明るい話と利益になる情報を発信する目的のHPでしたが、放射能と電力不足、政府のポピュリズムで未来の明るい話が描けませんのでしばらく休止します。
春めいてきたこの時期は、花粉の飛散が例年に無く多く花粉症患者にとっては毎日が大変です。おまけに今年は、放射能も混ざっているようで匂いが違います。
このような時代であれば、
なおさらに、気持ちを込めて初めてのジャガイモ植えを計画しました。3月27日と4月3日の2回に分けて男爵芋と北あかり芋を先輩の指導により植付作業をしました。畑をトラクターで耕してから溝を造り窪地に1/2から1/3に切ったジャガイモを並べて肥料を施して再度、土をかける作業です。作業は半日で終わりました。あとは、日光と水分、肥料により作物に育つわけですが、芽が出てからは、芽かきや草取りに手間がかかりそうです。
梅雨明けの収穫が楽しみです。!!
震災による二次被害が目に付くようになりました。
原発故障による放射能の飛散で水道水の汚染が判明した後はペットボトルが店頭からなくなりました。妊婦や子供のいる家庭では、放射能の直接被害よりも精神的な不安定状態が継続するほうが体に与える影響が大きいでしょう。
海外での「安心安全である日本の食品」ブランドが、すべて放射能汚染のチェックを受けています。外国では、東北も九州も同じ扱いですから仕方の無いことですが、東電と原子力に注力した国の責任は重いものがあります。
この状況をうけ原子力発電の新設計画について、政府やマスコミは否定的に判断していますが、資源の無いこの国で1億2千万人の暮らしを支える豊富な電力を安く確保する代替の方法がわかりません。今後のCO2削減の切り札である原子力発電の計画を否定したら京都議定書に謳われた地球温暖化防止の話はどのようになるのでしょうか?
現在は、国民の感情を迎合した意見が大きいのですが、勇気を奮い起こして原子力発電をコントロールするチャレンジは、継続されなければなりません。
そうしなければ、今後の日本の未来像が見えてきません。電力不足は、我々の生活水準を引き下げた上に、人々の職場を外国に追い出すことになります。
負けることを予期した戦争でも死地に赴いた先人の覚悟を思い出すときでしょう。
各テレビ局が土曜、日曜と特集していた悲惨な津波の映像と原子力発電所の故障が市民の不安を増大させました。市民の考えることは同じで日曜日のスーパーマーケットでは、水、米、牛乳、パン、インスタントラーメンが売切れでした。さらにガソリンスタンドではガソリンを求めて長蛇の列です。一時的に輸送手段が途絶えた供給不足と不安を煽られた集団心理ですから、
需要の増加は生活必需品に集中しています。決して、景気が良くなる兆しではありません。さらに、東京電力は、電力の供給不安を元に停電の輪番制を光の速さで通知して来ました。市民が疲れきるまで、まだ、当分はこのような混乱が続きそうですね。
これで、居酒屋や映画館、旅行等のレジャー娯楽産業は、大きな痛手を受けます。そこで雇用されている人には、生活不安が広がります。
悲惨な大地震が、海岸沿いの漁業を中心にした市街地と集落を襲いました。
私は、来週の申告期限を前にして一年中で最も忙しい日迎えて納税者と接客したり、確定申告書の作成にとあわただしく立ち振る舞っていました。
しかし、
午後2時50分ころには、平屋建てにもかかわらづ船に乗っている様な横揺れを感じました。このとき、コピー機のそばにいましたので、コピー機につかまりながら倒れないようにバランスをとりました。地震のゆれは、しばらく続き比較的大きな地震であると思い玄関と裏口を空けましたが、仕事は続けていました。しかし周期的に襲ってくる強い地震には耐えられずに駐車場に避難しました。外から見ると電線は大きくダンスをしているように振られており、車はでこぼこ道を走っているように左右に揺れています。地面が横揺れをしていました。低いブロック塀につかまりながら立っているのが精一杯です。隣家から赤ん坊を抱えながら飛び出してきた奥さんは、しゃがみこんでいます。
でも、いつか関東大地震にあうのであれば、都内ではなく畑に囲まれた村山で遭いたいと思っていたので、なぜか、永年の大地震緊張感から開放されて”ほっと”しました。関東大震災でも大事に至らなかったと言われる狭山丘陵(東京の北西部地域)の固い岩盤を信じていたので安心感はありました。まだ、地震のゆれはありましたが、確定申告期限があり残りの作業を処理しなければなりませんので仕事再開です。でも、急に、電話やFAXが、
通信混雑を理由につながらなくなりました。これでは仕事ができませんので、開店休業です。でも、インターネットで関東大地震ではなく宮城沖の地震であることがわかりました。
帰宅して、テレビに映し出された津波の惨状や都内の帰宅難民の映像で地震の影響と規模を確認しました。
今日の一日は、体験者によって語り継がれる歴史的な日になるに違いありません。
犠牲者には、冥福をお祈りいたします。
遺産の相続争いを聞くにつけ醜い争いを避けるために遺言書を作成する人が増えております。しかし、せっかく遺言を作成しても遺言者(親)よりも相続人(子)が先になくなると遺言は効力を失うことが判決で確定しました。
この場合は、遺言書が無い状態での法定相続分による相続開始となります。このため、財産を譲るべき相続人が死亡したときは、すみやかに代襲相続人に対して新たに遺言書を作成する必要性が生じます。遺言者は、遺言書を作成しても最後まで相続人を見守ることが大事であると再確認されました。
遺言書ビジネスが盛んな時代ですから、継続的に専門家がフォローしてくれるでしょうが、誰にも秘して自筆遺言書を作成している人は、今後とも相続人に注目をつづけてください。
1999年(平成11年)に武富士の創業者が相続対策として息子に自社株を贈与しました。手口は、上場会社「武富士」の株式をオランダに設立した(全株式所有)法人に時価相場にて1000億円で売却します。次に息子は、国外の香港に住所を移して非居住者となります。非居住者は1年365日の内、半分以上国外に居ることが用件です。そこで、国外資産のオランダの会社の株式を息子に贈与します。息子はオランダの会社を通じて「武富士」を支配権を引き継ぎます。当時の相続税法では、国外居住者への贈与のため日本の贈与税は課税されません。相続対策としては完璧です。
当時の税務の世界では、知られた節税方法でした。
しかし、2005年(平成17年)3月に国税局は、生活の拠点が国内にあるとして非居住者ではなく居住者として贈与税を課税しました。贈与税1600億円の納付税額が発生したが、息子は全額を納付しました。この年贈与された財産額は、およそ3200億円相当となります。やはり、日本でも有数の金持ちですね。
2011年(平成23年)2月最高裁判所の判決で国側の敗訴が決まりました。つまり、非居住者であることが
認められて贈与課税の対象でなくなりました。還付される金額は、還付加算金を含めて総額2000億円です。還付加算金等は、今年還付されますので、雑所得として来年の今頃は申告が必要です。
でも、いまでは、会社更生法手続き中の武富士の株価は0円評価ですね。
この還付金額2000億円は、日本の宇宙開発予算(科学技術研究費の補助金)に匹敵する金額です。日常生活の金銭感覚では、想像を超える金額ですが、
未来技術を牽引するロケットや宇宙ステーション等の開発費用としては少ないですね。
最近、離婚と税金問題を調べる過程で気になる離婚件数をチェックしたところ、平成21年では、結婚件数は71.4万件で離婚件数は25.3万件であり、結婚した3組に1組は離婚をしていることがわかりました。
厚生労働省の資料より
離婚に至るまでの別居を含めると離婚の危険水域にある件数は更に多くなるのでしょう。結婚式のビジネスがあるように、見えないところでの探偵業や弁護士の離婚ビジネスも盛況なんでしょう。損害賠償の慰謝料の額や養育費の金額は、相手の「フトコロしだい」のようで金額は定まりません。でも、一般の人は、芸能人とは違いその金額も地味なようです。
不景気による社会不安が、人々の気持ちを重くして結婚を先延ばししたり、離婚の原因につながっています。離婚が増えれば、当然に出生数は減少することになり、そして、社会の活力は減退してしまいます。死亡者数が出生者数を上回る時代には、「子育て現金支援」よりも「子供を産み育てる環境造り」に主眼を置いて若い人を生き生きさせる方策が望まれます。しかし、離婚が、こんなに多いとは思いませんでしたので改めてビックリです。
「捨てないで 昔は彼女 今はオレ」(団塊の世代)
連休は、雪を見ながら過ごすことになりました。東京に居ながら銀世界が見られるのはうれしいです。雪女からのバレンタインプレゼントですね。雪景色につられて里山を散策すると、白と黒の墨絵のような世界が広がります。まるで、雪の花が咲いたようで美しいものです。静かな雰囲気のなか、鋭い鳥の鳴き声と藪の中でのガサガサ音だけが目につきます。鳥の眼力をもってしても雪の中での餌探しが大変そうです。季節の変わり目には雨がつきものですが、冬の場合は、雪に変わります。この後、数回の雪と雨を繰り返しながら季節は移ります。
一週間前まで朝方は、睡蓮鉢の表面に氷が張っていましたが、ここ2日ほど寒さが緩んで氷が張らなくなりました。日照時間が延びたことを敏感に感じたメダカたちは、姿を現して泳いでいます。まだ、雪や氷のシーズンが終わったわけではないのに気の早いことです。メダカが姿を隠したのは、10月頃でしたから季節を太陽から感じ取っているとすれば、冬至をはさんで冬が終わったことになります。とにかく、水面下からの春の訪れです。でも、冬眠していたので、一回り小さくなっています。冬眠ダイエットは有効ですね。
日本の財政事情も危機的状況であると連日報道されています。財政建て直しのために1月24日通常国会の施政方針演説で菅直人首相は「焦点の社会保障と税の一体改革で、消費税増税を含めた国民の負担増は避けられない」と宣言して消費税増税の地ならしをしましたし、S&Pは国債の格付けをAAからAA-に引き下げました。
でも、考えます。財務省を中心にマスコミは、財政破綻を強調していますが、国(政府)には資産も当然あります。 財務省の貸借対照表 によると資産から負債を差し引いた正味残高はマイナス317兆円(平成21年3月末)です。およそ、国債発行残高の3分の1です。いずれ国債発行残高が、1000兆円になるにしても資産も合わせて発表して欲しいものです。
さらに、日本(政府+民間や家計)は、経常収支は黒字のうえ、1兆ドル近い外貨準備金を持つ債権国ですから政府、地方公共団体の財政が破綻しても日本が破綻するわけではありません。政府の財政と日本国(政府+民間)全体の財政状態とは区別されることにご注意ください。
ユーロ圏内のギリシャ.アイルランドが財政危機を向かえ、現在はポルトガル、スペインにその危機が迫ろうとしています。財政が崩壊すると国民は、どのような状況に追い込まれるのかを検証することにします。
ギリシャは、欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)の支援を受ける条件として以下のような財政再建策を実施させられています。
1.消費税の増税
ギリシャは23%の付加価値税になりました。
2.公務員の年収最大3割削減
民間の1.5倍の給与をもらっていたので3割削減すると民間並みになります。公務員労組が守ろうとする「超巨大な政府」のギリシャでは、勤労者の25%以上は公務員(4人に1人の割合)です。年金と公務員給与が政府支出の約40%を占めるとの報道もあります。公務員の多くが不当な手当、早期退職・年金受給などの恩恵に浴し、ギリシャの財政悪化の一因になってきたとの指摘が強かったわけです。日本でも同じようなものでしょう。相変わらず若者の公務員への就職人気は高いですね。
3.年金の受給権3割削減
EU先進国では、年金の支給時期を65歳から徐々に引き上げるようにしてショックを緩和していますが、ギリシャでは、一気に荒療治が進みます。
日本の年金制度も、制度疲労によるほころびが目に付きます。補修時期ですね。
ギリシャの通貨はユーロですから通貨の暴落は無いのですが、増税と収入減少に加えて物価の上昇により、民間の消費は低迷し国民は生活水準を下げます。そして、デモや抗議で不満を訴えています。
大寒を迎えて寒い日が続いていますが、皆さんはお元気にお過ごしのことと思います。冬至から1か月が経ち太陽光は次第に強くなっているのですが、気温はまだ冷え込んでいます。昨年生まれたメダカ達は、9月頃までは競うように餌を食べていましたが、その後はダイエットを始めたようで食事を取らなくなりました。今では氷の張った水瓶を覗き込んでもその姿を見ることができません。共同生活しているヤゴや親めだかの脅威もありますので生きているのか心配です。でも、あと少しで立春です。木々は春に向けて花を咲かせる準備をしています。
私たちの仕事は、年末調整が終わりこれから償却資産税の申告や給与支払報告書の整理をはじめ所得税の確定申告の時期になります。忙しい中を慰めるものに音楽がありますね。元気の出る曲、癒される曲などありますが、当面はこの曲でがんばります。 月月火水木金金--(ドリフターズ) 。長介さんはなつかしいですね。
オレオレ詐欺に手口が巧妙になっております。昨年の10月末、実際、自宅に息子と思わせる電話がありました。午後9時ごろ息子から「風邪を引いて体調が悪いので病院に行ったのだが、帰りに携帯電話をなくしたので新しい携帯電話の番号を知らせておく(080-***-***)」と言う連絡がありました。続けて言うには「すでに警察には紛失届けの手続きはしてある」とのこと。電話の声が微妙に違うのは風邪のためと当方に推測させて、新たな電話番号と伝え信用させる手口です。さっそく、その携帯電話番号にかけてみると息子が出ました。しかし、話は私の言葉に合わせるだけで会話が弾みません。おしゃべりな息子にしては別人のようでした。それから、2日後に失くしたという携帯電話に電話したところ本物の息子が出て、オレオレ詐欺の序章であることがわかりました。あぶない あぶない----
これと同じような話が身の回りで多く聞かれます。気をつけてください。
スポーツには、それぞれのルールがありますが、競技者の力量が拮抗している時は審判が勝敗を分けることが多々あります。野球のセーフ、アウトの判定やサッカーのオフサイドの判定、フィギアスケートの採点にいたっては「にわかファン」にはわかりません。しかし、駅伝は素朴なかけっこ競争であるから楽しめるのです。今年は、前評判どうりの早稲田と東洋大の対立となりましたが、エリート校とは違いどんぐりの背比べのシード権争いには思わず力が入ったものです。シード権の有無により陸上部のこれからの年間予定が大きく変動するから大変です。8区から10区ではそこに焦点を合わせて放送して欲しかったですね。敗者は、再び昭和記念公園での予選会からの挑戦ですから、来年の晴れ舞台をめざしての若者たちの努力が始まります。各校がその大学名を宣伝したが一番名を売ったのは長野佐久長聖高校でした。
昨年は、新年の挨拶だけでホームペジの更新を怠っておりましたことをお詫びいたします。年の初めにあたりホームページを改めて皆さんへの情報発信の機会と考えております。今年の目標は「大晦日まで皆さんに有意義な情報を発信すること」です。よろしくお願いいたします。そして、皆様の喜びに貢献できれば幸いです。