瀬戸内海国立公園文珠山(標高662m)の中腹にあり、丹後の国の切戸文殊(京都府宮津市)、大和の国の安部文殊(奈良県桜井市)とともに、日本三文珠の一つとして知られています。大同元年(860年)弘法大師がここを修験地とされ、岩窟に自作の像を安置され羅漢山竜岩寺を創建されたのが、文珠堂のおこりと言われています。
”知恵の文珠”と呼ばれ、県内外から進級、進学祈願の親子連れが多く訪れます。
ここからさらに上ると、文珠山頂上、嘉納山頂、源明山頂などの標高600m以上の山々が連なっています。起伏に富んだ山頂を遊歩道で結び、眺望はすばらしく、登山ハイキングに最適です。
文殊山(標高663m)の山頂には展望台があり、山口県東部が一望できます。また、晴天時には、東方に四国石鎚山が顔を出し、瀬戸内海の風景を楽しむことができます。