男の方は一生に一度は写真に興味を持つそうですね。
父もその例外ではなく、というか、
かなりのめりこんでいた時期がありました。
私が生まれた頃かそれ以後からかよく知りませんが、
物心ついた頃には右下の写真のカメラが家にありました。
父が、おそらくもっとも贅沢をしたのであろうこのカメラは、
アイレスフレックスの35ミリ二眼レフ。
これで父が撮った写真は、家族の記録だけでなく、
コンテストに応募して入選したり、
新聞に取り上げられたりしていたようです。
休日には職場の暗室で
現像から焼付けまで自分で行っていたので、
私も時々一緒に行って手伝った(?)ものです。
薬品の調合から自分でやっていて、
その酸の臭いは今もまだ覚えています。
その作業は私も結構好きで、
後に、大学の暗室で、
実験データの写真を
自分で処理したりすることに結びつきました。
実家にきれいな状態で残っていたそのカメラを
もらって来ました。、
頑丈で立派な皮のケースは触るとポロポロ崩れるので
残念ながら廃棄してしまいましたが・・・・・。
使わなくなって何十年も経っているので、
はたしてカメラとして使えるのかどうか分かりませんが、
大切に、サイドボードに飾っておこうと思います。
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重くてがっしり
カパッと開く
上部を覗いて、
被写体を見ます。
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