第24回 東京支部定期大会
大  会  宣  言
テキスト ボックス: 通信労組東京支部は、9月30日(土)神田公園区民館で第24回定期大会を開催し、
憲法・教育基本法の改悪反対、NTT11万人リストラ反対、NTTリストラ東京裁判勝
利、「50歳退職・賃金切り下げ再雇用」制度廃止、「成果・業績主義」賃金制度廃止をめ
ざし、NTTグループ労働者の労働条件向上と情報通信サービスの公共性を守りNTTの
社会的責任を果たさせる取り組みなどの2006年度運動方針を決定しました。
 日本は戦後最大の岐路にたっています。9月26日から開会した第165回臨時国会で
は、「美しい国」づくりという美名とは裏腹に日本を「戦争する国」に変えようとする安倍
新内閣が発足しました。安倍内閣は、小泉政権では成しえなかった憲法・教育基本法の
改悪を推し進めようとしています。今、憲法・教育基本法改悪を許さない運動を大きく広げ
憲法・教育基本法の改悪を阻止するために大いに奮闘します。
 また、大企業がバブル期を上回る利益をあげつづける一方、3人に1人が低賃金の非正規
労働者となっています。NTTは「50才退職・再雇用」制度と「成果業績主義賃金」で賃金の
切り下げを行ない、現業職場では正規労働者から非正規労働者への置き換えが進んでいま
す。労働不安や技術の継承も含めて職場では大きな矛盾が生まれています。組合の要求と
粘り強い交渉で、NTTは167名の派遣労働者の正規社員化をせざるを得ませんでした。
仕事の外注化をやめさせて非正規労働者の正規社員化を求めて奮闘します。
 政府・財界の労働条件の切り下げ自由、少数組合の排除、不払い残業を合法化する労働
法制の大改悪を許さず、働くルールの確立を行なうとともにNTTリストラ裁判勝利、11月29日
に結審・来春判決の東京地裁勝利のために奮闘します。
 本大会では分会の体制の見直しを行い、さらなる組織強化と職場の仲間と要求で団結し、
 「職場労働者の労働条件の改善」、「組合員の拡大をめざし」、「07年東京都知事選、一斉
地方選挙・参議院選で政治の流れを国民・都民本位にかえる」新しい飛躍を目指して奮闘
することを決意しました。

以上宣言する。
2006年9月30日
通信産業労働組合東京支部第24回定期大会