小学生の時に、近所の犬に飛びつかれ、服を咬みちぎられた経験から、
「犬とは吠える、飛びつく、咬みつくなど予想外の行動をする怖い動物」だと感じ、
数十年間ずっと、犬を避ける生活をしていました。
そんな私が2001年、野良の子犬との運命的な出会いをし、犬の勉強をスタート。
飼い主の育て方によっては、吠えない、飛びつかない、咬みついたりしない犬に育てられることを
知り、「犬嫌い」だった私が、その子犬を幸せにするために、我が家に迎えることを決めました。
勉強を進めるうちに、犬の行動には、すべて意味があることがわかり、犬の心理に興味を持ちました。
共に暮らし始めると、犬の学習能力や判断能力の高さに驚かされる日々、
素敵な関係を築くためにはどうすればいいのかが明確に。
2008年、愛犬とに優良家庭犬認定試験に合格。
同じ年に、犬と人間の良き関係を推進するために、
マスコミ業界で培った経験を活かし、
講談社より『犬の性格診断
タイプ別、育て方のコツがしっかりわかる本』を出版しました。
2011年より、「ペットと飼い主のための心理学」に関する著書を出す
関西学院大学の中島定彦教授(心理学博士)に師事。
学習心理学、比較(動物) 心理学、行動分析学など
専門分野の研究を学びました。
2012年、「わが国における“犬のしつけ教室”の現状
-webサイト
の内容分析から-」という研究(共同研究者 中島定彦教授)
を「ヒトと動物の関係学会」にて発表。
これを機に「風鈴 犬のこころ研究室」を設立。
大阪にて第一種動物取扱業「訓練」を登録しました。
2014年に大阪から千葉へ転居。JAHAのアニマルセラピー活動(CAPP)に積極的に参加し、
千葉市とJAHAが協働で行う千葉市動物介在教育のブロジェクトを立ち上げメンバーとして携わり、
現在も小学校や子ども図書館などへ愛犬と出向き、活動を行っています。
本格的に飼い主と犬との関係やドッグトレーニング、犬の心理について研究したいと考え
2017年から、日本大学大学院総合社会情報科にて、行動分析学に長けている
心理学博士眞邉一近教授に師事。2018年3月に修士を取得しました。
現在は、千葉市動物保護指導センターとの協働で、犬のしつけ方を指導する
「ペットとの暮らし方チャンネル」の動画を制作に携わり、
千葉市動物介在教育のチームリーダーをさせていただいています。
●ヒトと動物の関係学会会員
●日本行動分析学会会員
●日本動物心理学会会員
●優良家庭犬普及協会会員
●公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)
CAPP活動チームリーダー
現在は、千葉に移住し、元保護犬と共に動物介在教育に参加し、犬との正しいふれあい方の普及にも務めている。
「ワンランク上の犬との生活」を求める飼い主さんを対象にした
教室も行っている。
■活動内容
学習心理学、比較(動物)心理学、行動分析学をベースとした「犬のこころ」の研究と応用により、愛犬家の皆様が犬のこころを理解するためのお手伝いに努め、ヒトと犬とが共にハッピーに暮らせる社会づくりを目指す研究室です。
②教育活動
“犬のこころ”に対する理解を促進し、ヒトと犬とが共にハッピーな暮らしができるように貢献します。
①研究活動
“犬のこころ”の研究と“犬とヒト”にまつわることを調査・研究し、ヒトと犬との豊かな未来に貢献します。
③制作活動
犬に関する専門知識と豊富なライター経験を生かした企画・制作を通じ、ヒトと犬との素敵な暮らしに貢献します。
山ノ上ゆき子 Yukiko Yamanoue