出てて神主になるとか言いつつ、エロ漫画の原稿取り(時々、白い手袋してたのが不気味だった)。馬鹿星に比べりゃ余程マシだったが、数日前に何年か振りで顔を。第二十一回早稲田文学新人賞を取ったと(一昨年)。フリーペーパー化する前の『早稲田文学』掲載、「不二山頂滞在記」(雅雲すくね)を、昨夜「いづみや」西川口店で読了。華はないが好みの作風。文学青年にゃとても見えなかったが…(この作風じゃ喰えぬな)。('06.10/5)

漫画屋無駄話 其の2039
▼他人、いや知人の懐具合は、女房の面相共々気になるもの。ましてや、出した本の売り上げとなれば。アマゾンで順位チェックする際も、俺のが17085位か…。南陀楼の『路上派遊書日記』は46845位。向井透史の『早稲田古本屋街』が23268位。中身の格差がストレートに出てるぜ。ザマミロ!…とかね。「ジュンク堂」の残部動向数字も面白い。俺のが34冊あるのは歴史的必然として、はけなくて高い南陀楼本を4冊、向井本が17冊は、暴挙の一言!!…とかね(本業に汗流せヨ)。('06.10/4)

漫画屋無駄話 其の2038
▼20世紀興行師列伝を記す場合、絶対に漏らしてはいけない男だ。米沢嘉博、享年53歳。漫画評論家としては、村上知彦並の退屈さだったが、天はニ物を与えぬよ。つぶれたソフトマジックの忘年会、松文館の貴志社長を励ます会と、2度遭遇。心にもないオドオドさを、顔面に露骨に浮かべて世をしのぐ、一番嫌いなタイプだったが、古い付き合いのまいなぁぼぉいによれば、『COMIC BOX』のゴロツキペテン師共と異なり、「いい人」と。予想される利権の争奪戦、誰か漫画にしてよ。('06.10/3)

漫画屋無駄話 其の2037
▼おっかしいな…。従業員に親類がいる訳でもないのにと、深く首をかしげたのが、飯田橋駅反対側(法政側)の「文教堂」。どの店舗も無個性で有名なのに、ちくま文庫コーナーに拙著が20冊位平積みで、手作りポップに“新幹線で群馬県富岡市から飯田橋まで通う塩山さんは…”。版元のポップさえ見てないのに感動、つい井上章一の『夢と魅惑の全体主義』(文春新書)を買い、仁義を切る。「書肆アクセス」とここだけだよ、手製ポップなんて。『路上派遊書日記』(右文書院)は見なかった。('06.10/2)

漫画屋無駄話 其の2036
▼矢島Index、好善信士、月下冴喜と、3本の癖のある漫画家のオメコシーンを修整、100人斬りした気分に(むなしい…)。「コクテイル」の件もあり、南陀楼の『路上派遊書日記』(右文書院)を嫌々ながら昨日から。何とか260ページまで(まだ残り200ページ!!)。傍迷惑な本。ついでに来月の『記録』はこれでいくか。中島義道や小谷野敦のファンは、全てに及び腰な当人の言動にイラつくだろうが、世の中はその方が多数派。共感を得て売れたらムカつく。('06.9/29)

漫画屋無駄話 其の2035
▼『Mate』、シンの4Cに獅月しんらのボケがまた一部版ヅラ原稿を。当然面付けのメの字も知らない小宮山印刷は、ネームさえ切れにゃいいと、シンから5ミリ4ミリのチンバ面付け(見開き)。凝りねえ職工共(営業は右から左に運ぶだけのガキの使い。現場にゃ何も言えず)。製版は悪くないが、ポスターや絵本しか無理だなココ。なまぬるい風がやけに吹く日と思ったら、南陀楼綾繁の『路上派遊書日記』(右文書院・本体2200円)が届く。450ページ近い。分をわきまえぬ厚さだ。('06.9/28)

漫画屋無駄話 其の2034
▼“車椅子障害者作家”、松兼功の『東京新聞』連載、「鼻先から一筆啓上」の終了は残念(最終回、ファミレスで近くに座った中年カップルが、気持ち悪いのでと店長に席替えを頼み、拒否され退店との話題は最高!!)。『記録』が頼めば?昔、「書肆アクセス」の畠中店長に紹介された際に悟ったが、向井透史も腹黒い奴。『早稲田古本屋街』(未来社・本体1800円)で、50銭単位の金にも神経すり減らす、新潟や山梨の下流出の守銭奴共の、良い面だけをよくもあんだけ拾い上げた(悪党にしか出来ないワザ)。('06.9/27)

漫画屋無駄話 其の2033
▼この強い雨の中、午後2時前後に神保町への往復の間、カサを刺さない女性を3人見た。特に2人目の中年女性は、両手に書店の紙袋を。紙の湿った手ざわりが好きなの?荷物を持ってたので、『少年少女通販広告博覧会』(串間努・河出書房新社)、『早稲田古本屋街』(向井透史・未来社)しか買わずに帰社。「荒魂書店」、何事もなかったように営業中だった。例の「コクテイル」、綾繁本はともかく、既にとうの出た拙著は何冊持ってきゃいいの?(持ち帰る際の重みは身にしみそう)('06.9/26)

漫画屋無駄話 其の2032
▼また上信電車が高崎駅構内で脱線。一昨日は、山名駅までバスで振り替え輸送。若い運転手の初歩的ミスらしいが、同鉄道、俺と同世代が全然いない。無愛想な老駅員と、やたら腰の低いあんちゃんばっか。基本技術の継承が全くなされてない(昨今のDTP屋並)。BBSで触れた、高円寺の古本酒屋「コクテイル」での無駄話会は、午後6時からでチャージ料800円と。一応は南陀楼綾繁の、『路上派遊書日記』(右文書院)の刊行記念イベントらしい。どうでもいいが…。('06.9/25)

漫画屋無駄話 其の2031
▼ビックリ。一瞬、地獄にもFAXがあるのかと(ペイントロボの下描きが20枚届いた)。電話したら、本人がまだ生きていた(…)。来春には、何冊目かの遺稿集が出るかも。10月22日に開かれる、千駄木での一箱古本市に今回はオイラも参加(名付けて“嫌記箱”)。目玉商品にと、昨夜顔を出したいがらしみきおに、「ブックオフ」で105円だった、2冊の奴の本に強制的にサインを。1冊2500円位で売るか?水、木と事務所泊まり。今夜こそと思ったら、青焼き出稿が9時を回ると。ああ…。('06.9/22)

漫画屋無駄話 其の2030
▼「俺の本の“最底辺ポップ”、どっかで見たあ?」「いえまだ」(やくる〜と)「あたしも」(アンナ)まさか、俺と南陀楼綾繁用に2枚作っただけじゃ?今日は神保町に行かず、竹書房裏手の、「ボリショイサーカス」でコーヒー(250円)。5〜6年前に1度寄り、余りのまずさにショックを受けて以来。そのリンとした味は昔通りで、深く感動。3度目はまた5年後?めったにない事だが、明日は所沢方面にアンナが原稿取りへ。絶対に網棚に上げるな等、種々説教。('06.9/21)

漫画屋無駄話 其の2029
▼“ワタシの喋り方はあいかわらずハッキリしないのである。ある編集者に言わせると、〈言語障害にかかったジャイアント馬場〉だそうで(中略)、そう言われた時は殴ってやろうかと思ったが、彼は酒乱なのでカンベンしてやったのだ”。明日、いがらしみきおと同窓会なので、買ったまま積んでいた、『ワタシ』(白泉社‘89)を開いたら、149Pにシッカリ。俺程度の悪酔いをそこまで持ち上げちゃ、本当の酒乱が泣く。拙著の2刷、「信山社」と日特で初めて。増刷分も帯付きとは親切。('06.9/20)

漫画屋無駄話 其の2028
▼チョイ前に、ショバ代払わないとドーカツされたので、店の2階で女給とタダマンさせている。勿論彼女の特別手当ては、他の常連客のツケに上乗せ(3代続いたゴロツキ地回り、アベシン一家の脅しに屈し、奴の“公共電通”を買って出てる老舗の飲み屋、NHK茶屋の昨今の痴態の構図。他にもタダマン客はゴロゴロ。受信料という名のオマンコ代、7割もの人が払ってるなんて…!!)。連休明けで忙しいが、なぜか電話は少ない。『Mate』の色終了。明日はもっと忙しい。('06.9/19)

漫画屋無駄話 其の2027
▼拙著の宣伝が日経に掲載と、悠社の女社長。見たい。面白さでは比較にならんだろうが(俺が上)、南陀楼綾繁の『路上派遊書日記』(右文書院・定価2200円)が10月2日発売と。456Pあるらしいが、奴の腰のすわらない生ぬるい世界に、そんだけ銭出して浸りたいボケが?注300個付きも不安。『映画秘宝』連載、高瀬将嗣の「活劇与太郎行進曲」以外、注が面白いと思ったためしはない。棺桶に半身入ったエンテツ(遠藤哲夫)爺さん、この前ちと蹴飛ばしたらシュン。根性のねえ死に損ないだ。('06.9/15)

漫画屋無駄話 其の2026
▼下版時に、生原稿の必要な直しか否かわからない、小宮山印刷の営業マンもアレだが、公栄社の文字打ち職人のレベルダウンも底なし(『レモンクラブ』1誌でホッ。悠社も天龍社も、同社に比べりゃ名人級)。『東京名画座グラフィティ』(田沢竜次・平凡社新書)は、崇元友子の愚書、『銀座並木座』(鳥影社)に比べればはるかに上等だが、後半はヤッツケ(元支配人のゴタクなんざ聞きたかねえ)。それと、新宿の「西口パレス座」でバイトまでしながら、ホモ客に触れないのは変態の域。('06.9/14)

漫画屋無駄話 其の2025
▼初老男柔肌地獄。1カ月前、普段物置き代わりの客間に一夜寝て、ダニに胸と腹を喰われ、真っ赤。半月後、今度は老眼鏡を首にかけるヒモにかせ(ビニールか皮)、首にヒキツリ状のライン。両方やっと癒えたと思いきや、地元スーパー「K」で買ったほたて弁当を先週土曜に喰うなり、両腕内側にジンマシン(かゆくはないが無気味)。しかもその夜、魚肉ソーセージをガブリするなり、奥歯のカブセ物がポロリ。好色熟女が、フェラチオしてる最中にこうなるよかマシと、訳のわからぬ理由で自分をなぐさめた。('06.9/13)

漫画屋無駄話 其の2024
▼スタジオ・ディグの、石本種雄と不景気話。「何でお互いに夜逃げせずに済んでんだ?」「エヘへへへ…。文化人にゃかないません!」「ケッ!!」奴にコケにされるようじゃ終わり。今朝から『鳴海仙吉』(伊藤整・岩波文庫)を。イーヴリン・ウォ−風で凄く面白い。彼の『太平洋戦争日記』をここ1年位読んでたら、最近某評論家(ヨイショになるので匿名)が本書をほめてたので。『太平洋〜』での伊藤の柄でない忠君愛国振りを知る者には、『鳴海〜』でのトーカイ振りも即納得。まだ400ページもある幸せ。('06.9/12)

 
漫画屋無駄話 其の2023
▼本業はますます地獄だな。う〜ん…。一方漫画屋BBSでグズってたら、本当に“最底辺ポップ”が出来たとかで、筑摩の担当者が送ってくれた(扉に)。ついでに発売後2カ月の、「紀伊國屋書店」の売り上げデータも(どの店舗かは不明)。『出版業界最底辺日記』267冊。『寺山修司 過激なる疾走』(高取英・平凡社新書)234冊。『寺山修司 遊戯の人』(杉山正樹・河出文庫)78冊。3冊共にほぼ同時期の発売だが、いい本が売れるとは限らないな。う〜ん…。('06.9/11)
         

漫画屋無駄話 其の2022
▼昨日の読売で、黒田寛一、松崎明と並ぶ革マル派“中興の祖”(特に財政面)、元JR東日本の松田昌士が、森まゆみ、藤森照信と対談。今朝の東京。ワシントン特派員の松川貴が、ヘレン・トーマスへの質問の中で、9・11以降の米国マスコミは、「戦中の日本のメディアに似ている」と。ボケ。“今の”だろ(戦中は自粛ではなく、進軍ラッパを吹いた)。『表現者』8月号。正津勉の記事、萩原恭次郎が全て“恭二郎”に。何と目次まで。誤植としてカンペキで、芸術的ですらある。('06.9/8)

漫画屋無駄話 其の2021
▼内容が内容だけに、TV出演は無理として、本を出したのだし、インタビューの何件かはと期待したのに皆無。仕事の依頼も同様。書評はあんだけ出たのにとムカついてると、名古屋のフリーペーパーから一件。が、返事出したのにナシのツブテ(エロ漫画一緒に送ったのがマズかった?)。その点、南陀楼綾繁は、ロクに処女本(無明舎出版の『ナンダロウアヤシゲな日々』)は売れなかったのに、率のいい仕事してる。『ジェイド』3号目の本文修整開始。64ページ増で大変だヨ。('06.9/7)

漫画屋無駄話 其の2020
▼5日ぶりの神保町。『出版業界最底辺日記』が、約1カ月ぶりで感度のいい書店にのみ並ぶ(「三省堂」「東京堂」「信山社」「日本特価書籍」)。全て返品分。ホント、筑摩書房の増刷スピードは遅い。ちなみに余計なサイン、社印、塩Qのイラスト&御託入り帯付き本が、まだ10冊、「書肆アクセス」に馬鹿ヅラを。そこで『誰も知らない靖国神社』(奥津裕美他・アストラ・定価1400円)を。『記録』仲間の奥津嬢の、色っぽい天然色写真が折り返しに。今は人妻。手を出しとくんだったヨ(今夜のオカズ!)。('06.9/6)

漫画屋無駄話 其の2019
▼3時出勤。地元での年に1度の健康診断で。バリウム腹とはいえ、昨夜9時から何も喰ってない。で、昼飯は高崎駅前の高島屋地下で、豪華弁当(1050円)を買い、エスカレーター下の休憩所でパクパク。白髪の50男が短パン姿でこーゆ事してっと、ジロジロ見られるな(どうでもいいが)。さっき千代田区の防災無線が吠えてた。チクショーッ!!(内容は全く聴き取れない)。『レモンクラブ』のケツ、『本当にあった禁断愛』と『漫画ピンクタイム』の本文で、アンナ以外は大忙し。('06.9/5)

漫画屋無駄話 其の2018
▼なかなかうまく行かない。いがらしみきおの上京日に合わせ、俺、タコ多田、山崎邦紀の予定を擦り合わせたら、山崎のみピンク撮影の初日と。当人、本当に残念そう。けど仙台から上京するぼのぼの旦那も、そう日程の変更も出来ないだろうし。いトう、九紋竜、トリウミユウキ来社(ドジったいトうは2回も)。関係ねえが、『東京新聞』の俺がガキの頃から続いてる3〜4コマ漫画、佃公彦の「ほのぼの君」は、一体誰が読んでるのか?若手は打ち切りたくて仕方ないはず。('06.9/4)

漫画屋無駄話 其の2017
▼…今世紀初頭、いわゆる“英志もの”で純文学界のトリックスターと化した笙野頼子が、飼い猫をめぐり隣人に絞殺され早10年。既に彼女の小説以外で大塚を知る者はないが、気の毒だった面も。笙野は俗流フェミニズムの見地から、英志を幼女売春業者の如く罵倒したが、彼はロリコン漫画誌、『漫画ブリッコ』を一時手掛けたのみ。笙野同様、妄想の世界に生きたのだ。アガサ・クリスティーを殺人者呼ばわりしたに等しい。しかるに彼女の文章の勢いに…(純文学フリーペーパー『新八王子文学』2030年10月号より)。('06.9/1)

漫画屋無駄話 其の2016
▼徐々に返品が来てるせいか、アマゾンも「ジュンク堂」も品切れじゃなくなった『出版業界最底辺日記』。神保町にはまだ全然(『映画秘宝』等、紹介雑誌が出てる内に増刷を)。が、「書肆アクセス」には独自ルートで仕入れた15冊が今日からデン。勿論、サインと(有)塩山商店の社印入り。それだけじゃ芸がないので、塩Qの漫画入り。買いですぜ旦那!!噂じゃ田中栞の本は同店で100冊以上売れたと。あーゆ無神経な馬鹿女の下流向け駄本と、拙著を混同視するのもアレだが、一応まず打倒せねば。('06.8/31)

漫画屋無駄話 其の2015
▼徳田秋声には、愛人、山田順子をモデルにした『仮装人物』他の、いわゆる“順子もの”と呼ばれる小説群があるが、ヨリ様こと笙野頼子の『だいにっぽん、〜』他の中期怪作群も、必ずや将来の研究者から、インスパイアー役の大塚英志に敬意を払い、“英志もの”と呼ばれる日が来よう。が、その度にあの“男林真理子ヅラ”の連想させられる読者は大迷惑。“ブリッコもの”なんてどう?「早稲田青空古本祭」を控えてか、「BIG BOX」前の市、切れ痔野郎の脱糞並に本の出し惜しみ。('06.8/30)

漫画屋無駄話 其の2014
▼「書肆アクセス」で時々ミニコミ買うが、昨今一番退屈だったのが、『のんき新聞』(勝川克志・新津英夫)。しかも8Pしかないのに本体120円。猪瀬直樹並の根性だ。12号の執筆者の1人、南陀楼綾繁のブログも、近頃長いだけで“やおい日記”化。知人以外は退屈する。かみさんにカツ入れてもらえ(専業主婦の家計簿じゃねんだ)。ヨリ様の『だいにっぽん、おんたこめいわく史』(講談社)を読んで。初期漫画評論集以外に無価値な大塚英志は、彼女の創作意欲を刺激した一点におき、日本文学史にサンゼンと輝く。('06.8/29)

漫画屋無駄話 其の2013
▼今朝11時30分頃、東京駅中央線高架ホームの柱の陰で、手作り弁当を立ったまま食べてる20歳位のお嬢さんがいて驚いていたら、乗った最後尾の車両の車掌に、話しかけてる50男も。発車間際の放送等で、忙しいのにペラペラペラ。遂には動き出したのにホームで走りながら。身勝手人間が増えたとムカついたが、ベンチや駅員を極端に減らしてる、JR東日本の“革マル商法”の被害者なのかも。生乳、「凡人回想録」のデータ送れ。それといがらしの旦那、9月の上京日をメールで知らせてね。('06.8/28)

漫画屋無駄話 其の2012
▼昨夜、『異常性愛記録ハレンチ』を観た、「テアトル新宿」で3千円で買った、黒の『恐怖奇形人間』Tシャツを着て今日も神保町を歩いたが、主要書店にゃ拙著は一冊もない(「すずらん堂」に1冊のみ)。アマゾンや「ジュンク堂」も品切れだし、何でエロ漫画みたく素早く増刷しないの?(月末に出るとの噂)1度倒産すると全てに慎重に?(日垣隆は著者への販売が8掛けだったり、製本見本まで売る同社を『WiLL』で批判したが、潰れ、印税未払いになるよかマシ)。『アックス』さん紹介どうも。('06.8/25)

漫画屋無駄話 其の2011
▼たまった各社の寄贈漫画誌を、アンナに開封させたら2つ発見。『ドルフィン』の間に、司書房の八丁堀への移転通知。普通は封書だわな(弱小編プロじゃねんだし)。新オーナーの金銭感覚がうかがえます。松文館のB6判アンソロコミックス、『禁断恋愛』、漫画の天地の尺が足らず、白ラインが!!(まさか小宮山印刷?)担当編集者か製版業者の、いずれかが版ヅラの意味も知らぬ、ド素人なんだろう。ありそうでない珍事(全ページ!!)。何か暇だなあ…。('06.8/24)

漫画屋無駄話 其の2010
▼『髑髏の結社 SSの歴史(上)(下)』(ハインツ・ヘーネ・講談社学術文庫)を、ウッカリ俺は(下)から読み始めたが、関係ない面白さ。今、(上)で親衛隊(SS)が突撃隊(SA)の大粛正と同時に、残存反ナチ勢力センメツの下りを。水際立った鮮やかさに、さすがは戦争末期まで、武装SS他が何度も連合軍を苦しめた国と感心(大日本帝国は、硫黄島で善戦した以外は総崩れ。しかも“外道の戦街”特攻隊だし)。犬死にの特攻隊を美化したり、加藤紘一宅放火事件に黙したり、学ばない国だよな。('06.8/23)

漫画屋無駄話 其の2009
▼先週、坊主頭のカワディMAXが、首にネズミ色のタオルを引っ掛けて原稿持参。よく見れば本来は白いタオル(アカで染めていた)。捨てさせ、事務所の本来の色のモノを巻いて帰したが、やり取りに既視感。ペイントロボが元気だった頃、タコのようにタオルを頭に巻いて来社。「今年の流行か?」「いえ。自分でバリカンで頭を刈ろうとして失敗して…」タオルの下は、土星の輪っか状に大トラ刈りの跡。その後の事は忘れた。「書肆アクセス」での拙著サイン本、何とか55冊は完売したと。('06.8/22)

漫画屋無駄話 其の2008
▼出勤途中、高崎駅構内の「くまざわ書店」(開店時の緊張感が喪失)で、拙著への柳下毅一郎の書評掲載の『映画秘宝』10月号を。南陀楼綾繁もそう怒る事もないのに(ただ柳下は献本せずとも買ったな。チッ!1冊損した)。あったなそんな騒動。ま〜の親父(元『毎日新聞』記者で映画評論家)が親子程に年を隔てた三留まゆみと出来ちゃって、実家がボーボー火宅化した一件。『ホットミルク』連載中、斎藤O子嬢に、三留は友達なので匿名にと泣き付かれた。松島、いやま〜よ、たまにゃ電話しろ。('06.8/21)

漫画屋無駄話 其の2007
▼愛国心はならず者の最後の拠り所と言うが、絵に描いたような事件だ(加藤紘一宅放火事件)。もっとも日本は、素手の人間をドスや弾で襲う事が、裏金公安警察の公認の元、“愛国者”の条件であるかのような面が(甘粕大尉の、大杉栄一家虐殺以来の伝統か?)。総費用一億とかの、皇太子夫妻のオランダ静養旅行の件だが、国内、つまり日本国じゃ療養出来ないと?一般人が私費でするならともかく、国の象徴がそれでいいのか?ウサギ小屋で重なる納税者に、それでも国を愛せと言うのか?('06.8/18)

漫画屋無駄話 其の2006
▼後のない本業にもっと汗を流せとの声も強いが、本の特集してる雑誌は、「ひょっとして俺の本も…」とうぬぼれ、つい立ち読み。大嫌いなマガジンハウスの『ダカーポ』をパラパラしてたら、写真入りで紹介が。すいませんねえ、献本もしてないのに(個人的に世話になってる人を除くと、マスコミ関係は『映画秘宝』にしか送らなかった)。「東京堂書店ふくろう店」で買ったが、同店の無愛想な女店員は、夜はどっかのスナックでバイトでも?いトうとギックリ腰談義。('06.8/17)

漫画屋無駄話 其の2005
▼同世代、右も左もガンだらけ(漫画屋BBS参照)。俺もたんのう取って3〜4年たつし、どっかなってるかも。どうでも良くないがどうにもならない。“日本3大カルト”の教祖の一人、クロカン(黒田寛一)が死んだね(次は順番から言や大作。彰晃はまだ50代か…)。JR東日本の店子になってる書店の棚に、場違いな奴の著作集が、従来以上の幅で並ぶのが眼に見える。JR“革マル”東日本の包む香典の額は、予測もつかない。コミケ、一水社のブースで、土日にアンナが売り子をやると。('06.8/11)

漫画屋無駄話 其の2004
▼わからない。映画も本も。今朝、『雷轟』(エンターブレイン)を読み上げた押井守の事だ(後輩の金子修介のセンスは、ケツの穴のヒダまで何となく)。『イノセンス』の出来や、本書の歯が盆踊りするような、岡部いさくの愚解説を読むに、ホメ殺しの渦中にあるのはハッキリしてるが。原稿持参の小海隆夫と業界昔話。「あんたが離婚してから、福岡のめんたいこをもらえなくなって寂しい」「今度取り寄せるヨ」「請求した訳じゃなくて…」「いいから!」請求してるよこれじゃ。('06.8/10)

漫画屋無駄話 其の2003
▼更新した「嫌われ者の記」、『出版業界最底辺日記』にどのように取拾選択されたか、文庫本と比べ、南陀楼綾繁の編集センスをあげつらうのもオツ。基本的に大河ドラマ風に処理したと見られるが(任せっ切り!)、もし売れて『続・出版業界最底辺日記』を出せる暁には、ピンポイント攻撃風な本にしたいと夢見る(くだけて言うとエピソード集)。『Mate』をお盆進行下版したせいで、この2〜3日暇。矢島Index、瀬木勝、千葉大吉に電話。試写にでも行くか。('06.8/9)

漫画屋無駄話 其の2002
▼一個人としてはともかく、映画監督としては亡くなっても少しも惜しくなかった那須博之、いや黒木和雄の新作、またやんの?(「岩波ホール」前にて)。新藤兼人や松本俊夫もだが、無能な監督ほど長生き。昨夜「ラピュタ阿佐ヶ谷」で、『O課の女・赤い手錠』(監督・野田幸男・‘74東映)を20数年振りで観て痛感(しびれる反米愛国振り!)。で、『COMIC BOX』のゴロツキペテン師編集共に、こんな施設を建てさせるまで面倒見るたあ、宮崎駿は身内を含めて人を見る眼がない。「嫌われ者の記」再び更新。('06.8/8)

漫画屋無駄話 其の2001
▼昨日、拙著の書評を掲載してくれたし、『東京新聞』の悪口は書きたくないが、「こちら特報部」での、『創』篠田“イカレポンチ”博之編集長のマスコミ時評は、一日も早く打ち切るべし。『週刊現代』、西岡研介の体を張った革マルレポートが、“公安警察と同一視点”と。アホかっ!!カルトの実態は誰が見ても同一。テメーの愚論だと『記録』に「サイテイ車掌のJR日記」連載中の国労組合員、斎藤典雄も権力の犬だ。この手の白痴が、ソ連や北朝鮮をはぐくんで来た。タンをノドに詰まらせて死ね!!('06.8/7)