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最近あったこと







2013年12月31日
北陸旅行その12


またお天気が崩れてきました。

夫はさらに「九十九湾」辺りまで行きたかったようですが、

臆病者の私は不安でいっぱい。

早めに能登空港に向かうことにしました。

正解でした。

空港に近づくにつれ、雨から霙、さらに雪に変わって行きます。、

レンタカーをガソリン満タン返しするために

空港近くのガソリンスタンドを探してうろうろする頃には

とうとう積もり始めていました。

今年初めての雪景色に見送られて北陸に別れを告げました。

長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございます。

たかが2泊3日の国内旅行のことをこれだけ長々と書いてしまったのは、

それだけ波乱万丈で興味深い旅行になったからです。

とんでもない季節の非常におもしろい旅行になりました。

いずれ写真を整理して別ページに載せるつもりです。

今日は大晦日。

良いお年を!



2013年12月24日
北陸旅行その11


国道249号を走り続ければ目的地に行けるはずでしたが、

途中工事中で通行止め。

ナビを頼りに別のルートを行くことにしましたが、

それがとんでもない山道。

対向車が来ないことを祈りながらの緊張ドライブです。

祈りが通じたのか、南側の海岸「飯田湾」に出るまで

1台の対向車にも出くわすことはありませんでした。

こんな時期のこんなお天気に、

こんな山の中を走る車はいないということなのでしょう。

それにしても、能登半島の北側と南側の海の違いには驚きました。

さっきまであんなに荒れ狂っていた海だったのに

飯田湾の空は雲の合間に青空、

海はといえば、うそのように凪です。

のどかな海岸に沿って国道249号を走り、

「見附島」で降りてみることにしました。

正確には見附島が見える海岸ですが・・・・・。

別名「軍艦島」。

なるほど。


見附島(軍艦島)



2013年12月23日
北陸旅行その10


また北陸旅行のお話に戻ります。

旅行の目的のひとつに、

「輪島の朝市」の見学及びショッピングがありましたが、

翌朝行ってみたら、

点々とまばらに露天があるだけで、拍子抜けしました。

悪天候だからしかたがありませんね。

おばあさん達の露天では品数も少なかったので、

気が引けながらも、建物のあるお店で買い物をしました。

吹雪いてきました。

暖かいコーヒーを飲んで温まったところで、

早々に出発することにします。

国道249号を東に向かい、、

半島の突端の手前を南下して「珠洲」から「恋路海岸」へのルートを

夫は考えていたようです。

お天気は雨時々みぞれ一時曇り。

途中、平家の落ち武者の家という「時国家」を見学しましたが、

あとはひたすら走りました。

冬の能登の風物詩「波の花」が道路にまで降ってきて、

その中を車は走ります。

これはめったに出来ない体験で、

この時期に来て良かったと思った唯一の出来事でした。


手前の茶っぽい
洗濯の泡のようなものが
波の花



2013年12月17日
島根の海でも


11、12、13と全国的に天候不安定な頃、

飛行機で帰省してきました。

萩・石見空港から実家のある浜田までの海岸線。

山陰の荒海が続きます。

先日能登の尋常ではない荒海を見てきたばかりですが、

こちらもかなりの荒れ模様でした。

海のそばに住んでいる人たちは

毎年毎年厳しい冬を過ごしているのだなぁと改めて思います。

両親のお墓の近くに「鈴蘭別館」という料亭があります。

昔よく海水浴をした海岸に面し、

父が現役の頃しょっちゅう使っていたと聞いているその料亭で、

能登の旅館では少ししか味わえなかったカニを

兄がたらふくご馳走してくれました。

カニ刺身、カニ陶板焼き、カニから揚げ、ゆでカニ、カニすき、カニ雑炊。

カニづくしの贅沢三昧♪

めったに食べることのないカニのお刺身の甘さ、

カニミソの新鮮さ、

どれもこれも美味しくて、おなかいっぱいになりました。

ごっちゃんでした~。

福井は越前ガニで有名ですが、

実は島根県も松葉ガニで有名なのです。



ゆでカニ



カニすき




2013年12月10日
北陸旅行その9


旅館での夕食の前に、

昼間行った白米の千枚田のライトアップを見に、

雨の中また車を走らせました。

「あぜのきらめき」と名付けられたこの冬季のみのイルミネーションは、

太陽光とペットボトルとLEDを使った自然に優しいシステムになっていて、

太陽光発電LEDの最大のディスプレイとして

昨年ギネス世界記録に認定されたそうです。

想像したよりも規模が小さく感じたので、ちょっと驚きでした。

手作業でこれだけの準備をするのは大変なことだったのだろうと、

心を入れ替えて鑑賞させてもらいました。

残念ながら、私のコンパクトデジカメでは写真を撮るのは無理でしたが・・・・・。

いずれ、他からいただいた物を別ーページで載せたいと思います。

それにしても寒い。

時折激しい雨も降ってきます。

あぜの中を散策するのはあきらめて早々に帰途につくことにしました。

旅館までは18キロくらいの距離だったと思いますが、

幅の広くない田舎の海辺の道です。

ガードレールも不完全で、街灯がほとんどなく、くねくねカーブの連続で、

雨のため前が良く見えません。

地元の人なら大した難所とは思わないでしょうが、

夫はかなり緊張して運転していたようです。

昼間に1度実踏していなかったらもっと大変だったでしょう。

お疲れ様でした。


2013年12月9日
北陸旅行その8


2泊目は「輪島温泉八汐」。

「袖ヶ浜」という海水浴場に面した高台にあり、

客室の大きな窓いっぱいに海が広がります。

西側なので、お天気がよければ、

きっとすばらしい夕日が見られたことでしょうに、

この日は夕日どころか、

波の音、雨の音、風の音、雷の音に

ほとんど一晩中悩まされることになります。

お部屋は広くて清潔で、まずまずでした。

なぜか洗面台に洗面器が2つ付いていました。

食事は個別に仕切られたお食事処で、

期待通り海の幸を堪能出来ました。

カニ料理は不思議に1品だけでしたが、

迫力のある鯛の姿作りがあったし、

鯛しゃぶがすごく美味しくて幸せでした。

実はその日は私の誕生日。

鯛づくしのご馳走はタイムリーでしたね。

そうそう、旅館から誕生日プレゼントをいただきました。

サプライズだったので嬉しかったです。

輪島塗の夫婦箸。

今使っています。


旅館の窓から



夕食の一部



2013年12月7日
北陸旅行その7


「のと里山海道」は、金沢から能登空港までの、

その名のとおり、海岸と里山を走るのどかな自動車専用道路です。

観光シーズンならば混雑するかもしれませんが、

シーズンオフでお天気が悪くしかも平日。

快適に飛ばします。

途中、波打ち際の砂浜が自然に硬く固まっていて、

車で走れるという「千里浜」のドライブコースを走る予定でしたが、

強風のため通行不可ということでした。

写真でもと思い降りてみましたが、

冷たい強風に驚かされて早々に退散。

雨もひどくなってきたので、

早めに次の宿泊地輪島に向かうことにします。

松本清張の「ゼロの焦点」の舞台になったという

「ヤセの断崖」も見たかったのですがあきらめました。

途中でランチして、

輪島に着いたのは2時頃だったでしょうか。

チェックインは早すぎるだろうということで、

「白米の千枚田」に向かいます。

「道の駅千枚田ポケットパーク」に駐車して昼間の千枚田を撮影。

夜のライトアップを見るのが目的なので、

その前の状況も見ておこうというわけです。

荒海に突き出した幾何学模様が不思議な雰囲気です。

突然豪雨が襲ってきました。

輪島市内に戻り、「輪島温泉」に向かいます。


千枚田
ポケットパークから
見下ろしたところ



アップしてみます



2013年12月6日
北陸旅行その6


ホテルはお城の西側にあり、

先にお話しした兼六園、3ヶ所の茶屋街、近江町市場、香林坊にも

歩いて行ける距離でした。

1日目にいっぱい歩いて疲れていましたが、

2日目もチェックアウトの前にお散歩です。

ホテルの目の前に変わった神社がありました。

前田利家とお松の方が祀られている「尾山神社」です。

和漢洋折衷の門構えにしめ縄が張られています。

境内の建物はほとんどが和風ですが、

ところどころにある洋風なもの(?)が違和感ありません。

尾山神社の境内を抜けたところに「金沢城公園」があります。

天守閣はありませんが、

石垣が立派で、何層にも重なって興味深いものでした。

城跡を散策した後は繁華街の香林坊を回り、

「長町の武家屋敷跡」を歩いてホテルに戻りました。

11時チェックアウト。

これから「のと里山海道」を通って輪島に向かいます。


尾山神社神門



やっと見つけた
金沢城の
みごとな紅葉



香林坊の
ショッピングビルにて



2013年12月5日
北陸旅行その5


今回の旅行で残念だったことのひとつに、

茶屋街を十分見ることが出来なかったことが挙げられます。

金沢市内には3ヶ所の茶屋街があり、

おしゃれなカフェや小物のお店などを覗いて回るのを

楽しみにしていました。

ホテルに車と荷物を置いて、

地図を見ながら歩いて向かいましたが、

「ひがし茶屋街」に着いたのがすでに4時を過ぎていて、

「志摩」や「懐華楼」といったお茶屋の見学も出来ず、

カフェも閉まっていて、お店も少ししか開いていませんでした。

写真も暗くてうまく撮れずがっかりです。

「にし茶屋街」にも「主計町茶屋街」にも行けず、

すっかり日が暮れてしまいました。

でも、ぶらりと入った「箔座ひかり蔵」というお店で、

金箔貼りの蔵を見学したり、

金箔貼りのアクセを見たりしたのだけは楽しかったです。

夜になり、バスでホテル近くの「香林坊」まで戻り、

そこからまた「近江町市場」まで歩いてお寿司屋さんで夕食。

そうして第一日目が終了しました。


ひがし茶屋街
メインストリート



2013年12月4日
北陸旅行その4


寒さよけに入ったお店で海鮮丼を美味しくいただいた後、

北陸自動車道を後戻りし、金沢に向かいます。

まずは「兼六園」。

るるぶで調べた大駐車場「兼六駐車場」の名前を

ナビに入力したのだけれども、

兼六園を目の前にしながら細い道をくねくね走らされ、

着いた先は確かに「兼六駐車場」・・・だけれども駐車台数数台。

県営と私営の違いだということが分かり、

そこから脱出することまたくねくね。

何とか兼六園に入園できたのは2時近くになっていました。

宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の

六勝を備えているということから名付けられた兼六園。

(それらの意味はWebで!)

日本三名園のひとつである兼六園。

想像以上に広くてきれいで風情があってすばらしいお庭でした。

ゆっくりしたかったのですが、曇り時々雨で、

写真の写りもわるいし、雨宿りする場所もほとんどなく、

1時間くらい散策し、いったんホテルに向かうことにしました。


霞ヶ池とことじ灯篭



雪吊り松



2013年12月3日
北陸旅行その3


運転は夫、ナビ操作は私。

約1時間後、何とか無事に東尋坊到着。

お天気は雨模様から晴れに転じていましたが、

風が強く、日本海の荒波が尋常ではありません。

私の郷里も日本海岸で、

冬のどんよりした空と荒波は見慣れていたはずですが、

これほどの荒波は、台風の時以外見たことがありませんでした。

地元の人は「昨日よりはましだねぇ」と軽く言っていましたが・・・。

東尋坊の断崖絶壁には柵がありません。

私は強風で真っ直ぐ歩くことが出来ないのに、

夫は一眼レフを持ってどんどん海の方へ近づいて行きます。

他の観光客はずっと手前の崖の上で止まっているのに・・・・・。

時折しぶきが飛んで来るので、カメラも心配です。

「一人で帰るのは嫌だからもうカムバック!」と叫んでいました。


東尋坊
あぶない!
高波が!



2013年12月2日
北陸旅行その2


羽田発8時15分の飛行機に乗り、

9時20分石川県の「小松空港」に降り立ちます。

そこで迎えてくれたのが福井から来たという恐竜博士。

敬意を表してまずは福井に向かうことにします。

といっても、「東尋坊」まで。

不安定なお天気なので、

あまり欲張ったまわり方はやめておこうというわけです。

空港からはレンタカーを予約していたのですが、

トヨタレンタカーのお客さんの多さに驚きました。

観光だけでなく、ビジネスにも使われるようです。

交通の便の悪いところならではの現象だと思われます。

さて、私達の車はトヨタPASSO。

Sサイズでかまわないと言ってはいたのですが、

ハハ、やはり小さい。

乗り慣れている我が家の車と

あまりにも様子が違うのに戸惑いながらも、しゅっぱ~つ!

初心者マークを付けたいくらいの危なっかしい運転で、

北陸自動車道に乗ります。



福井県立恐竜博物館の
恐竜博士



旅の友
PASSO



2013年12月1日
北陸旅行その1


師走ですね。

東京は、夜はめっきり冷え込んできましたが、

晴れた昼間は暖かいぽかぽか陽気です。

能登半島で、一足先に本当の冬を体感してきました。

11月26日から2泊3日で、

東尋坊、金沢、能登半島半周の旅行です。

前の夜から朝方にかけて東京は嵐でしたが、

早朝に家を出る頃には雨もすっかり上がって、

飛行機で澄んだ空に上ると、

富士山がこれまで見たこともないくらいはっきりきれいに見えました。

けれども旅行先の天気予報は芳しくなく、

実際、雨と風と雪に悩まされることになりました。


羽田空港
第2ターミナルビル
ねんりん家カフェにて
朝食



飛行機の窓より
富士山




   





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