ハードボイルドの巨匠|レイモンド・チャンドラーの世界
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 ハードボイルド小説とはミステリーの一形態。簡潔で硬質な文体、感傷や既成の道徳観念を排した客観描写、そして大人の鑑賞を意識した粋な台詞や捻られたレトリックなどが特徴です。中でも黎明期の作家レイモンド・チャンドラーは、魅力的なキャラクター造形と美しい文章で多くの読者を獲得し、後の作家たちに影響を与えました。

 また、文章や形式だけではなく、そこに描かれる人間たちの誇り高い生き方や、己のルールを貫く頑な姿勢もハードボイルド小説の大きな魅力です。そしてこの人間的で普遍的な価値観こそが、世界中の読者を惹きつけて止まない理由なのではないでしょうか。

 本サイトはハードボイルドの巨匠、レイモンド・チャンドラーをはじめとする、代表的な作家たちの作品を日本語で楽しむための純粋なデータベースを目指しました。なるべく話の本筋に触れたり主観的な批評をすることを避け、これから読む方々の興を削ぐ事のないようにしたつもりです。どうぞゆっくり、ハードボイルドの世界をご堪能ください。

【制作者注】 タイトル下のフレーズはチャンドラーの代表作より抜粋。アクセスする毎に変わります。また、ハードボイルド小説についてのもう少し詳しい解説をこちらにまとめました。よかったらご一読ください。



 ハードボイルドの誕生
 1920年代〜
ハードボイルド小説がパルプマガジンを媒体として西海岸で誕生し、三大作家(ハードボイルド・スクール)によってジャンルとして確立されていった太平洋戦争前後の時代。

本当のギムレットを求めて ◆50年目の解題「待っている」
ダシール・ハメット ■年表式邦訳リスト

レイモンド・チャンドラー
 □長篇小説全作紹介
 □中・短篇集の紹介
 □登場人物小事典
■年表式邦訳リスト
□マーロヴィアンの世界
□チャンドラー関連書籍
□初めてのチャンドラー

ロス・マクドナルド ■年表式邦訳リスト


 ネオ・ハードボイルドの時代
 1970年代〜
ベトナム戦争や社会不安の暗い世相の中、主人公の内面に複雑な問題と個性が与えられ、舞台も米全土に広がっていく。
ローレンス・ブロック ■邦訳作品リスト

マイクル・Z・リューイン ■邦訳作品リスト

ジェームズ・クラムリー ■邦訳作品リスト


 進化するハードボイルド
 1990年代〜
犯罪の凶悪化や児童虐待など、テーマがより社会性を帯びるとともに、ライフスタイルや情報技術の急激な変化を反映する。
マイクル・コナリー ■邦訳作品リスト

デニス・ルヘイン ■邦訳作品リスト

ジョージ・ペレケーノス ■邦訳作品リスト

Last Update2016/9/15

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象牙色の嘲笑(新訳版)
ロス・マクドナルド
小鷹信光・松下祥子(訳)

過ぎ去りし世界
デニス・ルへイン
加賀山卓朗(訳)

転落の街(上)
マイクル・コナリー
古沢嘉通(訳)

翻訳ミステリー大賞シンジケート