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最近あったこと





2012年8月31日
目からうろこパエリア


友人の間でびっくり&好評のパエリアのご紹介。

元はテレビの番組から盗んだもの。

それをさらに簡単にしたレシピです。

お米2合を洗って水を切り、

ニンニクをすりおろしたものと一緒にレンジで2~3分加熱。

フライパンまたはホットプレートにお湯約300ccを入れ、

沸騰したらイカの塩辛を適量入れる。

これが味付けを兼ねるので、結構な量を入れますが、

食べる人に見破られない程度が良いかと思います。

レンジで加熱したお米を入れ、

その上に冷凍シーフード、ピーマン、パプリカ等を彩りよく乗せ、

蓋をして約10分、水分がなくなるまで炊きます。

ご飯がまだ固いようならお湯を追加して、

最終的に香ばしい焦げ目がつくまで加熱します。

レモンやパセリで飾り付けしても良いし、

あらかじめサフランで色付けしたお湯を使えばさらに本物っぽくなります。

下準備がいらないのでめちゃくちゃ簡単。

「パエリア作るね~」って言ってからお米をとぎ、

完成品を食卓に出すまで20分だったので、

友人達がびっくりしてくれました。


2012年8月30日
チャイルドシート


「自動車の運転者は、幼児用補助装置を使用しない6歳未満の幼児を乗車させて

自動車を運転してはならない(道交法第71条の3第4項)。」

これまで関係なかったのであまり深くは考えていませんでしたが、

孫をうちの車に乗せるためにチャイルドシートを取り付けました。

まず大宮からうちまで乗せて帰りましたが、

途中からむずかり始めたのに抱いてあやすことも出来ず、かわいそうでした。

高速で約1時間半。

暑かったせいか、お尻が気持ち悪かったのかわかりませんが、

ママの顔がすぐそばにあったので何とか大泣きはせず、

訴えるようにむずかるのがかわいそうでたまりませんでした。

法律を恨みました。(>_<)

息子の家の車にはもちろん取り付けてあって、

毎日のように連れて出かけているようなので慣れているはずなのですが、

時々このようなことや、大泣きすることもあるようです。

東京から静岡への帰りは息子の家の車でしたが、

東名が混んで4時間もかかったそうで、

さすがに最後の1時間くらい、どうしようもなくなって、

一般道に下りて抱いたそうです。

子供の安全を熟考した結果の法律なのはわかるし、ありがたいですが、

子供は物ではないし、

特に乳幼児は安全性の意味がわかるはずがない。

同じ姿勢で椅子にくくりつけられているわけですから、

気分の良いものではないし、身体も辛いだろうし、飽きれば嫌がるでしょう。

大人のシートベルトと同様に法律で義務付けるのは、

どうかなという気がします。

チャイルドシート無しの危険性を周知させて、着用を奨励し、

あとは保護者の責任に任せても良いのではないかと思いました。

7~8割の親が不満を持ち、3割近くが使用していないという現状も、

当然のように思われます。


2012年8月29日
嵐の後のお片づけ


2泊3日で帰省していた息子家族が帰ってしまって3日目。

毎日後片付けをしています。

寝具、チャイルドシート、おもちゃ、それに緩衝物(^^ゞ。

久しぶりに会った孫は、

寝返りが上手になり、

覚えたてのハイハイと組み合わせて、

好きなところへ移動することが出来るようになっていました。

でもハイハイはまだ危なっかしく、

前につんのめったり横に倒れたりするので、、

床はクッション性のあるジョイントマットを敷き、

周りには土嚢のように布団やクッションを張り巡らしました。

それに、無理だと言うのに(@_@;)

つかまり立ちのようなこともし始めたので、

誰かが見ていなくては心配なほどでした。

この数日に急速に進歩したようです。

それはそれで嬉しい事ですが、

帰った後、ママは一人で大変な思いをしていることでしょう。

楽しい楽しい3日間でした。

「孫は来てよし帰ってよし」という言葉があるそうですが、

私の中には「来てよし」はあっても「帰ってよし」はありません。

今日は写真の整理をしながら、

気の抜けた寂しさに手が止まってしまいます。


水浴び中
ジョーロは当然お口へ
この後洗面器がお口へ



お食事中
スプーンは常に2個必要



長男夫婦から
プレゼントされた
ジジ孫お揃いのTシャツ


2012年8月23日
松尾葉子先生の指揮で♪


名前だけは知っていた指揮者の松尾葉子先生。

突然合唱の練習に現れた時は、どこの小母さん?と

失礼ながらびっくりしました。

だって、私と同じような中年体型で、ものすごくラフなTシャツ着てて、

おもしろい言葉がポンポンポンポーン♪と

機関銃のような早口で飛び出すんですもの。(@_@;)

さらに驚いたのは、外観に似合わない(ものすごく失礼です。後でフォローします。)

無駄のない的確な指導と、同じく的確でシャープで、それでいてまことに美しい指揮。

合唱団の指導はほんの少しの時間でしたが、

完全に虜になってしまいました。

指揮棒を持った本番での指揮もうっとりするくらい美しく、

見ていて飽きませんでした。

マーラーの「復活は」5楽章からなり、合唱が参加するのは5楽章だけです。

その前の4楽章分は、ステージ上のオーケストラの後ろで

ずっと静かに座っていなければなりませんでした。

正直言って眠気との戦いでもありますが、

松尾先生の指揮がとても興味深くて、大変に助かりました。(^^ゞ

本番の先生の衣装はTシャツではなく、

キラキラ飾りのある黒のパンツスーツで、

チョーカーもお似合いで、とてもとても素敵でした。



2012年8月22日
珈琲処「草里」


「草里」と書いて「ぞおりー」と読むそうです。

料亭か?と勘違いするようなエントランスを入ると、

和洋折衷の不思議な空間が広がります。

後でネットで見てみたら、

オーナーとママの趣味で集めた調度品が並べてあるとか。

雑多なようで統一感がある。

こういうセンスはどこから来るのだろうと感心しました。

で、肝心要のケ~キ♪

入ってすぐのショーケースにい~っぱいありました。

しかもどれもこれも豪華でおしゃれでボリュームたっぷり!

1ピース700円前後とお値段もはりますが、

それでも、どれも食べたーい!と思ってしまいます。

女性6人でテーブルを2つ確保。

それぞれ趣の異なったテーブルで、

周辺のインテリアもびみょうに違っています。

ケーキのお皿もカップもポットもそれぞれみな違っています。

しかもどれも素敵です。

もちろんケーキも、

いっしょに頼んだなんとかブレンドのフレーバーティーも

美味美味でした。

大満足の後のホテルへの帰りは、

お金を節約し、電車と徒歩で時間をかけて帰りました。


エントランス
「え?のれん?」



店内
奥には和室!


2012年8月21日
世界アマチュアオーケストラフェスティバル


アマチュア合唱界には日本合唱連盟もあれば

世界合唱連盟もあります。

アマチュアオーケストラ界にもいろいろな組織や大会があり、

年1回の全国アマチュアオーケストラフェスティバルが、

今年は静岡市の清水で行なわれ、

さらに今年は外国からも大勢の愛好家が参加する

「世界アマチュアオーケストラフェスティバルin静岡」

という大掛かりなものになりました。

そのフィナーレを飾る

マーラーの交響曲第2番「復活」の合唱を

静岡県内と東京の6団体が引き受けることになり、

大久保混声合唱団も

その中の1団体として参加して来ました。

8月18日10時半集合のため朝早く家を出、清水へ。

近代的な駅から、左手に清水港を見ながら、

長いきれいな歩道橋を歩いて行くと、

「静岡市清水文化会館マリナート」の入口です。

8月1日にに開館したばかりで、

今回のフェスティバルも杮落としの一環のようでした。

18日は1日リハーサルで本番は翌19日午後です。

夕方リハを終え、皆で食事へ。

その後、飲むグループとケーキのグループに分かれました。、

下戸の私はもちろんケーキ♪です。

有名な美味しいお店があるということで、

わざわざタクシーで行きましたが・・・・・。



清水港



駅からの歩道橋



マリナート正面


2012年8月16日
5回目の命日


今日は父の命日です。

郷里は遠く、なかなか墓参りも出来ず、今年も兄夫婦にお願いしました。

父がよく言っていた「生きている者にとって良いようにすればいい」

という言葉をなぐさめに、今年も親不孝をします。

9月3日の母の命日には帰省して、1年分のお墓参りをします。

ひ孫の写真を持って行きますね。

本当は、二人それぞれの命日も、お盆も、お彼岸も全部お参りしたいのです。


2012年8月15日
ヨー子の適当パンプディング


料理上手の友人に恵まれているわたくしめ。

別の友人が作って持って来てくれたパンプディングが、

自分で作るものよりも濃厚で美味しかったので、作り方を聞きました。

「分量は?と言われても・・・・・適当よ~(^^ゞ」と言いながらも、

未熟者にも出来るように、おおよその分量で教えてくれました。

卵2~3個+牛乳ドドドド(4~500cc?)+生クリーム1パック

+砂糖お好み+バニラエッセンス・・・・・混ぜ合わせたものに

食パン半斤と果物(缶詰可、むしろ缶詰の方が良いものもあり)を入れ、

オーブンで適当に焼く。

生クリームを使うというのは初めて聞きました。

あの濃厚さは生クリームの効果ね!


2012年8月14日
チー子の簡単ピザ


うちで集まりがあった時、材料一式を持って来て、

「簡単よ~♪」って言いながら友人が作ってくれたピザ。

私にはそれほど簡単とは思えなかったけど、私にも作れそう、とは思いました。

昔ベターホームのパン教室で教わったので、本格的な作り方は一応知っていますが、

なかなか作ろうという気にはなりません。

でも、このピザなら、作ってみようか?と思いました。

で、そのレシピです。

1枚分として強力粉70g+湯(40~50℃)40cc+ドライイースト小1/5

+オリーブ油タラタラ+塩少々・・・を枚数分こねます。

場合によっては湯を足しながら耳たぶくらいの固さになるまで。

ラップをして1時間ねかせます。

アルミシートにオリーブ油を塗って生地をのばし、ピザソースを塗ります。

野菜、ハム類、チーズ、ハーブを乗せて、

ガスレンジの魚焼き機に入れ、中火で5分焼いて出来上がり。

魚焼き機を使うというのがポイントかも。


2012年8月13日
我家の餃子


ひとくちに餃子といっても、いろいろな種類があり、いろいろな食べ方があるようです。

もともとは中国の食べ物だということは皆が知っていることですが、

なんと、中国では紀元前から食べられていたものだそうです。

茹で、揚げ、焼き、蒸し、いろいろな料理法があり、

日本で一般的な焼き餃子は日本で考案されたものというのは、

必ずしもそうではないようです。

なんのかんのいってもこの餃子、

我家では夏には夏バテ防止、冬には風邪知らずとしてたびたび登場します。

昔は母に教わったニラ餃子を主に作っていましたが、

刻んだニラと豚肉を炒めて餡にするというものでした。

焼く時に火の通りを気にすることもなく、強火でカリカリっと焼けるのが特徴でした。

そのうち、兄の家族が皆で作っているものが面白くなり、

それを我家流にしたものが現在の我家のレシピになっています。

キャベツ、白菜、たまねぎ、ニラ、しいたけ等、その時期に応じた野菜を細かく切り、

ニンニクと生姜をうんと細かく刻み、豚肉と共にこね、皮で包みます。

野菜を切るまでが私の仕事、その後はたいてい子供達がやってくれます。

昨日はシソの葉を間にはさんで美しく、香り良く仕上げてくれました。

包みあがったものは食卓の上に置いた大きなホットプレートに並べて焼き、

あつあつをいただきます。

野菜を茹でたり絞ったりしていないので、中身はとてもジューシー、まわりはカリッ。

ハフハフ言いながらいただきます。

そうそう昨日はラー油の代わりに「食べるラー油」をつけて食べました。

これいけます!!


2012年8月11日
かわいいコロンバッグ


ミエさんにお願いしていたバッグが出来上がったというので、

行ってきました。

厚地で大柄の生地は私に選ばせてもらいましたが、

フフフ、期待通りの出来栄え!

アクセントにちょっとだけ青と赤のビーズ付き。

もちろん彼女らしく裏地は水玉でかわいく、

ポケットもたくさん付けてくれていました。

紐を絞って巾着に、緩めてバケツトートに、

どんな服でもどんな取り合わせでも似合いそうです。

目的の一つに赤ちゃんを抱けるようにということがあったけど、

肩掛けしてもぶら下げてもぴったりサイズの紐の長さで、

こちんとぶつけても危なくありません。

感謝感謝です。

シュシュをつくれば、と言って端切れをくれたけど、

厚地なのでシュシュには適さないと思い、

バッグに入れる小さい袋を二つ作りました。

ごめんねミエさん。

          「ミエさんの作品集」参照


巾着で


バケツで


2012年8月9日
おおむね満足


呼子に来た最大の目的はイカを食べること。

子供の頃、

父が釣ってきたばかりの真イカをそのまま食べていた私には、

どうしても東京のスーパーのイカを買うことが出来ず、

お寿司屋さんでもイカにはほとんど満足することが出来ません。

ちょっと困った人間です。

でも、以前博多港で食べたイカは郷里の海のイカと同じで、

美味しかった~!

呼子はそのイカの産地だということで、非常に楽しみにして来ました。

人気の「萬坊」の支店「ふく萬坊」に入り、コースを注文。

大皿からはみ出た大きなイカと小さなイカ(汗)のお造りで二人前。

名物のイカシュウマイとウニの炊き込みご飯も堪能しました。

コリコリ甘い懐かしい味のお刺身をあっという間に平らげたら、

残ったゲソは天ぷらにしてもらえます。

食べきれるかどうか不安なくらいの量だったけど、

ハハ、ペロッと食べちゃいました。

今回の旅行、猛暑だったり(覚悟していたけれども・・・)、

お天気が崩れたり、移動に時間がかかったり、

期待はずれの部分もあったりしたけれども、

美味しいものが食べられて、大好きな海の景色が見られて、

まあ満足できました。

最後に、半端ものの写真を何枚か。(v^-^v)

実物はもっと美味しそうでした(汗)

動いていました(驚)
イカの回転ジャングルジム(笑)
or
イカの干物製造機
唐津城キャラ「唐ワンくん」

同「舞ヅルくん」
門司港人気キャラ「バナナマン」

ちょい悪「バナナ・ブラック」


2012年8月8日
クジラ?に乗って


大手口から再び路線バスに乗り呼子に向かいます。

呼子港では、イカを食べる前に遊覧船に乗ることにし、

ちょうど出航間際だった「ジーラ」という海中展望船に乗りました。

よく見るとピンクのクジラのデザイン。

クジラ → クジーラ → ジーラ か?

以前に出雲や沖縄で乗ったことがあるグラスボートのように

船底がガラス張りになっているのだろうと思いましたが、

底ではなく横っ腹でした。

出航してしばらくは何の変化もなかったので甲板に出てみると、

暑い日差しの中で海の風が気持ち良く、最高の景色でした。

魚が遊泳するポイントに着いたのでしょうか、エンジンが止まりました。

船室の窓のすぐ外にたくさんの地味な魚たちがゆうゆうと泳いでいます。

最初は面白く眺めていましたが、

魚の種類も少なく、それ以上の変化もなく、退屈してきました。

まもなくエンジンがかかり、そのまま帰港。

2,100円は高いよ!

そうだ!事前のリサーチではもう一つの「イカ丸」、

洞窟めぐりの遊覧船の方がいいと考えていたんだった!!

ジーラの顔 ジーラの船室
ジーラの船室より ジーラの前方
ジーラのしっぽ ジーラの後方


2012年8月7日
翌日は唐津へ


時間がありません。

雨も降ってきました。

急いでバス停に向かいます。

そうして再び路線バスと高速バスを乗り継いで福岡へ戻り、夫と合流。

翌日は、天神からまた高速バスに乗り、今度は西の方へと向かいます。

唐津で市内観光をし、呼子に行ってイカを食べる予定です。

前日と違って真っ青な空が広がっています。

車窓から見える空と海と砂浜・・・と、なんだか懐かしい景色を楽しんだあと、

唐津駅前の大手口で下車。

とりあえず唐津城へ行ってみることにしました。

唐津城は舞鶴城とも呼ばれ、名前のとおり美しい城でしたが、

昭和になってから建てられたそうで、古さが全く感じられず、

これまで見て来た各地のお城に比べてかなり物足りなく思いました。

はっきり言ってお城には何の感動もありませんでしたが、

天守閣からの眺望は、それこそ筆舌に尽くしがたいほどすばらしいものでした。

外堀にかかる城内橋 唐津城天守閣
天守閣より西方向虹の松原を臨む 天守閣より北方向高島を臨む


2012年8月6日
建物アラカルト


確かにレトロな趣のある建物がたくさんあります。

本当はひとつひとつ中に入って見たかったのですがあまり時間がありません。

外側のみ撮った写真のいくつかをご紹介。

レトロな建物の中に、そうではないハイカラな高層ビル発見。

門司港レトロハイマートといって、なんとマンションだそうです。

いろいろ問題にされながら、1999年に完成したということでした。

てっぺんに乗っかっているのはヘリパッドで、

その下の最上階(31階)は展望室だそうです。

門司港ホテルはそれほど興味はありませんでしたが、

高級ホテルに似つかわしくない薄っぺらな建物が面白かったので載せてみます。

眺望を重視しているからなのかもしれません。

旧門司税関 国際友好記念図書館
門司港ホテル
民家の向こうに旧大阪商船の屋根 レトロハイマート



2012年8月4日
船だまりをぐるり


「関門橋を撮るならここ」と言われたところに立って見ました。

猛暑ではあるけれども、すこ~し灰色の雲がかかっています。

海の色も灰色がかったエメラルド色。

写真に撮ると完全に灰色(涙)。



遠くの「関門橋」を美しく撮ることはあきらめ、

近くの「ブルーウィングもじ」と呼ばれる跳ね橋に向かいます。

「恋人の聖地」認定というこの跳ね橋は、

歩行者専用で、1日に6回開閉するということでしたが、

残念ながらその瞬間に立ち会うことは出来ませんでした。

きれいなブルーのこの橋の形は何だか人間的に思われて、

開閉の時は「よっこらしょ!」とでも言いそうで、

何だかおかしくなりました。

橋の上からの景色はすばらしく、

写真に反映できないのが残念です。



跳ね橋の左手は外海、右手は第一船だまりになっていて、

遊覧船等が停泊しています。

下の写真は「旧門司三井倶楽部」の窓から見た第一船だまり。

この向こう岸に立って、ぐるりを数枚の写真に収めました。

右側の写真はそれらを順番につなげてパノラマ風にしたもの。

デコボコですみません。











2012年8月3日
ランチは名物を


一人ランチというのは少々躊躇しがちです。

普段はマックやミスド等ファストフードかファミレスですましていましたが、

この日は「旧門司三井倶楽部」の立派なレストランに入りました。

来る前から門司港名物の焼きカレーを食べることに決めていましたが、

あまりの暑さに、いつものようにお店を物色する余裕もなく、

一番先に見つけた「門司港焼きカレー公認店」の看板の建物に入ってしまいました。

世俗的な黄色い看板にそぐわない立派な建物の重い扉を押して入り、

案内カウンターの前を恐縮して通り過ぎ、

建物の1室であるレストランを覗き込んで「一人ですけどいいですか?」と聞くと、

「いらっしゃいませ。どうぞどうぞ。」と。

焼きカレーはシーフード焼きカレーセットのみだったけど、

瓦を模した器の中でチーズがジュージュー音を立てていて卵が乗っかっていて、

予想以上の美味しさに、一口でファンになりました。

スープ、サラダ、お漬物、コーヒー、デザートが付いて1,470円。

デザートに出て来たのはバナナゼリー。

なんで安価なバナナなの?と不思議だったけど、

ここ門司港はバナナの叩き売りの発祥の地だと後で知りました。

ランチに満足し、あらためて入場料80円(100円の20%引き)で館内を見せてもらいました。

この建物は三井物産のゲストハウスだったそうで、

アインシュタイン夫妻も宿泊したということで、

その部屋が資料館としてそのまま残されていました。

昨年神戸の異人館をたくさん見た目にはとても地味に映りましたが、

あの時はクリスマスの飾り付けで華やかだったからかもしれません。

なぜか林芙美子の資料館もありました。

彼女の一生は波乱万丈で、生誕の地も諸説あるけれども、

当時門司市小森江と言われていたところが正解らしいです。

ということで、数々の資料、それに書斎が再現されていました。

名物焼きカレー 名物?バナナゼリー
アインシュタインメモリアルルーム 林芙美子の書斎を再現



2012年8月2日
表札もレトロ


私の中にも昔々の駅の記憶はありますが、

ここまで古いのは知らない(当然ですわん)ので、むしろ新鮮に感じます。

これらの表札、昔の字体で、おそらく手書きですよね?

「自動券売機」は当時はなかったはずなので、

新しくレトロに仕上げたものでしょうか?

駅構内は散策するところがたくさんあって、撮影ポイントもものすごくありました。

それでもここだけで時間をつぶすわけには行かないので、

名残を惜しみながら港に向かうことにしました。

最後に正面広場からの写真を載せます。

歩くところより少し低くなっている広場の中心に、

地面から直接噴水が湧き出るようになっています。

時間や勢いがいろいろでおもしろかった。

おそらく規則性はあるのでしょうが・・・・・。

猛暑の中、子供たちが大喜びで水浴びをしていました。

私も仲間に入れて欲しかった(^^ゞ




2012年8月1日
まさしくレトロ


11時発の高速バスに乗り、小倉駅近くのバスセンター砂津まで1時間半。

小倉市内観光は時間的に無理だと判断し、

門司港行きの路線バスに乗り換え、約40分。

海をじっくり見る前に、コインロッカーを探して門司港駅へ。

大正3年建築とされる門司港駅の形の美しさとレトロさは想像以上でした。

ネオ・ルネッサンス様式の左右対称の駅舎は重要文化財に指定されているそうです。

驚いたのは、外観だけでなく駅舎内も昔のままだったこと。

昔の設備や備品がたくさん保存されていて、ほとんど現役でした。

古っぽさに加えて、傷や塗装の剥げもかえって魅力的に思えました。

この状態で使用しながら保存するのは並大抵のことではなかっただろうと推察します。

壊して新築する話しもあっただろうに、よくここまで、と感心しました。

それでも老朽化による痛みが激しいため、

今年の9月から2018年3月まで改修工事をすることが決まっているそうで、

この日来て良かったとつくづく思いました。

駅正面
改札口 プラットホーム(歩廊)
待合室の椅子 手洗い場(帰り水)



   





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