2007年3月15日、大手町・NTT持株会社前にて、寒風の中、東京支部・群馬支部・本部組合員は、始業時の
ストライキ宣言後、整然とストライキに突入した。
通信労組・山田中央闘争本部長は、『持株会社の大幅な利益から株主には6割増の配当をしておきながら懸
命に頑張っている社員に対する賃上げ「ゼロ」回答は許せない。公衆電話の設置基準違反、IP系の大規模
故障対応ができない状態になっている。また、派遣社員に置き換えられる職場が増え、非正規社員に大きな
責任を押し付けているにも関わらず、労働条件があまりにも低すぎる。安全・安心の情報通信を提供できる体制に
すべきだ』と挨拶をしました。
又「NTTグループ会社が溜め込んだ、内部留保の1.37%あれば、社員一律3万5千円、派遣・パートの時給
1500円の賃上げは、充分可能であり、持株会社がオーケーすれば実現する」と訴えた。
支援団体の国民春闘共闘会議・老田代表委員、全労連・寺間組織局長、国公労連・盛永副委員長、東京地評・
伊藤副議長、全気象・冨安中央 委員長、地元千代田共闘会議・岩淵氏から、それぞれ激励のご挨拶をいただ
きました。
中央闘争本部・武田書記長の具体的な情勢報告のあと、東京支部・東京分会・東京地域グループ会社分会の
闘争委員長、リストラ裁判東京原告団・佐藤団長らが春闘勝利、リストラ裁判勝利にむけ、決意表明をした。
20の支援団体、150名で「がんばろう」他を全員 合唱、その後NTT持株会社に向かって「寒さを吹き飛ばす
力強いシュプレヒコール、団結頑張ろう!を三唱して、ストライキ決起集会を終了した。
又、多摩分会では立川・NTT錦町ビル前にて立川労連他、2団体の支援をうけ、多摩分会員が始業時
から整然とストライキに突入しました。