”ヴィクターズ”へようこそ今宵は暫し都会の喧噪を離れ、お気に入りの本や映画の話でもしながらグラスを傾けてみませんか。どなたでも歓迎いたします。では、ごゆっくり。
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No.1590  もとまり 2008/05/16(Fri) 12:22


 やあどうも、ごぶさたしてます。
 ペレケーノスの新作に関してのお話で、私の名前が出て来たので。早く読んだ上で何か書かねばと思いつつ、なかなか果たせないでいます。加藤さん、カート・キャノンさん、今しばらくお待ちを。

 最近読んだのは『シティ・オブ・タイニー・ライツ』パトリック・ニート(早川書房)。
 常にワイルド・ターキーを手放せない私立探偵が、娼婦からの依頼で事件に巻き込まれ……っていう典型的なハードボイルド/ミステリーのスタイルですが、そうした小説としての出来は可も不可もなしかも。主人公に今いち好感が持てないんですよ。ニック・ステファノスみたいな愛嬌がなくて、「おまえただダラダラ飲んでるだけじゃん」とか突っ込みたくなります(笑)。でも主人公の父親ってのがなかなか味わい深いキャラですから、この人の登場シーンを待ちながら読むのをおすすめしますね。
 それより、主人公がアジア系(父親はパキスタン、母親はインドで生まれ育ちはウガンダ……)、依頼人の娼婦はカリブからの移民。といった具合に、イギリスの移民文化の状況が克明に描かれているところが読みどころでした。ペレケーノス作品で、DCのギリシャ系ならではのエピソードとかを興味深く読める人なら、読んで損はないですね。
 なお、著者は元々音楽評論家(主なジャンルはヒップホップ)とのことで、ペレケーノスみたいに音楽の話題がたくさん出て来るかな、と期待して読んだところもあったのですが、タイトルがフランク・ザッパの曲名から引用されている以外は特になし。ただ、翻訳からでも「これ、原文は韻踏んでるんだろうなあ」と想像される箇所が随所に出て来るので、その辺は「元ヒップホップ評論家」の匂いを感じますね。ということでひとつ。












No.1589  あっきー 2008/05/15(Thu) 00:10


テリー様
まさか貴方が大藪好きだとはおもいませんでしたよ。
デモーニッシュっていうんですか?あの荒涼としながらも前に前に生きる為に糞小便を漏らしても戦う姿が僕は好きです。
やっぱり、小説、ハードボイルドや冒険小説っていうのはいいですね。
北方御大が『純文学がご飯だとしたらハードボイルドってのは酒でいい 生きていくためには必ずしも必要ではないが、そのとき気持ちよく酔えるかどうかが大事』みたいなことをいわれてましたな。
執筆活動されておられますか。僕のような凡人がどうのこうのいうことはできません。ただ書いてください。面白い、というものを書いてくださいな。
でも、ボクシングだけじゃなくたって、体動かしとくといいかもしれませんよ。戦う場所にいる人間の心っていうのは経験しといて損はないですから。ストレスたまったときはサンドバックやミットに蹴りやパンチを叩き込むのをお勧めします。若しくは酒場通いも(苦笑)

イチカワ様
すげえなあ。僕は英語からっきしでしたから、原文ときたらお手上げです・・・・
村上訳読んでないんで何ともいえませんが、そうなんですねえ。
長いお別れは清水訳でしか読んだことないんで、また引っ張り出して、読んでみますね。












No.1588  イチカワ 2008/05/13(Tue) 14:42



私はミステリーファンで辞書を引きながらのろのろとペーパーバックを読んでいるものです。

先日、ふと本屋で村上春樹訳のロンググッバイを立ち読みしました。
初めの数ページ読んだだけでしたが明らかな誤訳、作者の意図と微妙に違う訳があまりにも多いのに驚きました。レノックスさん
どうお感じでしょうか?

いくつかの例を挙げます。
訳本をお持ちの方は初めの数ページを開いて見比べてください。(私は持っていいないので村上訳の正確な文章をここで対比することができません。すいません)


 第1章 ”ダンサー”という店の乗降車場で。

1 女の毛皮のショールが素晴らしく、乗っているロールスロイ  スが只の車に見えた、との記述の後
  「ちょっと言い過ぎだった、そんなことはあり得ない。」   が正確な訳だと思います。

2 女性が突き刺すような視線で駐車係をにらんだ後
  「高級ゴルフクラブに入ると人格的にも洗練される、と思う  のは大間違いだと証明する人達を彼ら駐車係りはいやという  ほど見ている。」が正確な訳だと思います。

3 ”車?売ったよ、食うのにね”と男がいうと女が”あ、そ”  と言った後
  「それを聞いた駐車係は、その白髪の青年も実は自分と同じ  穴のムジナじゃないかと思い、それなりの扱いをした」が正  確な訳だと思います。

4 男が車から乗降車場のアスファルト上にずり落ちたのを見て
  「小さな親切をしようと歩み寄った」が正確な訳だと思い
  ます。

5 マーローが女の車に男を乗せようかというと、女がそれを拒  否した後
  「彼の家を聞き出して連れてかえって、彼ってお利口さんな   の、意外とね。安心して」が正確な訳だと思います。

6 そう言って女が車で走り去るのをみてマーローが駐車係にい  う言葉
  「なるほど、ああいうのも有りなんだ」が正確な訳だと思い   ます。

7 それに応えて駐車係が”そうさ”と相槌を打った後
  「なんで文無しアル中になんかに構う?ボインでくびれの金  持ち女が」が正確な訳だと思います。


8 駐車係が得意げに人生訓を言ったのに対し、マーローが”な  るほど、それであんたはそこまでのし上がってきたんだ”と  いった後
  「駐車係は何を誉められたのか怪訝な顔をしていたが、やや   あってはっとコケにされたことに気がついた。だがその時   はもう私は車をスタートさせていた」が正確な訳だと思    います。

   村上訳は高い評価を受けているのでたぶん全体の雰囲気の   捉え方と語彙の選び方に優れたものがあるのでしょう。
   森鴎外の翻訳と同じでそれはそれで一つの作品として立派   なものだと思います。ただ原文はまた異なった趣があるこ   とを知るのもいいのでは?

   ではまた

  

[E-Mail] r-ichikawa-kwsk@mrj.biglobe.ne.jp











No.1587  テリー・レノックス 2008/05/13(Tue) 00:47


御無沙汰しています。いつも見てるんですけど、最近殆ど本を読んでいません。しかし、『長いお別れ』の原書をついに読み始めました。第二章の初めあたり。翻訳で親しんでいるために内容は知り尽くしているといっていいので、何とか読めます。

>あっきーさん。

いや、待ってました。大藪春彦はあまりチャンドラーのファンと共通項がないといってはおかしいですが、少ないのは事実ですね。誤解されている作家なのかもしれないです。『野獣死すべし』の書き出しは今でもそらで言えます。

  深夜。しめやかな雨が濡れた暗い歩道を叩いていた。

あと五六行ですけど。
ボクシングジムへは私も行こうとしたことがあります。二十二歳の頃。練習風景を見て正直言ってビビってしまった。情けないですが。その時の光景はよく憶えていて、ネット小説にそのまま使いました。台詞もほぼそのまま。

いよいよ、正念場かなと思っています。小説を書くのに言い訳は無用である。ただ黙って原稿用紙に向かい、一日一行でもいいから書く。それしかないと思っています。












No.1586  あっきー 2008/05/12(Mon) 22:52


むうう、週末にお休みがな〜い・・・・
研修会やら会議やらでゆっくり休めないや。
でも、普通にお勤めされていらっしゃる方々もこうなんですよねえ。いかんいかん、こんなことでめげていては!

通勤電車の読書も、最近は映画秘宝の濃いムック本ばかりで小説を読んでませんでした。
これではいけないということで、昔から好きな作家さんの古本を読んで気合入れなおしています。

『野獣死すべし』『血の来訪者』『諜報局破壊班員』大藪春彦著
云わずと知れた伊達邦彦シリーズですね。結構大藪が駄目、という方がハードボイルド、冒険小説ファンには多いんですが僕は大好きです。
昔海外に住んでいたころ、ともすれば挫けそうになる心を奮い立たせる本としては大藪が最適でした。
色々批判も多いんですが、自分の目標を完遂する為には邪魔するものを総て叩き潰す、その非情さに痺れ、萎えそうになる気持ちを大藪を読むことで必死に鼓舞したことを思い出します。
今も仕事が大変なんで、少しでも頑張ろうかな、と。
うちの近所にボクシングジムができたので、落ち着いたら入門しようかと考えています。カート・キャノン様の向こうを張って(陳謝)オヤジ、デブ、大酒のみ、ヘビースモーカーの僕ももう一回体鍛え直そうかな・・・中年だって意地があらあ!(苦笑)

加藤様 何とか都合つくまで豊橋進撃作戦お待ちくださいませ。
カート・キャノン様 僕も続きますよ!って、できるかなあ?
時雨屋様 ガメラはいいよう!特に第2作は燃えるぜっ。おっちゃんも頑張るから読書もいいけど、勉強恋にスポーツ沢山やってくださいね。飲酒喫煙は二十歳過ぎてから教えてあげます。
マグ様 豊橋進撃作戦のおりはお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。












No.1585  加藤篁 2008/05/01(Thu) 19:22


仕事が忙しい上に高校の同窓会の準備でバタバタの今日この頃。いつも忙しくしていないと不安になるってのは貧乏性なんだろうなあ。

飯嶋和一の新作の発売がまた延期になったとのこと。原寮の延期は想定内だったので諦めがつくけど、飯嶋和一はガッカリだ。

山本弘「審判の日」「まだ見ぬ冬の悲しみも」「アイの物語」読了。
SFや物理が苦手な私のような人間にも(それなりに)内容や理屈を理解させ、楽しませられるのが山本氏の凄いところ。ついつい短編集を立て続けに3冊読んでしまいました。山本作品の「この世界を別の視点、可能性から観察してみる」とか「こうじゃないと誰が言い切れる?」みたいな、リアルさと荒唐無稽さのバランスが素晴らしいと思う。堪能。でも、やっぱり長篇が読みたいとつくづく思う。

>あっきーさん
お仕事、お疲れ様です。明日の日本、いや世界を担う人間を育てるという大切な仕事ですからね。頑張ってください。
>大好きなあの言葉
吉村貫一郎とは意外なチョイス。
>豊橋電撃侵攻作戦
バッチ来い!できたら火曜日にしていただけるとマグさんとゆっくり話もできるのでグッドです。

>時雨屋後治郎さん
おお、ご無沙汰です。受験で大変なのかと思っていたけど、今年3年だったのね。高校受験が無いってことは、そういうことか。只者ではないと思っていたけど・・・やるなオヌシ。(深い意味はありません)
>『テアトル東向島アカデミー賞』
おお、面白そう。福井さんってこんなのも書いてるんだね。彼がアクション映画好きってのはよく分かる。

>カート・キャノンさん
>ペレケーノス「変わらぬ哀しみは」読了。
面白かったですよねー。ビッグ・ニックとチビ・ニックがちょっと登場するとかのファン・サービス忘れないところも嬉しかったです。
>もとまりさんのお仕事が
一連のシリーズ物も落ち着いたので、そろそろ「ペレケーノス読本」を作る頃合ではないでしょうか>早川さん。いい音楽ライターを紹介しまっせ。
>金曜日にお店に行ったのですが、閉まっていました。
病気療養中のようですね。ありがとうございました。

>マグさん
三浦しをんに嵌ってます。
ブログ拝見しました。そんなに良いですか、そうですか。是非貸してください。
>兎に角文書表現が凄い!
「風が強く吹いている」は文体または表現そのものはそれほど印象に残っておりません。逆にこちらの方が毛色が違ったのかも知れませんね。

>ごろんぴーさん
本を捨てられない気持ちはよ〜く分かります。良い人に貰われるといいですね。人にあげるためにあれだけのリストを作ったエネルギーに感服いたしました。

[E-Mail] kkato@be.wakwak.com
[Web Site] http://park22.wakwak.com/~phil/











No.1584  ごろんぴー 2008/04/25(Fri) 16:27


***差し上げます***

失礼します。趣味でHPを作っているものです。
主に本ですが、捨てるのはもったいないので、
欲しい方は無料で差し上げます。

http://www.geocities.jp/onkenkyu/zoutei.html

をご覧下さい。
(管理人様、発言不適切な場合、削除していただいて結構です)

[E-Mail] goronper@yahoo.co.jp
[Web Site] http://www.geocities.jp/onkenkyu/











No.1583  マグ 2008/04/22(Tue) 14:30


久方ぶりの押お薦め紹介です。今更ですが三浦しをんに嵌ってます。「秘密の花園」「私が語りはじめた彼は」を読んだのですが、先日加藤さんが「風が強く吹いている」の感想を書かれてましたが、多分その作品とは毛色の違う作品だと思います。兎に角文書表現が凄い!フィリップ・マロウに似たまわりくどい言葉の数々(フアンの方々すいません)は、ハードボイルド調好きにも楽しめると思います。但し内容はミステリーでもハードボイルドでもないので御注意です。毎回ハードボルドではない作品ばかりですませんが、素晴らしい作家さんですので紹介までに。詳しくはブログで。

[E-Mail] backalley@nifty.com
[Web Site] http://backalley.way-nifty.com/sake/











No.1582  カート・キャノン 2008/04/21(Mon) 17:22


ペレケーノス「変わらぬ哀しみは」読了。
ストレンジのシリーズって私にとってなんとなく馴染めないシリーズでしたが、この作品でそれが一掃されました。子供時代が描かれた序盤は、個人的にやるせなさを感じる部分があり、ちょっとしんどいところもありましたが、あとはグイグイ。今年初めて読んだ翻訳ミステリーなので、当たり前ですが、加藤さん同様暫定一位です。いつにも増して音楽、車の記述が多く、もとまりさんのお仕事がより一層増えてしまいましたね。この時代の音楽の流れの概略だけでも教えて欲しいな。

●加藤さま
>ところでTHE WHISKEYさんの更新が滞っているのが心配ですね。
先々週の金曜日にお店に行ったのですが、閉まっていました。心配です。

[Web Site] http://akikanajiro.cocolog-nifty.com/blog/











No.1581  時雨屋後治郎 2008/04/20(Sun) 21:02


気付けば2008年の四分の一が終了、ついに僕も中学最終学年・・・。受験がないので気楽に本が読めるのが嬉しい


●読了本
・『テアトル東向島アカデミー賞』(福井晴敏、集英社文庫)
福井さんの頭の中で年一回選考が行われる映画賞「テアトル東向島アカデミー賞」の各受賞作が記録された「日記」。これでもかというほどアクション・スペクタクル映画に偏ってます(「ダイ・ハード」とか「リーサル・ウェポン」など)。世の女性に男性の映画嗜好を理解してもらうのが狙いだそうですが・・・・「レッド・オクトーバーを追え」「クリムゾン・タイド」ならまだしも「ガメラ」などの特撮モノは・・・・鬼気迫る映画への愛が迸ります。












No.1580  あっきー 2008/04/12(Sat) 21:52


新年度が始まって、いやあもうしんどいしんどい!
今度の職場は仕事きっついうえに休みがな〜い。延長保育に休日保育、研修、出張エトセトラエトセトラ・・・。

でもまあ、頑張るか、未来の子供たちのために。
今日も今日とて大好きなあの言葉を頭の中で連呼してます。

『男に血が流れている限り、不可能ということはないんだよ』
 〜「高い砦」 デズモント・バグリィ著
『新選組隊士吉村貫一郎、徳川の殿軍ばお勤めいたす。一天万乗の天皇様に弓引くつもりはござらねども、拙者は義の為に戦ばせねばなり申さん。お相手いたす』
 〜「壬生義士伝」 浅田次郎著

通勤電車の中でたっぷり読書ができるのが日々の慰めですなあ。
『流星たちの宴』白川道著
『ストレート・タイム』エドワード・バンカー著
『鷲の翼に乗って』ケン・フォレット著
上から順に経済相場ハードボイルド、クライムノベル、冒険ノンフィクションといったところですか。
何れもお勧めですよ。

加藤様
来月くらいに豊橋電撃侵攻作戦を計画中でございます。その折は是非この馬鹿ちんにお付き合いくださいませ。いずれ来る北陸代理戦争・・間違えた、北海道ススキノ撃滅作戦の計画を練りましょう(笑)。中島ゆたか、いいすねえ。今夜WOWWOWで『最も危険な遊戯』やりますよ。あれに出てたような気が。

ゆっち様
僕も『羊たちの沈黙』読みました。ただ、レクターサーガにはいかずに『ブラック・サンデー』とかにいっちゃって、レクターもの読んでないんです。今はまた『興奮』読み返してますよ。

テリー様
すっげえ!原文ですかあ。お疲れ様でしたあ。僕もまた読んでみようかなあ。『マルタ〜』DVDでは観てるんですけどね。












No.1579  加藤篁 2008/04/12(Sat) 18:51


ペレケーノス「変わらぬ哀しみは」読了。
黒人解放運動が盛り上がりを見せ、不穏な空気に包まれた1968年4月のワシントンDC。マーティン・ルーサー・キングの暗殺とそれに続く大暴動という「ハード・レボシューション」に新米警官として係わった若きデレク・ストレンジの物語。
子供の頃からの目標だった警官となったデレクは白人の相棒と管内を走り回る毎日。当時まだ珍しかった黒人警官としてキャリアを積み上げようとしていた。その頃、兄のデニス、幼馴染のドミニクはそれぞれ無為に日々を過ごし、誘われるまま犯罪に手を染めようとしていた・・・。
正直、それほど期待して読み始めたわけではありませんでした。私の中でデレク・ストレンジ物は完結していたし、そもそもテリーが登場しない時点で魅力は半減と思っていたのですが、本作はそんな予断を見事に裏切る傑作でした。
本作を盛り上げた要因の一つはフランク・ヴォーンというベテラン刑事の存在。人種問題で一触即発状態のD.C.と、ヴォーンの無神経とさえ思えるニュートラルさのコントラストは実に見事で、太い幹となって物語に安定感を与えています。また、いつにも増して、音楽、映画に関する記述が多く、その筋の通には堪らないのではないでしょうか。激しく堪能。本年度暫定ナンバーワン。

>ゆっち
>「羊たちの沈黙」読み終えました。
前触れなく名作を再読されると何かあったかと思っちゃうよ。(思わずトマス・ハリスの訃報記事を検索しちゃったじゃないか)
>心置きなく「レッド・ドラゴン」「ハンニバル」に
今ひとつ意味が分からないのだけれど、順番から行くと赤竜→羊→人肉食でしょ?
>それにしても菊池光さんの訳は
同時通訳とは言い得て妙ですな。アラバマあたりの農夫のUFO目撃談がすべて東北弁チックに訳されちゃう感じだね。

テリーさん
>『マルタの鷹』読了しました。
失礼しました。訳文と原文を同時に読んでたのね。それは時間がかかるわなあ。
>"You angel! Well,if you get a good break
最後の最後、ブリジッドへの台詞ですね。何故か「探偵物語」の中島ゆたかのせくすぃーな下着姿が思い出されました。
>これは紛れもない傑作です。
それは誰もが認めてます。

[E-Mail] kkato@be.wakwak.com
[Web Site] http://park22.wakwak.com/~phil/











No.1578  テリー・レノックス 2008/04/12(Sat) 17:38


すみません。パソコンの調子が悪くで変な文章になっています。
大体どこかは分ると思いますので。












No.1577  テリー・レノックス 2008/04/12(Sat) 17:36


『マルタの鷹』読了しました。

今回、ダシール・ハメットの肉声に少しでも接したかったので
原書を片手に日本語訳と比較対照しながらの読書となりました。
最終章『首を吊られたら』は原本では"IF THEY HANG YOU"となっていて
スペードの台詞で私が最も心を打たれたのが

"You angel! Well,if you get a good break you'll angel! Well,if you get a good break you'll be out of San Quentin in twenty years and you can of San Quentin in twenty years and you can come back to me then."

でした。残念ながら原文ではスペードの台詞がはっきり伝わるほどの英語力が私にはありませんが、これは紛れもない傑作です。
余り多くは語らないことにします。多くの人に読んで欲しい推理小説史上不朽の名作です。












No.1576  ゆっち 2008/04/03(Thu) 13:37


「羊たちの沈黙」読み終えました。
映画公開時に読んだ時は猟奇的なシーンにばかりとらわれていて、あんまり登場人物の魅力とかがわかってなかったんですよね。再読してみて初めて面白さを知ったという感じです。
これで心置きなく「レッド・ドラゴン」「ハンニバル」に手を出せます。
それにしても菊池光さんの訳は・・・CNNで同時通訳聞いているみたいでした。
ディック・フランシスに関しては多分原文の文体というか語調というかが菊池さんと合ってたんでしょうね。
ま、過去の爆弾発言によって菊池光さん訳を貶めてしまった私としては何も語る資格はないのですが(笑)












No.1575  加藤篁 2008/04/03(Thu) 12:56


ギャビン・ライアル「誇りは永遠に」読了。
ついにライアル最後の一冊に手を出してしまいました。
ロンドンで一人のアナーキストの青年が拘束され、フランスは身柄の引き渡しを要求。しかし、青年は身柄の引き渡しに応じれば英国王室のあるスキャンダルを暴露すると言い出し、ランクリンたち情報部員はその処理に駈り出されることに・・・。
うーん、面白い。ランクリンシリーズで一番面白いのではないだろうか。マクシム、ランクリン両シリーズを通じても、本作はアクションというか戦闘シーンがぐっと抑えられていて私好み。国王のスキャンダルという難しい題材をサラっと書くあたりは老練の技か。
この話で中心人物の一人に昇格したジェイなんかは後にSIS、MI6となってゆく英国情報部の典型みたいな男でコリーナいわく「育ちが良く好男子過ぎて逆に信用できないタイプ」。「砲兵を率いることしか能が無い」と揶揄されてきたランクリンもずいぶんシャープに、そして非情に研がれてきたイメージでオギルロイの影が薄れるくらい。この続きが読めないのが心の底から残念だ。
ところで、王室のあり方についてランクリン(英国)とコリーナ(米国)、オギルロイ(アイルランド)がそれぞれの考えを語るところは実に興味深かった。心の拠り所であり、無謬の存在として王の必要性を説くランクリンに、コリーナは「アメリカにとっては国旗がそれだ」と反論する。そして「国旗のいいところは」とコリーナは続ける。「あちこちで遊び歩いて子供を作ったりしないところだ」だって。もう大好きだ。激しく堪能。疲れを知らない子供のように(中略)ライアルをもう一冊読めるなら、他に何を惜しむだろう。

>あっきーさん
放置してしまい申し訳ありませんでした。
>北海道侵攻作戦
4月11日にみほりんが来日するそうです。残念ながら今回の攻撃目標は東京だそうで、関東方面隊のオプさんにメールを送りました。そういえば返事が来ないなあ。忙しいのかなあ。
>今度はいつやりましょ?
大阪行きたいですねえ。カート・キャノンさんにもお会いしたいし。ところでTHE WHISKEYさんの更新が滞っているのが心配ですね。

[E-Mail] kkato@be.wakwak.com
[Web Site] http://park22.wakwak.com/~phil/











No.1574  あっきー 2008/03/22(Sat) 16:39


は〜い、名古屋方面接待役員そして加藤様のみならずゆっち様の子分になりましたぁ!あっきーでえす。
いやあ、それにしても全く状況が分からないというのは恐ろしいものですなあ。
『ゆっち様のホームページ見させて貰ってますよ』と開口一番に言った時のあの張り詰めた緊迫感、いやあ、たまりませんでした。俺やっちゃった!?感が全てを包み・・でも加藤様の好フォローがあって上手いこと飲み会がスタートできました。
初対面のゆっち様もご主人様もとてもよい方で、僕のバカ話にもきっちり付き合っていただきました。どうもすいません。
でも、ライムチューハイを一度に3杯頼んで嬉しそうにジョッキを空ける僕の姿に大分呆れ返っておられたようでしたが・・。
しかも、煙草を止められたご主人様に葉巻まで勧めてしまいまして・・どうも重ねてすみません。
北海道侵攻作戦を行う際はまた美味しい葉巻持って行きますねって、懲りてねえし!

加藤様、また楽しい主席をご用意いただきありがとうございました。自分でよければいつでも言ってくださいませ。でも本当に僕ら呑みすぎちゃいましたね。今度はいつやりましょ?(大笑)

ゆっち様、ご主人様、めっちゃくちゃ騒ぎすぎました。どうもすいません。これに懲りず、また名古屋においで下さいませ。本当にご馳走様でした。












No.1573  加藤篁 2008/03/22(Sat) 13:51


というわけで、名古屋でゆっち夫妻をあっきーさんと私で迎撃してきました。
ゆっちの旦那さんとは初対面でしたが、実に爽やかで穏やかな好青年(青年?)でありました。ぱどっく(ディック・フランシスのファンサイト)のことを旦那さんに内緒にしてるという意外にも奥ゆかしいゆっちに対し、私はどこまで話してよいのか戸惑いながら始まった酒席。そもそも「ゆっち」と呼んでよいのか?我々の関係をどう説明しているのだろう?とか考えていたら、あっきーさんが開口一番「ゆっちさんのホームページ見させてもらってますよ!」と、まさにセンターライン上からの弾丸シュート。固まるゆっち。思わず目を逸らす俺。やけに大きく響く時計の音(←心理的描写)。そして何が起きているのか理解できない旦那さん。しかし、この一言のおかげで、その後は何でもアリの宴席へとナチュラルに移行したのでした。私の人選に間違いは無かった。ありがとう、あっきーさん。

忙しいわりには意外と読書が進む今日この頃。
佐藤亜紀「ミノタウロス」読了。
ロシア革命の混乱の中、たくましく本能のままに生きる少年達を描いた一作です。食うため、生きるために略奪し殺す。世の中から法を取り除くとこんなにシンプルになる。文体が翻訳調なのも感じが出てて良かったです。
ダニー・M・マーティン「掟」読了。
あっきーさんからお借りしました。生まれながらのアウトローである主人公はまっとうに生きることを誓って出所。しかし、法の埒外でしか生きてこなかった彼にとって、大事なものを守る術は一つしかなかった・・・。途中までこの手の話のまさに王道という感じのストーリー展開だと思っていたけれど、意外といえば意外な結末。気持ちよかったっす。堪能。

>ゆっち
お疲れ様でした!ご馳走様でした!それにしても腕上げたねえ。
>「ひつまぶし」と「天むす」は日本の宝ですなぁ!
お、ちゃんと名古屋グルメ(?)を消化したようですな。
>私の「秘密の暴露」のためにあっきーさん
言い訳をさせてもらうと、あっきーさんは暴露装置として招聘したわけではなく、純粋に名古屋の水先案内人として呼んだのです(便利に使ったことには変わりないけど)。
あなたのノープランが全ての原因であると私は強く訴えたい。それにしても腕上げたねえ。
>「スネ夫」と呼ばれて軽んじられていた時代
>加藤さんの子分ということは、私の下僕
うーむ、言わせておけば、調子に乗りおって。この借りはススキノでキッチリ返してもらうからな!(ご馳走様でしたと旦那さんにお伝えください)

>あっきーさん
いろいろとお世話になりました。本当に助かりました。考えたら、ゲストを差し置いてホスト二人が飲みまくっておりましたね。ちょっと反省。でもたぶん改めない。
>『城塞』『女刑事の死』ともに読了。
楽しんでいただいたようで私も嬉しいです。また面白い本を紹介してくださいね。

[E-Mail] kkato@be.wakwak.com
[Web Site] http://park22.wakwak.com/~phil/











No.1572  ゆっち@カミングアウトは体に悪い 2008/03/21(Fri) 20:18


一泊二日の名古屋旅行から戻り、今日は半分呆けていました。
「ひつまぶし」と「天むす」は日本の宝ですなぁ!

★加藤@○○のためなら家族も棄てる 様
宴席設けて下さってありがとうございました。
いやぁ楽しかったですよ。
ダンナさんも喜んでいました。
いつも出張の時は味気ない晩ご飯だったので、こんなに楽しかったのは初めてと言っていました。
それにしても私の「秘密の暴露」のためにあっきーさんという子飼いを使うとは・・・・策士よのぅ。
あまりにも心臓に堪えたため、アナタが昔は「スネ夫」と呼ばれて軽んじられていた時代の話(すごい歪曲)をするのを忘れていました。残念。

★あっきー@とりあえず腕立て伏せ 様
加藤のわがままをきいていただいてありがとうございました(笑)
いやぁ、本当に「ハードボイルドな保育士」だったんだぁ!
昔、友人が極真空手を習っていたので、そこの人達と飲み会したことがあったんですが、まさに同じノリですね。
あっきーさんの熱い語りのお陰で、久しぶりにディック・フランシスの初期作品を読みたくなりました。感謝です。
あ、そうそう、加藤さんの子分ということは、私の下僕になるということなのでそこんとこヨロシク(笑)

ぜひ今度は「victor's出張オフ会♪チキチキ♪北の大地で恋が芽生えちゃうツァー」の企画をお願いします。
加藤さんのハードルの高さが蜃気楼であることは承知していますので(笑)

ひとまず、楽しい時間を過ごさせていただいたお礼でした。













No.1571  あっきー 2008/03/17(Mon) 20:43


『城塞』
『女刑事の死』ともに読了。いやあ、面白かったあ。

『城塞』は後半、ヒロイックファンタジーのノリになりましたが前半部のナチスの兵隊たちが次々惨殺されていく場面は圧巻でした。
『女刑事の死』 実は最初に巻末の解説を読んでしまい、登場人物が多数複雑に絡み合っていく、というので正直ビビッってましたが(苦笑)全くそんなことなくグイグイと物語に世界に引き込まれてしまいました。
主人公が住んでいた街の描写がとても良く、また登場人物がやたらと酒を呑んだり喫煙したりしているのが個人的にはきにいりました。(なんだそりゃ)

その後『裁くのは俺だ』を読了。
前2作とは打って変わったタフガイ、ご存知マイク・ハマーのデビュー作。僕は冒険小説の登場人物が恐怖や自分の過去の傷に耐え、それを克服しながらボロボロになっても最後まで戦い抜くというのが好きで、タフガイものってあまり好きになれなかったのですが、久しぶりに読んでこれはこれで面白いものだなと思いました。ラストシーン、結構グッときましたな。







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