連載「トレモロがもろにうまくなる講座」
    目 次 講座 前書きへ   
[ 1].準備するもの  [ 2].左手の押さえ方  [ 3].右手の爪の長さ  [ 4].爪の磨き方  [ 5].右手の構え方 
[ 6].きれいな音が出る秘密  [ 7].音を出してみよう  [ 8].ゆっくりの練習  [ 9].p,a,m,i指  [10].音色 
[11].音の間隔  [12].音量  [13].持久力訓練  [14].スピードアップの練習   

[7].音を出してみよう

  1. 前置きが長くなってしまいましたね。お待ちかねのトレモロの音をだしてみましょう。
  2. 左手はA7の和音を押さえます。
  3. 右手はpでD弦, aで@弦, mで@弦, iで@弦の順番に弾きます。(ここは知っていますよね)
  4. a,m,iは最初は一番簡単な@弦で練習します。
  5. 1小節分繰り返しましょう。 p,a,m,i, p,a,m,i p,a,m,i p,a,m,i
  6. ここでpはD弦で固定するよりはD、C、A、Cと移動させた方が和音が出てカッコいいですね。
  7. 8小節分繰り返しましょう。
  8. 右手pはアルアイレで練習します。当然知っていると思いますがですがa,m,iもアルアイレです。
  9. pのみは低音ラインを引き立たせる時にはアポヤンドを使いますが、ここではオーソドックスにアルアイレとします。
  10. トレモロ一音はここでは16分音符で練習します。(下図)
    「アルハンブラ宮殿の思い出」等一般的なトレモロの曲は32分音符ですので参考までに知っておいて下さい。 (下図よりは2倍の速さで弾かないといけないと云うことです) トレモロ練習
  11. どうですか?音は出ましたか?最初はゆっくりでいいですよ。
  12. あきたら左手の和音はいろいろ変えてみてもいいですよ。CとかFとかG7とか左手が疲れない程度にね。


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