今の住宅地が誕生して34年。
第一期住民として引っ越して来てから数年は、
子供がたくさんいて、親世代もまだ若く、賑やかな町でした。
子供達の多くが巣立ち、親世代が高齢化し、
家の持ち主が変わったり、更地が出来たりし、
ご近所とのお付き合いもずいぶん減ってきました。
最初に夫達が立ち上げた自治会の役員を、
今年3回目ですが引き受けることになりました。
最初は出来るだけスリムにと考えて活動してきたはずですが
成熟した街になるに伴い、しだいに手を拡げざるを得なくなったようで、
引き継いだ膨大な量の資料を前に夫は呆然としておりました。
よりにもよって代表になってしまったため、
全体の把握のために何日も格闘しておりました。
何とか夫も他の役員の皆さんもスムーズにお仕事出来るようにはなったのですが、
問題は次から次へと起こります。
数日前には回覧板が滞る事態の解明に奔走。
一人暮らしの男性が入院されたからだということが分かりました。
70歳くらいで病院通いをしていることしか知らず、
電話の登録もなく、インターホン鳴らしても出ず、
両隣の家の方々も何も知らず、
一時は最悪の事態も頭をかすめました。
昔お向かいの家と交流されていたのを見聞きしていたことを思い出し、
そのお家に行ってお話ししてやっと状況が分かった次第。
時間も頭も気も使い、事務的な作業が多く、
決して得意ではないお役目を引き受けてしまったわが夫。
手伝うから、1年頑張りましょう。
|
|