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ジェイムズ・クラムリー【James Crumley 1939-2008】 テキサス州スリーリバー生まれ。南テキサスで育ち、ベトナム戦争に従軍。兵役終了後、ベトナム戦争を扱った『我ひとり永遠に行進す』でデビューした。 その後、モンタナ大学などの講師を勤めながら『酔いどれの誇り』を発表し、正統派ハードボイルドの継承者としての評価を得た。 しかし『ダンシング・ベア』を上梓後は創作に苦しみ、一時期はマニア向けの現定本やB級映画の脚本などで食い繋いぐというかなり苦しい生活を送ったという。 |
● 主な作品の舞台=モンタナ州メリウェザー(架空の街) ● リストのタイトルの色は青色がシュグルー(スルー)&ミロ・シリーズ。 ★印は短編集。
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1969 | |
『我ひとり永遠に行進す』 One to Count Cadence | 植草郷士訳/東京書籍 |
1975 | |
『酔いどれの誇り』 The Wrong Case | 小鷹信光訳/ハヤカワ文庫 |
1978 | |
『さらば甘き口づけ』 The Last Good Kiss | 小泉喜美子訳/ハヤカワ文庫 |
1983 | |
『ダンシング・ベア』 Dancing Bear | 大久保寛訳/ハヤカワ文庫 |
1988 | |
★『娼婦たち』 Whores | |
1993 | |
『友よ、戦いの果てに』 The Mexican Tree Duck | 小鷹信光訳/ハヤカワ文庫 |
1996 | |
『明日なき二人』 Bordersnakes | 小鷹信光訳/ハヤカワ文庫 |
1999 | |
『ファイナル・カントリー』 The Final Country | 小鷹信光訳/ハヤカワ文庫 |
2005 | |
『正当なる狂気』 The Right Madness | 小鷹信光訳/早川書房 |
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