宿泊は岩手県の「雫石高倉温泉」「雫石プリンスホテル」。
スキー場のすぐそばにある大きなリゾートホテルで、
客室もビッフェ形式の食事も、普通に良かったです。
お風呂は広い露天風呂1つで、
普通に気持ちの良い温泉でした。
普通でなくてびっくりしたのは、
露天風呂に外の池が接していて、
大きな鯉が並んでこちらを見ていたこと。
温泉の湯面と池の水面がほとんど一体化しているようで、
こんばんはと言って鯉が飛び込んで来そうでした。
翌日は青森に向かいます。
夫が楽しみにしていた「奥入瀬」と「十和田湖」です。
しかしながら、予報どおり、朝から雨。
奥入瀬の紅葉はすでに終わり。
十和田湖畔は寒くて寒くて・・・。
バスは奥入瀬渓流の途中「石ヶ戸」で一度止まり、
しばらく自由行動。
「石ヶ戸」は「いしけど」と読み、
石で出来た小屋という意味だそうです。
カツラの木が盛大に絡まっている岩があって、
それが石造りの小屋のように見えるからとか。
そのあと十和田湖方向へ7キロくらい移動して、
そこから「銚子大滝」までガイドさんを先頭に歩きます。
幸い雨は小雨で、傘は無くてもすみそう。
「白糸の滝」、「不老の滝」、「九段の滝」と、
遊歩道の左右にある滝見物をしながらの行軍です。
紅葉は終わり、木々が葉を落として寂しい景色だけど、
そのおかげで滝群がよく見えるということでした。
奥入瀬渓流本流には滝は1つしかなく、
「銚子大滝」というその滝は、
「魚止めの滝」とも呼ばれ、
十和田湖へ魚が泳いで行くのを妨げているのだそうです。
約1.5キロの私達の行軍はこの滝で終わり。
夫はとても残念そうでした。
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石の小屋に
女盗賊が住んでいたという
「石ヶ戸」。
川は緩急様々な
表情を見せてくれます。
同じく石ヶ戸。
上の緩に対して
こちらは急。
遊歩道の両側にある
たくさんの滝から
「九段の滝」。
階段状の岩肌を
水が滑り落ちています。
残り少ない紅葉。
2度の台風で
例年より早く
落ちてしまったのだとか。
銚子大滝
高さ7メートル、
幅20メートル。
水量の多い
ぶっとい滝です。
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