連載「トレモロがもろにうまくなる講座」
目 次
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[ 1].準備するもの
[ 2].左手の押さえ方
[ 3].右手の爪の長さ
[ 4].爪の磨き方
[ 5].右手の構え方
[ 6].きれいな音が出る秘密
[ 7].音を出してみよう
[ 8].ゆっくりの練習
[ 9].p,a,m,i指の写真
[10].音色
[11].音の間隔
[12].音量
[13].持久力訓練
[14].スピードアップの練習
[10].音色
トレモロは綺麗な音が出なければトレモロと呼びません。
いくらトレモロのスピードが早くても、トレモロは音色が命ですから、がさがさした音では聴く方もがっかりしてしまいますよね。
従って、自分の耳で良く聴き、今の実力での最大限綺麗な音がでる右手の形、角度等を探しましょう。
アルベジオで音ががさがさしている人は、トレモロでも同じようにがさがさした音が出ます。
言葉で言うのは難しいです が爪を綺麗に磨くほかに、右手首を少し右側に倒し弦に対し爪の角度が付くようにして弾くと良い結果が顕われる と思います。
たとえば、左図青色のVの角度を少しつけることにより、爪が弦に対して斜めに当たるようになりソフトな音が出ます。