子どもへの支援
1 子どもの虐待を見つけたら警察や児童相談所へ通報(相談・連絡)する。 周囲の人が虐待と思われる事実を知ったときは、ただちに通報をすることが子どもの命を救います。 2 子どもたちへ人権教育&非暴力教育を実施する。
コラム 子育ての原点
1 基本的信頼感を培う 心の基本となる人間との信頼関係を培うことが、最初の一年間では最も重要です。赤ちゃんが不快を泣いて訴えるとき、お母さん(養育者)がすぐそばに来て、授乳をしたり、やさしく笑顔で話しかけたり、抱いてくれることが、赤ちゃんの情緒を安定させ、信頼関係を育てます。赤ちゃんは自分の要求を充たし、自分を守ってくれるお母さん(養育者)を通して人間社会に対する基本的信頼をもつようになるのです。 2 愛をこめて見つめる(アイコンタクト) 赤ちゃんを愛の眼差しで見つめると、赤ちゃんに愛情が伝わり、心が安定します。お母さん(養育者)に愛をこめて見つめられると、赤ちゃんの視覚神経細胞を通して大脳新皮質へつながり、セルフコントロール神経細胞の成長が促進されると言われています。 3 抱きしめる(スキンシップ) 赤ちゃんは抱きしめられると肌のぬくもり感じ安心し、お母さん(養育者)に信頼感をもちます。スキンシップは赤ちゃんのストレスを緩和し、心が落ち着き、脳の成長及び体の成長にも良い影響を与えます。 4 話しかける 赤ちゃんは非常に頭でっかちです。それだけ人間にとって脳は大事なのです。 お母さん(養育者)や周囲の大人は赤ちゃんを見つめながらゆっくりと発音し語りかけてください。赤ちゃんは言葉を分かってますが、まだ発語のための運動機能が発達してないので表現できないだけなのです。赤ちゃんは声を聴き、口の動きを見て真似をします。言葉の獲得は時間を要しますが、脳の働きと運動機能の発達により、徐々に活発になっていきます。