1999/12/21 西川貴教のallnightnippon SUPER!

(西)ということで、お送りしてます今週の西川貴教のallnightnippon SUPPERは、福山雅治さんを、お迎えしてるわけなんですけども。さっきお話の途中で終わりましたけども、えー・・でね、やっぱその2人で、まぁとはいえ電話ではこうやってね。
(福)そう。(笑)
(西)かけてはかけられ、かけられてはかけ、みたいな繰り返し・・。
(福)付き合って間もない感じだからね。(笑)恋人で例えるならね。
(西)そうそうそう。
(福)デートできてないんですよ。
(西)まだ、手もつないでない。
(福)手も握ってない。
(西)お互いのこう、気持ちを確かめ合うので精一杯・・てな感じなんですけど。僕もね、ここにきてね、やはり大きくマシャとの関係をもっとね、グッとこう・・あの・・
(福)深めたいと。
(西)深めたい。
(福)近づけたいと。
(西)そう。(笑)・・で、そうなるとね、やっぱこう、この前ほら電話で話したじゃないですか。
(福)高級クラブ・・(笑)
(西)そうそう。でね、そん時に、来年・・ほら今年は、福山さんも年末ほら、もうねライブも忙しいし。
(福)そうだね。「1月だね」なんて話してたんだよね。
(西)そう。年明けたら、ちょっとなんか、しようじゃないかと・・
(福)うんうん。
(西)いうようなことを言ってたじゃないですか。これはちょと、僕はもう大期待ですよ。来年の夢ですからね、僕は。
(福)あのねー、西川君の話とか色々聞いてると、たまにその屋台から電話がかかってきたりとか。
(西)(笑)
(福)鍋物食ってて電話がかかってきたりとか、非常に庶民的なんですよ。
(西)はい。
(福)でそれはまあそれで、俺もそういうことあるしいいんだけど、それだけじゃ、ね。いまやあのー妻帯者もあって、しかもそのーあれですよ、日本を代表するね、エンターテインユーナー(?)西川君、ふり幅がないといけないと思ったわけ。
(西)なるほど!
(福)俺がほらいつもトータルプロデュースをしてるってもう、口をすっぱくして言ってるけど。
(西)えぇ。もうね、人生のトータルプロデュースって言っても、ほんとに過言ではない。
(福)うん。西川君とゆずは俺がプロデュースしてるから。
(西)えぇ。
(福)あとaikoも最近手出してね。(笑)
(西)(笑)広いなー!
(福)aiko、ちゃんと喋ったことないんだけど。(笑)
(西)(笑)何だよ、それっ!
(福)でもちょっと売れてるから、一応プロデュースしてるって言っとこうかなっ思って。
(西)(大笑)いいなー。僕も何か見つけよ。
(福)うん。プロデュースした方が良いよ、西川君も。
(西)だよね。いや、ほぼそうする。(笑)
(福)椎名林檎とかやってんじゃないの本当は?(笑)
(西)やってる。
(福)やってる?やっぱ。(笑)
(西)うん。あのね、今回のあのほら衣装とかも。
(福)そうだよね。
(西)全部作ってる。
(福)(笑)作ったもんね。
(西)(笑)作ったもん。
(福)(笑)いや、それでね、あのーそいでさ、普段の日常とちょっとやっぱりそのエグゼクティブ、ヤーングエグゼクティブ。
(西)あー、いいね。
(福)俺たちは、ヤングエグゼクティブなのよ。・・だからエグゼクティブが集う大人の社交場に・・
(西)わぁ〜ぉ〜、魅力的だ〜。
(福)もうねデビューさせたいわけ、俺は。
(西)いやーそんなの、考えたことなかったすよ。
(福)あのーね、えービジターとしてまず行っても良いし・・。
(西)ビジター・・(大笑)
(福)(笑)何?だってそういうシステム・・。
(西)そりゃぁそうですよ。まずね、まずビジターとして行った方がいいと思います。
(福)入れないからだって、ぷらっと行って。
(西)いや、あたりまえですよ。
(福)一応ほら、会員である・・
(西)うわぁ〜、この男、すげ〜ぞ〜。(笑)
(福)(笑)いや、会員である僕と、一緒に行って、「あの今日ビジター連れてきましたんで・・」って、まず、予約要れとかなきゃいけないからね。まず電話して、「福山ですけど、今からあのちょっとビジターと一緒に行きたいんですけど」
(西)か〜っこいい〜!(笑)かっこよくない?何か。
(福)そいで席をちゃんと空いてるか、確認して押さえて貰って連れてって。お気に召したら、あのー会員になっていただくもよし・・
(西)行くでしょ〜。おわぁ〜。
(福)今ならね、俺の紹介だと、ちょっと安めで入れるから。(笑)
(西)マジで〜(笑)。行くよー。いやでも、すごいなー。・・いやでもね、ほんとにそのふれ幅というとこでは、ほんっとにね、ここ、まあ来年僕もね、ぶっちゃけた話30ですよ。
(福)ねー。
(西)大台に。
(福)きましたね。

(西)いやーでもね、そう考えてですね、西川なりの2000年問題という風になっていくと、あのーやっぱ先人の、やっぱね言葉を自分もどんどん取り入れていこうと。僕にとってマシャは生き字引なわけでね。
(福)プロデューサーだからね。
(西)当たり前ですよ。あのー、乳首も何度も舐められて・・
(福)舐めたね。
(西)(笑)・・さてですね、あのね、福山さん的に30代ってどういう印象持ってました?そのじゃぁ、なる前。20代・・直前ですよ。
(福)なる前?なる前はねー、そうだなー、働き盛りだろうなとは思ってたよ。
(西)いざなってみて。どう?何か変化ありました?
(福)あのね、やっぱりあの30っていう数字がくると、あのちょっと大人って言うかさ、やっぱり現場とかで、あのードラマの現場なんかもそうなんだけど、俺の上はもう鉄矢さんしかいないとかってなってくるんだよ。(笑)武田鉄矢さんしかいないっていう。
(西)(笑)なるほど。
(福)あと皆若いし。ユースケ君なんてさ、ユースケ・サンタマリアいるでしょ。
(西)同い年ですよ、あいつ。
(福)あんな老け顔だけど、下だからね。(笑)
(西)そう!だから皆、僕と同じ年だと言うと「えー!」って言いますけど。
(福)ユースケ君、33ぐらいの顔してテレビ出てるけど・・
(西)そうそうそう。
(福)下なんですよ。で、当然女優陣なんかもさ、やっぱ若いわけ。
(西)皆ね、木村佳乃ちゃんなんかも皆。
(福)そうそうそう。そうなると、自分がやっぱりその求められるものが違ってくるんだな、今までと。
(西)はあー。
(福)「座長」みたいなことが、「マジ座長」なの。
(西)なるほどね。「マシャ座長」なのが、「マジ座長」なのね。
(福)「マジ座長」になってきてね。差し入れもいつもより多く入れちゃったりするんだよね。
(西)ちょっとだからあれですよ、自分でね引っ張っていかなければいかん・・・
(福)そうそうそう。
(西)誰かが引っ張ってくれるんじゃなくて、自分がせんといかんと。
(福)何かそういうものを、求められるような雰囲気になってきちゃうっていうのが、最初は戸惑ったんだけど、でもまあそいう風にしなきゃいけないお年頃なんだなと思いだして。
(西)なるほどね。でもね、見た目全然変わらないですよね。
(福)(笑)見た目はね。
(西)見た目全然変わらないですよね。
(福)ちょっとパ−マかけたりとかして。
(西)そうね、パーマね。・・なでないのっ(笑)。
(福)勝子みたいなパーマ・・勝子パーマ。
(西)(大笑)
(福)どんどん母親に似てくるんだよ。パーマかけて。
(西)いやでもね、あのね、ちょうど去年ですかね。あっ今年入ってからか。えーっとあの福山さんの「FUKUYAMANIA」ビデオクリップ集ですよ。もらって、そん時「俺今これだけしかやってないから」って(笑)・・「FUKUYAMANIA」もらって、さっそく家帰ってもうビデオデッキ入れました。ぶち込んで、見ました、じっくり。
(福)「FUKUYAMANIA」
(西)「FUKUYAMANIA」見ました。いいーですよ、あれは。
(福)いいですか?(笑)
(西)いいですよ。
(福)嬉しいなー。
(西)もうね、あのね、当時のこうね、そのデビューして初々しい・・。
(福)あー、昔のね。・・そうだねぇ。
(西)感じとね。・・こう、手ぐしだなっていう・・こうグラデェーションボブみたいな。
(福)(笑)あれがすごい髪型だよね。自分で見て思うけど。
(西)またねー・・。
(福)いやでもねファッションとか、だから西川君とかね、オシャレだね。
(西)いやー。
(福)90年代の中頃からデビューした、中頃以降のその活動を開始し始めた人っていうのは、やっぱりね、あのーまだ時代が近しいからオシャレに見えるとかっていうんじゃなくて、やっぱりファッションがオシャレになったよ、全体的に。
(西)へぇー。
(福)俺90年デビューで、まあその当時の自分が出てるやつとか見たら、やっぱりね、おかしいもんちょっと。
(西)(笑)
(福)(笑)何かねその、宣材写真とか撮るじゃん、デビューする時にさ、宣材写真がブラックジーンズをロールアップしたやつに、素足にモカシンを履いて、あのーフィフティーズっぽいカントリーシャツみたいな・・。
(西)(笑)素足にモカシンは分かる気がする。
(福)うん。でもね、カントリーシャツっぽいのを、ジーンズの中に入れて、ループタイをして、帽子かぶってんだよ。おかしいでしょ?
(西)(笑)バラバラなんでしょ。
(福)うん。全部、時代感がおかしい・・のよ。でもねー、ファッションはね俺あの、結構ね、最近自分でも変わったなーと思うのが、あのー「Smart」とかって雑誌買うんだよね、俺。(笑)
(西)うそー!?
(福)ほんと。
(西)改めて?
(福)あの何ていうんだろう。これ見とかないと、何か良くわかんないことになってきたと思って。(笑)最初はさー、何を間違っちゃったか、「egg」とか買っちゃって・・
(西)違う違う違う。(笑)
(福)「あっこれ違う本だ」と思って。(笑)
(西)(笑)
(福)で、「BOON」とかさ「Smart」とか読んで。
(西)「Check mate」。「Men's nonnon」。
(福)こんな事言ってる事が、もうやばいんだけど。(笑)
(西)いやでもねー、そういうのにね、何ていうのかな、興味がなくなりだすと、多分急にね、急にその年相応な感じになっちゃうような気がするんですよ。そういう意味では、僕らこう、そこのね、1歩手前のところのね、三途の川を渡りきれないままずっといる感じがね、多分ね、だからねそういう意味では、福山さん40になっても、例えば50近くになっても、あんま変わってない気がしますよね。
(福)あー。でもさやっぱり、自分で作ったりするじゃん?西川君とか。
(西)はいはい。
(福)そういうそのオシャレっていうのが、俺ないからねぇ。
(西)いやでもねー、ほら・・福山さん、どっちかって言うと・・、ずーっとあるのね。その違いをまずね、整理しとくと、福山さんはもうすでに、生れた時から9分9厘勝ってるの。
(福)(笑)何言ってんだよ。
(西)何が。
(福)俺の幼少の頃の写真を見せてあげたいな。
(西)いやあのね、福山さんは自分では気づいてないけど、だってそれぞれどんなに格好よくってもコンプレックスはあったりするわけじゃないですか。
(福)うん。
(西)背の高い人は、自分の背の高さをコンプレックスに思うし・・。
(福)なんかあるねー。
(西)あるでしょ?だけど、9分9厘勝ってる。
(福)(笑)「9分9厘勝ってる」って。
(西)勝ってるの。
(福)飲み屋でからまれてる気分になってきたなー、だんだん。
(西)(笑)いやいや。勝ってて、でね、僕はやっぱりね、生れた時ね、もうね2割5分の打率しかないわけですよ。
(福)(笑)
(西)ほんとに。
(福)はい、聞きますよ。
(西)でね、そうなるとね、「どうやったら4番になれるんだろう?」ってそれしか考えないわけですよ。
(福)なるほど。
(西)でやっぱ、その前に自分のスイングを好きになろうとかね、自分の今使ってる器材を磨いてみようとかね、色々考えて、そうするとまずは自分に合ったグラブをそろえようとかね。
(福)なるほどね。
(西)まず自分に合ったサイズのバット。どこの握りが良いのかってところから突き詰めようと。いうところから、服を作り始めたりしたんですよ。
(福)なるほどねー。
(西)福山さんは、もうね、9分9厘勝ってるから、「あーいいよー」みたいな、あるもので。だからそういう意味ではね、逆。僕みたいにすごいコンプレックスが・・でもね実際ね、あのーフミヤさんとかと話してたときも、何かねその洋服って、メンズでもレディースでも小ちゃいサイズの方がよく最初になくなるんですって。
(福)うんうんうん。
(西)やっぱコンプレックスとかがあるのか、その小ちゃいサイズ・・って言うかね、あのどっちかって言うと、そういう風に気を使ってる人が多いというか・・。だから、僕らん中ではなんとなく合点をいかせるために、小柄な方がオシャレに気を使ってるなんて事をねいうように・・
(福)フミヤさんもオシャレだもんね。
(西)そうそう。フミヤさんこの前もね、一緒に出てたときも、バーッとスーツ着てて、「今日もいいっすね」て言ったら、「これ私服だよ」とかって。
(福)家からきたんだ。
(西)そう。
(福)家から来て、そんままテレビ出て、また家に帰っていくんだ。
(西)そう。
(福・西)かっこいい〜!
(福)うわぁー。俺なんかどんだけ自分を改造して出ているか。
(西)(大笑)
(福)ロボ。ロボマシャだよ、あれは。
(西)変形後。(笑)
(福)SFX並にもうね、ファッション用意してもらってるんだよ。
(西)いやでもね、マシャ、オシャレですよ。
(福)いや俺だってこれ、全部買い取りだもん。
(西)違う。あのね、それね・・もうねそんなことね・・何着ても似合うの!
(福)あら!もう何かからまれてる気分になってきたな。
(西)でしょ?9分9厘勝ってるの。
(福)どう進行していこうかな・・。この後・・
(西)わかったもうじゃあ、9分9厘勝ってることをね、踏まえてですね・・。
(福)踏まえて。
(西)30代になってのですね、まあそれを踏まえたうえでの、これからの展開として、まあ大きなところで、音楽だったりね、あるんですけど。あとね、僕あのドラマを・・
(福)おっ!そうそうなんかね、風の便りにさっき本人から聞いたんだけど。
(西)(笑)さっき言ったもん。
(福)うん。やるってね、それちょっと聞きたい。嬉しいなー。
(西)うん。その話をちょっとじゃあ後で。
(福)あっ後でやんだ。
(西)はい。

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