2001年第2戦 琵琶湖


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    昨年順位
児島湖 
琵琶湖 
 
 
 
 
トータル
1 セキトリ和田 5 1 10 0 0 11
2 キ○タマ野口 6 1 6 0 7
3 ハゼドン星山 1 1 2 0 3
4 フハツ岩元 2 1 1 0 2
5 バラシスギ中鼻 4 1 1 0 2
6 マルボウズ橋本 7 1 1 0 2
7 ドロボー岸本 3 0 1 0 1
8 ポンガケ中崎 * 0 1 0 1
5月12日(土)はれ



【寸評】

毎年 MGLF得意の春の琵琶湖決戦。行きしなの車からみんな小学生のようにはしゃいでおりました。6時、開会の言葉もなくいきなりスタート。でも朝から琵琶湖が牙をむき激荒れ状態。波がかかって水びだしで4艇がイケスに到着すると、イキナリ大型新人碓井君がシャロークランク&バイブレーションでたてつづけにHIT(37・43・写真3番目)。同船の和田選手に自分の釣りを見失わせるほどのインパクトを与えてしました。碓井君また是非参加してね。ここのイケスでは中崎・中鼻が推定40UPをかけるも二人ともラインブレイク・・・・。その後は子バス(33写真右端)が上がる程度で各船移動。風も穏やかになり1号艇はマリックス、2号艇はカネカ、3号艇??、4号艇は赤野井でそれぞれ奮闘。夕方前に野口選手が44、和田選手が49をあげ勝負あり。期待の岩元選手・橋本選手は残念ながら不発におわり、優勝は久しぶりに和田選手がさらっていきました。ダイナミック宣言後の初勝利だけに喜びもひとしおでしょう。
今回は私を含めバラシの多い大会でした。それぞれ確実にGETできていればもっと盛り上がったのになー  
春の琵琶湖はなめたらあきませんね。4ポンドではちょっときついかな・・・  あーあ・・・

次回は七色ダム(キャンプ1泊)の予定です。幹事は橋本選手・岸本選手です。


【優勝者和田選手へインタビュー】

<インタビュアー>久しぶりの優勝ですね。オメデトウございます。
<ダイナミック和田>ありがとうございます。最近メッキリ影が薄くなってましたから・・・ ハードルアーではないんですが、常吉以外で結果を出せて満足してます。 以下<イ><ダ>
<イ>2001年ダイナミック宣言をしましたが。

<ダ>まだまだです。今は脱常吉が精一杯ですね。ただ、常らなくなった分エリアに関しては見切りが早くなりました。野池でもあまり粘らずに場所を移動して、探る釣りを意識しています。私のダイナミック伝説は始まったばかりです。
<イ>12日の琵琶湖の状況はいかがでしたでしょうか?

<ダ>散らばってましたね、40cm以上を考えるなら。沖でもシャローでも、どっちでも良かったのではなかったのでしょうか?46cm・44cmはシャローで釣れたらしいですし。ただ、シャローは時合いがあるのでタイミングがずれるとダメですね。朝夕に限られます。
<イ>大会当日はどんな組立を考えていましたか?
<ダ>イケスのまわりと沖でアフター狙いの2本立てでした。ただ、私はどちらかと言うとシャロー7割、アフター3割くらいの気持ちで考えてました。沖はエリアに自信がなかったんで。 当然朝一番はイケスです。ここ2年ほどイケスはフィーディングエリアになっており、スポーンに関係無く魚がいるとの判断からあそこは絶対外せなかった。あとはカネカの漁礁周り。岸から狙われる漁礁の北側ではなく、南側を中心にチェックするつもりでした。時合いもあるので夕方もやっぱりシャローって感じでしょうか。 ハードはV−FLATとLV−0のスローロール、 ソフトはデスアダーのノーシンカーで考えてました。ノンキー無視って感じですね。
<イ>LV−0ですか?
<ダ>そうです。このルアーはシンキングでありながらリトリーブ後浮き上がってくるという特殊な性質を持っている。飛距離を稼げて、水深1m〜2mくらいをスーパースローで引けるため、藻ダルマになることも無い。結果はまだサイズ的には出て無いが野池等で実績が出つつある。シャロークランクよりもゆっくり引け、意識しながら泳層もコントロールできる。
<イ>朝一イケスで碓井君が2連発。動揺はありませんでしたか?
<ダ>はい、動揺しまくりました。碓井君がシャロークランクで釣れれば、V−FLATからSHOTにかえ、バイブで釣れればバイブに変えと自分の釣りを完全に見失っていましたね。彼のスタイルはルアーローテションが早く、手広く探ること・人と違うことをするという事らしい。バイブでの一匹もリフトアンドフォールのフォール中のバイトだったと言っていました。彼なりのスタイルで結果を出してました。今後も活躍してくれるでしょう。
<イ>その後は何処に・・・
<ダ>カネカの浮漁礁まわりやイケスの中などをチェックするが、イケスの中、CBTクランクSSRで28cmが出ただけでした。カネカのシャローで他船があげていたのも大きくなかった。ただ、碓井の魚も見ているので夕方もう一度チェックに来るが、この時間帯はシャローでは30cm前後しかあがらないと考え、沖に行く決心がつきました。
<イ>沖に行くにあたって何かありましたか?
<ダ>ニゴイ選手権の全米チャンプのメールからヒントを得て釣り方は決まっていました。ただ、今回は魚探も無く自信は全く無かったですね。結局、1番大事なエリア選択については赤野井沖の大船団に合流するしかなかった。全米チャンプのヒントから、キーポイントは”ウィードにのせろ””浮力の高いワームを使え”だと思っていたので、クリンクルのジグヘッドを投げ続けていた。 途中、ボディーシャッドで常って見たが、風のため1/16ozでは底まで届かず、1/8ozのシンカーでは藻ダルマになってしまい釣りにならなかった。結局自信は無かったが、ジグヘッドでウィード にのせ、引っかかったらゆっくりゆっくりほぐしていくイメージ持って、辛抱しました。対面の風の影響を受け、自重のあるクリンクルでも10mのキャストがやっとでした。キャスト後、カーブフォールすることを考えると、プレゼンのできるエリアは実質3mくらいしかなかったでしょう。 ”効率悪すぎる!”とかいっていつもの私なら、ひっかかったら即ぶっちぎって巻き取っていましたが、今回はアフター狙いということで、スローに扱うことを考えていました。
<イ>風の中アタリは明確に出ましたか?
<ダ>判るわけありませんよ。とにかく船がステイできない以上、アタリは判るわけ無いので、全部合わせるつもりでした。同船者が碓井だったので恥ずかしげもなくオーバーアクションできました。当然ドラグは緩めの設定ですので、合わせる!ウィードでもドラグが鳴る!の状態ですね。もし横が野口さんだったら冷やかされるのでできなかったでしょう。 それと気持ちも非常に大切でしたね。風の中、沖の釣りは本当に辛い。毎回違うエレキを操作し、船をステイさせるのは至難の技でしょう。今回も集中力が切れかけて、中鼻のいるカネカに心を動かされてました。ただ、周りの船がポツポツ釣れていたのでなんとか集中力が続きました。ラッキーでしたね。 感じたのは琵琶湖の釣りはやはり”ウィードの釣り”であり、名鉄・木の浜・カネカ等の沖のウィードエリアで勝負できると切り札が一枚増えるということです。これで、夏以降もシャローが死んだとき沖に出る決断ができそうです。価値ある一勝でした。
<イ>タックルにも救われたと聞いていますが。
<ダ>Heartland−CXの602LFSにEM−Z2500、ラインはよつあみのナイロン6lbでした。まずロッドはライトアクションのファーストテ−パーです。しかし、このロッドはティップはLアクションですがバットがMアクション並の凄いバットパワーを持っています。今流行りのブチ掛けロッドというんでしょうか。とにかくこのロッドのおかげで一気にウィードから上げることができました。 ラインはよつあみのナイロン6lbです。フロロの5lbと迷いましたが、浮力を考えるとナイロンを選択しました。このラインはしなやかで低伸度、20m先ではわからないが10mくらい先であればフロロ並の感度を得られる。それに強い。とにかく表面に傷が非常につきにくい。10lbあれば根掛りはフックが曲がってしまうぐらいだ。あのラインでなければ今回の魚は取れなかったと思っています。今回はラインブレイクした人が多いみたいですね。皆さんも一度使ってみてください。
<イ>おめでとうございます。最後に一言お願いします。
<ダ>カメラマンの腕が悪く、写真のポーズも関取のようでキマッテません。しかし、太ってきたのは事実ですので、ダイエットを考えてます。みなさんあまり高カロリーの餌を与えないで下さい。七色までに3kgほど減量してきます。当然七色でも優勝し、写真は撮ってもらいますよ。 あと、4月から企業通信に移りました。TV会議システムを売ることになってます。 ユーザーも回っていますが、情報下さい。ちょっとヒマです。営業同行もしますのでよろしくお願いします。

<イ>盛大な拍手をお願いします
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチーーーー


<MGLF一同>長いねん・・・・


【馬の結果は・・・】

 枠連 3-4 18.0倍 (岸本選手GET)




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