六甲でゴルフ中の夫との
京都駅での待ち合わせ時刻は夕方。
映画村でどんなにゆっくりしても、
そんなに時間を費やせるわけでもなく、
嵐電に乗り、嵐山に行ってみることにしました。
嵐山も何度も訪れたことがあり、
かなりの距離を散策したこともある場所です。
今回は一人でお寺も何だかさびしいので、
メインストリートを歩いてみました。
前日の公園3時間散策。
映画村でのブラブラ。
足が悲鳴をあげ始めています。
暑い日です。
喉が渇いてしかたがなく、
気の利いたカフェでお茶がしたいと。
でも、そういったカフェはどこも満席。
ふと気になったオルゴール博物館に入ってみたところ、
カフェコーナーがあったので座ってしまいました。
クラシックで立派なオルゴールやピアノに囲まれた
素敵な調度品のテーブルと椅子席なのに、
私一人しかいません。
毎正時にオルゴール演奏があるというのですが、
時刻は中途半端な3時15分。
残念がる私に、「ちょっと聞いて来ます。」とウエイトレスさん。
その後責任者のような方が現れて、
「3時半に演奏しましょう。」
「え~?私一人のために?」
「良いですよ。」
オルゴールのジュークボックス2台で演奏してくれた上に、
自動演奏ピアノ(なんとスタンウェイ)の演奏まで
聴かせてもらいました。
しかも詳しい説明付きで。
2曲は私も知っている
ワーグナーのさちあれ芸術の館とショパンのワルツ。
あと1曲の不思議な雰囲気の曲名が
分からなかったので聞いてみたら、
「ゲイシャ」というのだそうな。
パリ博で展示された有田や伊万里からのイメージで
どこかの国の人が作曲したものだとか
特別美味しいコーヒー&ケーキとアイスの盛り合わせを
いただきながら、
すごく贅沢な時を過ごさせてもらった気がします。
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クラウンさんが
手回しオルガンで
出迎えてくれました。
3台のディスクオルゴール
両側の2台の
演奏が聴けました。
嵐山アラカルトと
美味しいコーヒー
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