フィリップ・マーロウの登場する作品
【長編】
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『大いなる眠り』
『さらば愛しき女よ=さよなら、愛しい人』
『高い窓』
『湖中の女』
『かわいい女』
『長いお別れ=ロング・グッドバイ』
『プレイバック』
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【短編】
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『フィリップ・マーロウ最後の事件』
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【未完】
| 『プードル・スプリングス物語』
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ロサンゼルスで個人開業している私立探偵。サンタローザ生まれで『大いなる眠り』初登場時に33歳、『長いお別れ=ロング・グッドバイ』では42歳。生存する肉親はいない。仕事ぶりは熱心で、依頼人の利益の為なら警官とやりあうことも辞さない。また、離婚問題は扱わず、そうでない場合もまずは警察に相談することを勧める職業上の良識を持っている。調査費用は当初一日25ドルと必要経費だったが、物価の上昇とともに『かわいい女』以降は40ドルと必要経費となった。趣味はチェスで、酒はウイスキーのストレートを中心に何でも飲み、煙草は主にフィルター付のキャメルを嗜む。よく言われる「仕事絡みの女性には手を出さない」は金科玉条というわけではないらしい。
[写真]フィリップ・マーロウをモチーフにした記念切手
上 :インターポール50周年記念切手(1972年/ニカラグア共和国)
中 :映画誕生100周年記念切手(1996年/英王室領ガーンジー島)
下 :同じく映画誕生100周年記念切手(1996年/ドミニカ共和国)
映画誕生100周年記念切手のボギーとミッチャムは誰もが納得の貫禄だが、一番上のインターポール(国際刑事警察機構)50周年記念切手は分かりにくい。実はこのマーロウのモデルはフレッド・マクマレー。彼が主演したワイルダーとチャンドラーの共同脚本映画「深夜の告白(1944年)」のワンカット(上の写真)が何故か切手の図案として使われたのだ。
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